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大谷翔平
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初対面でも1時間で恋に落ちる36の質問ー親密さを誘発する社会心理学の実験(そして谷川俊太郎の33の質問も) 11/02/2016 心理学 しばらく前にNYタイムズで紹介されて、バレンタインデーなどに広まった「36の質問」、ちょっと時間があったのでもとになったArthurAron らの論文に目を通してみた。実験的なセッティングにおいて個人と個人の間に親密さを生み出すことができるか、という研究。 この質問で、誰かと親しくなったり、あるいは恋に落ちたりするのです。かもしれないのです。意中のあの人をふりむかせるために使える、のかどうかはわかりませんが、よかったらこれからのクリスマスシーズンに試してみてください。 親密な関係の発展の鍵は、持続的、段階的、相互的かつ個人的な自己開示だという。社会心理学では、対人関係の親密化過程は、 自己開示→類似・異質性認知→役割分担 というプロセスを繰り返して深まっ
Journal of Clinical Psychology誌に掲載された論文です。 Effectiveness of Mindfulness-Based Stress Reduction Bibliotherapy: A Preliminary Randomized Controlled Trial マインドフルネスに基づいたストレス低減読書療法(ビブリオセラピー)の効果:予備的なランダム化比較試験」 マインドフルネスに関するワークブックを読む読書療法で、ストレスがどれくらい効果的に低減できるかという研究ですね。 47名の大学生の被験者たちが、10週間のMBSR(マインドフルネスに基づいたストレス低減)読書療法に取り組みました。 読書療法をしなかったコントロール群(45名)と比較して、自己評価によって、ベースラインと介入後の変化が見られました(ただし、10週間最後まで読書療法に取り組んだ
心理学史上もっとも有名な実験の一つである「スタンフォード監獄実験」が再び映画化された。三作のトレイラーを見比べて、「悪の心理学」を学ぶ。被験者へのその後の影響は? 「スタンフォード監獄実験」とは、スタンフォード大学で1971年にフィリップ・ジンバルドーの指揮のもとに行なわれた心理学実験である。普通の人々が、ある役割を与えられると、それに合わせて行動も変化するということを証明しようとして実施された。スタンフォード大学の地下実験室が監獄に改造され、新聞広告等で21人の被験者が集められた。そして、11人を看守役に、10人を受刑者役に分け、2週間に渡って、それぞれの役割を演じてもらおうという計画だった。実験が始まると、ジンバルドーが当初想定していたこと以上のことが起こったのだった。いったい何が起こったのだろう? ジンバルドーはよりリアルな状況で実験を行なうために、パトカーを用いて囚人を逮捕して指紋
先月のドイツのジャーマンウイングスの墜落事故は、副操縦士が意図的に行った、いわば自殺行為だといいます。宗教的・政治的なテロリズムではなく、個人が多くの人々を巻き込んで自殺したことは非常にショッキングな事件でした。 太刀川弘和「自殺予防とメディア-ウェルテル効果とパパゲーノ効果」、精神科治療学 30(3) ; 369-374, 2015 では自殺とメディア報道について、ウェルテル効果とパパゲーノ効果という二つの現象が紹介されていました。 ウェルテル効果、パパゲーノ効果とは何でしょうか? ウェルテル効果(Werther effect)とは、有名人や新奇な方法による自殺事件がメディアで報じられた後、似たような自殺が生じるという現象です。 ゲーテの『若きウェルテルの悩み』がベストセラーになった後、失恋した若者が自殺を図る事例が増えたことに由来しています。ウェルテルと同じ方法で自殺をする人が続いたた
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