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大谷翔平
www.med.niigata-u.ac.jp
カットオフ値(cutoff value) 定量的検査について、検査の陽性、陰性を分ける値のことをカットオフ値と呼ぶ。カットオフ値は基準範囲と異なり、特定の疾患(群)に罹患した患者群と非患者群とを分ける値である。すなわち基準範囲はその検査項目に固有の値であるのに対し、カットオフ値は検査項目と疾患(群)の対に固有な値となる。 カットオフ値によって検査結果は陽性か陰性かに分けれられるから、前述のようにして、感度、特異度を計算することができ、その疾患の診断における検査方法の優劣を比較することができる。 疾患群と非疾患群の検査値分布が下図のように離れている場合は、カットオフ値は図のように設定すればよい。 しかし、一般に患者群と非患者群の検査値分布は下図のように重なっており、カットオフ値の位置により、感度、特異度は変動する。カットオフ値を低めに設定すると感度は高くなる(偽陰性が少なくなる)が、偽陽性が
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