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今回のブログでは、タイトルの通りOpenStackに挑戦します。「RHCSA -Red Hat OpenStack-認定試験」でも概要についてはご紹介しましたが、満を持してのご紹介です！ OpenStackはいわゆるIaaS(Infrastructure as a Service)を実現するための、オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群です。(言語はpythonで記述されています) 2010年10月に最初のバージョンとして「Austin」が公開されて以降、半年に1度のペースで最新版をリリースしてきました。研究開発を担う「OpenStackプロジェクト」には世界200社以上が参加しており、また日本でもOpenStackユーザ会が設立されています。Yahoo！JAPAN(自社サーバの管理)やGREE(サーバリソースのプール)等をはじめとして、OpenStackを導入す
はじめに 大量のWebアクセスがあるシステムで利用されているDBサーバの負荷分散についてご紹介したいと思います。 今回はOpenStack環境上でDBサーバ（PostgreSQL）のレプリケーション構成を構築し、それらのDBサーバに対してpgpool-IIによる負荷分散を行い、性能がどれくらい変わるのかを確認していきます。 構成 pgpool-IIはバックエンドで動作させるDBサーバを複数指定し、アプリケーションから参照クエリ (SELECT文)を受け取ると、どれか一つのDBサーバに送信し、負荷分散することが出来ます。一方、更新クエリ(INSERT、UPDATE等)はMasterのみに送信されます。 更新されたデータはPostgreSQLのStreaming Replication機能によってMasterからSlaveに同期されます。 pgpool-IIおよびPostgreSQLをインスト
前回は、Selenium IDEのインストールからテストシナリオ作成、テスト実施までを行いました。 今回は、Selenium IDEで作成したテストシナリオを、CIツールのJenkinsをから実行します。 まずJenkinsの追加、続いてJenkinsとSeleniumの連携に必要な設定を行い、最後に、Jenkinsからテストシナリオを実行します。ぜひ最後までお付き合いください。 Selenium IDEで作成したテストケースを開いた状態で「ファイル」→「テストケースに名前を付けて保存」を選択し、適当な名前を付けて保存しておきます。 このとき、複数のテストケースを一連のテストスイートとして実施したい場合は"テストスイート(文字通り、一揃いのテスト、の意味)"として保存します。Selenium IDE上で「ファイル」→「テストケースを追加」から必要なテストケースを追加していき、全て追加したら
【いまさら聞けない！エンジニアの基本シリーズ】 第2回 VirtualBox基本動作編 2015.12. 4 前回は「VirtualBoxとは何か？」というお話から、実際にUbuntu,CentOSの使用が可能になるまでをご紹介しました。今回構築した仮想環境(Ubuntu、CentOS)を有効活用するための基本機能について、扱っていこうと思います。 具体的には、ホストOSとゲストOS間でのSSH通信やファイルの共有、仮想OSイメージのスナップショット作成方法について、順を追って解説します。どれも基礎的な内容となりますが、このシリーズのコンセプト通り、皆さんの中で少し曖昧だった理解や定義があった際に、それらが「なるほど！」と前進する様、少しでもお役に立てればと思います。 それでは、早速SSH通信から進めていきましょう！ 普段から何気なく使っているSSH(Secure Shell)ですが、暗号
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収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 現状の業務に対し、業務改善の必要性を感じている経営者や役職者の方も多いのではないでしょうか。会社経営には「業務を効率的に行う」「経費を削減する」など、さまざまな工夫が欠かせません。 そこで今回は、業務改善の考え方の1つである「ECRSの原則」についてご紹介します。業務改善を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。 【ECRSの基本】業務の問題点を見つける手掛かり ECRSの原則はどの業界にも該当するものです。製造、IT、金融業など、あらゆる分野で使える考え方と言えるでしょう。 ECRSのEは、無駄な工程や作業、動作がないかをチェックする「排除（Eliminate）」を指します。Cは複数のものを1つにまとめて効率化できないかをチェックする「統合（Combine）」、Rは順番を変更
このブログでも度々紹介してきたOpenStack。その技術力を問う認定試験として、LPIのOPCEL認定資格がついに開始されました。以前のブログで公約した通り、さっそく受験をしてきました。 今回はその体験記として、当日の試験内容や勉強方法について、少しでもリアルな情報をお届けできればと思います！ 試験範囲は公式サイトの出題範囲に記載されているものから万遍なく出題されました。 RedHatのOpenStack認定試験は、実際にOpenStackを構築し与えられた設定を実施する実技試験でしたが、OPCEL認定試験では4～6つの選択肢や、コマンドやパラメータ部分の単語を記述する問題形式を採用しています。 選択問題においても、その出題形式にもかかわらず非常に実践的な内容となっています。OpenStackを自身で構築でき、実際に使用している状態でなければ合格は難しいかもしれません。 それに加え、Op
早速開けてみます。 こちらがその外観です。全面にはストレージスロットが2つ、背面にはLANポートが2個、USBポートが2個とHDMI出力端子があります。 一見するとただのNASなのですが、その性能はどのようなものでしょう。 さっそくメニューにログインしてみます。LANに接続するとDHCPでアドレスを取得しますので、そのアドレス宛てにhttp接続を行いました。別途NASのアドレスを調べるためのツールがQNAPより提供されています。 綺麗なログイン画面ですね。ユーザ名とパスワードを入力してログインすると・・・ まるでiPhoneやアンドロイドのようなアイコンの画面が現れました。 QNAPは様々なアプリをインストールして、その機能を拡張できるようになっています。APP CenterからiPhoneのような感覚でアプリを追加できます。 こちらはAPP Centerからエンターテイメント用アプリのメ
今回のテーマはSDNコントローラプラットフォームのOpenDaylightです。最近はユーザー会やカンファレンスといった活動も盛んに行われ、OpenDaylightの社会的認知度も益々向上している様に思います。 OpenDaylightとはJava言語で記述されたオープンソースSDNコントローラプラットフォームの事で、Linux Foundationが主体となり数々のSDN関係者が参画しながら開発が進められています。その目標は開発者が貢献かつ利用できる共通でオープンなSDNプラットフォームを構築することであり、OpenFlow以外のSDNプロトコルやネットワーク機能も併せ持ちながら、多くの SDN 機器を統合制御する実装に挑戦をしています。 OpenDaylightの最初のバージョンとしては「Hydrogen」が2014年2月にリリースされ、まだその歴史は始まったばかりです。しかし、同年9
ONOS(Open Network Operating System)は、通信事業者のネットワーク向けに構築されたOpenFlowコントローラです。 ONOSは、通信事業者を想定したキャリアグレード(高水準：高性能、信頼性、 セキュリティ、拡張性）なネットワークを提供するためのOpenFlowコントローラを、オープンソースで構築することをミッションとしています。これまでもメーカー製品でキャリアグレードな機能を備えるものは多数ありましたが、ONOSではサーバやスイッチ等にホワイトボックスを活用し、費用面の敷居を低くする点にも着目しています。 実際のユースケースの1つとして紹介されているのがSDN-IPです。SDN-IPとは、BGPプロトコルを用いてSDNをインターネット上の外部ネットワークに接続するONOSのアプリケーションであり、これまでキャリアのコアネットワークで使用されていたBGPルー
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル ロジカルシンキングとは、物事を論理的に深く考える「論理的思考」のことを意味します。このロジカルシンキングは、頭の中で考えるだけではなく、言葉や文章などで伝えることによって効果を発揮します。 ここでは、ロジカルシンキングがなぜビジネスシーンにおいて求められるのか、また、それを身に付ける方法や活用例についてご紹介します。 ビジネスにロジカルシンキングが必要な理由 物事を論理的に考えることが苦手という方や、論理的な説明は理屈っぽくて嫌だという方もいらっしゃると思います。そのためビジネスの場面で相手に対して理論立てた言葉で主張や要求だけを突きつけてしまうと、その主張や要求が聞き入れられないばかりか反発を買うことも少なくありません。相手に自分の話を聞いてもらうためには、話の内容を理解しやすいように
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 会社の業績アップに欠かすことができないものの1つに「組織力の強化」が挙げられます。この組織力強化の鍵となるものが、「従業員のモチベーション」です。 従業員のモチベーションを左右する要因は主に職場環境にあり、良い職場環境には2つの重要なポイントがあります。 1つは「コミュニケーション」です。会社という組織はさまざまな関係性の人が集まり成り立っています。そのため従業員同士のコミュニケーションもあれば、上司と部下の間のコミュニケーションもあります。コミュニケーションがうまくいかない場合、業務に支障が出るだけではなく、従業員の士気も高まらず、会社全体に活気がなくなります。 もう1つは「従業員の職場に対する満足度」です。これは主に2つの要素が関連します。仕事を通しての自己実現の可能性と、業績につい
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 業績が思うように伸びない原因の1つに、人間関係の問題があります。楽しく働ける環境が整った企業は業績が伸びる傾向があるため、どの企業も社内のリレーション作りに頭を悩ませています。 きちんとした人間関係を築かれている場合、トラブルの際にも気軽に質問や相談をして早急に解決することが可能です。しかし、上司や他部署との関係が希薄な企業は仕事の効率が悪くなり、ミスも増えるという悪循環に陥ってしまいます。 ここでは上手にコミュニケーションを取るための3つのポイントをご紹介します。 【ポイント1】コミュニケーションが取りやすい環境を整える まずは社内の現状を客観的に見てみましょう。社員同士の人間関係は円滑か、コミュニケーションを取りやすい環境になっているか判断してください。日常業務に追われている場合、見
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 多くの経営者の方は、緊急事態が起こった際の危機管理を徹底していると思います。しかし、事態が発生してからの対応だけでは十分とは言えません。企業はいつ見舞われるかわからない事故や災害に備え、事前に準備をしておく必要があります。つまり、万が一の事態が起こる前の事前対策である「リスクマネジメント」を行うことが重要です。 ここでは危機管理とリスクマネジメントの違いから、企業に必要なリスクマネジメントまでをご紹介します。 危機管理とリスクマネジメントの違い シビアな現代で企業が生き残るためには、リスクマネジメントが重要です。現在ではリスクマネジメントの評価を行う会社もあり、データに基づいた緻密なリスクマネジメントが可能となっています。リスクマネジメントという言葉ができる前、企業はリスクマネジメントで
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 仕事をしていると、誰しもピンチに見舞われる時があります。時には小さなトラブルが会社全体に影響するような大きなピンチに発展してしまうこともあるでしょう。 しかし、「ピンチはチャンス」という言葉があるように、ビジネスシーンのピンチはその時の行動次第でチャンスに変えることができるのです。 それではどのような方法でピンチを乗り越えればよいのか、そのポイントを3つご紹介します。 【ポイント1】ピンチの理由を客観視してみよう 「ピンチだ！」と感じるタイミングや事柄は人それぞれ違うと思います。しかし共通して言えることは、「今の自分では解決できないと思いこんでいる状態」であることです。この様な場面では誰かの助けを必要としていたり、どこかへ逃げ出したりしたい気持ちになっていることが多いでしょう。しかし問題
ERPと業務が合っていない？ ERPは社内の様々な機能を一元化できる便利なシステムです。違う部署同士でもデータのやり取りが自動的にできるので、作業を一気に効率化できます。導入に成功した企業では作業時間が短縮されたり、データを企業経営に活用したりと、会社の運営に大いに役立っています。 しかし、どんなに便利なシステムでも浸透しなければ意味がありません。社内に浸透せずに失敗した例も数多くあるようです。その中でもERPと業務が合っていなかったというのは、特に目立つ失敗例です。 日本企業にERP導入 もともとERPは海外の市場で開発された手法で、日本市場で使われるようになったのはバブル崩壊後になります。そのため、海外の業務には合っていても、日本の業務には合っていないということが日本市場に入ってきたときに問題になりました。そして、導入しても有効活用をできずに、そのまま使われなくなってしまったケースも多
収益向上,コスト削減,CS向上,業務品質向上,システム品質向上,納期短縮ならアドックインターナショナル 「仕事ができる人は、タイムマネジメント力が高い」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。タイムマネジメント力が高い人は常に時間を意識しており、仕事を効率的に処理する能力に長けているため無駄がありません。 ビジネススキルを高めたいという人は、時間の使い方に工夫が必要です。効率的に仕事がこなせるようになるための、上手なタイムマネジメントの方法をご紹介します。 仕事に優先順位をつけてスケジュールを組む 限られた時間の中で効率よく仕事を進めていくためには、緊急性の高い仕事から片付けていくことが基本となります。締め切りの迫った仕事やクレーム処理など、緊急性の高いものから先に片付けることで精神的にも余裕が生まれ、その後の仕事に集中できます。 また、仕事の内容によって優先順位を決める方
各企業では製品の販売やサービスの提供など、経営の目的を達成するために、さまざまな活動を行っています。その活動とは生産管理や販売といった業務はもちろん、会計や人事など、さまざまな業務プロセスが連結して成り立っています。 好調な経営状況は、これらの業務プロセスの連携が非常にうまく行っている証しです。より経営実績を高めたいと考えるのであれば、既存の業務プロセスの見直しを図り、改善策を見出す必要があると言えます。ここではその際の心構えを10個ご紹介します。 【1】業務プロセス改善を誰が行うのかを明確にする 業務プロセス改善は、業務プロセスのモデリングから始まり、改善案の提案、そして新しい業務フローの導入という流れで進んでいきます。この一連の流れに取り組む前に、誰がこの改善の指揮を執るのかを必ず明確にしておきましょう。担当者を決め、責任の所在をはっきりさせておくことで、改善をスムーズに進めることがで
QCとコスト削減の密接な関係 QC(QualityControl：クオリティコントロール）の概念は、初めの頃こそ製品の品質管理を対象にしていましたが、現在はそれだけに留まりません。サービスや業務プロセスのクオリティ（品質）にもその概念はあてはめられ、対顧客はもとより、社内の業務連携の機能向上にもおよびます。コスト削減とはとどのつまり「社内の無駄を省くこと」、マイナスの利益追求です。社内の無駄がなくなることで、業務の効率も上がります。つまりQCとコスト削減は密接なつながりがあるのです。 現状を把握することが品質向上の第一歩 業務の品質を上げるために実行する案としては、人材を増やす、高機能のシステムを導入するなどをイメージすることが多いですが、人材を省く、またはローテクのシステムに切り替えることで業務の機能アップができるという発想も重要です。 一度、既成概念を外して考えてみてください。今の社内
■はじめに いよいよ秋らしくなってきましたね。読者の皆様、体調管理にはお気をつけくださいね。さて本日は"リーダーズ・インテグレーション"という手法をご紹介したいと思います。（以前紹介した社長の夢を語る夕べの背景となった考え方でもあります） おもしろそうだと感じたらぜひやってみましょう！ ■りーだーずいんてぐれーしょん？ "リーダーズ・インテグレーション" ファシリテーションやチームビルディングに関心をお持ちの方はピンとくるかもしれません。ただそうでない方は全く耳にしたことがないかもしれませんね。 リーダーズ・インテグレーションとはリーダーとチームの心理的な距離を縮めるためのコミュニケーション手法です。特に新任で管理職になった方や、新しいチームに異動になったリーダーをそのチームに溶け込ませる際によく利用されます。 "インテグレーション"とは"統合化"という意味なので、新しいリーダーをチームに
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