全国に推定約54万人のひきこもり群 内閣府は9月7日、15歳~39歳を対象とした「ひきこもり」実態調査の結果を公表した。 同調査は、6年前に内閣府としては初の試みで今回が2回目。前回と比較してひきこもり群が約15万人減少したと内閣府は発表した。 会場内では「40歳以上のひきこもりが調査対象として含まれないのはおかしいのではないか」という指摘も上がった。今回は同調査を受けて、40代引きこもり当事者の声を聞いた。 約15万人減少? 今回発表された「ひきこもり」実態調査が記されている『若者の生活に関する調査書』(内閣府政策統括官)によると、全国で「ひきこもり群の出現率は1.57%、推定約54万人。前回調査した2010年の推定69万人(出現率は1.79%)に比べて約15万人減少したという。調査は、国内の約5000世帯(本人3,115人、家族2,897人)に向けて行われた。 前回の調査でひきこもり群