英ロンドン警視庁の警官。ロンドン中心部で(2023年1月21日撮影、資料写真)。(c)Justin TALLIS/AFP 【10月2日 AFP】英国のキア・スターマー首相は2日、英BBCの潜入報道でロンドン警視庁の警官が人種差別や女性蔑視を示していることが明らかになったことを受け、警視庁長官に「毅然とした」対応を求めた。 「映像はまだ見ていないが、説明を受けた。衝撃的だ。長官が対応していることは喜ばしいが、毅然とした対応が必要だ」と、スターマー氏は訪問先のデンマーク・コペンハーゲンで記者団に語った。 BBCの記者ロリー・ビブ氏は、2025年1月までの7か月間、ロンドン中心部のチャリングクロス警察署の拘留施設で民間職員として勤務した。 潜入取材の結果を基に制作されたドキュメンタリーでは、警察官による女性蔑視、人種差別、イスラム嫌悪などの行為が明らかとなり、ロンドン警視庁のマーク・ローリー警視