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3. プロトコル分析にまつわる誤解 - Don't believe Thinking-Aloud blindly 古田 一義 2001年04月04日 元々認知科学で「プロトコル」と言うと被験者の様々な行動を指しますが、ユーザビリティ評価の世界では「発話プロトコル」のことを指すようです。つまり、「プロトコル分析」とは、被験者(ユーザ)が評価対象機を操作する間に「あれ?」とか「これはどういう意味だろ?」とか口にするのを注意深く拾って、彼らが操作ステップのどの部分で混乱したり壁に突き当たってしまったりするのかを検証する手法のことを意味します。思考を口に出すという意味で「シンク・アラウド(Thinking Aloud)法」とも呼ばれます。 これだけ聞くと、手軽にしかも確実に製品の問題点を発見できるような気がしますが、実はそう簡単ではありません。 まず問題解決に取り組んでいる被験者というのはそう思考
More than 20 years of industry, consulting experience have brought me a wide range of project management practice, and UX industry domain skills and capabilities. どんなリサーチにもベストな体制と心意気で臨めるように準備を怠りません。 同時に現場では、そのときどきの状況に合わせた冷静な対処を心掛けます。 調査に協力してくださる方々に対する敬意を忘れずに、様々な商品やサービスを利用する人たちの声を、 言葉にならない気持ちを、丁寧にすくい取って、作り手や提供者へ分かりやすくお届けすることをお約束します。 more
株式会社リコーさんのサイトで連載させていただいている「古田さん、それって使いやすいですか?」もどうぞ 掲載終了しました。 2022.1: UTビデオ分析支援ツール動画眼3の公開ベータ版をリリースしました(Macにも対応!)。 2021.9: マイナビ出版より「ユーザーインタビューのやさしい教科書」(共著)が刊行されました! 2021.1: 「新型コロナ感染防止の取り組み」ページを追加しました。[New] 2019.8: UTビデオ分析支援ツール動画眼2をリリースしました。 2019.5: 近代科学社より「HCDライブラリ 人間中心設計における評価」が刊行されました!
2. ユーザ・テストとインスペクション法の比較 - User Testing vs. Inspection Method 古田 一義 2001年04月04日 今回はユーザテストとインスペクション法のメリット/デメリットを項目毎に比較してみましょう。 ・実施コスト 基本的にユーザテストの方がコストがかかります。被験者をリクルートしたり、ビデオ機材を準備したりといった必要があります。本格的なテストでは、マジックミラー越しに分析者や開発者自身が実験の様子をリアルタイムで眺められるような設備を利用したりもします。 一方、インスペクション法では上記のようなことは必要ではなく、極端な話、評価対象の製品と筆記具で足りる場合もあり、設備面ではコストパフォーマンスが高いと言えます。ただし、専門家評価については、特に日本では専門家の数自体が多くないため、そういった人材に委託するのはそれなりにお金がかかってしま
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