映画『国宝』が大ヒットしています。 なぜ、李相日監督の映画に 多くの人が心をつかまれるのでしょうか。 『悪人』から『怒り』、そして『国宝』。 吉田修一さん原作の三作をつなげて見ていくと、 監督がこれまでに積み上げてきた 映画表現のひとつのかたちが浮かんできます。 説明しない。だけど、伝わる。 李相日監督と糸井重里の18年ぶりの対談です。 あらゆるクリエイティブのヒントにしてください。 ※この対談では、映画『国宝』の他、 映画『悪人』と映画『怒り』について、 物語の内容に関する話が出てきます。 まだ作品をご覧になっていない方はご注意ください。 >李相日さんのプロフィール 映画監督 1974年1月6日生まれ。 大学卒業後、日本映画学校で映画を学ぶ。 99年に卒業制作として監督した『青 chong』が、 2000年のぴあフィルムフェスティバルで グランプリ他4部門を独占受賞してデビュー。 200