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大谷翔平
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※写真は2013年4月時点の世界の署名、批准状況。日本は「条約に署名(Convention Signature)」状態ですが、今回で「条約に批准(Convention Ratification)」(青色)になります。 http://www.un.org/disabilities/documents/maps/enablemap.jpg 最近日本も批准することが決まった「障害者権利条約」とは何か、個人的にインターネットで調べてみました。 ・ポイント [1] 21世紀初の国際人権法に基く人権条約である [2] 批准した国は条約の規定を守り、実行することが義務付けられる 20世紀は「女性の人権、子どもの人権、人種による不当な差別をしないといった個別の人権課題を担う国際条約」(1)ができた時代で、「21世紀に入って障害者の権利を正面から取り上げた」(1)、その結果が「障害者権利条約」。 「障害者権
以前、掲載した「世界を変えた8人のダウン症のある人」アンジェラ・バチラーの記事がありましたのでご紹介します。 2013年7月29日月曜日、スペインで初めてとなるダウン症のある町議会議員アンジェラ・バチラー(30歳)はバリャドリッド市で仕事を始めました。 しかし、現在、スペインの法律ではダウン症のある人が投票することができません。 2011年5月の選挙戦からアンジェラ・バチラーは政治への参画をはじめました。 後に市長のフランシスコ・ハビエルはアンジェラを「強さ、障害を克服した象徴」だと言っています。 スペイン国内にはダウン症に関する団体が80あり、そのほとんどは彼女の議員としての活動を歓迎しています。 ダウン症のある人には投票する権利が無いにもかかわらずアンジェラ当選しましたが、 選挙を戦った共同代表のオーガスティン・マティアもここまで長い道のりだったと言います。 「わたしと同じ年代の同じ状
社会のマジョリティである健常者を中心とした社会では、ダウン症のある人に対して「かわいそう」、「不幸」と思う人が多いかもしれません。 当事者であるダウン症のある人は自分のことをどのように考えているのでしょう。 アメリカ・ボストンの小児科医でダウン症を専門とするブライアン・スコットコー医師。 彼は医学者ですが、ダウン症の当事者、親や兄弟にアンケートを行い、 その結果を通じて「ダウン症のある人」の家族の内と外の感じ方の違いを明らかにしました。 親へのアンケート結果は以前の記事をご覧ください。 https://www.ds21.info/?p=3245 2011年、アメリカにある6つのNPO団体の協力を得てアンケートが行われました。 対象のダウン症のある人は284名、平均年齢23歳、84%は一人もしくは両親と暮らしています。 この結果を鑑みるとダウン症のある人の多くは自分を「かわいそう」、「不幸」
国際司法機関である国際刑事裁判所(ICC)はニュージーランド政府が計画している出生前の「ダウン症スクリーニングプログラム」の調査に乗り出す予定です。 グループ「Saving Down’s(ダウン症を救え)」に参加する親がニュージーランド政府の「ダウン症スクリーニングプログラム」を国際刑事裁判所へ訴えました。 Saving Down’sの一人は、この政府のプログラムが子供たちの命の価値を下げるばかりではなく、(ダウン症のある人の)迫害だと指摘します。 タヤ、ディランとモリーはダウン症の友達同士です。 ディランの母ジャニーンは言います。 「ダウン症の子供を育てることは至上の喜びです。」 「全身全霊で子供を愛しています。」 3歳のダウン症のある子供の父であるマイクは言います。 「どのような子供でも望まれた妊娠です。 遺伝子の違いで子供を選別する目的の出生前診断は優生学の実践ですし、国際法では禁止
筆者のアダム・ウルフバーグはボストンにあるタフツ医科大学の助教授、 専門はハイリスク妊娠です。 彼が医療の現場から書いた記事が興味深いのでご紹介します。 最近、母親の血液を採取することで、胎児の遺伝子の異常(ダウン症候群を含む)を正確に見つけるテストが実用化されました。 これは出生前診断の革命だと言われています。 過去30年間、胎児がダウン症候群か他の遺伝子の異常かを推測するには、 母の年齢、超音波と血液の検査を用いていました。 産婦人科医にとって、患者への説明がとても難しく、不正確な診断が多いのが現状でした。 確実な診断には羊水穿刺または絨毛膜絨毛サンプリングが必要なのです。 そして、その診断には流産する可能性があり、リスクを伴います。 では、なぜ出生前診断を行うのでしょうか。 それは患者と医者にとって、子供の遺伝子に問題があるかを事前に知っておきたい多くの理由があるからです。 しかし、
国連は2012年から毎年3月21日を「世界ダウン症の日」と正式に認定しました。 11月第一週には国連内の委員会で合意を得ました。12月には総会で採用されます。 集まった嘆願書は12,000人以上。 この国連の採用にあたってはブラジルを中心に78カ国が6年以上かけて尽力してきました。 国連が認定した類似のものでは「世界自閉症啓発デー」があります。これは2007年に採用され、毎年4月2日がその日となっています。 ニュースソース:UN Gives Nod To World Down Syndrome Day – Disability Scoop
興味深い記事があったのでご紹介します。 ダウン症のある人の人生に関する最新の調査結果はとても前向きなものでした。 ボストンの小児科で医師をしているブライアン・スコットコー博士と彼の同僚らが「the American Journal of Medical Genetics」に発表しました。 「圧倒的多数の親が、ダウン症の子供を持つという自らの決断に満足しています。また、自分の息子や娘をとても愛しており、誇りに思っています。」 調査対象の親は2044人。 そのうち79%はダウン症の子供に対する将来の展望を前向きにとらえており、 5%が今も(ダウン症の子供に)困惑していると回答しています。 ペンシルベニア大学の著名な生命倫理学者アート・カプランは自らのメッセージが医師や親たちに届いていないと嘆きます。 「この調査結果はもっと多くの医師や遺伝子コンサルタント、家族や近所の人に知ってもらいたいです。
ダウン症の女の子が主役のアニメ「punky」。 本国アイルランドでは2011年5月3日から子供専門チャンネル「RTEjr」で放映開始。 前回の記事「世界初!ダウン症のある人が主役のTVアニメ」ということで、 どんな内容か早く観たいと思っていました。 「punky」公式サイトを確認すると、DVDの通販を発見。 第1話~10話まで、合計70分のアニメが約1500円なので、 さっそくインターネットで購入。 (インターネット決済はアメリカの決済サービス大手PayPalなので安心)。 DVD本体10ユーロ(1153円)+送料2.25ユーロ(300円)で世界どこでも発送してくれるそうです。 商品到着までちょうど1週間、思っていたよりも早くラッキーでした。 ※自宅にあるDVDレコーダー(SONY製)はエラーで再生できませんでしたが、 パソコンでは普通に再生ができました。 さて、公式サイトで登場人物を確認
日本のドラマや映画では障害者役を健常者が演じることが多いようです。(注1) それに比べ、アメリカでは障害者の役者をマネージメントしたりプロモーションしたりするプロダクションや団体がそろっています。 (私が調べたところ)アメリカにおけるダウン症俳優のプロモーションでは、 以下のように研究機関から派生するグループがサポートする体制になっていました。 ※もちろんプロモーションの大きな役割は彼らの所属するプロダクションになり、これらは「後援」程度と思われますが、それでもこういったグループがあるのは知的障害者の役者への夢を後押しするでしょう。 また、ロサンゼルス・ダウン症協会(DSALA)は映画の都・ハリウッドのおひざ元らしくメディア情報として役者情報が充実しています。 それらのサイト情報を元に映画やドラマで活躍するダウン症俳優を一部紹介したいと思います。 おそらくアメリカで一番有名なダウン症俳優「
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