生成AI、人型ロボへ拡大 技術開発が波及 時事通信 編集局2024年06月09日19時02分配信 カナダの新興企業サンクチュアリAIが開発した第7世代の人型ロボット「フェニックス」。人の手指の動きに近づけたのが特長(同社提供・時事) 【シリコンバレー時事】生成AI(人工知能)ブームが、人型ロボットの開発に波及している。最新技術によって状況や指示に対するロボットの理解力を上げ、行動に移させることができるようになってきたためだ。SF小説などで描かれてきた、人型ロボが身近にいる世界が現実味を帯びてきた。 チャットGPT、一部の音声機能停止 米女優ヨハンソンさん「酷似」訴え―米 ◇人間の手再現 机の上に置かれた六つの部品を、形状ごとに手で左右にえり分ける。かかった時間は約10秒。作業をこなしたのはカナダのサンクチュアリAIが4月に公開した第7世代の人型ロボ「フェニックス」だ。 ローズ最高経営責任者