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東京大学などの研究チームは5月15日、大規模言語モデル(LLM)と、感覚性失語症当事者の脳の情報処理が似ているとの研究成果を発表した。数理解析により、両者の情報処理のパターンを分析。類似性を明らかにしたという。 LLMではしばしば、誤っている情報をもっともらしく出力する「ハルシネーション」と呼ばれる現象が発生する。一方、言葉の意味を理解する能力が低下する感覚性失語症の代表である「ウェルニッケ失語症」の当事者には、「言葉はよどみなく出るのだけれども、よく聞くと意味のないことや一貫性のないことを話している」などの症状がみられるという。 研究チームは、この類似性に着目。ウェルニッケ失語症を含めた感覚性失語症と、言葉の意味は理解できるものの発しにくくなる運動性失語症の当事者、失語症ではない人たちのグループを用意し、脳の神経活動を視覚化する「fMRI」を使って計測した。分析手法には、活動の安定状態と
米Xは5月23日(日本時間)、データセンターで障害が発生していると発表した。エンジニアリングチームの公式アカウント(@XEng)は、「一部のユーザーに不具合が発生していることを認識しており、問題の解決に向けて対応を進めている」と説明している。Xの日本法人「X Corp. Japan」も同件について、公式Xアカウント(@XcorpJP)で言及し、謝罪した。 X上では、5月23日未明頃からタイムラインの読み込みやログインなどに関する不具合の報告が相次いでいる。「DM通知が届いても実際のメッセージが表示されない」との声もあり、「DM不具合」などの関連ワードがXの日本のトレンド上位に入っている(23日午後2時45分時点)。
米Anthropicは5月22日(現地時間)、最新AIモデル「Claude Opus 4」「Claude Sonnet 4」のリリースにあわせ、両モデル向けのプロンプトエンジニアリングのコツを公開した。両モデルは、米OpenAIの「o3」などを超えるコーディング性能を備えるとしており、何点かポイントを押さえることで、より効果的なプロンプトエンジニアリングができるという。 両モデルは、前世代のモデルよりもユーザーの指示に忠実に従うため、具体的に指示を出す必要がある。例えば、ダッシュボードを作成する場合、「分析ダッシュボードを作成してください」と指示するより、「分析ダッシュボードを作成してください。できるだけ多くの関連機能とインタラクションを含めてください。基本的な機能にとどまらず、フル機能での実装を構築してください」と指示するほうが効果的という。 他にも原則として、「なぜその動作が重要なのか
ファミリーマートは5月20日、Vポイント磁気カード(Tカード)の読み取りを、8月31日に終了すると発表した。 9月以降にVポイントを利用する場合は、Vポイントを連携したファミペイアプリかVポイントアプリを利用するよう呼び掛けている。 関連記事 Tポイント統合、青と黄色の新「Vポイント」スタート アプリも刷新 CCCMKホールディングスと三井住友カードは4月22日、Tポイントを統合し、新生Vポイントを開始したと発表した。ロゴのデザインを一新し、Tポイントのカラーだった、青と黄色をロゴに採用している。 厳しい戦いを強いられるTポイント 競争激しい共通ポイントの今を決済ジャーナリストにいろいろ聞いた 大手企業の「Tポイント離れ」が起こっている一方で、「楽天ポイント」や「dポイント」が活発な共通ポイント業界。現状について決済ジャーナリストの鈴木淳也さんに聞いた。 ヤフー、「Tポイント」付与を終了へ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米MITや米OpenAIなどに所属する研究者らが発表した論文「Vision-Language Models Do Not Understand Negation」は、最新の視覚・言語モデル(VLM)が「no」や「not」といった否定表現を理解する能力に深刻な欠陥があることを発見した研究報告だ。 研究チームは、視覚・言語モデルの否定理解能力を体系的に評価するために「NegBench」という新しいベンチマークを開発した。このベンチマークは、画像や動画、医療データセットにまたがる18種類のタスクと7万9千以上のサンプルを含み、2つの主要タスクから構
台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」の会場では、分割タイプのキーボードを見かける機会が多かった。折しも、ASUSTeK Computerから「ROG Falcata Spilit Wireless Gaming Keyboard」(Best Choice Award 2025のCategoly Award受賞)が発表されたばかりだが、それ以上のインパクトを秘めた分割/無線キーボードをTex Electronicsで見つけた。
Microsoftは2025年5月19日(現地時間)、年次開発者会議「Build 2025」で「Windows 11」がAIエージェント向けの標準プロトコル「Model Context Protocol」(MCP)に対応すると発表した。 MCPはAIエージェントが外部ツールと連携するための共通プロトコル。さまざまな機能を提供するMCPサーバを構築したり、MCP準拠のアプリケーションを接続したりすれば、AIエージェントが本来持たない機能を実現できる。Windows上のアプリは自身の機能をMCPサーバとして提供し、AIエージェントがそれを呼び出すことでより高度な支援や操作が可能となる。まずは一部のパートナー企業向けに数カ月以内にプライベートプレビューを開始する。 MCPの危険性への配慮は? AIエージェントが外部ツールを操作する場合は適切な権限の制御が求められる。MCPの導入に当たってはセキュ
米国国立標準技術研究所(NIST)は2025年5月19日(現地時間)、悪用される可能性のある脆弱(ぜいじゃく)性の予測に関する新たなセキュリティ指標「Likely Exploited Vulnerabilities」(LEV)を提案するホワイトペーパー(CSWP 41)を公開した。 LEVはソフトウェア/ハードウェアにおける数多くの脆弱性の中から、実際に悪用される可能性が高いものを特定し、修正対応の優先順位を決定するための補助指標となる。NISTおよび米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)の研究者が共同で執筆したこの文書では、既存の「Exploit Prediction Scoring System」(EPSS)および「既知の悪用された脆弱性カタログ」(KEV:Known Exploited Vulnerabilities Catalog)の限
ソニーのスマートフォンといえば「Xperia」、携帯音楽プレーヤーといえば「ウォークマン」。どちらも音質にこだわって開発されており、音楽を聴く人なら1度は有力な選択肢になったか、既に所有している人もいるだろう。では、それぞれにどのような特徴や違いがあり、どのような場面やどのような人に向くのか。 Xperiaはスマートフォン向けのプロセッサや音声通話機能を備え、ハイエンドモデルでは負荷のかかるゲームなどの処理にも対応できる。一方、ウォークマンは音楽再生専用機として作られており、音声通話機能はない。アンプやコンデンサーといった音響部品の質が高く、ノイズを抑えるための基板設計などにも専用機ならではのこだわりがある。 それぞれで利用できる音楽再生アプリにも違いがあり、Xperiaには「ミュージックアプリ」、ウォークマンには「W.ミュージックアプリ」という異なる名称のアプリが搭載されている。 イコラ
「しかるべき確認手順を経ずに記事が公開されたため」――本田技研工業(ホンダ)は、同社のソフトウェアエンジニアが、社内環境などを赤裸々につづった公式ブログの記事を公開翌日に削除した理由について、削除から2日経った5月22日にこう釈明した。 削除された記事は、19日公開の「ソフトウェアエンジニアがHondaに転職して感じたこと4選」。転職2年目のエンジニアが執筆していた(関連記事:「ソフトウェア開発インフラが整ってない」――“赤裸々すぎ”と話題のホンダテックブログ、突然の記事削除 「逆に印象悪い」の声も)。 記事では、社内の環境について「ソフトウェア開発のインフラが整っていない」などとネガティブな面を明かしつつ、「能力が高い人が多い」など評価もしていた。 記事が公開されるとエンジニアを中心に「赤裸々すぎる」などと話題になり、オープンな社内文化であるとの印象を与えたが、公開翌日に突然削除されたこ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米ワシントン大学の研究者らが発表した論文「Spatial Speech Translation: Translating Across Space With Binaural Hearables」は、両耳に装着するイヤフォン型デバイスを使用して、周囲の複数の話者の発言をリアルタイムで翻訳する技術「空間音声翻訳」を提案した研究報告だ。この技術の特徴は、単に翻訳するだけでなく、各話者の声の特徴と空間的な位置関係を保持できる点にある。
Googleは本業である検索で、どの方向に向かおうとしているのだろうか? その点を考察してみた。 AI Modeは検索、会話を楽しむものではない 生成AIと検索の関係は、そんなにシンプルなものではない。 Google・検索技術担当バイスプレジデントのリズ・リード氏は、「他のチャットbotと比較すると、多くの異なるユースケースに焦点を当てている。AI Modeは検索であり、会話を楽しみに行く場所ではない」と話す。 生成AIベースのチャットサービスはいろいろなことができる。一方で、一番向いていないのが「知らないことを質問し、答える」ことだと言っていいかもしれない。1つの事実として、生成AIがそのまま検索エンジンを代替するのは難しいのは間違いない。生成AIになにかを尋ねても正しい答えが返ってくるとは限らず、いわゆる「ハルシネーション」はまだまだ多数ある。 そこで、「生成AIがWebを検索してまと
台湾で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」に出展しているSynologyブースでは、発表されたばかりのパーソナルクラウド「BeeStation Plus」や、NASの「DiskStation DS425+」など、同社製品やソリューションが一堂に会していた。 →SynologyがAMD EPYC搭載のオールフラッシュストレージ「PAS7700」「PAS3600」を発表 法人向けから個人向けまで製品が一堂に Synologyのブースは台北南港展覧館第一ホール(TaiNEX 1) 1階の「Storage & Management Solutions」にあり、法人向けから個人向けまで、さまざまな製品が並んでいる。 中でも、日本で発表されたばかりのBeeStation Plusは、HDDの容量が従来の倍となる8TBとなり、新たに動画を個人用ストリーミングライブラリーに変換できる「Pl
Firefox内のFakespot機能である「Review Checker」は、6月10日に終了する。 Mozillaは今後、スマート検索やAIを活用した機能などに取り組み、「誇りある独立性を保ちつつ、ユーザーのために尽力するWebブラウザの開発を続けていく」としている。 関連記事 米司法省対Google訴訟、最終局面へ――救済策を巡る開廷弁論開始 司法省が2020年にGoogleを独禁法違反で提訴した裁判で、是正のための救済策を巡る開廷弁論が始まった。Googleはこの救済策は「危険で無責任だ」と主張し、控訴するとしている。 Mozilla Foundation、従業員の30%を解雇 Mozillaの非営利部門であるMozilla Foundationは従業員の30%を解雇したと、TechCrunchが報じた。広報担当者は「敏捷性と影響力を高めるためにチームを再編」し、関連担当者が対象に
21年の新型コロナによる死亡者数は、国内で累計約1万4000人。21年末時点で、全国の接種率は83.4%であったと推定される。研究チームは、ワクチン導入が1カ月早ければ2571人、3カ月早ければ7003人の死亡を防げたと推計した。一方、1カ月遅れていればさらに4796人、3カ月遅れていれば2万2216人の死者が追加で発生していた可能性があるとした。 また、研究チームは「ワクチンの有効性は捏造されている」「政府はワクチン接種と自閉症の関連を隠蔽している」といった誤情報の拡散が、接種行動に与えた影響にも注目。約3万人を対象に実施された当時のアンケート調査などをもとに、誤情報を信じているワクチン受容者が接種を忌避していた場合、接種率は76.6%まで低下すると試算した。 この場合、死者は実際より1020人増えると推計。逆に、誤情報を信じていたワクチン忌避者が、信じていなかった人と同程度に接種してい
米OpenAIは5月22日(現地時間)、「Stargate UAE」の立ち上げを発表した。ソフトバンクG、米Oracle、米NVIDIA、米Cisco、UAEのAI企業G42などとの協定の下、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに、大規模な次世代AIインフラクラスターを建設する。 Stargate UAEは、G42が構築し、OpenAIとOracleが運用する。NVIDIAは「Grace Blackwell GB300」を提供する。最初のAIクラスタは2026年に稼働開始の予定だ。 参加企業の代表者たち(左から3人目から、NVDIAのジェンスン・ファンCEO、OpenAIのサム・アルトマンCEOの、ソフトバンクGの会長兼CEOの孫正義氏、UAEのムハンマド大統領、Ciscoのジーツ・パテル社長 画像:Stargate UAE発表プレスリリースより) このプロジェクトはドナルド・トランプ米大
世界を読み解くニュース・サロン: 本連載は、国際情勢やビジネス動向を深掘り、グローバルな課題とそれが企業に与える影響を分析する。米中関係やテクノロジー業界の変動、地政学的リスクに焦点を当て、複雑な要素を多角的に捉えながら、現代社会の重要な問題を分析。読者にとって成功への洞察を提供していく。 ついに日本で、 「能動的サイバー防御」を可能にする複数の関連法が成立した。2027年中に本格的に導入が始まる。 ここまでの道のりは長かった。2022年12月、政府が閣議決定して、防衛3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)に能動的サイバー防御の導入を明記。以後、国会で議論されそうになっても、政治のゴタゴタが起きて審議が先延ばしにされてきた。 攻撃の99%が海外からとされるサイバー攻撃の分野では、能動的サイバー防御が可能になることで、自衛隊や警察が予防的に対応できるようになる。やっと世界標
米Anthropicは5月22日(現地時間)に開催した開発者向けイベント「Code with Claude」で、最新AIモデル「Claude Opus 4」「Claude Sonnet 4」を発表した。いずれもソフトウェア開発などの分野で米OpenAIの「o3」を超える性能という。 どちらのモデルも応答速度に長けたモードと、長考によって高いクオリティーの回答を出す「拡張思考」モードを使い分け可能。拡張思考中に同社のWeb検索用APIを使い、回答に反映することもできるという。 Opus 4は同社で「最も強力なモデル」をうたう。コーディングと複雑な問題解決に向くといい、ソフトウェア開発における現実的な課題に対する性能を測るベンチマーク「SWE-bench Verified」では72.5%(計測手法によっては79.4%)の正答率を記録。o3(69.1%)や米Googleの「Gemini 2.5
漫画家の井上雄彦さんが5月22日、自身の公式Xアカウントで6月2日から「SLAM DUNK」(以下、スラムダンク)がデジタル版(電子書籍)でも購読できるようになると発表した。 井上さんは「余談ですが」と断った上で「原稿はB4サイズのケント紙に描いていて、2ページにまたがるいわゆる見開きの場合は、2倍サイズのB3の紙を横にして描いてました。連載当時は紙の本しかなく見開き2ページ単位でコマ割りにしていたので、大きめのタブレット端末で見開きの状態にすると原稿に1番近く、読みやすいかもしれません」としている。 また「本の綴じ込んであるところ、いわゆるノドの開きにくいところも今回しっかり見ていただけるのも良い点です」として、使用する端末によっては電子書籍の方が見やすい場合もあると考えたようだ。 電子書籍をスマートフォンなどで見ると“見開き”などの演出が生きないため、電子化に後ろ向きな漫画家は少なくな
アンカー・ジャパンは5月22日、パーソナルUVプリンター「EufyMake UV Printer E1」を発表した。3Dテクスチャ対応モデルとしては世界最小のコンパクトサイズながら、最大5mmの凹凸をつけた表現に対応する。価格は32万9900円で、2025年秋頃よりAnker Japan公式オンラインストアなどで販売開始予定という。 E1は、従来の産業用UVプリンターと比べて約90%の小型化を実現し、サイズは約590×250×407mm、重さは約20kgとなる。コンパクトながら約420×330mmのプリントサイズに対応し、産業用プリンターに劣らないクオリティでの印刷が可能という。解像度は最大1440dpiで、100万色以上のカラーに対応する。
画像生成AI「Stable Diffusion」開発会社である英Stability AIの日本公式サイトにアクセスできなくなっている。5月22日時点で、アクセスしてもWebサイト作成サービス「Squarespace」による「このサイトは現在プライベートになっている」「所有者か投稿者の場合はログインして」とのメッセージのみが表示される状態だ。 同サイトは日本法人のStability AI Japanが運営していたとみられ、日本企業による画像生成AI「Stable Diffusion」の活用事例や、公式ブログなどを掲載していた。Stability AIの日本公式Xアカウントも2024年10月から更新しておらず、発信が途絶えている。英本社の公式サイトにはアクセス可能だ。 関連記事 コロプラ、ゲーム作りに画像生成AI活用 具体的な使い道は? 同社に聞いた 画像生成AI「Stable Diffusi
同社は2018年に直営店「Anker Store」の展開を開始。現在、35店舗を運営している。新たにオープンするカフェも、Anker Storeの新業態という位置付けで、顧客接点のさらなる拡大を目指すという。 「Anker Store & Cafe 汐留」は都営大江戸線「汐留駅」から徒歩1分、JR山手線「新橋駅」汐留改札から徒歩4分に位置。営業時間は平日が午前8時~午後9時、週末が午前9時~午後9時。 関連記事 「良くないこととはわかった上で」……増えるバッテリー火災、背景を分析した“清掃員芸人”の投稿に共感が集まる 清掃員は日々リチウムイオン電池に怯えながら、ごみの回収作業をしている──漫才師として活動するかたわら清掃員としても働く“清掃員芸人”のマシンガンズ滝沢さんがXでバッテリー火災について語った。 すべてのリチウムイオン電池の回収を市町村で 環境省「一般廃棄物として自治体が回収する
富士フイルムからレトロで斬新なコンデジ「X half」登場 いにしえのハーフサイズカメラの“不便さ”まで再現(1/2 ページ) 「ハーフサイズカメラ」をご存じだろうか。35mm判フィルムの半分のサイズで撮影できるカメラのことで、オリンパス「Pen」や富士フイルム「FUJICA Half(フジカハーフ)」などのコンパクトカメラが有名。フィルムが高価だった時代に倍の枚数が撮れるのは経済的だったが、記念写真くらいしか撮らない家庭では、なかなか現像に出せないジレンマも抱えることになった。そんなハーフサイズカメラがデジタルで現代に蘇った。 富士フイルムが5月21日に発表した「X half(エックスハーフ)」は、240gの軽量ボディでフィルムライクな写真表現を楽しめるコンパクトデジタルカメラ。しかも、フィルムカメラの不便なところまで再現した完全に“趣味枠”のカメラといえそうだ。 かつてのハーフサイズカ
リコーイメージングは5月22日、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「GR」シリーズの最新モデル「RICOH GR IV」の開発を発表した。2025年秋の発売を予定している。価格は未定。 GR IVは、旧モデル「GR III」のデザインを継承しながら、新型のイメージセンサーや画像処理エンジン、レンズなど主要デバイスを一新した。撮像素子はAPS-Cサイズの約2574万画素CMOSセンサーで、ISO100~20万4800までの高感度に対応する。レンズは18.3mm(35mm判換算で約28mm)、開放値F2.8の5群7枚構成で、非球面レンズを3枚採用する。35mm、50mmのクロップ機能も内蔵する。 センサーシフト方式の5軸手ブレ補正を搭載し、補正ユニットを用いたモアレ低減機能も備える。2段の内蔵NDフィルターも搭載する(オンオフ可能)。AFは像面位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリ
宮城県警は5月20日、映画「ゴジラ-1.0」などのストーリー全体を権利者に無断で文字起こしし、関連画像をあわせて自社サイトに掲載した著作権法違反の疑いで、仙台市の男女5人と運営会社を、著作権法違反の疑いで仙台地検に送検した。 コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が発表した。CODAによると、法人が著作権法違反の疑いで送検される例は「非常にまれ」という。 発表によると男女らは、2023年11月、「ゴジラ-1.0」(著作権者:東宝)、「シン・仮面ライダー」(同:東映)「シン・ウルトラマン」(同:円谷プロダクション)などについて、権利者に無断でストーリー全体を文字起こしし、関連画像と合わせて記事を作成してサイトに掲載。広告収益を得ていたという。 サイトには少なくとも8000作品の映画が掲載され、映画の最初から最後までの詳細な内容が分かるようになっていたとしている。 5人は、全体を統括する会社経
5月21日に幕張メッセで開幕した国内唯一の防衛・セキュリティ展示会「DSEI Japan」で、防衛装備庁が研究開発を進めているレールガンの模型を展示した。実用化を想定した姿になっていた。 レールガンは、火薬ではなく電力を利用して加速させた弾丸を射出する砲。火薬を使用する砲に比べて速い初速と高い貫通力、長い射程といった特長がある。 担当者によると、弾の速度は音速の6倍(時速約7400km)から7倍(時速8600km)となり、弾丸が小さく高速なため探知や迎撃をされにくい点もメリットだという。 現在は実用化に向けた実験中で、その結果を基に実際の運用方法を検討する。今回のメインの展示は艦載を想定した2分の1スケールの模型で、4月に試験艦「あすか」に搭載したものに比べ、砲身はスリムに、また外装はステルス性を意識したものになっている。
警察庁によれば、通信事業者からは「道路工事が原因」との報告を受けたといい、直接的な要因は物理的な断線などによる通信断だったとしている。工事の詳細や発生地点については、現時点では把握していないという。 障害により手続きができなかった来所者への対応については、各道県警が判断する方針。 関連記事 マイナ免許証、2025年3月24日から開始 更新時講習もオンラインで受講可能に 警視庁はマイナンバーカードと運転免許証を一体化する「マイナ免許証」を2025年3月24日から開始するとの方針を発表した。 マイナ免許証、海外で運転するなら従来の免許証との「2枚持ち」を 平デジタル相が注意喚起 デジタル庁の平将明大臣は、3月18日の記者会見にて、全国の運転免許センターや一部警察署などで「マイナ免許証」の交付が24日から始まるのに合わせ、海外で運転する場合、従来の免許証の2枚持ちを検討するよう呼びかけた。 「コ
トーハンは5月21日、イラストレーターや絵本作家などに作品を発注できるWebサービス「KAYTE」(カイテ)を本格的にスタートした。 オーダー内容の確認が必要な場合はトーハンが顧客と連絡を取り合い、クリエイターに伝えるなど、トーハンが仲介の役割を果たす。 クリエイターは、「全身イラスト」「SNSアイコン制作」「似顔絵制作」などのプランを出品。価格や納期、納品形態、修正対応なども細かく設定できる。 顧客は出品されたプランの中から選び、オーダーを記入して制作を依頼する。オーダー内容の確認が必要な場合はトーハンが顧客と連絡を取り合い、クリエイターに伝える。 納品物はKAYTEサイト上にアップロードして受け渡すか、実物をトーハン経由で発送する。納品後にトーハンが顧客から料金を受け取り、クリエイターに支払う。料金の一部はトーハンが手数料として受け取る。 トーハンの社内ベンチャー制度で若手社員が発案し
第1弾も同様の制限を設けていたが、各店舗に注文が殺到してすぐに完売。同社は「転売目的の購入はご遠慮ください」としていたが、「メルカリ」などフリマサイトで、おもちゃの高額転売が相次いだ。 こうした事態を受け、「子どもが買いづらいのはかわいそう」「転売目的の購入を防げる強い制限が必要では」などとネットで議論になっていたが、同社は今回、制限を強めないことに決めたようだ。 23日発売の第2弾のおもちゃは「マインクラフト」「ちいかわ」各4種類ずつ。前回と同程度のニーズがあるとみられ、店頭では混乱が予想される。 マイクラは、キャラクター「ハチ」の模型やキューブ型のブロックおもちゃなど、ちいかわはえんぴつキャップやフォトフレームなどをラインアップする。 関連記事 ちいかわ・マイクラのハッピーセット人気 マック「転売目的での購入控えて」呼び掛けも、フリマアプリでは…… 日本マクドナルドは5月16日、映画「
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