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ビットコインは価値が有るのか。ビットコインは通貨なのか?この話になると、もう話に収拾がつかなくなるとおもう。 ただ、そこが本丸だとおもうので、ビットコイン解説家として、あえて切り込んでみることにする。おそらく今までおこなわれた説明のなかで、いちばんわかりやすいと思う。 なお、前回までの基礎解説は「事実」を説明したが、今回は事実ではなく「考え方」の説明だ。そして、これが賛否両論なのも理解している。下記の説明をよんで、賛するか、とんでもないと非するかは貴方の自由だ。賛否がわかれるから、これほど物議をかもしているのだ。そして、どちらの立場も正しい。これには結論など出ていない。 Q ズバリ、ビットコインは通貨なのですか? 違う。断言する。ただし、意地悪ないいかたで、違うといっておく。 Q 「意地悪ないいかた」ってどういうことですか? つまり、現在の通貨と同じではないということだ。国家が、将来の税収
10/27/2017(金)第11回ブロックチェーン2.0概況をブロードキャストしました。 当日の動画です。https://www.youtube.com/watch?v=xj2OsCsTAO0&t=25s 当日のスライド201710_BlockChain2.0_v04です。 第一部 各分野の動向 第二部 ScalingBitcoinの事前準備 以下は私の呟きです。まず、第一部。個人的にインパクトを感じたのは、BitFury社の東京オフィス開設、Oracle, SAP社のブロックチェーン参入。 DB vs ブロックチェーンを相変わらず模索してます。チケット、ポイント、JPYをブロックチェーンで使って、UI, UX作って、トライするしかない。ミドルウェア、アプリケーションをトライする事で、インフラとしてのブロックチェーンが活きる・活きないの判断が出来るだろう、あるいは事業のノウハウとなる可能性
ビットコインのスケーリングに関して、改めて、振り返ります。 まず、コミュニティとして、大ブロック派が以下です。https://www.thefutureofbitcoin.com/#speakers 小ブロック派が以下。https://scalingbitcoin.org/event/stanford2017 私が最初に注目した議論が、6/3/2015のGavin Andresen vs Peter Todd。当時は未だGavinの信用が厚かったが、これを契機にGavinはコア開発のコミュニティを追われます。https://www.youtube.com/watch?v=KYWhShzzELg 8/24/2015、東京でもブロックサイズを議論してました。https://www.youtube.com/watch?v=0fMLiCJSS4w 香港合意として、Adam Backと中国のメジャー
7/7, 8 Bitmain社を訪問したので、訪問記を書きます。 また7/13はコア開発者達と会いまして、 更に7/20は著名なLukedashjrとCraig Steven Wrightと会いまして、ほぼ全貌を把握した積もりです。 短い結論を書くと、2年に渡るオフチェーン(小ブロック)vs オンチェーン(大ブロック)スケーリングの論争は、Bitcoin Coreのメインチェーンから、Bitcoin Cashがスピンオフする形で、2つのチェーンに分岐して、以降、2つのチェーンが、それぞれの方法でスケールを競い合う予定です。ビットコインの未来は不確定要素が多いですが、多くの関係者が納得して、再び前向きな開発・事業開発を継続すると思われます。 以下、簡単なメモです。 7/7/2017 オーガナイザーはケンさん@東京ビットコインミートアップで、日本から総勢15名が参加。7/7、Baotou(モン
記事カテゴリー Bitcoin (202) bitFlyer (6) bitshares (15) blockchain (35) breadwallet (9) Colored Coin (18) Counterparty (33) DeFi (4) Ethereum (81) fintech (10) Gems (8) La'Zooz (6) Lightning Network (16) lightningd (10) Litecoin (18) MtGox (1) MtGox債権回収 (6) Nasdaq (4) NEM (11) Overstock (4) private chain (7) Reality Keys (2) Ripple (17) satoricoin (3) scamcoins (2) sidechain (15) Smart Contract (10) Ste
プライベート・コンソーシアムチェーンが登場して話題となってから、ほぼ1年半が過ぎた。私が注目したのは、Ripple, R3CEV(Corda), DAH, Eris, OpenChain, Orb, mijin, Hyperledger(Fablic, Iroha, Sawtooth Lake), miyabi等である。 特に日本発として、Orb, mijin, Iroha, miyabiがあるのは注目に値する。 ビットコイナーから見るプライベートチェーンは、Internet of MoneyではなくIntranet of Moneyで、価値というより情報なので、インパクトに欠けると思ってました。内燃機関による車という発明を馬車に適用していると比喩されてます。https://www.youtube.com/watch?v=haKVaGHKQJM アダムバックは過去の電子マネーの失敗は攻撃点
8/21/2015(金)18時〜20時半、西村あさひ法律事務所で、仮想通貨に関する法規制の討論会が開催された。 西村あさひ、森濱田松本、片岡総合、みずほ中央法律事務所等から多数の弁護士が参加された上に、会計士、税理士、大学教員、取引所事業者、ペイメントプロセッサー事業者、起業家、エンジニア等、総勢60名程度が参加の大きなイベントだった。 特に西村あさひ、森濱田松本からは金融庁に出向経験ある弁護士が参加くださり、深い理解に基づく、広範な解説があった。 昨年夏以降、約1年間、自民党のIT小委員会は、暗号通貨業界側の自主規制を暖かく見守ってくださる立場だったが、 FATF勧告でマネーロンダリングを防止する必要性 マウントゴックス破産後は消費者保護の必要性も浮上 成長産業として育成する姿勢も出てきた と理解してます。http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/ke
かわんごがビットコインを批判したのが、2014年5月30日。http://ch.nicovideo.jp/kawango/blomaga/ar542568 2015年3月31日、Zaif朝山氏の寄稿に対して、かわんごが再批判後、twitter上で議論となった。http://jp.techcrunch.com/2015/03/31/bitcoin-essay/ twitter上での公開議論という事で多少の注目を集めた模様。その議論をまとめたのが、以下。http://togetter.com/li/803191 これを機会に、ビットコインのスケーラビリティと持続性を調べたので、簡単なメモを共有する。 サトシナカモトの論文と理論は見事だが、コードの出来はイマイチだったらしい。初期のサトシの実験を支えたのは、Hal Finneyやサイファーパンクの人達。Gavin Andresenは多少遅れて参加
ビットコインの理論的源流として、ハイエクの『貨幣発行自由化論』(1976)が持ち出されることがあるようです。川口慎二さんの翻訳をベースに、この本の簡単な要約を作ってみました。今回が2回目の記事となります。(前回の記事はこちら) ビットコインのシステムが稼働を開始したのは、2009年1月3日です。それから3年以上経った2012年10月に、欧州中央銀行は、”Virtual Currency Scheme”という題で、ビットコインのケーススタディをレポートしています。このレポートの目的は、中央銀行がビットコインによってどのような影響を受けるか、価格安定性、金融安定性などの観点から評価することにありました。欧州では、このようなレポートによって哲学を示し、ユーロ各国の反応を見るという慣例があるようです。 このレポートの”Economic Foundations of Bitcoin”で、『貨幣発行自
今回は、ビットコインよりもさらにあたらしい、Ethereum(イーサリアム)という技術について紹介しよう。 おそらく、イーサリアムについて書くのは日本でこれが始めてではないかと思う。 イーサリアムとは現在開発中のビットコイン型のプロトコルだ。ただし、これはお金ではない。ビットコインの分散ネットワークによる合意というシステムを、他のありとあらゆる物に応用するための基盤である。 ビットコインの本質は、ある事実が正しいということを、中央の認証機関無しに、証明することができるということだ。 ビットコインの場合は、これをお金の残高と移動と捉え、あるIDからあるIDへのコインの移動を、中央の認証機関なしに証明している。 これをビザンチン将軍問題というのだが、このビザンチン将軍問題で証明する事項は、お金の移動だけでなくてもよい。 たとえば、スマートコントラクト(契約)というものがある。これは、いわゆる民
Q ビットコインの送金はどうやるのか? ビットコインの送金は、相手先のビットコインアドレスというものを指定することで送ることができる。ビットコインアドレスは世界中で固有のもので重複がない。よって、一意に相手に送金できる。 Q 相手をダイレクトに指定できるということか? そうだ。メールアドレスや、ツイッターの@のようなものだ。インターネットの世界で唯一の重複しないアドレスに送る。 Q すると、どこの銀行の口座だとか、国がどうだとかという概念がないのか そうだ、ツイッターのアドレスに国の概念が無いのといっしょだ。識別は、ビットコインアドレスだけだ。 Q 具体的にビットコインアドレスとはどういうものか? 1Ac36kvu8AoYptuRNyrumTAKk2YFwKyrgT といった文字列だ。これを指定する。なお、QRコードの形でも示すことができる。これはスマホで読み込むことができる。上記のアドレ
ビットコインを今すぐ使ってみたい!という方のために、一問一答形式で簡潔にお答えします! どこでビットコインが入手できるの? (1)採掘(マイニング) 例えばGUIMinerといったアプリケーションを動作させることで採掘に参加することができます。ASICと呼ばれる採掘専用ハードウェアも販売されています。ただし現在では難易度が上がってしまい、通常の個人PC環境では難しくなっているようです。マイニングプールと呼ばれる共同採掘サイトを利用する人もいます。 (2)所有者から個人取引で入手する 各地で開かれている集会(ミートアップ)で取引したり、トレードサイト経由でトレードできます。当協会も今後、各地でミートアップイベントを主宰する予定です。 ・Tokyo Bitcoin Meetup Group 東京で毎週行われているミートアップ。比較的外国人の参加者が多いです。 ・LocalBitcoins.co
大石哲之のビットコインの仕組み入門(2)ビットコインの発行上限と、採掘量が減っていく仕組み 2014 Bitcoin, マイニング, 入門, 技術解説 tyk 先日、ビットコインの発掘とは実際は何をしているのか?という記事を書いたら、すごい反響でした。反響を見ると、 コイン発行数の上限があるのはどういう仕組み? 発掘できなくなったら、取引もできなくなっちゃうの? といった疑問があがっていました。今回はそのあたり、ビットコインの上限と発掘の関係について理解していることを書いてみたいと思います。 ビットコインの総量は2100万コインと予め決められている 現在はそのうちの1200万枚が発掘済み ビットコインの採掘量は年々減っていき、発掘難易度は増している というのが一般的な解説だと思うのですが、これでは意味不明だと思いますので、極力わかりやすく解説します。 ビットコインの発掘とは? さて、ビット
大石哲之のビットコインの仕組み入門(1) ビットコインの発掘とは実際には何をしているのか? 2013 Bitcoin, エッセイ, 入門, 技術解説 tyk (Photo by Fabian Figueredo) ここしばらく、ビットコインにずっぽりハマっています。すっかりビットコイン研究家になりましたw 各取引所にアカウントをつくったり、試しに採掘してみたり。ここ一ヶ月くらいは、集中してビットコインについて書いていきたいと思います。 ビットコインの仕組みについて、あれこれ調べてみました。技術的なことも合わせて、少なからず色んな知識を得たので、それをシェアしていこうと思います。 まず、全くわからないのが、「ビットコインの採掘(マイニング)」というものでしょう。これはいったい何をしているのか? 私も全く理解できてませんでした。何かコインのアルゴリズムとして機能する特殊な関数の値を探しているの
(Image from Bitcoin-chan Project)ビットコインなどの電子通貨は新しく登場した概念であり、かつ世界中で広がっているため、 法的な裏付けがまだ固まっていない状況にあります。 インターネットの登場時もそうでしたが、「新しい技術・概念」はまず利便性の高さから人々に受け入れられ、その後しばらく経ってから、法的な位置づけが整理され、違法な抜け穴に対する対処が行われていきます。 特にアメリカでは「新しい技術・概念」を先行して取り入れ、イノベーションから得られる莫大な先行者利益を確保しようとするカルチャーがあるため、官民一体となって非常に早い段階で「ポジティブ」に法的・社会的な位置づけの整理、ビジネス環境の整備を行い、市場を一気に押さえてきます。 一方、日本では「新しい技術・概念」について「怪しい」という「ネガティブ」な視線で見る傾向が強いため、イノベーションによる先行者利
ビットコインの理論的源流として、ハイエクの『貨幣発行自由化論』(1976)が持ち出されることがあるようです。川口慎二さんの翻訳をベースに、この本の簡単な要約を作ってみました。 本のタイトルである”貨幣発行自由化論”は、Denationalisation of Moneyを訳したものです。『ハイエク全集II-2 貨幣論集』(春秋社)では、”貨幣の脱国営化論”と訳されています。手元の辞書を見ると、denationalizationの意味は、changing something from state to private ownership or controlとあり、”from state”に重心を置くか、”to private”に重心を置くかで訳が変わってくるということなのでしょう。私は”貨幣発行自由化論”という表現の方が好きです。 川口さんは、あとがきで、「ハイエクの積極的な提案内容に即し
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