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OpenAIのサム・アルトマンCEOは8月12日(現地時間)、ChatGPTの最新モデル「GPT-5」の“性格”のアップデートに取り組んでいると、Xに投稿した。 「現在の性格よりも温かみを感じさせる」一方で、GPT-4oほどは「(ほとんどのユーザーにとって)わずらわしくないものになる」予定だという。 同社は7日、最新モデルのGPT-5を公開し、4oなど一部モデルを最上位プラン以外で廃止した。だが、4oとの会話に癒やしを求めていた一部ユーザーから「5は返答が冷たく、寄り添ってくれなくなった」など不評が続出。「#keep4o」のハッシュタグで「4oを戻してほしい」と訴える声が広がった。 そこで同社は8日、4oが利用できるプランを全有料ユーザーに拡大。今後もし4oを廃止する場合は「十分な事前通知を行う」とアルトマン氏は説明した。 同氏は「ここ数日で学んだのは、ユーザーごとのモデル性格のカスタマイ
関連記事 xAI、Grokの“恐ろしい行動”について謝罪し、原因と対策を説明 xAIは、AIチャットボット「Grok」がヒトラーを称賛するなど不適切な投稿を繰り返した件で謝罪した。原因は「Xユーザーを密接に模倣しすぎた」ことだと説明。問題のコードを削除しシステムを再構築したと報告した。 X、xAIのAI「Grok」のトレーニングに投稿を使う設定を初期設定で有効に モバイルでは無効化できず xAIのAIチャットbot「Grok」のトレーニングにXのユーザーの投稿を利用する設定がデフォルトで有効になっていることがユーザーのポストで判明した。モバイルアプリでは無効にできないが、Web経由でなら無効にできる。 今週、生成AI「Grok」をオープンソースにする──イーロン・マスク氏が発表 「OpenAIはうそつき」 米xAIは今週、生成AI「Grok」をオープンソースにする──同社を率いるイーロン・
米Googleは8月13日(現地時間)、YouTubeの公式チャンネルで「Google Pixel 10 Pro Fold | Open」と題した動画を公開した。20日に開催予定の「Made by Google」イベントで発表する予定の次期折りたたみ端末のティーザー動画だ。 30秒の動画は、ドクター・ドレーの「The Next Episode」のインスト版をBGMに、男性の声のナレーションが入るというもの。 ナレーションは、「テクノロジーに関して言えば、真新しいスマートフォンを開封する(open)ほど気持ちのいいことは、そうはない。もちろん、真新しいスマートフォンを開封して、それからまた真新しいスマートフォンを開く(open)場合を除けば、だが」というような意味だ。 Pixel 10 Pro FoldはGoogleにとって第3世代となる折りたたみ端末。動画から分かる範囲では、ヒンジが先代よ
同規範では、「自由業については、原則としてその業務に従事してはならない」などと定められおり、赤松氏はこれに抵触することを避けるべくコミケ参加を見送ったようだ。X投稿にも、同規範へのリンクを添えている。 2025年8月16・17日の「コミックマーケット106」には、合同サークルの山田太郎 参院議員は出るが、赤松氏の委託本はないという。 関連記事 赤松健氏に53万票 参院選比例候補トップ 参院選で、自民党の比例から立候補し、当選した漫画家の赤松健氏に投じられた個人名票は約53万。全政党の比例候補者中トップだった。 原因は“伝言ゲーム”? クレカ表現規制で赤松健氏、山田太郎氏らが集会 規制の背景や国内外の現状を解説 表現の自由を守ることを目的に活動する団体「うぐいすリボン」は、「クレジットカード会社等による表現規制『金融検閲』問題を考える」と題した院内集会を、参議院議員会館で開催した。同団体代表
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は8月2~8日までの7日間について集計し、まとめた。 お盆ですが働いているみなさん。あなたはとても偉い。仕事をやり遂げてお休みを取れたみなさんもお疲れさまでした。ゆっくりしていってね。 筆者は先週に夏休みをとってしまったため、この後は果てしない勤労だ。きょうあたりから酷暑が復活するらしい。帰還なさったご先祖様も下界の暑さにびっくりしていることだろう。「あの世の方が涼しいじゃないか」ととんぼ返りしてしまわれるのではないかと心配だ。 “サブスク疲れ”にはFASTがいい? でも3000チャンネルは…… さて先週のアクセス1位は、米国で急成長しているという、「選ばなくていい」動画配信サービス「FAST」についての記事だった。 FASTは、テレビ用に作られ
生成AIを手掛ける米Perplexityが米GoogleのWebブラウザ「Chrome」を345億ドル(約5.4兆円)での買収を提案したと、米Wall Street Journalなどが8月12日(現地時間)に報じ、Perplexityもこれを認めた。 Perplexityは、Chromiumは引き続きオープンソースとし、規定の検索エンジンはGoogleのままにするといった条件を提示しているという。 Googleに対しては昨年8月、米連邦地裁が検索市場で独禁法に違反したと認定し、米司法省がChromeの売却を含む措置を提案している。現在は救済審理の最終段階にある。Googleは、分離は安全保障や知的財産に悪影響があるとしてこれに反対し、行動是正中心の対案を示している。 Perplexityはこの7月、AI搭載のオリジナルWebブラウザ「Comet」をリリースしている。 関連記事 Perpl
米Anthropicは8月12日(現地時間)、「Claude Sonnet 4」の「Anthropic API」での最大コンテキスト長を100万トークンに拡張したと発表した。「これは従来の5倍の増加で、7万5000行を超えるコードや数十の研究論文を含むコードベース全体を1回のリクエストで処理できる」。 このサポートは、Tier 4およびカスタムレート制限を利用している顧客向けに、まずはAnthropic APIと「Amazon Bedrock」でパブリックβ版として提供する。Google Cloudの「Vertex AI」でも提供する予定だ。 この計算要件の増加を考慮し、20万トークンを超えるプロンプトについてはAPIの価格を調整する。
AI企業のSPLXは2025年8月8日(現地時間)、OpenAIの最新大規模言語モデル「GPT-5」に対し実施したレッドチームテストの結果を発表した。1000件以上の攻撃的プロンプトを使い、AIモデル単体、OpenAIの基本システムプロンプト適用、SPLX独自のプロンプト強化適用という3構成で比較テストを実施した。 SPLXはテストの結果、GPT-5の初期設定モデルについて企業が求める安全性や適合性の基準にはまだ達していないと警告している。 「GPT-5は実用段階にない」 性能評価で分かった弱点 SPLXの調査によると、攻撃の中でも特に有効だったのは「StringJoin難読化攻撃」だったとしている。これは全ての文字の間にハイフンを挿入し、暗号化課題を装う文脈に包み込む手法とされ、安全層を回避して禁止情報を引き出すことに成功したという。実例として、複数回のやりとりを経て、爆発物の製造方法に
ライフスタイル商品を大幅に拡充しているXiaomiが、6月にパーソナルケア製品群5製品を発売した。スマートフォンのイメージが強い同社だが、なぜ「髭剃り」や「鼻毛カッター」といった製品を展開するのか。その狙いと発表後の反響について、プロダクトプランニング本部の安達晃彦本部長に聞いた。 ──今回のパーソナルケア製品群の反響はいかがでしたか? 安達氏:正直、反響は結構大きかったです。Xiaomi Smart Band 10も同時発表だったので、お客様にとっては情報量が多かったかもしれませんが、3つの軸で迎え入れていただいたと感じています。 一つ目は「Xiaomiがこんなの出すのか」という驚き。スマートフォンのイメージが強い方にとっては、髭剃りや鼻毛カッターは意外だったようです。 二つ目は「Xiaomiの本国の製品がやっと日本にきた」という声。特に鼻毛カッターは、個人輸入で購入されていた方や、出張
米Anthropicは8月12日(現地時間)、米連邦政府のすべての機関(立法府、行政府、司法府)に、「Claude for Enterprise」と「Claude for Government」を年間1ドルで提供すると発表した。 競合の米OpenAIは7日、2026年まで米連邦政府の行政府に「ChatGPT Enterprise」を1ドルで提供すると発表した。 Anthropicは、米一般調達局(GSA)と提携し、各機関に自社の技術を提供し、同社のAIを導入できるよう、技術サポートも提供する。 ダリオ・アモデイCEOはGSAの発表文で「連邦政府職員が最先端のAI能力を活用し、競争優位性を維持し、米国民へのより良いサービス提供を実現できるよう支援します」と述べた。 Anthropicは、OpenAI、xAI、Googleとともに、米国防総省から国家安全保障のための最大2億ドルの契約を獲得して
スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 本連載では、私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」をひも解いていきたい。 マクドナルドの「ハッピーセット」の販売方法を巡って同社に批判が殺到、ついには公式Webサイトに「謝罪文」を掲載するまで追い込まれてしまった。 原因については既に多くのメディアで取り上げられているのでご存じの方も多いだろうが、なぜここまでマクドナルドがボロカスに叩かれているのかというと、ハッピーセットなのに多くの人々を「不幸」にしてしまったからだ。 まず、ハッピーセットのメインターゲットである子どもたちを不幸にした。 8月8~
「自社の製品情報が、他社のAIから出力され争いになった」 「AIが作成した英文メールが、失礼な表現だと顧客からクレームが入った」 AI活用が加速する一方で、その裏側では、情報漏洩(ろうえい)やコンテンツ炎上、誤情報の発信など、企業の信頼やブランドに影響を及ぼしかねない事案が増えています。 とはいえ、導入をためらっている間に、すでに活用を始めた企業に先を越されてしまうでしょう。例えばマイクロソフトは、AIを活用することで、コールセンター部門において2024年だけで5億ドル(約750億円)以上のコスト削減を実現したと報じられています(Bloomberg, July 2025)。 国内ではパナソニックホールディングス(HD)傘下のパナソニックコネクトが7月、社内で活用する生成AIで2024年度に業務時間を約45万時間削減したと発表しています。(日経新聞2025年7月) 実際、こうした導入例は単な
「生成AIの活用と悪用は分けて考えており、違法なものについては法的措置も含めて対応」――VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは8月12日、画像生成AIを利用した所属タレントのファンアートの取り扱いに関する方針を明かした。同日、6月26日に実施した株主総会の質疑応答の内容を公開。「事務所としてAI製ファンアートへの対応を一本化するべきではないか」との質問に回答する形で説明した。同事務所所属のタレントと、画像生成AIによるファンアートを巡っては、過去にトラブルも生じている。 質問では「イラストAIを使ったファンアートに関して、貴社から所属タレントに対し配信で用いないよう指導しているようであるが、各タレントにその判別を任せているために、技術的に不正確な案内や、手描きのファンアートをAI製と誤認し周知したことによるファンアート作者への風評被害の発生など各種トラブルが発生し
福岡市内の香椎川(かしいがわ)が氾濫したと報告する市民のXへの投稿について、福岡市の高島宗一郎市長が「虚偽情報はやめてください」と注意喚起したが、その後、氾濫は実際にあったことが分かったとし、高島市長が8月11日、InstagramやFacebookに謝罪文を掲載した。 「AIフェイク動画やbotの増加に対する私自身の過度な警戒心も、今回の判断に影響した」と反省を述べている。投稿した本人にも連絡が取れ、謝罪したという。 市民の投稿があったのは10日。泥水で道が冠水し、クルマが水没する様子をとらえた動画に、「香椎川が氾濫!気を付けて」というテキストを添えたものだった。 だが当時、市職員の目視による現場を確認では氾濫は確認できず、近くの水位計でも氾濫を確認できなかったこと、市への氾濫情報の通報がなかったこと、投稿者アカウント自体がすぐ削除されたことなどから「投稿自体が誤情報の可能性が高い」と判
筑波大学は8月8日、「音のない重低音」を鳴らすサブウーファー(低音を強調して再生するスピーカー)を開発したと発表した。筋肉への電気刺激と低周波振動の技術を組み合わせて活用。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使った実証実験では、従来のスピーカーと同等のリズム・音の厚みを伝えながらも、周囲への騒音を大幅に抑えられることを確認した。 この研究では、筋肉への電気刺激を活用することで、深い低音による身体の振動を模倣。音を外部に出さずにライブのような臨場感ある音響体験を提供する「EMS 静音サブウーファー」システムを開発した。 このシステムでは、音楽信号から低周波や重低音のタイミングと振幅情報を持つ信号を生成。これを電気刺激の信号として変換し、腹部に貼付したパッドへ送信して、筋肉に対して低音の響きや打撃感を刺激として与える。 開発したシステムの評価実験には24人が参加。HMDとヘッドフォンを着用さ
ソフトバンクは8月12日、東京ビッグサイトで8月16~17日に開催される「コミックマーケット106」(コミケ106)にあわせ、会場や周辺の通信環境を強化すると発表した。高速・大容量通信が可能な5Gスタンドアローン(SA)方式や、3.9GHz帯のSub6増強、移動基地局車の配備を実施する他、Starlink Businessを活用したWi-Fiを整備する。 コミケ106の会場全体では、5G SA利用環境を整えることで、4G LTEの利用負荷を図る。周辺の基地局には、ミリ波より遠くまで届き、障害物の影響を受けにくいSub6(3.9GHz帯)に対応したアンテナを新たに設置し、混雑が見込まれる開場前の東側待機列エリアなどでの通信容量を拡充する。さらに同エリアでは、移動基地局車の配備に加えて新たにStarlink BusinessによるWi-Fiを組み合わせてトラフィックを分散し、輻輳(ふくそう)を
アニメ「ダンダダン」の“お囃子(はやし)”シーンに著作権侵害の可能性が指摘されていた件で、X JAPANのリーダーであるYoshikiさん(@YoshikiOfficial)は9日、「今回の件、急に連絡が来て驚いて、つい呟いちゃいました。お騒がせしてすみません。ごめんなさい」とXに投稿した。 発端はダンダダンの18話「家族になりました」に登場した楽曲。怪異に身体を乗っ取られた主人公の幼なじみを助けるために“お囃子”でお祓(はら)いをする場面で、ビジュアル系ロックバンド「HAYASii」が登場し、ヘッドバンキング必至のハードなお囃子を奏でた。その動画を見たYoshikiさんが「何これ、X JAPANに聞こえない?」などと疑問を投げかけていた。 それもそのはず。今回のお囃子「Hunting Soul」は、豪華なアーティスト達が参加し、“X JAPANへの愛とリスペクト”を込めて作り、演奏したオ
ソフトバンクは8月12日、16日と17日に東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット106(コミケ106)」に合わせ、会場周辺での電波対策を強化すると発表した。高速・大容量通信が可能な5Gスタンドアローン(SA)方式の環境整備や、Sub6(3.9GHz帯)の増強、移動基地局車の配備に加え、衛星通信サービス「Starlink Business」を活用したWi-Fi環境の設置などを行い、混雑時でも安定した通信を確保する。 コミックマーケットは世界最大規模の同人誌即売会であり、1975年以降、東京ビッグサイトを主な会場として夏と冬の年2回開催されている。そのため、「夏コミ」「冬コミ」と呼称されることも多い。 来場者で大混雑が予想されるコミケでは、会場内外ではSNS投稿や電子決済、地図アプリの利用などスマートフォンによる通信需要が急増し、ネットワークが混雑しやすい。ソフトバンクは毎年、会場ご
中国GMKtecは8月11日、CPUにRyzen 7 H 255を採用したミニPC「NucBox K12」を発表した。価格は構成により異なり、Amazon.co.jpでは32GB+512GBモデルが10万7999円(クーポン利用で7万8999円、以下カッコ内は同様)、32GB+1TBモデルが11万2999円(8万3999円)、64GB+1TBモデルが12万3999円(9万7999円)となっている。 NucBox K12は、CPUにAMD Ryzen 7 H 255(8コア16スレッド/最大4.9GHz)を、GPUにCPU内蔵のAMD Radeon 780Mを備える。 SO-DIMMスロットを2基搭載しメモリは最大128GB(各スロット最大64GB)、PCI Express 4.0 ×4対応M.2スロットを1基、PCI Express 4.0 ×2対応M.2スロットを2基用意する。OSはWi
OpenAIは8月9日(日本時間)、ChatGPTのモデルを、最新の「GPT-5」から「GPT-4o」にダウングレードできる対象を拡大し、個人向け有料プラン「Plus」(月額20ドル)と、小規模チーム向け「Team」(月額25ドル)のユーザーも利用できるようにした。 同社は8日、最高性能のモデルとしてGPT-5を公開し、4oなど一部モデルを廃止。4oも利用したい場合、最上位プランのPro(月額200ドル)に入る必要があった。 だが、4oとの会話に癒やしを求めていた、Pro以外の一部ユーザーから「5は返答がドライになり、温かみがなくなった」「あまり寄り添ってくれなくなった」などと不評が続出。「#keep4o」のハッシュタグで、「4oを戻してほしい」と訴える声が広がった。 OpenAIはこれに応えたのか9日、PlusとTeamのユーザーにも4oを開放。設定画面で「レガシーモデルを表示」をオンに
情報処理推進機構(IPA)は8月12日、国家試験「応用情報技術者試験」(AP)などをペーパー方式から、CBT方式(PCを使って行う試験)に移行すると発表した。適用時期は2026年度から予定し、詳しい日時は後日発表する。これに伴い、春期・秋期の年2回の実施としていた試験時期も変更する。 APの他にCBTへ移行するのは、高度試験である「ITストラテジスト試験」「システムアーキテクト試験」「プロジェクトマネージャ試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「データベーススペシャリスト試験」「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」「ITサービスマネージャ試験」「システム監査技術者試験」と、サイバーセキュリティ分野の国家試験「情報処理安全確保支援士試験」の全10種。 CBTへの移行に伴い、これまで4月と10月の2回のみだった試験実施時期も変え、一定期間内に複数日で試験を実施する形に。試験会場は全国に設
パートナーと同居する男女514人のうち、46.7%が「週3日以上出社してほしい」と考えている――Hajimari(東京都渋谷区)がリモートワークに関する、そんな調査結果を発表した。
OpenAIのサム・アルトマンCEOは、8月7日(日本時間)に公開したChatGPTの最新モデル「GPT-5」が、前モデル「4o」に癒やしを求めていた一部のユーザーに不評だったことを受け、「GPT-5を、より温かみのあるものにする」と、自身のXで発表した。 5の返答は4oよりドライで理知的。ビジネスユーザーなどからは好評だが、AIに精神的なケアを求めていた一部ユーザーから「5はあまり寄り添ってくれない」などと不評が続出。「#keep4o」のハッシュタグで「4oを戻してほしい」と訴える声が広がった。 アルトマン氏は9日付けのXポストで、「GPT-4oで人々が気に入っているいくつかの要素を、私たちは確かに過小評価していた」と認め、11日には、「ユーザーが依存していた古いモデル(4o)を突然廃止したのは間違いだった」とも述べた。 当面はGPT-5の安定性を高めつつ、「より温かみのあるものにするた
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 上海交通大学と、AI研究機関・SII-GAIRに所属する研究者らが発表した論文「AlphaGo Moment for Model Architecture Discovery」は、AIが自律的にニューラルアーキテクチャを発見し、改良する能力を実証した研究報告だ。 従来のアーキテクチャ探索では、人間が定義した枠組みの中での最適化にとどまっており、イノベーションに本質的な限界があった。これに対して今回開発したシステム「ASI-ARCH」は、仮説の生成から実装、実験による検証まで、研究プロセスの全てを自律的に実行する。これにより、人間の想像力の制約
日本でも高い人気とシェアを誇るGoogleのスマートフォン「Pixel」。その最新モデルをはじめとしたさまざまな部品や再生端末が、中国・深センで豊富に流通しているという事実をご存じだろうか。 深センは中国南部に位置する、世界最大級の電子機器取引が行われる都市。中でも「華強北(ファーチャンベイ)」と呼ばれるエリアには、スマートフォン関連部品の専門業者が数千軒以上ひしめいており、“電子部品の聖地”とも称される。 iPhoneやGalaxyの修理部品はもちろん、MEIZUやNothingなどのニッチメーカーのパーツ、そして中国では販売されていないはずの「Google Pixel」の部品までもが、当然のように並んでいた。 しかし、Google Pixelは中国本土どころか、深センからほど近い香港やマカオでも正式販売されていない端末だ。中国本土では「金盾(グレート・ファイアウォール)」によってGoo
ガートナージャパン(以下、Gartner)は2025年8月5日、「日本におけるクラウドとAIのハイプ・サイクル:2025年」を発表した。同レポートはクラウドとAIを中核とする34の注目テクノロジーを、AIと産業構造の変革、クラウドの進化、既存システムからのマイグレーションという3つの視点で分析している。 クラウドコンピューティングの概念が登場してから約20年が経過し、現在では生成AIを含むAIの基盤としても不可欠な存在となっている。AIエージェントやマルチエージェントの構築を支えるプラットフォームや、汎用人工知能(AGI)を想定したハイパーAIスーパーコンピュータの進展がそれを裏付けている。 Gartnerが示す、2025年のクラウドとAIのハイプサイクル Gartnerの亦賀忠明氏(ディスティングイッシュトバイスプレジデントアナリスト)は、次のように述べている。 「企業はクラウドを、既存
川口弘行合同会社代表社員。芝浦工業大学大学院博士(後期)課程修了。博士(工学)。2009年高知県CIO補佐官に着任して以来、省庁、地方自治体のデジタル化に関わる。 2016年、佐賀県情報企画監として在任中に開発したファイル無害化システム「サニタイザー」が全国の自治体に採用され、任期満了後に事業化、約700団体で使用されている。 2023年、公共機関の調達事務を生成型AIで支援するサービス「プロキュアテック」を開始。公共機関の調達事務をデジタル、アナログの両輪でサポートしている。 現在は、全国のいくつかの自治体のCIO補佐官、アドバイザーとして活動中。総務省地域情報化アドバイザー。公式Webサイト:川口弘行合同会社、公式X:@kawaguchi_com こんにちは。「全国の自治体が抱える潜在的な課題を解決すべく、職員が自ら動けるような環境をデジタル技術で整備していく」ことを目指している川口弘
米NVIDIAは8月11日(現地時間)、小型ワークステーション向けBlackwell世代の新GPU「RTX PRO 4000 Blackwell SFF Edition」と「RTX PRO 2000 Blackwell」を発表した。最新の第5世代Tensorコア/第4世代RTコアを備えるが、既存のBlackwell上位機「RTX PRO 6000 Blackwell(Workstation Edition)」と比べると、ピーク推論性能・メモリ・帯域・映像エンジン数などが大幅に抑えられているのが特徴だ。 演算資源を絞った“省電力SKU”という位置付け。メモリと帯域も縮小される。6000のメモリ/帯域は96GB GDDR7/帯域1792GB/秒に対し、4000 SFFは24GB/432GB/秒、2000は16GB/288GB/秒だ。ローカル推論や設計・可視化中心の用途に最適化されているという。
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 研究チームは、アフリカの狩猟採集民や牧畜民から、米国や欧州の都市住民まで、世界34集団4213人の成人を対象に調査を実施。エネルギー消費量の測定には、最も正確とされる二重標識水法を用い、7~14日間にわたって総エネルギー消費量や体脂肪率、BMIなどの肥満指標を記録した。 調査の結果、経済発展が進んだ社会ほど体重とBMI、体脂肪率が高かった。しかし意外なことに、総エネルギー消費量もまた経済発展とともに増加していた。先進国の人々は運動不足どころか、むしろ多くのカロリーを消費していたのだ。 これは主に体格が大きいためだが、体格の影響を統計的に除去しても、総エ
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