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Esaman 今回は、現在の西濱で活躍する太鼓の話と「文化財」に関する話題です。 ●太鼓集団「怒」と「太鼓ロード」 西濱には「怒」という太鼓を演奏するグループがあります。 1980年代に、読谷村(沖縄)の人たちから太鼓の注文が入り、作っているところを見たい、ということで、実際に太鼓を叩く人たちが、やってくることになりました。 ですがそれまで、太鼓作りをしている町なのに、西濱には太鼓を叩く人たちがいなかったそうです。 叩く人たちとの交流の中で、地元にも太鼓グループがほしい、ということでグループが結成されました。 伝統文化を自分たちの手に取り戻し『太鼓の音が聞こえる町』という願いをもって、世の中のすべての差別に怒りを、という意味で結成されたものだそうです。 現在の西濱周辺には、4件の太鼓屋さんが太鼓を作っているそうです。 また、芦原橋の駅から大阪人権博物館「リバティおおさか」へ
「休刊のお知らせ」を喜んで訂正するお知らせ 2010年03月31日編集便り 日本インターネット新聞社「『JANJAN』休刊のお知らせ」を発表しました。その後、この1カ月間、多くの皆さま方から「ぜひ継続してほしい」という励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました。皆さまの『JANJAN』に対する熱い思いを改めて思い知らされ、社員一同、感激と無念の波間を漂う1カ月でもありました。 「『JANJAN』休刊のお知らせ」でお約束しました通り、新たな発想を織り込んだリニューアル・サイトの復刊を目指したいと考えておりますが、この1カ月間の励ましの言葉の中には、「ボランティアでサイトの更新作業を手伝いたい」という有り難いお申し出や「みんなで寄付金を集めよう」という温かい提案もありました。こうした皆さまの熱意を率直に嬉しく受け止め、皆さまの期待に少しでも早くお応えするために、3月1日の「『JAN
現職警察官らによる“犯罪”~千葉県警の場合~(4) 2010年03月26日事件千葉 三上英次http://www.janjannews.jp/archives/2931819.html 取り調べをすると見せかけて、市民の前には上半分を隠した〈微罪処分書〉を差し出し、言葉巧みに“犯罪者”を仕立て上げようとする巡査部長と、そういう指摘を受けても、何とかごまかそうとする地域課長。前回は、そこまでを紹介したが、Aさん(40代・男性)の経験したことは、まだ終わりではなかった。 ◇ 「2008年3月23日、私は警察署内の部屋で、地域課長、課長代理のふたりと会って話をしましたが、結局、地域課長は狼狽(ろうばい)しているのは明らかなのですが、そこは密室の中のことですから、らちがあきません。それに、そこまで狼狽するとは思ってもみなかったので、私は早々にその場を切り上げました。もちろん、書面(注・前回記
マスコミが伝えなかった「財政破綻」夕張市の“真実” 2010年03月29日地域北海道 成田裕幸 4年前、市の財政破綻が表面化した際には、マスコミでは連日のように、「石炭の歴史村」の「ロボット館」などを「無軌道な財政投資の失敗」として非難する報道がなされ、夕張を故郷に持つ身としては、大変「心苦しい」日々が続いた。 しかし、そんなマスコミ報道とは反比例するように、全国の多くの皆さんから暖かい励まし・ご厚志をいただき、全国的な“支援の輪”が広がり、昨年には「花畑牧場」「ツムラ」の企業進出や「夕張屋台村」「夕張鹿鳴館」など飲食店の出店が相次ぎ(文末のURL参照)、今年からは財政再建団体に代わる「財政再生団体」に指定され、文字どおり“再生”の道を歩もうとしている。 総務省HPの「夕張市財政再生計画の概要」( http://www.soumu.go.jp/main_content/00005734
【オムニバス】「足利事件」「飯塚事件」で犯人をでっちあげた関係者とは誰なのか? 2010年03月29日オムニバス 山崎康彦 宇都宮地裁の3裁判官が異例の謝罪をしたからといって菅家さんへの人権侵害と17年半もの刑務所暮らしの苦しみを回復することはできません。 菅家さんを犯人にでっちあげた関係者の実名を公表し彼ら一人一人の「責任」を明確にして相応の「刑罰」と「損害賠償」を課すべきです。 ▼「足利事件」で菅家さんを犯人にでっちあげた関係者 (1) 誤認逮捕し自白を強要した栃木県警担当刑事: 橋本文夫刑事(警視に昇進)、芳村武夫刑事(警視に昇進)、寺崎巡査部長、茂串清警部補、手塚一郎警部補、福島康敏県警技官など (2) 誤ったDNA鑑定結果を出して有罪判決を引き出した警察庁科学警察研究所の担当官:向山明孝氏、坂井活子氏 (3) 自白強要した栃木地検の検事:森川検事(現在公証人役場公証人
【オムニバス】家庭料理にプロの味はいらない 2010年03月06日オムニバス 鈴木喜志子 ある民放テレビ局の法律相談の番組を見ていたときのことだった。子供のための法律相談のコーナーに10歳ぐらいの女の子がご飯をまったく作ってくれないおかあさんを訴えたいという相談を持ちかけてきた。回答者のやさしそうな女性弁護士は料理をしないことは法律的には家事を放棄していることにはならないので、おかあさんを訴えることはできないと答えた。ただし成長期の子供さんのいるおかあさんは、なるべく手料理を作ってあげてくださいとその女性弁護士は穏やかにコメントした。 料理をまったくしないというから、おかあさんはさぞかし悪妻かと思っていたら、悪びれるどころか、むしろ明るくて感じのいい奥さんだった。おかあさんが料理をしないことが、女の子にとって唯一の不満のようだった。 世間一般の常識で考えれば、一家の主婦ともあろう者が家
現職警察官らによる“犯罪”~千葉県警の場合~(2) 2010年03月23日事件千葉 三上英次 http://www.janjannews.jp/archives/2923653.html 私服警察官らによる路上での職務質問のあと、突然4名の警察官が覆面パトカーで玄関先に乗りつけ、呼び鈴を鳴らした。そのあと、内容の不明な、複数の書面に署名させられ、自宅から自転車を持って行かれたAさん――。しかし、災難は、まだ始まったばかりであった。 後日、職務質問をしたN巡査部長から電話で、警察署への呼び出しを受けたAさんは、その時の心境をこう語ってくれた。 「最初の声かけ(職務質問)から自転車の持ち去りまで、あれよあれよという間のできごとでした。『勝手に自転車に乗っていました』という文面を、ちらりと盗み見する形で読んで、私はすべての事情を瞬時に悟(さと)りました。警察官らは、私のことを刑法で言う占有
現職警察官らによる“犯罪”~千葉県警の場合~(1) 2010年03月22日事件千葉 三上英次 足利事件、氷見事件などは「誰でもいいから“犯人”を逮捕しさえすればいい」という堕落した警察の典型であるし、三井氏の場合は〈裏金〉に対する口封じ、高知白バイ事件は、警察の組織の都合しか考えない体質の現われであると言える。 そういった数々の〈冤罪〉事件への反省から、議論されているのが「取り調べの可視化」だ。しかし、ひとつ蛇足ながら付記しておくと、記者は「取り調べの可視化」について大きな疑念を持っている。それは、取り調べの警察官が、被疑者の下半身にタバコの火を押しつけながら次のように被疑者を脅(おど)したらどうなるか――ということだ。 「いいか、これから、おまえの取り調べ風景をビデオ撮りするから、迫真の演技で犯行を“自白”しろ! そうしなければ、おまえはここから出られないぞ!」 「なんだ、今の“自
村木さんの上司を取り調べた検事、法廷で「KO負け」? 2010年03月26日法律・裁判大阪 さとうしゅういち 凛の会会長・倉沢邦夫被告人→ 石井一議員(当時衆院議員、現在は参院議員、党選対委員長)→ 厚生労働省・塩田幸雄部長→ 村木厚子企画課長→ 室長補佐→ 村松係長・上村勉被告人(村松さんの後任の係長)というルートで「凛の会を障害者団体と証明する証明書を発行するよう」口利きがあり、上村係長が偽造。村木さんから倉沢被告人に手渡され、それが悪用され、郵便料金の割引制度が悪用され、機関紙にみせかけた企業のDMが発行された。 これが検察のシナリオです。 だが、これまでの公判では、検察側証人も含めて、ことごとく村木さんの被疑事実を否定する方向の証言が相次ぎました。 特捜部は「ウラ取り」せずに村木さんを起訴していた-JanJanニュース http://www.janjannews.jp/ar
司法に光 〈浦安・女児わいせつ事件〉「画期的」東京高裁判決 2010年03月25日法律・裁判東京 三上英次 「そういう許しがたいことをされた孫に、どんな言葉をかけて慰めればよいのか、わからなかった」――孫の女性(当時小学6年生、現18歳)から、担任の男性教諭(当時、現50歳、07年依願退職)による凄惨な性的暴行の数々を告白された祖母は、判決報告会で、これまでの7年間弱をこう振り返った。 「浦安・女性わいせつ事件」の損害賠償訴訟・控訴審判決が3月24日午後2時、東京高裁(822法廷)であり、一宮(いちみや)なほみ裁判長の判決言い渡しは次の第一声で始まった。 「控訴人の請求を棄却する――」 一宮裁判長は、これに続けて、千葉地裁判決(損害賠償額60万円)よりも高額の300万円(その他合計330万円)の賠償を浦安市と千葉県に命じた。 控訴人、つまり地裁判決を不服として高裁に控訴した浦安市と
【オムニバス】切迫感が感じられなかったNHK特集「激震マスメディア」 2010年03月24日オムニバス 江口征男 特集番組のサイト公報画面から(筆者撮影) ゲストは、 日本新聞協会会長(読売新聞グループ本社代表取締役社長)内山斉 日本民間放送連盟会長(テレビ朝日顧問、元社長)広瀬道貞 ドワンゴ会長 川上量生 ITジャーナリスト(元毎日新聞記者、元月刊アスキーデスク)佐々木俊尚 学習院大学教授(社会学)遠藤薫 NHK副会長(元解説委員長)今井義典 キャスターは、NHKの藤沢秀敏解説委員長と黒崎めぐみアナウンサー マスメディアの代表2名、とくに広瀬道貞氏はなにも見えていない様子だった。 氏の「ネットメディアは素人の集まりであるのに対し、マスメディアはプロ記者の集まり」という主旨の発言に反論した、ITジャーナリスト佐々木俊尚氏の「マスメディアの言論の方が、ネットの
「高知白バイ事件」の日本史的な意味 2010年03月19日法律・裁判講演・講座 小倉文三 生田暉雄さんの話 弁護士の生田といいます。22年間大阪高裁等で裁判官をしておりました。その後、香川県高松で弁護士事務所を開いて、18年になります。 今年3月13日の『ポチの告白』上映会での生田暉雄さん。「上ばかり見ているヒラメ裁判官の関心は昇給と昇進と任地」と熱弁をふるった。撮影・小倉文三、以下同じ (「これが裁判か?」) 片岡さんの事件は、2006年3月3日に事故が起こり、起訴したのがその年の12月6日、9ヶ月もかかっておるのです。交差点で、スクールバスに白バイが衝突したというだけの単純な交通事故なのに、なぜ起訴までに9ヶ月も必要だったのでしょうか? それは、警察が、片岡さんを「犯人」に仕立て上げたときに、どんな反発があるかを調べていたのではないか、ということです。片岡さんの経歴、親族関係な
【書評】『世紀転換期のプラハ モダン都市の空間と文学的表象』の感想 2010年03月21日今週の本棚 浅田明 「下手な小説より面白い。学位論文を元にした本が、こんなに面白くてよいのか」というのが読後の感想である。 「はじめに」によれば著者はカフカ研究のためプラハに興味をもち、社会主義時代の1987年、既にプラハを訪れている。しかし研究を進めれるとカフカの同時代、多くのプラハ出身者がドイツ語で小説や詩を書いていることに気づく。幻想小説「ゴーレム」(今井孝訳が1973年、河出書房新社から出版されている)の作者として一部で知られているマイリングやカフカの遺稿を出版したブロートなどの同世代の人々だけでなく少し上にはリルケやウェルフェル、また事情は違うが、ナチスが政権をとった直後にはブレヒトやトーマス・マンの弟、ハインリッヒ・マン、「ウェルギウスの死」の作者、ヘルマン・ブロッホなどが一時プラハに亡
「みんなの党」はなぜウケる? 小泉政治との意外な関係 2010年03月17日政治・政党 さとうしゅういち そんな中、町田市議選や新聞各紙の世論調査ではみんなの党が不気味な伸びを示しています。 参院選は二大政党化に歯止め、多党化の兆し-JanJanニュース http://www.janjannews.jp/archives/2731584.html 鳩山内閣:支持続落43% 不支持が逆転、45%-毎日新聞世論調査 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100315ddm001010050000c.html 「不気味」な躍進を続ける「みんなの党」。同党HPより筆者キャプチュア。 3月13日から14日に実施された上記毎日新聞調査では、みんなの党は参院選の投票先として、前回比3ポイント増の12%。公明党の5%を7ポイントも上回っています。さらに、
総理は「中井大臣更迭」「高校無償化除外撤回」決断を 2010年03月19日 さとうしゅういち ■総理を「あほ」呼ばわりの中井大臣 朝鮮学校を高校授業料無償化から適用除外する事を主張していた中井拉致問題担当大臣が地元で総理をついに、「あほ」呼ばわりしてしまいました。 中井拉致問題相、「朝鮮学校生面会」を批判 (日経ネット) http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100314STXKG045513032010.html 「中井洽拉致問題担当相は13日、鳩山由紀夫首相が高校無償化をめぐり朝鮮学校生徒との面会に意欲を示したことについて「(首相は)あほなことを言わないでほしい。右往左往しているように見える」と批判し、朝鮮学校を無償化対象から除外する一貫した方針を示すよう求めた。津市で開かれた民主党支部大会で話した。」ということです。 中井大臣。ザ・選挙よ
開港2日目の「茨城空港」で見たものは 2010年03月16日交通茨城 白井政幸 3月12日、開港2日めの茨城空港を見に行くために乗った常磐線の電車のなかで私はこんな予測を立てた。国内98番目に開港したこの空港は、定期便はソウル(仁川)行きの1便だけ。国内線はやっと来月に神戸行きが就航するとはいえ、羽田と成田との距離が近いこと、そして何といっても便数が少ないことによる乗客利用人員の予測の甘さから来る先の見えない「赤字」まみれ。空港ができてもほとんどの茨城県民は利用しないのだからむしろこんな「不要な空港」に地元の人はあきれかえっているのではと思ったからだ。 石岡駅から1日2便の路線バスに乗る。乗客は私を含めて9名、うち半分は石岡市内のバス停で降り、最終的には4名に。そして茨城空港ターミナルビルに到着。 「あれ、駐車場はほぼ満車だぞ」 バスを降り周りを見渡してみると、いかにも空港と飛行機見
スズメの大量死、原因はやはりサルモネラ菌 2010年03月15日自然科学北海道 岩崎信二 2010年に旭川の民家で死亡したスズメの死体:旭川市旭山動物園公式ホームページより 今年発見されたスズメの死骸4羽からサルモネラ菌が発見された。多くの要因の中の一つとして、家庭の庭やベランダに設置している、餌台の不衛生によるものが考えられるようだ。 旭山動物園の福井獣医師によると、餌台は毎日糞などを取り除き、市販されている消毒用アルコールなどで、しっかり消毒してほしいとのこと。 福井獣医師の話のように、スズメの餌台しかり、猫や鳩への餌やりは、人間の思い上がった自己満足の優しさでしかないかもしれない。人が撒いた餌をついばむ鳩を見て、その人が最も幸せを感じているということなのか。 人間が自ら自然を壊し、そのくせ懐かしむ。今さら「コンクリートから人へ」って言ったって「人」の部分が、ただの金のばら撒き
COP10に関わる「遺伝子ビジネス」の理不尽な話 2010年03月15日自然科学講演・講座 Esaman 3月14日、色々と騒々しい、なごやボランティア・NPOセンターで開催された「第二弾・COP10ってなーに?」に参加しました。主催者は「あいち悠々労働組合」という労働組合です。 労働組合が主催者とは珍しいなと思いましたが、親しい人たちで集まった、まだ新しい個人加盟制の組合で、労働組合としての活動も少なく、勉強会のようなものを開くことが多いそうです。 講師の河田さんのお話は、遺伝子組み換えで除草剤の耐性をもったナタネ、「GMナタネ」が、輸送中にこぼれてしまって、日本国内で既に発芽して、交配まで起こしている、という話でした。 既に国内で生えている「GMナタネ」の様子を、スライドを使っていろいろと説明してくれました。 ●河田昌東さん(チェルノブイリ救援・中部理事)の話(概要) 「G
【書評】『高速無料化が日本を壊す』の感想 2010年03月14日今週の本棚 藤田雅弘 当JANJAN紙上でも度々、まちと交通に関する論考が掲載され、高速道路無料化は誤りであるという立場を明確にしている筆者の著した本書は、反無料化陣営の一翼を担う決定版といえるだろう。 高速道路の無料化が、まち・人・暮らし、交通体系を壊して日本を壊し、温暖化対策に逆行するものであるとして、多様な切り口から無料化によって生じる問題を洗い出している。さらに、高速道路無料化政策を提案している、山崎養世氏の想定する無料化した場合のメリットも誤りであるとして、自説を裏付ける論拠を一つ一つ丁寧に、専門的な事項をとてもわかりやすく解説しながら、無料化の是非を判断する手がかりを示している。 また、民主党が政策の根拠としている、2.7兆円の便益があるとする国交省の報告書についても疑義を呈して鋭く追究している。 どちらかと
〈最高学府〉のなれの果て ~キャンパスライフの現状~ 2010年03月12日 三上英次 それと同じく、かつて大学は〈最高学府〉と呼ばれていた。一部、数ある大学の中で、東大を「最高学府」と称する向きもあるようだが、かつて国全体が貧しく、中々進学が容易ではなかった時代には、どの大学も〈最高学府〉であり、そこに進学するというだけで〈末は博士か大臣か〉とまで言われたものであった。 ◇ 最近の事情はどうなのだろうか。まず、学生らを見て感じるのは、彼らが〈ハイカラ〉になったということだ。アカ抜けていて、〈貧乏学生〉を探すのに苦労する。それは施設も同様だ。「学生食堂」「図書館」という言葉はそぐわず、実際に「カフェテリア」「メディアセンター」といった名称で構内表示している大学も少なくない。 では、そこで学ぶ学生らはどんな様子なのか。 3月3日付読売新聞は、「大学生に常識指導」との見出しで、「携帯電
日弁連会長選挙、真の争点は地方の債務整理市場 2010年03月11日法律・裁判 上田邦博 長年にわたり主流派弁護士が、派閥の大量得票で会長職を独占してきた歴史が終わりを告げたのである。 ■法曹人口問題は争点ではない 大手のマスコミでは、今回の選挙の争点は司法試験合格者数を削減すべきかどうかであると報道されているが、事実は異なる。 確かに宇都宮健児弁護士は司法試験合格者数を現状の毎年3000人から1500人に削減すべきと主張しているが、山本剛嗣弁護士は、それについて具体的言及を行っておらず、明らかに法曹人口問題を争点とすることを避けている。 また、選挙結果において、東京・大阪など大都市圏が山本弁護士支持であるのに対し、地方が宇都宮弁護士支持となっているが、法曹人口問題に関して大都市圏と地方の弁護士のいずれも急激な増員については反対しており、これほど大きな差が出る要因は認められない。
ホタル飛び交うお堀を夢見て 羽生裕子さんの挑戦 2010年03月11日環境東京 佐藤弘弥 この方は、JR飯田橋駅近くで、貸しボート場と水上レストラン「カナルカフェ」を経営する羽生裕子(はにゅう・ゆうこ)さんだ。彼女は千代田区の市民有志がつくるNPO法人「日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる会」の一員である。 羽生さんは熱く語る。子どもの頃、この周辺(牛込濠)には浅瀬があり、10箇所ほどわき水が沸いていて、お米を研げるほどの清流があった。鯉だけではなくエビや小魚がいて、水鳥たちもたくさんいた。夏になるボートに乗ってホタルを見ながら勉強をしたこともあった・・・。 JR飯田橋駅前にある貸しボート場、水上レストラン「カナルカフェ」から外濠を見る。ここにホタルが甦る・・・!?(3月6日筆者撮影) ホタル飛び交う牛込濠にしたい。そのように思い立った羽生さんは、3年前、レストランの傍らに浄化槽と
裁判官による人権侵害(前)~裁判官の捨てゼリフ~ 2010年03月08日法律・裁判東京 三上英次 「あなたもいい思いをしたのだから」 「警察は告訴が無ければ動けない」 「告訴は(大学の)試験が終わってからでいいんじゃないですか」 このようなことを言って、上尾警察署の警官らは、女子大学生の訴えに動こうとはしなかった。告訴を受け付けようとしなかったり、のちに出された「告訴」を「被害届」に改竄(かいざん)したりもした。さらには家族に対して「告訴取り下げ」を求める始末である。事件後、上尾警察署では、自分たちの捜査ミスを隠すために嘘の調書まで作成していたことも明らかになった。 〔注〕告訴状が出されると警察は必ず送検しなくてはならず、一方の被害届は、当事者の話し合い等で事態が解決すれば送検の必要はない。また上尾署としては、未処理の告訴件数が増えて成績が下がること、仕事が増えることをいやがって上
三上英次 http://www.janjannews.jp/archives/2800602.html (4)「日歯連事件」 三井氏は講演の席上、自らが「けもの道」と呼ぶ、検察首脳らによる内閣への借り、つまり裏金に端を発したごり押し人事を時の政権に目をつむってもらうことの弊害が、歴代の内閣下で如実に見られると指摘した。 「政権担当者への捜査を進めようとしても、向こうから『検察の裏金を公表しましょうか』とでもちらつかされたら、捜査を中断せざるを得ない」ことの具体例として、三井氏は、2001(平成13)年7月の日本歯科医師連盟(略称「日歯連」)による自民党へのヤミ献金事件を挙げた。 これは、自民党三役と同党国会議員への献金に絡んだ贈収賄事件として「大疑獄」になるはずのものであったという。 2002(平成14)年3月末、野中広務氏から連絡があり、京都駅前の都ホテルに三井氏は出向く。約1
【特集】「性」は虹色 ゲイ・リブに欠かせないストレート(異性愛者)の支援 2010年03月04日性特集 中井伸二 LGBTだけではなく、それにA(=Ally〔アライ〕=ストレート〔異性愛者〕の理解者・支援者)を、一人でも多く加えてゆかなければ、ゲイ・リベレイションは立ち行かない。そう言われるようになって久しいのだが、最近、僕は初めて筋金入りのAllyの一人と、知り合うこととなった。 桑島健太郎さん(44)はヘテロセクシュアル=異性愛者で、奥さんと二人暮らし。もともと、外国人対象の日本語教師のご出身。その後、フリーの講師へ転進され、現在、某有名進学塾で国語や小論文、漢文などを教えておられる。子どものころから、男女の性差、ジェンダー的役割や互いの接し方に違いがあるのは、どうしてなのだろうという疑問を、強く持ち続けていたと言う。 桑島さんは大学生のとき、一人の中学時代以来の親友から、ゲイ(男
元大阪高検・三井環氏が語る《検察の裏金》(前) 2010年03月04日省庁・官僚講演・講座 三上英次 2月28日、講演会での三井氏(撮影・三上英次 以下同じ) その後、民主党の菅直人議員が衆議院法務委員会で三井氏を参考人招致し、三井氏はそこで証言した後、検察バッヂを外すシナリオだった。それを恐れた検察は、三井氏がテレビ局の収録に応じる日の朝、三井氏の自宅を急襲し、「電磁的公正証書原本不実記載」、簡単に言えば40数万円の住民税軽減のためにウソの転入届を出したという容疑で、逮捕したのである。「三井氏の口封じのための逮捕」――これが事情を知る人々の共通した見方だ。 逮捕したのは、大阪地検特捜部―つまり、東京と、大阪、名古屋にしかない、通常は政治家や政府高官の犯罪、あるいは重大な経済犯罪を暴くための特別の捜査機関である。その検察組織が、言わば身内である大阪高等検察庁の現職公安部長を電撃逮捕した
【オムニバス】なぜ記者クラブ問題ではウソがまかり通るのか 2010年03月03日オムニバス 大泉千路はじめに 〈(引用者注、記者クラブ問題に対して)市民記者や一般の人々の関心が高まることは、「援護射撃」としては大いに心強いことではあるが、あくまで組織側・開放側を問わず、職業記者たちの泥臭い実情を知らず、机上論だけでは到底打破できない困難さが横たわっているのも一方の事実である。「餅は餅屋」ではないが、最後の落とし前は、これで生活しているプロしか付けられないのだ。〉(「記者クラブ開放は、それ自体が『目的』ではなく、職業記者にとって避けては通れぬ『手段』である」『浅利ヘタレ通信』2010年1月7日付) 上に引用したこの文章は、ジャーナリスト浅利圭一郎氏のブログ『浅利ヘタレ通信』に掲載された記事の一節である。といっても、これら浅利氏の指摘を批判するために、ここで氏の文章を引いた訳ではない。むし
記者クラブついにギブアップ! 亀井コーヒーの甘く苦い誘惑 2010年03月02日メディア東京 田中龍作 元々、亀井静香大臣側が記者会見のオープン化を提案していたのだが、既得権益を死守せんとする記者クラブ側が頑(癌)として拒否していた。このため亀井大臣はクラブ詰め記者とフリーやネット・メディアの記者とに合わせて2度も記者会見を行っていた。 亀井静香金融・郵政担当相の記者会見では毎回コーヒーが振舞われる。(金融庁大臣室、筆者撮影) 筆者は記者クラブの会見に潜り込んだが、全く面白くない。大メディアの記者らの質問は、閣内不一致や失言を狙う「あげ足取り」が目立つ。亀井氏は渋面となり、つっけんどんに答える。会見のもようは館内テレビでライブ中継されるので視聴していたが、毎回そのような調子だった。豪放磊落で脱線しまくり、猥談も混じる「亀井静香節」は影を潜めたままだった。 フリーやネットメディア記者の
許せない! 大学労働者有期雇用制度と雇止め 2010年03月02日労働・雇用大阪 さとうしゅういち そうした中、多くの大学労働者が雇止め期限である年度末を迎えようとしています。その一ヶ月前の2月27日、「なんで有期雇用なん!?大学非正規労働者の雇止めを許さない関西緊急集会」が開催されました。 司会の大椿さん(左)と井上さん。大椿さんは3月末で雇止め期限が迫り、井上さんは昨年京大を解雇されている。 なんで有期雇用なん!?大学非正規労働者の雇止めを許さない関西緊急集会 http://nandenan0227.blogspot.com/ ユニオンぼちぼちのブログ(呼びかけ団体) http://unionbotiboti.blog26.fc2.com/ この日の司会は、京大でストライキをしている井上さん(くびくびカフェ)と関西学院大学の大椿さんが務めました。 くびくびカフェ(京都大学
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