サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
wegottadigitupsomehow.hatenablog.com
その名も「ザ・スーパーリーグ」(以下TSL)である。「ザ」て。 「ヨーロピアン」をつけないところに、俺たちの客は中国と中東・アフリカだが?という意気込みをビンビンに感じる。 www.nikkei.com 日曜深夜の宣言初日こそサッカー界に激震をもたらしたTSLだったが、その後いつまで経っても記者会見もオフィシャルウェブサイトもデモムービーも出てこず、意思決定を下したはずの各クラブの経営陣は雲隠れという異様な手際の悪さで加速度的に状況が悪化。 辛うじて月曜深夜に首魁の一人フロレンティーノ・ペレスが地元トークショーに出てみたものの時既に遅し、火曜午後の段階で 英国を中心にファンの抗議行動が勃発、 プレミアのTSL参加組の選手が断固反対で一致妥結、 大御所監督陣からも総スカン、 さらにボリスにウィリアム王子まで前のめりで反対派へのサポートを表明 というブリテン4連パンチを叩き込まれ、イングランド
トッテナム:3階建てのベイル御殿 リヴァプール:再編成に影を落とすX構造 チェルシー:柱が見つかるか? アーセナル:体制に筋を通そう マンチェスター・ユナイテッド:改善の余地は大きい マンチェスター・シティ:一見バランスは良くても 「素人は移籍金を見るが、プロは給与を見る」。皆さんご存知、かのマザー・テレサの名言ですね。 Embed from Getty Images ということで、各クラブが誰にどのくらい払ってるのか、払っただけの働きはさせられてるのかということを考えたい。プロじゃないけど。どうするかというと、出場分数と給与を下のようにプロットしてみるのだ。 イメージ図 その前に、一旦全体感を確認したい。 source: SPORTAC まずマンUが飛び抜けていて、それ以外は(トッテナムを除くと)かなり似たりよったりだということがわかる。 これは結構エライことで、リヴァプールやシティとア
ウォルヴァーハンプトン ○3-1(A) 気になった人 ダニエル・ポデンセ レスター・シティ ●2-5(H) 気になった人 チャーラル・ソユンジュ リーズ・ユナイテッド △1-1(A) 気になった人 カルヴィン・フィリップス アーセナル ○1-0(H) 気になった人 ウィリアン ウェストハム・ユナイテッド △1-1(A) 気になった人 マイケル・アントニオ シェフィールド・ユナイテッド ○1-0(A) 気になった人 エンダ・スティーヴンズ&クリス・バシャム リヴァプール △1-1(H) 気になった人 チアゴ・アルカンタラ トッテナム ●2-0(A) 気になった人 ピエール=エミール・ホイビェア バーンリー ○5-0(H) 気になった人 チャーリー・テイラー フラム ○2-0(H) 気になった人 トーシン・アダラバイヨ マンU △0-0(A) 気になった人 ルーク・ショウ WBA △1-1(H
プロの投資家がクラブを欲しがるようになっている 彼らは投資リターンを高めるために、欧州サッカーの枠組み自体を変えようとしていく アイデンティティが揺らいだ反動で、各クラブの「本物っぽさ」を語るためのストーリーメイキングに金が使われるようになる サッカーファンは自分がどっちに行ってほしいか、自分の意見を持っといた方が良いのでは Footballistaの10月号で、サッカージャーナリストの片野道郎さんと、ミランファンでFFPに詳しいSchumpeter氏と対談をさせて頂いた。雑誌に収録された対談を見直してみると、何を言いたいんだかイマイチよくわからねえなこのおじさんはって感じで、大いに自分の発言を反省したところです。対談って難しいね。Podcastで人気出てる人とかすごいよな。 www.footballista.jp まあとにかく。この号の発売からこの年末までのわずか数ヶ月の間にも、サッカー
現在の症状 プレスがあんまりかからない チャンスが作れない カウンターができない 個人技でゴリ押し 在りし日のシティ 即時奪還ができた 高速カウンターがあった 延々と二択デスゲームができた なぜこうなった? 「なぜ4-2-3-1なんだハゲ」問題 仮説①)ロドリが遅すぎる 仮説②)DFラインが相手FWに勝てない 仮説③)ダビ・シルバの代わりがいない 仮説④)相手が単純に慣れた 解決できるのか 検証したい。したくない? 今日はマンチェスター・シティが今どういう状態なのか、そこそこ弱くなってしまったのはどうしてなのかということについて話をしたいと思います。 問題と言っても、ピッチ内の話です。私は普段、ピッチ内の話については語る気があまりないのですが、先日『サムライブルーの勝利と敗北』の著者である五百蔵 容さんのYoutubeにてシティvsリヴァプールの試合が取り上げられまして、その際にシティの現
私が選手名鑑を書くとき、私は自分が読みたい文章を書いている。それが目的。 選手名鑑というのはかなりフォーマット化されていて、プレースタイルと、去年の調子と、ちょっと笑える(と書き手が信じる)アネクドートと、ネットジャーゴンを混ぜてぐるぐるっとするとできる。当然文章とか、ネタの選び方に個人の好みがあって、なかなか自分の好みに合うものがないので自分で書いてたんだけど、最近いろんな方が素晴らしいシティの名鑑を書かれるようになって、もう自分で書くことはないなと思うようになった。 ただ、各選手に感じている現時点での感慨を書き留めておくことには意味はあるだろうから、今年はそれを書く。 GK エデルソン・モライス 足元が上手すぎるとショットストッピングについて過小評価されるという好例。飛び出しが中途半端になりがちだという点を除けば、最高級のGK。でも最近パンチングが怪しくなったり、少しずつガタが来ている
泥棒がたまたま火事場にいるんじゃない、火事場が泥棒を引き寄せるんだ。 リヴァプールのオーナーであるジョン・W・ヘンリー、マンUのオーナーであるグレイザー家、そしてEFL会長のリック・パリーが提案したプロジェクト・ビッグピクチャーのおかげで、日曜から大騒ぎになっている。 提案の内容は、こちらに詳しい。 www.telegraph.co.uk ただテレグラフは英語だし、ペイウォールがあるんですよね。日本語でまとめたもの、そして再編案の当事者であるEFL(2部~4部リーグ)の現状をまとめた資料としては、下記が詳しい。 japanesethe72.blogspot.com 想定される金銭的なインパクト この案が通ったら(通らなかったが)、果たして実際どの程度の影響があったのだろうか。不確定要素もあるが、さくっと「Back-of-envelope」な計算をしてみたい。金額は18/19シーズンのものを
前提事項 結論 詳細 本件の論点 2014年の和解合意の影響について 時効について 参考資料 漏洩メール1号(CAS評決文210.) 漏洩メール3号 漏洩メール6号 資本注入があったのかについて 漏洩メール6号に記載された、分割払いの件 証人喚問: 会計上のエビデンスについて 資本注入があったかどうかに関する結論について MCFCのCFCB調査への非協力に基づく不利益推論について MCFCはCFCB調査に協力しなかったかについて 提出されなかった資料 最終的にCASに提出された資料 感想) 前提事項 ※用語 パネル:3人の弁護士から構成される評議会 CFCB:UEFAの独立審議機関 MCFC:マンチェスター・シティ ADUG:アブダビ・ユナイテッド・グループ(シティの大株主) HHSM:シェイク・マンスール(シティのオーナー) エティハド:エティハド航空 以下、「xxx.」 という形で数字
う~I just wanna make you happy あーもう! じゃないわ。すみません間違えました。 前文 Stefan氏の問題提起: UEFAの立場から見て、この件でCityを出場停止とするには大きなハードルが2つ(時効と、和解合意の存在)がある まず事実確認 そもそも何の疑いが掛けられているのか そしてどんな決定が下ったのか;UEFAクラブ財務管理機関の審査機関の決定 過去にシティが下された処分 2014年の和解合意 2017年のリリースレター それらを踏まえて、Stefan氏の見解を再確認 論点①:証拠がハッキングで取得されたものだから撤回されたのか 論点②:「時効引き伸ばし問題」はあり得たのか 論点③:時効でない期間の疑惑は追求できるのか 論点④:なぜ罰金があるのか。「非協力的だった」というのはどういう意味か 論点⑤:FFP自体の正当性を訴えると脅したのか 関連する報道 -
むやみに多い登録人数、聞いたことのない若手、謎のギリシャ人。そういう、完全にしっちゃかめっちゃかになってしまったチーム編成が、たしかにこの世には存在する。今回はしっちゃかめっちゃか編成愛好家の私が、皆さんを世界のしっちゃかめっちゃか編成を巡る旅にご案内したい。 2005/06 ポーツマス とはいえ、「しっちゃかめっちゃか」とはどんな状態を指すのか分からない方のために、しっちゃかめっちゃか編成界の巨人、ポーツマスを例にしていくつかの特徴を挙げてみたい。今を遡ること15年前、かろうじて2部降格を免れたときのポーツマスである。ちなみに、伝わる人にはこの編成表の時点で伝わると思う。 (出典:Wikipedia, 下段はシーズン途中放出) 1) 多すぎる シーズン終了時だけで1軍が30人、しかもシーズンの途中で監督交代を経て約10人ほど選手を放出しているので、1軍だけで40人使ったことになる。 1チ
まとめ なぜ?:①アブダビ関連企業からのスポンサー契約をバックデートして締結し、2012/13シーズンに(ブレイクイーブンルールに抵触する水準の)損失が発生しないようにした疑い。②更に遡って、2010年の契約で、アブダビ関連企業からの契約のうち、額面の大半をオーナーの会社から支払い、売上計上した。つまり、スポンサーフィーを過大に計上した疑い。 それでどうなった?:2020年2月14日、UEFAが2年間の欧州コンペティション出場停止と罰金を発表 UEFAは知ってた?:これが大事なところで、UEFAはFootball Leaksが暴露するまで知らなかったのではないかと思われる。当然えらいこっちゃだ。(調査に入るときに、UEFAは「新事実が出てきたので」というようなことを仄めかしている。) この話いつ出てきた?:2018年11月。Football Leaksのリークに端を発する、Der Spie
色々ありましたね2010年代。リーガ・エスパニョーラとの売上高の差は今や2,400億円。プレミアリーグにとっては、サッカー観戦市場のグローバル化がもたらす恩恵を最大限に受けた10年間であった。 欧州5大リーグの売上高推移(百万ユーロ) さて、10年間の間にビッグ6にも色々あった。というか、トッテナムとシティが台頭してビッグ6という枠組みが成立したのがちょうど10年前の2009/10シーズンだ。この10年間にサッカーもビジネス化したとか、資本主義の論理で動くようになったとか色々いわれるようになった。まあ要するに市場として成長したのだが、そのおかげでビジネスっぽい視点からサッカーを見るのもちょっと流行りになっている。例えば片野道郎さんがNewspicksにこういうコラムを載せたりとか。よっていつものことではあるが、ビジネスっぽい目線に立ちながら、プレミアトップ6の2010年代を振り返ってみたい
板倉滉、衝撃のマンチェスター・シティ移籍。 と、呼び捨てにしてはみたが、正直に言えば名前すら知らなかった。ただ、この動画を見る限り期待の持てそうな選手ではある。この弾道。パッと見でわかる「この人はプロなんだな」感。サッカーをやっているからには、一度でいいからあんな弾道蹴ってみたいではないか。期待は募るところである。 フロンターレからマンCに完全移籍して話題となっている板倉滉。 年末年始は私の母校桐蔭学園で自主練。 昨シーズンはCBを担っていたが、止める蹴るは一級品。シュート練習でもスコスコやられてしまいました。(笑) 186cmという身長にこの技術は、バケモンですよ😂 pic.twitter.com/9TYbQbN1Oc — 藤川 誠人/Seito Fujikawa (@toin01311) January 14, 2019 ところで、彼の移籍はマンチェスター・シティ(以下シティ)的には
※「タイトル、地政学じゃなくて国際関係じゃね」ってコメントがついていて、確かにと思いました。タイトルおかしいね。私、Political ScienceのBAのはずなのに・・・→情けなかったのでタイトル変えました。 サウジ、孫正義、クラブW杯、マンチェスター・ユナイテッド マンチェスター・ユナイテッドに40億£もの買収案を持ちかけていると噂されるのは、誰あろうムハンマド・ビン・サルマーン、自国のジャーナリスト、ジャマル・カショギをイスタンブルの領事館で生きながらにして惨殺させたとの噂喧しき男である。 Crown Prince Mohammad bin Salman is preparing a sensational £4billion bid to buy Manchester United.The oil-rich Saudi Arabian – worth a staggering £
MF 18 フェイビアン・デルフ Fabian DELPH*** 左利きの守備的MF。シティに加入して2年、去年の夏まではさっぱり存在感がなかったが、メンディ不在で左サイドバックにコンバートされ、一気にレギュラー格まで昇格した。 もともとキープ力には定評があったが、中央に絞ってきて組み立てに絡むというシティのSB特有の役割が能力にハマっており、大概のプレスは剥がせてしまう。ボケっとした顔の割に、声が低かったり、売られた喧嘩は買うタイプだったりして、意外と怖い。 25 フェルナンジーニョ FERNANDINHO 安心安全、潰しもできればパスも捌ける上、ドリブルで持ち上がったり裏に抜け出したり、更には空中戦も強いという万能ボランチ。表情を変えずに小汚いファウルを犯すところはサイコパス感があってよろしい。 昨年はアンカーとして不動の地位を築いた。W杯ブラジル大会では1-7の惨殺時に致命的なミスを
W杯どうでしたか。楽しかったですか。私は全く見れませんでしたが。とは言え、会社に海外サッカーファンが思いの外多いこともわかったし、その殆どがマンチェスター・シティについてよく知らないということもよくわかった。強いとか何とか言うことは聞いているが、というくらい。 そういったわけで、今回のプレビューは”シティをよく知らない人”向けに書いてみたいと思う。年に3回も選手名鑑(プレビュー、中間レビュー、シーズンレビュー)を書いていると少々飽きが来るものだし、ポジション、年齢、経歴、チームでの立ち位置を改めて確認してみるというのも悪くないではないか。 本社 マンスール・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン MANSOUR bin Zayed Al Nahyan オーナー。シティを買収したアブダビ・ユナイテッド・グループのオーナーで、現UAE大統領の異母弟。金は出すけど口は出さない。弱点は最近指摘されている
―はい、では皆様お揃いになられましたので、始めたいと思います。ご案内の通り、来月にはロシアワールドカップが始まるわけですけれども、それに際しまして、カタカナ表記についての統一方針を固めるということで、本日の会議で決定致しました案を、来週頭に約会にかけまして、正式決定となります。 お手持ちの資料の2ページ目に前提となるルールを記載しております。ご案内かとは思いますが、改めて確認させて頂きます。えー、まず1つ目が、「現地語の発音をなるべく尊重したもの」です。本日アイスランド語部会になりますので、デンマーク語、あるいはノルウェー語、スウェーデン語等とも相当の違いがございますので、そちらにご留意頂きたいと思います。 2つ目が、「通俗的な日本語表記に一定の配慮を払ったもの」でございます。こちらは1つ目とやや矛盾するように思われるところですが、例を挙げますと、「マイケル」としてほとんど日本語的に定着し
承前。 www.footballista.jp 古代。そこには混沌があった。 山々は火を噴き、恐竜たちが原野を闊歩し、アクセンチュアは世界選抜vs日韓選抜なる謎の親善試合をスポンサードしていた。 youtu.be その頃海外サッカー同好の士が集っていたのが、最大手のウイニングイレブンファンサイト、WE HOLICであった。人々は日韓W杯で日本と戦うロシアのエース、Yegor Titovをどう表記すべきかについて、果てなき論争を繰り広げていた。「チトフ」「いや、ティトフ」「ていうか、イェゴールだよね(笑)」「いや、イ”ー”ゴリと聞きましたよ?」。それはさながら、己の排泄物を投げ合う類人猿であった。 やがてその中にも、モノリスに触れて知恵を持つものが現れた。彼らは言った―「カタカナ表記で外国語を正確に表すのは無理であり、伝わりすれば何でもよいのである」。ある意味では正論ではあり、糞の雪合戦は一
そんなに使って大丈夫か。 という指摘が、この夏のマンチェスター・シティに寄せられている主な指摘の一つであるが、それも致し方あるまい。何せひと夏で£200m使ったのは、プレミアリーグ(以下EPL)のクラブでは史上初である。一部で報道された「2009年のレアル・マドリーを更新して史上最高額」というのは実はまだなのだが、この後何とかッペを買ったりしたら、まあ間違いなく更新するわな。 実際のところ、シティの財務状況はどうなのか。財務というからには、損益計算書(以下P/L)に載っている売上と利益だけでなく、貸借対照表(以下B/S)とキャッシュフロー計算書(以下C/S)にも焦点を当てる必要がある。実際、最近のEPL上位クラブはどこも景気が良すぎて、B/SとC/Fを見ない限り、面白い差異もない。 結論としては、数字から見れば、シティは世界でも上位の安定したポジションに(つい最近だが)到達している。石油王
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『We gotta put it out somehow, yeah, yeah』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く