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セキュリティ
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米SpaceXは6月6日(現地時間)、超大型宇宙船「Starship」の4回目の打ち上げを実施した。Starshipは、軌道投入したのち地球への再突入を実行。途中Starshipを覆う耐熱タイルが多数剥がれ、フラップも損傷を受けるなどのトラブルに見舞われたものの、無事着水に成功。「再利用できる超大型宇宙船」へ大きく前進した。 Starshipは再利用を想定した超大型宇宙船で、1段ロケットの「Super Heavy」と、2段ロケットと宇宙船と兼ねたStarship本体で構成される。これまで3度の打ち上げを実施しており、2024年3月の打ち上げではSuper Heavyの分離後、Starshipは予定軌道に到達したものの、再突入時にStarshipとの通信が途絶え、追跡不能となっていた。 4度目の打ち上げでは、StarshipはSuper Heavyと分離したあと予定軌道に到達し、大気圏への再
米Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が日本の出生率低下を心配している。ある海外のXユーザーが5日(現地時間)、「東京都が独自マッチングアプリの実用化を進めている」という旨のポストを投稿。マスク氏はこれに好意的な反応を示すと同時に“日本消滅”の可能性に危機感を示した。 新聞各社の報道によると東京都は独自のマッチングアプリの開発を進めており、夏ごろには実用化の予定だという。東京都では少子化対策の一環として、結婚に関心がある人に向けたマッチングサービス「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」を試験提供している。独自マッチングアプリについても、この施策の一環とみられる。
名刺印刷などを手掛ける印刷会社のスーパープリント(横浜市)が事業継続困難になったと発表し、Xなどで話題になっている。原因は日本本社と韓国支社の対立で、現在日本本社は生産システムやサーバなど全システムから締め出されてしまっているという。 スーパープリントのWebサイトにアクセスすると「SuperPrintにご注文くださっているお客様へ」という文章が表示される状態になっている。掲載日は5月18日で「受注分の印刷完了と、印刷事業の継続が困難となりました」などと発表。謝罪と共に、入金済みの客への返金案内などを記載している。 なぜスーパープリントは事業継続困難になってしまったのか。きっかけは、2月に発生した印刷機材の大規模故障という。これにより、バックオーダー(在庫切れ商品の注文を受けること)が増え、日本本社と韓国工場側とでコミュニケーションが機能不全に。結果、両者が対立する事態になったとしている。
気象庁は6月5日、静岡県から三重県にかけての沖合の海底に設置している海底地震観測システムで障害が発生したため、この周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が最大で13秒ほど遅れる可能性があると発表した。 障害は、南海トラフ巨大地震の監視を目的に設置されている「東南海ケーブル式常時海底地震観測システム」で5日午後2時52分ごろに発生。原因は調査中という。 ケーブル式常時海底地震観測システムは、海底ケーブルに複数の地震計と津波計(水圧計)をつないだ大規模な地震計だ。 該当の観測点の観測データを緊急地震速報の発表に活用できなくなっているため、周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が遅れる可能性があるという。 津波の監視には影響せず、津波警報や地震情報の発表までにかかる時間にも影響はないという。 関連記事 iPhone予報アプリに不具合「文京区で大雪警報」 気象庁「発
GIGABYTEの新構想「AI TOP」とは? 発表会の冒頭、あいさつに立ったエディー・リンCEOはAI(人工知能)について語った。 プレゼンテーションにおいて引用されたBloombergのレポート(2023年6月)によると、2022年度は400億ドル規模だった生成AI市場は、2032年までに1.3兆円規模にまで成長するという。平均で年率42%という高い成長率で、まさしく“ビッグビジネス”といえる状況だ。 現在、生成AIはクラウド(遠隔サーバ)ベースのものが多いが、今後は企業内限定のプライベートクラウド、あるいはエッジ(オンプレミス/オンデバイス)で稼働するものも増えるだろう。昨今訴求が強まっている、NPU(※1)搭載の「AI PC」は、オンプレミスの生成AIが普及するきっかけになるかもしれない。 (※1)Neural Processing Unit(ニューラルプロセッサ):AIプログラム
資産運用会社のあいざわアセットマネジメント(東京都港区)は5月31日、個人情報の流出があったと発表した。特定の社員のメールが不正にダウンロードされ、その情報をもとに社外の関係者らへ投資を促すスパムメールが送信されたという。 同社によると、5月12日から13日の間に、特定の社員が使用していたクラウド型eメールサービスから、メールサーバに保存していた約2年分のメールが不正にダウンロードされたおそれがあるという。これには顧客9件や同社従業員、社外関係者を含む1000件を超える個人情報が含まれていた。名前やメールアドレス、会社名、部署名、電話番号などが流出した可能性がある。 13日には、その情報を基に社外の関係者へ約800通の投資を促すスパムメールが送信された。ウイルスなどの添付はなかったことは確認しているものの、BCCで一斉配信されており「その影響の範囲を特定するに至っていない」。このため顧客や
7月26日のパリ五輪開幕を前に、ロシアが偽情報や中傷メッセージを拡散して妨害工作をしている手口が明るみに出た。米Microsoftが6月2日に発表した報告書で指摘した。生成AIで米人気俳優トム・クルーズさんの声を偽造したハリウッド風動画もある。 この動画は「五輪の陥落」と題し、米国でヒットしたアクション映画になぞらえた偽ドキュメンタリー。クルーズさんを装った声を流し、国際オリンピック委員会(IOC)の腐敗を糾弾している。動画は昨年夏からSNSで流布されたという。 報告書によると、欧州のテレビ報道と見せかけて「パリ住民はテロを警戒して住宅保険を購入している」「テロ脅威のため、五輪入場券の24%が払い戻しになった」という偽情報も見つかった。パリ五輪を巡り、米中央情報局(CIA)がイスラム過激派テロの危険を警告するでっち上げのプレスリリースもあった。一連の情報工作は、IOCやフランスに揺さぶりを
LINEヤフーは6月6日、「Yahoo!検索」に商品情報を直接表示する機能で、ユーザーが投稿した商品レビューを、生成AIが要約して表示する「レビューAI要約」機能を実装した。 商品の検索結果に取り扱いストアやスペックを直接表示する「統合コマース検索」に追加した機能。 従来は、「Yahoo!ショッピング」の該当商品のレビューを一覧表示していたが、新機能では、レビューから商品の「良い点」と「悪い点」を抽出し、それぞれの要約を最大5件ずつ表示する。 Yahoo!検索でユーザーが調べる情報のうち約20%は「商品名+おすすめ」や「商品名+メーカー名」などショッピングに関するキーワードという。新機能により、レビュー一つ一つを見なくても、情報を一目で得られるようにする。 関連記事 Yahoo!知恵袋、「AI回答機能」にClaude 3を追加 「2種類の生成AIによる回答がつく」 LINEヤフーは30日、
ソフトバンクは、7月下旬以降に提供するLINEMOの新料金プラン「LINEMOベストプラン」にて、加入当月に解約した場合、契約解除料として990円(税込み)を設定する。なお、契約後8日以内のキャンセルであれば契約解除料は発生しない。 2019年10月に改訂された電気通信事業法では、定期契約の解除料は上限1000円までに定められている。この改訂に伴い、ソフトバンクは2022年2月1日に、ソフトバンクブランドとY!mobileブランドで解約金を撤廃した。今回設定した解約金は、そのとき以来の復活となる。 契約解除料を再び設定した理由について、ソフトバンク 専務執行役員 コンシューマ事業推進統括の寺尾洋幸氏は、「意図しない形での契約が増えている」と説明する。具体的には、新規契約した直後に、MNPで他社に転出するケースが挙げられる。 LINEMOに限らず、多くのMNOやMVNOでは、新規契約者を対象
Raspberry Pi 5でAI推論を実行可能にするキット。拡張基板の「Raspberry Pi M.2 HAT+」と「Hailo 8L AIアクセラレーター」がセットになっており、最大13TOPSの推論性能を利用することができる。 関連記事 Raspberry Pi 5用のM.2変換基板が発売 国内提供は近日開始の見込み Raspberry Piは、Raspberry Pi 5にM.2デバイスを接続可能な拡張基板「Raspberry Pi M.2 HAT+」の販売を開始した。 「Raspberry Pi 5」発表 CPU性能は2倍以上に向上、PCI Express 2.0にも対応 前世代機に比べてプロセッサの処理性能が2倍以上に高速化したという。 Raspberry Pi 4用の公式ケースに装着できる純正ファンが発売 KSYは、Raspberry Pi 4公式ケース用冷却ファンの取り扱
ワークマンは6月5日、ナイロン素材のランドセル「ESスチューデントデイパック」を発売し、ランドセル市場に参入したと発表した。 8800円と低価格ながら軽量で、登山用リュックでも使っている素材を採用するなど剛性と耐久性にも優れているという。「機能性と価格のバランスに自信がある」とアピールしている。 初回は限定生産だが、発売後の反響を見て新色や追加生産を検討する。 防弾チョッキにも使われるほど高い強度と耐摩耗性のある「バリスティックナイロン」を生地に採用した。 背面部分にアルミ製の細いプレートを挿入。同社の登山用リュックでも使っているプレートで、重量のある荷物でもリュックの剛性が保たれ、背中全体に重さを分散できるため、体への負荷がかかりにくいという。 タブレットを収納できるポケットも内蔵。クッション性の高いショルダーストラップは、長さを調整できる他、胸ベルトで身体に密着させることもできる。防水
【視聴】無料 【視聴方法】こちらより事前登録 【概要】元・東京大学松尾研究室、今井翔太氏が登壇。 生成AIは人類史上最大級の技術革命である。ただし現状、生成AI技術のあまりの発展の速さは、むしろ企業での活用を妨げている感すらある。AI研究者の視点から語る、生成AI×デジタル戦略の未来とは――。 「同じ仕事で賃金差があるのは問題」「なかなか差が埋まらない」―――。 海外と比較しても大きいと言われる日本の男女間の賃金格差。その是正に取り組むべく、政府は「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」を立ち上げました。 岸田首相はプロジェクトチーム発足の会合で、女性活躍・男女共同参画は日本の経済社会の持続的発展に不可欠な要素だと述べています。確かに、女性の活躍や男女共同参画、賃金格差の是正は大切なことです。 ただ、必ずしも働くことだけが活躍とは限りません。家事や育児を含めて活躍し、頑張ってい
米Googleは6月5日(現地時間)、ChromeOSデバイス上でWindowsアプリを実行するための仮想化ツールを手掛ける米Cameyoを買収すると発表した。これにより、ChromebookなどのChromeOSデバイスのユーザーは複雑なインストールやアップデートの手間をかけずにWindowsアプリを利用できるようになるとしている。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。 Cameyoは2023年、ChromeOS向けの仮想アプリ配信(VAD)サービスを発表した。Chromebookを導入した企業などは、VDIやDaaSなどを設定せずに、このサービスでアプリをWeb経由で配信できるようになっていた。 Cameyoは2018年創業のノースカロライナ州ケーリーに拠点を置く非公開企業。Windowsアプリを仮想化し、Windows以外のデバイスやWebブラウザ内で実行できるようにするVAD
米半導体大手NVIDIAの株価が5日のニューヨーク市場で5.2%上昇して取引を終え、時価総額は3兆120億ドルと、米Appleの3兆30億ドルを抜いて世界第2位に躍り出た。 時価総額首位は依然として米Microsoftで、この日の株価終値に基づくと3兆1500億ドル。 ただロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「NVIDIAは目下人工知能(AI)でもうけ、Apple、MetaなどはAI投資にお金をつぎ込んでいる。NVIDIA(の時価総額)がMicrosoftも追い抜くのは当然の帰結かもしれない。一本調子の値上がりが期待される銘柄を買おうと待ち構えている個人投資家の資金は潤沢だ」と述べた。 NVIDIAとAppleの逆転は、2007年のiPhone発売以来Appleがずっと支配的地位を維持してきたシリコンバレーの勢力図の変化も物語っている。 ハイ
【注目】ITmedia デジタル戦略EXPO 2024夏 開催決定! 生成AIでデジタル戦略はこう変わる AI研究者が語る「一歩先の未来」 【開催期間】2024年7月9日(火)~7月28日(日) 【視聴】無料 【視聴方法】こちらより事前登録 【概要】元・東京大学松尾研究室、今井翔太氏が登壇。 生成AIは人類史上最大級の技術革命である。ただし現状、生成AI技術のあまりの発展の速さは、むしろ企業での活用を妨げている感すらある。AI研究者の視点から語る、生成AI×デジタル戦略の未来とは――。 連載:その悩み、生成AIが解決 アイデアが浮かばない、こんな無駄な作業なくしたい――。ビジネスパーソンを悩ませる日々のさまざまな困りごと、ChatGPTに聞いてみませんか? ITジャーナリストの酒井麻里子氏がプロンプトの書き方を伝授する。 Q.PowerPointのプレゼン資料を作るのが面倒です。AIを使っ
このプロジェクトは、郡開発当局、テネシー川流域開発公社、その他の行政当局による承認を待っている。 米The Informationは5月、マスク氏が投資家に対し、xAIのAIチャットボット「Grok」のためのスーパーコンピュータを構築する計画を提示したと報じた。 xAIは5月26日、60億ドル(約9400億円)調達したと発表した。この資金を「xAIの最初の製品を市場に投入し、高度なインフラを構築し、将来の技術の研究開発を加速するために」使うと説明している。 プロジェクト発表の前日には、マスク氏が、Tesla向けの予定で確保したAIチップ数千個を、XおよびxAIに転用するようNVIDIAに命じたと報じられた。 xAIのテクニカルスタッフ、デヴィン・キム氏はXに「xAIはGigafactory of Computeを構築している! 将来のモデルをトレーニングするには、現在の最先端のモデルの10
ソフトバンクは6月4日、技術公開イベント「ギジュツノチカラ テラヘルツ編」を開催。研究開発中のテラヘルツ無線の実証実験を報道陣に公開した。 テラヘルツ帯は、5Gのミリ波で実用化されている28GHzや39GHzよりも高い周波数帯域だ。その周波数帯の定義は複数存在するが、広い定義では0.1THz(100GHz)~10THz(1万GHz)が含まれるとされる。高速な無線通信に活用できると見込まれるが、扱いが難しいことから未活用の領域となっていた。 ソフトバンクはBeyond 5G/6Gの時代において、テラヘルツ帯を活用したモバイル通信を目指している。テラヘルツ通信の研究は、2017年に開始。テラヘルツ通信での動画伝送の実証実験や、回転式反射鏡アンテナの開発などを行ってきた。 今回の実証実験では、より現実のシナリオに近い「クルマと基地局の通信」というシナリオに沿って展開した。歩道橋の上に設置したアン
タリーズコーヒーの新業態として誕生した、紅茶特化店「タリーズコーヒー&TEA」。現在、全国に30店舗とじわじわと数が増えているが、どんな効果が出ているのか。
九州電力グループで電気温水器の販売などを手がけるキューヘン(福岡県福津市)は6月3日、第三者によるランサムウェア攻撃を受けたと発表した。5日までに約10万4000件の個人情報が漏えいした可能性があることも分かった。 被害状況は調査中だが、3日の時点で社内情報の一部が暗号化されていることを確認した。キューヘンは影響を受けた可能性があるPCの停止、およびPCとデータ保存領域のネットワークからの切り離しなどの緊急対応を実施したという。 4日には、不正アクセスがあった社内情報の中に給湯器販売業務で使用する約10万4000件の個人情報が含まれており、漏えいしたおそれがあると明らかにした。この中には九州電力から委託を受けていた給湯器販売に関連した約4000件の個人情報も含まれていた。 九州電力も5日付でプレスリリースを出し、グループ会社への不正アクセスがあったこと、個人情報が漏えいした可能性のある顧客
カプセル玩具事業を手掛けるターリン・インターナショナル(東京都台東区)は6月5日、ITインフラ機器をミニチュア化したカプセルトイの第2弾「手のひらネットワーク機器2」を6月13日に発売すると発表した。米Dell Techonologiesや米Fortinetなどの製品のミニチュア版に加え、同シリーズの第1弾も再々販売する。 コレクションには、APRESIA Systems「ApresiaNP3000-24X4Q」、Dell Technologies「PowerEdge R760」、米Extreme Networks「5720-48MXW」、Fortinet「FortiGate-3701F」の4製品を用意。サーバラックやLAN/電源ケーブル、冷却ファン、PDU(電源タップ)などの小物も再現している。 製品はそれぞれAPRESIA Systems、デル・テクノロジーズ、Extreme Netw
パナソニックは6月5日、エアコンの試運転など、久しぶりに稼働したときに吹き出す嫌な臭い“もわっと臭”に関するアンケート調査の結果を発表した。長時間の「つけっぱなし運転」が原因になるおそれがあると指摘している。 エアコンを所有している20~60代の男女555人を対象にオンラインでアンケート調査を行った。今年すでに冷房運転をした人のうち、もわっと臭を感じた人は49.5%と半数近くに及んだ。過去に経験のある人は70.5%だった。 もわっと臭の原因は「エアコン内に溜まったホコリやゴミ、カビなど」。これらが一気に吹き出すこともあるため、パナソニックは「久しぶりに運転をする場合は、窓を開けて換気しながら10分ほど動かす」ことを勧めている。 長時間運転でカビが生えやすくなる理由 パナソニックは、エアコンを長時間切らない、つけっぱなし運転が、もわっと臭につながるおそれがあると指摘する。理由は、長時間の運転
リコーと理化学研究所は6月4日、技術の実用化の兆しを数値で判定できるアルゴリズムを開発したと発表した。論文と特許に共通して出現するキーワードを多重解析することで、研究論文の増加が収束し、特許が急増しているパターンを判別する。 両者が2023年に開発した、既存の技術文献データから新しいトレンドの変化点を定量的に測定・把握するアルゴリズムを応用した。 研究の主なアウトプットである論文と、ビジネスの主なアウトプットである特許それぞれで、共通して出現するキーワードの増減パターンを座標解析で判別。研究論文の増加が収束し、特許が急増しているパターンを判別することで、実用化の兆しをとらえる。 新技術の特許も出願済み。リコーは新技術を活用することで、研究開発テーマ探索を効率化する。 関連記事 先延ばし癖、楽観的になれば改善する? 東大の研究 「今よりも未来のストレスが増えることはない」と信じる楽観思考の人
NASAは6月4日(現地時間)、「ハッブル宇宙望遠鏡」の6つあるジャイロスコープのいくつかに不具合が生じたため、1つで運用するための移行作業を進めていると発表した。作業が終われば6月中旬にも観測を再開する予定だ。 ハッブル宇宙望遠鏡は、スラスターの噴射ではなく、ジャイロとリアクションホイールで姿勢を制御する仕組みだ。しかしこの半年ほど、特定のジャイロが誤った測定値を返すケースが増え、観測の中断を余儀なくされていた。 運用チームは繰り返し機器をリセットし、一度は通常の測定時に戻すことができたものの、5月下旬に再度問題が発生。ハッブル宇宙望遠鏡は5月24日からセーフモードに入っている。 現在のジャイロスコープは、2009年に行われたスペースシャトルによる整備ミッションで取り付けたもので、6つのうち3つは現在も動作している。ただし、不具合のあるジャイロもこれに含まれているという。 1つのジャイロ
スーパーマーケット「ロピア」などを展開するOICグループ(神奈川県川崎市)はこのほど、2025年春にバーベキュー場併設型店舗をオープンすると発表した。同社は今年4月、公園や商業施設屋上など都市部でバーベキュー場を運営するタイシステム(新潟県津南町)と資本業務提携を締結した。これにより、バーベキュー場を併設したスーパーという新しい業態展開が可能となった。
アマゾンジャパンは6月5日、生鮮食品を最短2時間で届ける「Amazonネットスーパー」を、Amazonプライム会員以外にも開放した。対象エリアでAmazon.co.jpアカウントを持っていれば誰でも利用できる。 プライム会員以外が利用する場合、1回あたりの通常配送料が200円加算される。 Amazonネットスーパーは、野菜や精肉、惣菜、飲料、酒、日用品、ベビー用品などを注文から最短約2時間で届けるサービスで、対象エリアは東京、神奈川、千葉、愛知、大阪、京都、北海道の一部など。 自前のネットスーパー「Amazonフレッシュ」に加え、ライフや成城石井などの提携スーパーからサービスを提供している。 2024年をめどに福岡市と一部周辺エリアで、マルキョウネットスーパーと協業してサービス提供を始める予定だ。 関連記事 成城石井、Amazonにネットスーパー開設 プライム会員向け、最短2時間で配達 成
総合映像プロダクションの東北新社は6月4日、世界遺産「軍艦島」の3Dデータをバーチャルプロダクション向け背景素材として7月5日より提供開始すると発表した。電通クリエーティブXなどと連携して提供し、素材使用料の一部は長崎市へ軍艦島の保全予算として還元するという。 利用できるのは、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つである端島炭坑、通称軍艦島の3Dデータ。軍艦島はかつて海底炭鉱の島として栄え、日本初の鉄筋コンクリート造による高層アパートが建設されるなど、明治日本の近代化を支えた。しかし、1974年に閉山してからは建物の老朽化が進み、地理的・技術的理由からその保全は困難を極めているという。 2023年に始動したHERITAGE DATABANKは、世界遺産をはじめとする貴重な自然や文化を3Dデータ化し、企業/団体と共に活用する保全プロジェクトを進めている。その第一弾として、長崎市協
アニメソングのライブイベント「Animelo Summer Live」(アニサマ)の運営チームは6月5日、過去のライブイベントに出演したアーティストの盗撮写真が、オークションサイトで違法に販売されていたと発表した。 アニサマでは、出演アーティストの撮影は禁止行為としている。しかし、2023年に開催した「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」で盗撮したアーティストの写真を「Yahoo!オークション」で販売している事例を確認したという。すでに警察には建造物侵入罪などによる被害申告済みで、現在捜査中としている。 アニサマの公式Webサイトでは「このような行為は絶対に許されないものであり、主催者としても断固として対処する所存」と発表。24年に開催するライブでは同様の行為が発生しないよう、警備体制の強化を検討している。 運営チームは、会場内でこのような行為を見かけた場合は警
地方百貨店の閉店ラッシュに歯止めがかからない。平成3年の9兆円超をピークに業界の売上高は半減。インターネット通販の普及や大型量販店の進出などが影響し、かつて「小売りの王様」と呼ばれた百貨店が地方では毎年のように姿を消している。業界関係者は「既存の店舗運営では淘汰(とうた)されていく」と危機感を募らせており、人口減が続く中、来店頻度を高める“生存戦略”が求められている。 離れていくブランド 「仕方のない状況だったが閉店はショックだった。百貨店を利用してくれていた地元の人には感謝しかない」。今年1月に閉店した一畑百貨店(松江市)の元専務、井上智弘さん(65)は感慨深げに振り返る。 昭和33年に開業した一畑百貨店は島根県唯一の百貨店として親しまれ、地元の人の「ハレの日」を彩ってきた。40年以上にわたって勤務し、「一畑百貨店一筋」という井上さんは有名アパレルブランドの誘致に貢献するなど黄金期を支え
Tesla、X、xAIなどのCEOを務めるイーロン・マスク氏が、Tesla向けの予定で確保したAIチップ数千個を、XおよびxAIに転用するようNVIDIAに命じた──CNBCが6月4日(現地時間)、独自に入手したというNVIDIAのメールに基づいてそう報じた。これにより、Teslaへの5億ドル相当のチップ導入が数カ月遅れる可能性があるという。 CNBCが入手した昨年12月のNVIDIAのメモには「イーロン(マスク氏)は、TeslaではなくXでのH100(NVIDIAのGPU)クラスタの展開を優先しており、当初Tesla向けに予定していた1万2000個のH100をXにリダイレクトした」と記されていたという。4月下旬のメールには、Teslaの第1四半期の業績発表後の電話会見でマスク氏が「2024年末までにTeslaでのH100の稼働数を3万5000から8万5000に増やす」と発言したことは、「
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