サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
参議院選挙2025
www.itmedia.co.jp
「まるで紙のような質感」というキャッチフレーズのAndroidタブレットが登場しました。中国TCLの日本法人であるTCL JAPAN ELECTRONICSが、7月25日に市販を始める「NXTPAPER 11 Plus」です。どの程度のものだろうと思っていたのですが、実際に触ってみるとマットな表面処理の効果で、本当に紙に近い感触がありました。 ディスプレイのベースはIPS液晶なのですが、表面の特殊コーティングで反射を抑制しつつ紙のような触り心地を実現しています。フィルムが良い仕事をしているようです。 NXTPAPER 11 Plusには、Web閲覧や動画再生に適した通常モードの他に、2つの表示モードがあります。暖色系で雑誌を読むのに適した「カラーペーパーモード」と、「Kindle」のような白黒表示になる「インクペーパーモード」です。
ドナルド・トランプ米大統領は7月23日(現地時間)、米国をAI分野で世界的に優位な立場に確立し、将来の経済成長、国家安全保障、人類の発展を確保することを目的とした包括的な「America's AI Action Plan: Winning the AI Race」(以下、AI Action Plan)を発表した。この計画は、以前のバイデン政権がAIに関して発令した大統領令14110を撤回し、トランプ大統領の1月の大統領令14179「Removing Barriers to American Leadership in Artificial Intelligence」に基づくものだ。 トランプ氏はワシントンD.C.の講堂で開催した「Winning The AI Race」イベントで「われわれはAI産業を絶対的にトップに押し上げるつもりだ。なぜなら、AIは今まさに生まれたばかりの美しい赤ちゃん
米Google DeepMindは7月23日(現地時間)、断片的な古代碑文を文脈化するためのAIモデル「Aeneas」(アイネイアス)を発表した(アイネイアスは、ギリシャ・ローマ神話に登場する放浪する英雄の名)。ノッティンガム大学をはじめとする複数の大学の研究者と共同で開発した。 ラテン語のデータセットで訓練されており、解読できるのは主にラテン語だが、古代ギリシャ語の書物も扱える。 Aeneasは、碑文のテキストと画像をインプットとして分析するマルチモーダル生成ニューラルネットワークとして機能する。碑文の単語、構文、定型句などの類似性に基づいて「パラレル(類似テキスト)」を識別することで、これまで歴史家が膨大な時間と専門知識を要した複雑な作業を劇的に加速させるという。 碑文のテキスト情報だけでなく、画像情報も分析することで、その地理的起源を特定できる。また、欠損したテキストの長さが不明な場
「生成AI=悪ではない」――セガ、ゲーム開発でAI活用するための取り組みを紹介 “安心安全”担う方法とは?(1/2 ページ) 「生成AI=悪というわけではなく、それに適したツールやモデルをどういう範囲・責任で使うかまでを含めた設計が大切」――セガの横島太志氏は、横浜市で開催中のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2025」にて、同社の生成AI活用のガバナンス体制を紹介する講演に登壇。リスクを抑えながら、AIを効果的に活用するための取り組みを解説した。 7月22日の講演では、セガの横島氏(コーポレートデベロップメント本部企画調査部テクニカルディレクター)と、矢儀篤樹氏(技術本部テクニカルディレクター兼開発技術部部長兼技術統括室副室長)が登壇した。 矢儀氏は、ゲーム開発における生成AI活用の現状について「70~80%のゲーム開発者がAIを使っているという情報も出ている。AIを使わないで
国民生活センターは7月23日、モバイルバッテリーから発煙・発火した事故に関する報道を受け、公式Xで改めて注意を呼び掛けた。 カバンの中のモバイルバッテリーが過熱して煙が出る実験映像を示し、熱がこもる環境に置かないこと、リチウムイオン電池が膨張していたら使用を中止することなどを呼び掛けている。 事故は20日、東京のJR山手線で発生。スマートフォンを充電中だった女性のモバイルバッテリーから発煙し、コードを抜いて床に落としたら発火したという。 モバイルバッテリーは、過去に何件も発火事故が起きたリコール対象製品だったと報じられており、「cheero Flat 10000mAh」だった可能性が指摘されている(山手線発火事故「自社製品の可能性」 cheero、リコール対象のモバイルバッテリー「探しています」と再告知)。 関連記事 山手線発火事故「自社製品の可能性」 cheero、リコール対象のモバイル
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 英国のUniversity of the West of ScotlandやオーストラリアのUniversity of Adelaideに所属する研究者らが発表した論文「Were Our Grandmothers Right? Soup as Medicine-A Systematic Review of Preliminary Evidence for Managing Acute Respiratory Tract Infections」は、急性呼吸器感染症に対するスープの治療効果について体系的な文献レビューをした研究報告だ。 研究チームは2024
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 大阪大学社会技術共創研究センターに所属する研究者らが、メルカリの研究開発組織「R4D」との共同研究の一環として発表した研究ノート「Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較 : 経済・倫理・社会の観点から」は、Switch 2が日本と米国で異なる予約販売方法を採用したことについて考察した研究報告である。 6月に発売したSwitch 2は、日本では抽選制、米国では先着順という対照的な予約販売方法を採用した。なぜこのような違いが生まれたのか。これについて、研究グループはこの現象を説明する5つの仮説を探索的に検討している。 抽選制による負担 第1
米Googleの持株会社である米Alphabetは7月23日(現地時間)、第2四半期(4月~6月)の決算を発表した。Alphabet全体の売上高は前年同期比14%増の964億2800万ドル(アナリスト予想は940億ドル)、純利益は19%増の281億9600万ドル(1株当たり2.31ドル、アナリスト予想は2.18ドル)だった。売上高は8四半期連続の2桁台の増加で、アナリスト予測を大きく上回った。 スンダー・ピチャイCEOは、「今四半期は傑出した業績を上げ、事業全体で力強い成長を遂げた」とコメントし、「AIの最前線をリードし、驚異的なペースで提供を進めている。AIは事業のあらゆる部分に良い影響を与え、強力なモメンタムを推進している」と強調した。 ピチャイ氏は業績発表後の電話会見で、米国とインドで提供を開始した「AIモード」のMAUが1億人を超え、「AIによる概要」のMAUは20億人を超え、Ge
“青空文庫に特化したAIチャット”公開、文豪になりきっての回答も 「李徴が虎ではなく、ハムスターになっていたら?」と聞いてみたら……(1/3 ページ) 「『こころ』における先生の動機は?」「『羅生門』の続きを書いて」――そんなリクエストに応えてくれる、“文学特化型”のAIチャットサービスが登場した。名古屋大学と桜美林大学、東京大学による研究グループは7月21日、LLM(大規模言語モデル)に青空文庫のデータを参照させて回答を得る、RAG(検索拡張生成)型のAIチャット「Humanitext Aozora(ヒューマニテクスト青空)」を公開。作品について質問したり、指定した作家の文体で物語を書いてもらったりできるという。 Humanitext Aozoraは、青空文庫の収録作品のうち、約1000人の著者による約1万7000作品を参照した回答が可能なAIチャット。対象の作品はいずれも著作権が失われ
Picus Securityは2025年7月21日(現地時間)、新興ランサムウェアグループ「GLOBAL GROUP」が既知の「Mamona RIP」および「Black Lock」のリブランドに当たることを明らかにした。同社が発表した技術調査結果から、既存の攻撃基盤やコードを再利用している実態が浮き彫りにされている。 身代金交渉にAIチャットbotを採用? 新興ランサムグループの脅威 GLOBAL GROUPは2025年6月、サイバー犯罪フォーラム「Ramp4u」において新たなRaaS(Ransomware as a Service)として登場した。自動交渉機能や複数OSに対応したペイロード、高い利益分配率などが主な特徴とされている。 同社の分析によると、マルウェアサンプルの逆解析やAPIメタデータの解析、運用インフラの調査結果から「Mamona RIP」や「Black Lock」といった
ピクシブが運営するクリエイター向けマーケットBOOTHは7月23日、サービス利用料を10月28日から値上げし、1取引当たり23円のアップさせると発表した従来の「取引額の5.6%+22円」から「同5.6%+45円」に変更する。 また、倉庫発送手数料も、従来の26円から「商品価格×2.5%+商品個数×25円」に値上げする。「物価高騰などの影響でコストが上昇しているため」と説明している。 BOOTHは2013年12月にサービス開始した創作物の総合マーケット。同人誌やグッズ、デジタルコンテンツなどを扱う。 手数料の安さが特徴。他の同人系サービスが売上の2~4割を手数料として徴収するのに対し、BOOTHは5.6%+22円だった。
7月、山手線の車内でモバイルバッテリーが発火した事故について、NHKなど一部メディアでは、発火元がリコール対象製品だったことを報じている。事実なのだろうか。cheeroブランドの製品を販売しているティ・アール・エイは23日、自社サイトで見解を示した。
ガンホーを“一発屋”にした責任ある──投資ファンドのINTERTRUST TRUSTEES(CAYMAN) LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UPとストラテジックキャピタルは7月23日、出資先であるガンホー・オンライン・エンターテイメントに対して、臨時株主総会の招集請求を行った。その議題として、ガンホー・森下一喜CEOの取締役の解任などを提案している。 ストラテジックキャピタルらは、ガンホーの約8%の株式を持つ。同社らは他ゲーム大手企業(カプコンや任天堂、コナミグループなど6社)の株価パフォーマンスを10年間までの期間で見た際、258~1780%の成長を示していると指摘。それにもかかわらず、ガンホーは-35%ほど低下しており、業績も大きく低迷しているという。このため「森下氏はガンホーの経営者として、ガンホーの業績及び株価の
VShojoを離れる運びとなりました──米国のVTuber企業・VShojoに所属するタレントたちが相次いで退所を発表している。同社を巡っては、所属タレントが依頼した寄付金の支払いや、所属タレントへの報酬が未払いであるとの告発が相次いでいる。 同社に所属していたVTuber・Ironmouseさんは7月22日、VShojoに依頼していた、免疫不全財団への寄付金約7300万円が未払いだったことが判明したため、同社を離れ独立することを発表。この他にも、VShojoには多額の未払金があることも告発した。これを受け、同じく所属していたVTuber・ksonさんは同日、日本法人VShojo Japanの牧野耕志CEOを名乗る人物を招き、状況を説明させる生配信を行った。
懐かしいアニメの公式サイトを見たら、なぜかオンラインカジノの宣伝サイトになっていた──と、X上で話題になっている。そのアニメは2010年に放送した「怪盗レーニャ」。モーニング娘。の田中れいなさんをモチーフにしたコメディアニメで、田中さん本人が声優を務めたことでも知られる。 そのWebサイトは一見、一般的なアニメ公式サイトにみえる。ストーリーやキャラクター紹介などのメニューがあり、DVD販売情報なども掲載している。 しかし、スクロールした先には「アニメの次はオンラインカジノ!」「貴方の心を鷲掴み!な、怪盗レーニャとネットカジノ」といったコンテンツが並んでいた。何らかの理由で手放したドメインを第三者が入手し、怪盗レーニャ公式サイトを模したオンラインカジノ誘導サイトを作ったとみられる。 ドメインの所有者などの情報が分かる「Who is」で検索すると、2020年5月に個人名で登録されていた。こうし
おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンでは、Google Pay(「Google ウォレット」アプリ)を通して交通系ICカード「Suica」「PASMO」を利用できます。 →Google Payが「Suica」と「WAON」に対応 乗り換えるメリットは? →Google Payで「PASMO」が利用可能に 既存の「モバイルPASMO」も登録可能 スマホの機種変更に伴ってGoogle PayのSuica/PASMOを移行する場合、従来はおサイフケータイアプリから手続きを行う必要がありましたが、このほどGoogle ウォレットアプリから機種変更の手続きができるようになりました。
連日猛暑が続く中、スマートフォンの充電に欠かせないモバイルバッテリーの取り扱いには、例年以上に細心の注意を払う必要がある。先日報じられたJR山手線車内でのモバイルバッテリー発火事故のように、ひとたび事故が起きれば、甚大な被害につながる可能性も否定できない。私たちは、モバイルバッテリーの危険性を正しく認識し、適切な対処法と予防策を身につけておくことが求められている。 モバイルバッテリーをはじめとするリチウムイオン電池搭載製品は、現代社会において必要不可欠な存在だが、その一方で、関連する事故は年々増加傾向にあり、特に夏場に多発する傾向が顕著だ。製品評価技術基盤機構(NITE)が公表しているデータは、この現状を如実に物語っている。 NITEに通知された2020年から2024年までの5年間の製品事故情報によると、リチウムイオン電池搭載製品の事故は1860件に上り、その約85%にあたる1587件が火
KDDIと沖縄セルラーは7月23日、オンライン専用プラン「povo2.0」の契約者にAIモデルが使える機能「povo AI」を無料提供すると発表した。povo2.0の契約者ならば、追加料金・回数制限なしで「GPT-4o」や「Perplexity Sonar Pro」などをpovo2.0アプリ内から利用できる。 利用できるAIモデルは「GPT-4o」「o3-mini」「GPT-3.5」「Perplexity Sonar Pro」の4種類。povo2.0アプリ内のpovo AIアイコンをタップすることで、各AIモデルとチャット画面が開き、Web検索や動画・画像のアップロードなどができる。 関連記事 povoに「1.2TB」プラン 年間3万8640円 KDDIは「povo2.0」で、年間1.2TBを3万8640円で利用できる「1.2TB(365日間)」のプランを始めた。 セキュリティ企業のラック
同社が発表したプレプリントは「Scalable Chrysopoeia via Reactions Driven by Deuterium-Tritium Fusion Neutrons」で、論文投稿サイト「arXiv」に掲載中。「重水素-トリチウム融合」という核融合反応によって、198Hgから同位体197Hgを生み出し、これが半減期64.1時間で197Auへ崩壊するという。この方法では、核融合発電所は1GWth(熱エネルギーの単位)当たり、年間2tの金を生成できるとしている。 同社は「経済的な影響は計り知れない。現在の金価格は1kg当たり10万ドルを超えており、年間2tの金生産は核融合出力1GWth当たり約2億ドルの追加収益を生み出す。これは往々にして、電力販売のみの場合と比較して総収益が2倍以上になり、核融合の経済的価値提案を根本的に変える」と説明している。また金以外にも、パラジウムな
公共交通機関で乗客のモバイルバッテリーが発火し、持ち主や周囲の人がケガをする事故が世間を騒がせている。NHKなど一部報道では、7月に山手線の車内で出火したモバイルバッテリーがリコール対象製品だったと報じられており、あらためてバッテリーを搭載した製品の安全性が問われている。 現在、モバイルバッテリーをはじめスマートフォンやゲーム機、ガジェット、ハンディファン、家電製品に至るまで、バッテリーを搭載した製品が身の回りに多く存在しているが、製品の不具合によるリコールなどが行われていることを知るためにはどうすればいいのか。今回はネットで手軽に調べられる方法を紹介しよう。 リコール製品が手元にないか、簡単にチェックする方法 リコールとは、製品に致命的な欠陥や不具合などが見つかったときにメーカーが無償で行う修理・交換・回収のこと。多くはメーカーが具体的な製品名や型番を示しながら、製品を持っている人に回収
「本人も報道内容を事実と認めた」──KADOKAWAは7月17日、イラストレーター・がおう氏に関する対応を発表した。がおう氏を巡っては6月、未成年へのわいせつな行為があったと暴露系インフルエンサーが告発。これをきっかけにがおう氏の淫行疑惑に関する報道が相次いだ。KADOKAWAからがおう氏本人に事実確認をしたところ、報道内容を事実と認めたという。 KADOKAWAは「大変重く受け止めている」と説明。かおう氏が原作イラストレーターを務める作品「ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」について、同氏の降板を発表した。なお同作品は一度、紙書籍は回収・絶版に、電子書籍は配信停止とし、イラストレーターを変更した上で再発売する予定だ。
ローソンは7月23日、政府備蓄米を使用した「令和3年産米使用 塩にぎり」「令和3年産米使用 だしにぎり」(いずれも108円)を発売すると発表した。7月29日から全国のローソンで販売する。 現在ローソンで販売している「プレミアムおにぎり 塩にぎり」(149円)に比べ、約3割安い価格設定とした。商品パッケージには「Vintage 2021」と記載し、2021年産の米を使用していることを示す。販売予定数量は2商品合計で約700万個。政府備蓄米の販売期限である8月末までの販売を予定する。
JR東日本は7月22日、6月に山形新幹線の新型車両「E8系」で相次いだ故障について調査した結果、補助電源装置内の電力を変換する半導体素子に不具合があったことが分かったと発表した。対策して安全を確認した上で、8月1日からE8系の単独運転を順次再開する。 これまで、補助電源装置計内部の半導体素子が損傷したことが分かっていたが、その原因を調査していた。補助電源装置は、車両の各機器に必要な電力を供給する装置。故障すると、冷却装置が作動せず、モーターも駆動できなくなり走行不能になる。 調査は、補助電源装置の中にある、電力を変換する半導体素子と、それを動かす制御基板を組み合わせて行った。 その結果、ある時期以降に製造された半導体素子について、これを制御する電流が従来よりも大きくなっており、制御基板に想定より高い電流が流れて周囲温度が上昇していたことが分かった。 さらに、気温上昇も影響して制御基板内の保
20日に東京の山手線でモバイルバッテリーが発火した事故について、「消防から、自社製品の可能性があると連絡を受けた」(同社広報担当者)ため。 「cheero Flat 10000mAh」は、2019年12月~21年8月に合計3万9300台を販売したモバイルバッテリー。これまでに16件の発火事故が起きており、23年6月からリコールを実施。回収はWebフォームから受け付けている。 同社によると、製品の発火事故があった際には、消防から連絡を受けて資料を渡し、メーカーを含む関係者による合同調査が行われるという。今回は、22日昼に消防から連絡を受けたが、同社を交えた調査は未実施。このため、同社も発火製品が同製品だと特定できていないが、その可能性があるため告知に踏み切った。 関連記事 アンカー、モバイルバッテリー自主回収の対象機種を拡大 委託先が基準未達の部材を無断使用、ショートの恐れ アンカー・ジャパ
eSentireは2025年7月2日(現地時間)、SonicWallのSSL VPNクライアント「NetExtender」に偽装したマルウェア「SilentRoute」に関する調査結果を発表した。 eSentireの脅威対応ユニット(以下、TRU)が発見したこの脅威は、ユーザーが正規のNetExtenderと誤認して悪意のあるバージョンをダウンロードしたことにより判明した。 SonicWallを装う悪意あるプログラムに注意 巧妙な手法と対策を解説 この改ざん版NetExtenderは、外見や機能の大部分が正規のクライアントと同一でありながら、ユーザーの資格情報(ドメインやユーザー名、パスワードなど)を攻撃者が制御するサーバ(IPアドレス:132.196.198[.]163、ポート:8080)に送信するように設計されている。 TRUの調査によると、被害者は検索エンジンを通じてNetExten
AI搭載のウェアラブル端末を手掛ける米Beeのマリオ・ゾッロCEOは7月22日(現地時間)、米Amazonに買収されたと自身のLinkedInで発表した。買収総額などの契約内容は公表されていない。 Beeはサンフランシスコに拠点を置く2022年創業の非公開企業で、会話を自動で文字起こし・要約するAIリストバンドを49.99ドル(サブスク料金は月額19ドル)で販売している。 ゾッロ氏によると、「真にパーソナルでエージェント的なAIをさらに多くの顧客に提供するのを助けるために」Amazon以上のパートナーは思いつかなかったという。 同氏は、「われわれのビジョンを擁護し、この旅を通して私たちを導いてくれたパノス・パネイ氏とニック・コモロ氏に心から感謝する」とも語った。米Microsoftで“Surfaceの父”とみなされていたパネイ氏は2023年にAmazon入りし、同社のデバイス&サービス部門
「2023年の初選出時は、DX戦略の全体像が評価されました。内製チームの役割拡大、デジタル人材の3層構造、経営層のリーダーシップ。こうした要素が総合的に評価されたと受け止めています」 翌年、焦点はより具体的な成果へと移る。特に注目されたのは「全社員の巻き込み」だった。ITの専門部隊だけでなく、総合職も巻き込んで市民開発者を育成している点が評価されたという。 「Excel、Word、PowerPointの延長線上で、ダッシュボードを自分で作れるように。『エンジニアじゃなくても、こんなことができるんだ』という発見がありました」 もう一つの評価ポイントは意外なものだった。 「一見すると“地味”な業務の自動化を徹底的に進めたことですかね。DXというと派手な変革を想像しがちですが、手作業の自動化という確実に成果が出る取り組みが評価されたことは、意外でもありうれしくもありました」 そして2025年。注
オランダのセキュリティ企業Eye Securityは2025年7月19日(現地時間)、「Microsoft SharePoint」(以下、SharePoint)のゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2025-53770」と「CVE-2025-53771」が悪用されていると発表した。脆弱性はSharePointのオンプレミスサーバに影響し、グローバル規模での大規模な侵害が発生している。 SharePointのゼロデイ脆弱性を悪用する攻撃 実環境で既に確認 この脆弱性チェーンはバグバウンティイベント「Pwn2Own Berlin 2025」で発表された2件の脆弱性「CVE-2025-49706」と「CVE-2025-49704」を悪用した「ToolShell」と呼ばれる攻撃手法に基づいている。これらは当初、PoC(概念実証)レベルのリスクとされていたが、Eye Securityは実際にこの脆
米OpenAIは7月22日(現地時間)、Stargateの取り組みの一環として、米Oracleとともに米国で4.5GWの追加的なStargateデータセンター容量を開発することで合意したと発表した。 現在建設中のテキサス州アビリーンにあるStargate Iサイトと合わせると、開発中のStargate AIデータセンター容量が合計で5GWを超え、これにより200万個以上のチップを稼働させることになるという。 アビリーンのStargate Iは既に一部が稼働しており、OpenAIが利用している。 OpenAIは、Stargateでソフトバンクグループとのパートナーシップも順調に進んでいると説明。「ソフトバンクとは、現地調査を迅速に進め、高度なAIを支えるデータセンターの設計を再構築している」という。 OpenAIはOracleとの提携の金額について公表していないが、米Wall Street
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『IT総合情報ポータル「ITmedia」Home』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く