中銀ビルといえば、昭和を代表する黒川紀章の代表的建築物。 取りかえ可能なカプセル状の部屋を140室くっつけた異形のマンションだ。 世界中の建築好きがやってきては外観の撮影をしているけれど、住居用・オフィス用のマンションなので普通は中に入れないスポットである。 今回、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表にして、カプセルをなんと13室も保有している前田達之さんにガイドにたっていただき、カプセル内部を巡るツアーをおこなうこととなった。 カプセルは全部で140室なので、そのうちほぼ10%を保有していることになる。 4月にも同ツアーをおこなったのだが、申し込みが殺到し、わずか5分で満員締め切りとなった人気ツアーだ。(前回のレポはこちら) 中銀ビルは13階建てで、エレベーターも設置されている。 中央に2本立っている柱のような建造物に、カプセル(部屋)を1つ1つ取りつけられ、ある程度の時期が