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<<<IMTエンジと事業会社>>> 【大阪】関西電力は26日、バナメイの養殖事業に参入すると発表した。日本で初めて国産バナメイの生産に成功したIMTエンジニアリング(IMTE、新潟県妙高市)と共同で事業会社「海幸ゆきのや合同会社」を立ち上げた。来年末に静岡県磐田市に完全閉鎖循環式の養殖プラントを新設、2022年1月から生産を開始する予定だ。生産量は年間80トンを計画。「幸えび・・・ この記事は会員限定です。電子版にお申し込み頂くとご覧いただけます。 20日間無料のお試し版も用意しております。「お申し込み」よりお進み下さい。
担任教諭による生徒への不適切な行為があったとして、下松工業高校の生徒と保護者が教諭の懲戒免職を求める嘆願書を県教育委員会に提出した問題で、県教委は12日、当時の担任だった男性教諭(43)を減給1カ月の懲戒処分にした。 男性教諭の不適切な言動を把握しながら県教委に報告していなかったとして、当時の校長を文書訓告、嘆願書の作成に関与した女性教諭2人も文書訓告とした。 県教委教職員課によると、男性教諭は男子生徒の髪をバリカンで丸刈りにする体罰に当たる行為をし、「病院に行け」などと人権問題となる発言をした。嘆願書が出されるなど学校が混乱して通常の学習環境が損なわれ、教員の信用を失墜させたとして処分した。 女性教諭2人は、男子生徒の保護者から嘆願書の提案を受けて原案を作成。授業中に生徒にアンケートを取って男性教諭から受けた嫌な言動を書かせるなどした。 県教委は、嘆願書を出した行為に問題はないとしたが、
ニホンウナギ(アンギラジャポニカ)のワシントン条約(CITES)付属書掲載が濃厚となっている。22日、東京都内であった日台鰻貿易会議で水産庁の清水孝之内水面漁業振興室課長補佐は「非常に厳しい状況と言わざるを得ない」との認識を示すとともに、掲載後の取引について「考える時期に来ている」との見方を示した。 CITES締約国会議は来年5月23日からある。来月7月には動物委員会、10月に常設委員会があり、付属書掲載の提案期限は本会議開催150日前の12月24日。清水課長補佐は「常設委でウナギに関する勧告が示される」と予想し、ニホンウナギの付属書掲載で問題を2点を挙げた。 第1点は欧州連合(EU)の動きだ。既に欧州種ウナギ(アンギラアンギラ)は2009年に付属書Ⅱに掲載され、国際取引が規制されている。前回の16年のCITESでEUは欧州種以外のウナギの国際取引調査を求めた。清水課長補佐は「EUは付属書
17年漁業者、半世紀前の2割15万人 農水省調査 続く減少 廃業、高齢化も 2018年03月29日 19時00分 配信 農林水産省 漁業者の減少が止まらない。農林水産省が28日発表した「平成29年漁業就業動向調査」によると、2017年11月1日時点の漁業就業者数は前年同期比4%減の15万3490人。統計が始まった56年前の70万人から減少が続く。漁業者の高齢化が進み、廃業したり、船乗りから陸上作業員へ移行したりしているためと同省は説明する。 漁業就業者の減少幅は07年比25%減、1997年比45%減、87年比63・・・
下関保健所は29日、下関市長府扇町の卸売業「和田又」が韓国から輸入した白菜キムチの一部から食中毒を引き起こす腸管出血性大腸菌O103が検出されたとして、食品衛生法に基づき同社に商品の回収を命じた。現時点で健康被害の届け出はないという。 市生活衛生課などによると、回収対象品は賞味期限が9月17日の白菜キムチ468キロ。同社は商品の回収を進めているが、宇部、山陽小野田、下関、山口の4市のスーパー計14店舗で「韓国キムチ」(400グラム入り)74個が販売済みとなっていることから、口にしないよう注意を呼び掛けている。 福岡検疫所門司検疫所支所下関分室が29日に輸入商品をモニタリング検査した際、O103が検出された。O103は動物の腸管内などに生息する細菌で感染力が強く、血便や腹痛、発熱などを引き起こす。潜伏時間は平均6~72時間で、重症化すると死に至る場合もあるという。 商品は韓国の工場で製造され
下関市の学校法人梅光学院(本間政雄理事長)の教育環境が破壊される-などとして、同窓生らが中心になって設立した「梅光の未来を考える会」が、経営方針の転換、本間理事長の退任を求めて呼び掛けた署名の集計が15日あり、同日夕までに1万6千人近い署名が集まった。 14日までの9日間で1万人の署名を目標に活動を展開したが、学院運営に納得できない同窓生らが運動の輪を広げて、北海道から沖縄まで全国から署名が集まった。梅光には縁のない市民からも多くの署名が寄せられた。同日夕までの集計では1万5631人、今後も増えそうだという。 同窓会役員で元教員の梶間真寿美さん(79)は「梅光で受けた教育は素晴らしいものだった。それがここ数年、改革という名のもとで信じられない状況になっている。卒業生として黙っておれない、何日間か立ち上がろうと呼び掛けた結果だ。学院は重く受け止めてほしい」と語った。 梅光学院大学教職員組合の
下関市の学校法人梅光学院(本間政雄理事長)の運営をめぐり、同窓生らが5日、経営方針の転換や本間理事長の退任を求めて「梅光の未来を考える会」を同市細江町の市生涯学習プラザで設立した。 学院が運営する中学校高校や梅光学院大学の学生、同窓生、3月末で契約終了を言い渡された同大の矢本浩司特任准教授、保護者ら約300人が集まった。 学院をめぐっては財政健全化を理由に、中学校高校で40歳以上の教員(常勤講師と非常勤除く)に希望退職を募集。現役教員によると、対象外の教員を含めて14人が退職届を出しているという。対象の教員に外部のコンサルティング会社が行う研修を受けさせており、参加した教員から研修内容が「パワハラだ」と反発の声が上がっていた。 集会では同大や中学校高校の関係者が「計画性のない人事」などを指摘。矢本特任准教授が雇い止めの経緯などを説明し、「生徒や学生を中心に考えた対応をしてほしい」と求めた。
周南市が本年度中の策定を目指す公共施設再配置計画で、市から支援業務の委託を受けているコンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツ」(本社・東京都)は、素案作りに向けて有識者会議を設置する。 市行政改革推進室によると、座長には東洋大学客員教授の南学氏が就く予定。南氏はさいたま市や神奈川県鎌倉市で自治体アドバイザーの実績がある。委員には南氏を含む5人が就く。 8~11月に計3回の会合を開催。委員から同計画策定に関する意見や助言を出してもらい、市が素案作りに反映させるという。 会合は公開で進められる。1回目は8月3日午後1時から市役所第2応接室で開催。2回目は9月、3回目は11月に開かれる予定になっている。
下関市は8日、民間の特別目的会社が2010年から指定管理者として運営してきた同市細江町の市立中央図書館を、15年度から市の直営にすることを市議会文教厚生委員会で明らかにした。指定管理による運営では人件費が抑制され、利用者に対応したサービスやレファレンス(調べもの相談)などの充実を推進することが難しいと判断。指定管理者制度の導入から5年で方針を転換することになった。 中央図書館が入っている市生涯学習プラザは、同市上田中町にあった市立下関図書館と現在地にあった中央公民館、文化会館、婦人会館を統合した社会教育複合施設として10年3月にオープン。当初から指定管理者制度を導入し、マンション管理などを手掛ける合人社計画研究所(本社・広島市)を代表企業として9社で構成する特別目的会社「ドリームシップ」が一体的に運営してきた。 市は、ドリームシップが開館時間の延長や開館日数の増加を図ったことで中央図書館の
宇部市の山口大学医学部付属病院(田口敏彦病院長)は、手術中に誤って血管を損傷させ50代の女性患者が死亡したとして、田口病院長らが24日に会見を開き、医療過誤と認めた上で謝罪した。 女性は左腎臓の腫瘍摘出手術を受けるため、6日に同病院の泌尿器科に入院。腹腔鏡を使って摘出することになり、執刀医1人と助手3人で手術チームを編成。執刀医は、腹腔鏡手術38例の経験がある医師19年目の40代男性。助手は医師歴4~18年で、腹腔鏡1~10例の経験があった。 手術は10日に実施。左腎動脈を切断するため、腹腔鏡を操作し、誤って腸につながる上腸間膜動脈を切断。左腎静脈の血流が十分に遮断されなかったため、誤切断に気付かないまま、肝臓などにつながる腹腔動脈を2本目の腎動脈と誤認して切断。その後、左腎静脈を切断したところ、左腎臓と腫瘍から大量出血があったため、腎臓への動脈に止血のクリップをして、誤って右腎動脈と大動
廃止される見通しとなったJR美祢線の貨物列車。7月末の記録的豪雨災害で経由する山口線の一部区間が不通となったため、すでに運転を取りやめている=4月24日、山陽小野田市の美祢線湯ノ峠-厚狭間で撮影 JR美祢線のシンボル的存在の貨物列車が、本年度で廃止される見通しとなった。美祢市の宇部興産伊佐セメント工場と島根県浜田市の中国電力三隅発電所を結ぶ貨物列車で、経由する山口線の一部区間が7月末の記録的豪雨災害で不通となったため、既に運転を取りやめている。石炭を運び出すため1905年に開通した歴史がある美祢線を支え続けた貨物列車が完全に姿を消す。 関係者によると、中国電力とJR貨物の間で結ばれている輸送契約が来年3月末で切れるが、中電は契約を更新せず、トラックなどの輸送に切り替える方針。既に山口線が不通になった7月末以降はトラックによる代替輸送を行っており、三隅発電所は10月末にトラブルが見つかり発電
同級生のブログに不正アクセスして内容を改ざんしたなどとして、山口県警は19日、山口市の高校1年の少年(15)を不正アクセス禁止法違反の疑いで、津市の中学3年の少年(14)を同法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いでそれぞれ山口地検に書類送検した。 送検容疑は、山口市の少年は1月9日、県内の高校1年の少年(16)が利用するコミュニティーサイトにIDとパスワードを入力して不正アクセスした疑い。津市の少年は同日から同11日までの間、4回にわたり、このサイトに不正アクセスし、ブログの内容を改ざんした疑い。 県警生活安全企画課によると、山口市の少年と、不正アクセスされた少年は中学時代の同級生。2人は当時トラブルとなり、山口市の少年が仕返しをしようと、パスワードを個人情報から類推して入力し、アクセスしたらしい。 その後、山口市の少年がネットで知り合った津市の少年にこのブログについて説明。津市の少年
山口県親学推進セミナー「親学を通して家庭教育を考える~子どもによりそう親ごころを育む~」が6日、下関市豊前田町の海峡メッセ下関で開かれ、市民ら約千人が参加した。 主催の県親学推進委員会の名誉会長で、親学議員連盟の会長も務める安倍晋三自民党総裁が「学校だけでなく、家庭や社会で子どもを育てることが大事。なかでも家庭で父母を支援する体制づくりが求められている」とあいさつ。親学議連常任理事の馳浩衆院議員とNPO法人「TOSS」の向山洋一代表が講演した。 シンポジウムも開かれ、安倍氏、馳氏、向山氏、公明党県本部の桝屋敬悟代表がパネリストで参加。子育ての在り方について、向山氏は「どんな子どもでも、愛情を持って育てていれば大丈夫。人生に必要な基礎だけは教えてあげてほしい」と訴えた。 馳氏は「孤独な子育てにさせないことが大事」、桝屋氏は「社会全体で子育てを応援する雰囲気づくりが必要だ」と指摘。安倍氏は「頑
萩市の菓子メーカー、神戸屋(古川進代表、20人)が20日に事業を停止し、自己破産の準備を進めていることがわかった。負債総額は約1億5千万円。 民間信用調査機関の帝国データバンクによると、同社は1936(昭和11)年創業。自社工場で製造したパンや生菓子を小売店舗で販売するほか、学校給食にも供給するなど萩市内の老舗として知られる。
夏の土用の丑の日(今年は27日)はウナギにとって「受難の日」だが、山口市徳地の奥に、昔からウナギを食べない風習が残っている集落がある。ウナギを食べなくなったことに起因する神舞奉納も続けている集落の住民は「食べる気がしない」と話す。 珍しい風習の集落は「やまぐちの棚田20選」に選ばれている徳地串地区の鯖。集落の一番奥に住む古老、奥邨剛さん(89)によると、昔、近くの杉河内村で大ウナギがとれた。夏場で喜ばれたが、大きすぎたので周辺の7カ村に分けられ、鯖村にも全戸に配られた。どの家も久しぶりの土用のウナギを食べたのは良かったが、その夜から腹痛を起こす人が続出し、3日後には7カ村に及び、半分近い村人が死んだ。 鯖村では、食べた大ウナギは山の大切な木を守る川の主で、神の使いだったのではと考え、造林の神様を祭る地元の三島神社へ村人全員がそろって参拝。神前で深くわび、「今後は絶対にウナギを食べない」と約
弥生時代に高さ4メートル以上の高潮か津波が、響灘に面した下関市梶栗町を襲ったことが、同市教委と九州大学による共同研究で分かった。14日に同市綾羅木の市立考古博物館で始まった発掘速報展で、高波の痕跡を示す「梶栗浜遺跡」の地層の標本を初公開している。 梶栗浜遺跡は、響灘に面した砂丘上に位置した弥生時代の前期から中期にかけての埋葬遺跡。遺跡の範囲と成り立ちを調べるため2010年1月に行った自然科学調査で、高波が海側の土砂を、高さ4メートル以上あった砂丘を乗り越えて陸側のくぼ地まで押し流した「ウォッシュオーバー現象」の堆積物が見つかった。 調査は金属製の箱を地中に差し込んで深さ3メートル、幅30センチの地層をそのまま引き上げる「ジオスライサー・ボーリング法」で実施。陸側の地層で、海に生息していた有孔虫の化石や、強い波で急速に堆積したとみられる砂の層が確認できた。市教委は、高潮か津波による異常な潮位
上関町が上関海峡を望む同町室津に建設していた上関海峡温泉「鳩子の湯」が完成し、3日、完工式があった。上関原発計画に伴う国の原発立地地域特別交付金を財源に、町民の癒やしの場と観光振興の拠点として整備した。9日に正式オープンする。 同温泉は、旧室津小学校跡地約6600平方メートルに昨年12月から着工。鉄筋コンクリート平屋建て約1520平方メートル。メーンは黒御影石を使った「石の風呂」とヒノキを使用した「木の風呂」。それぞれ露天と大小の風呂を備え、週替えで男女別に使う。家族風呂、サウナ、売店、休憩室と地元の新鮮な海の幸を素材にしたレストラン(約50席)も備える。駐車場は約60台収容。総事業費は約9億5千万円で、うち原発施設立地地域特別交付金は約8億4千万円。 入浴料は中学生以上600円、中学生未満300円、3歳以下無料。営業時間は午前10時から午後9時までで、入浴受け付けは午後8時まで。年中無休
山口県警は21日、光市室積新開の国道188号(下り)で、車両の速度を測定し、スピード超過の場合に先の信号機を自動で赤にする「高速感応式信号制御装置」の運用を始めた。県警が取り組むスピードダウン運動を推進し、事故抑止を図る。 2005~09年までの5年間で、事故直前速度の高い場所や事故多発地を抽出。直路が多く、速度が出やすい光市の国道188号が、同装置の県内運用開始1カ所目に選ばれた。 道路に設けられた感知器で車両のスピードを測定し、一定の速度を超えた際に数百メートル先の信号機を自動で赤に切り替えたり、赤の時間を延長する。光市の場合は信号機の約500メートル手前に感知器が設置されている。 29日には山陽小野田市西高泊の国道190号(下り)、10月中旬には周南市原の国道2号(同)でも使用を開始。計約1280万円で整備した。 昨年県内で発生した死亡事故の直前速度は51.2キロで全国で4番目に速か
中国電力が上関町で進める上関原発計画について、周防大島町議会は16日、「安全性の確立されていない上関原発建設は認められない」とする国のエネルギー政策に対する意見書を全会一致で可決した。同町は上関原発建設に伴う原発交付金が配分される上関町周辺2市3町の一つで、交付自治体のトップを切って「新たな原発建設の凍結」という判断を示した。 意見書案は共産議員1人が、無所属議員2人の賛同を得て提出。全議員が内容を修正し、4つの常任委員長も賛成した。内容は、「周防大島町は上関原発予定地から20~30キロ地点で、まさに緊急避難、自主避難の地域。いったん福島原発並みの事故を起きればまさに『観光の町』どころか『死の町』になる」として、【1】安全性の確立されていない上関原発建設は認められない【2】国際的な安全基準を早急に作成して国民に示す【3】既存原発の総点検【4】新たな原発建設の凍結と循環再生エネルギーへの転換
山口地裁は中国電力が上関町長島で進める上関原発埋め立て準備工事をめぐり、予定地海岸で工事を阻止している同町祝島の上関原発を建てさせない祝島島民の会と島民ら12人に対して申し立てた間接強制で、工事を妨害した場合、1日当たり1人、1団体それぞれ70万円の支払いを命じる決定をしたことが29日明らかになった。 決定は25日付。申し立てでは1日につき連帯して936万771円の支払いを求めていた。山口地裁が2月21日、県の埋め立て許可の交付により中電の工事区域での妨害行為を予防する権能があるとして陸域での工事妨害禁止を求めた仮処分を認めたことから、中電の間接強制の申し立てを相当と認め、海岸や陸域での妨害行為を一切してはならないとした。 これに対し、同島民の会の山戸孝さんは「われわれの意見を一度も聞かずに決定するのはおかしい。住民の権利や意思を軽視している」と憤っている。同会は決定を不服として広島高裁に
みなと山口合同新聞社は戦後間もないころ、水産専門誌としてスタートし、2021年には創業75周年を迎えました。その間、様々な変革・成長を経て、現在は県紙である「山口新聞」と水産専門誌である「みなと新聞」を発刊し、地域・水産業界の皆様の暮らしや事業に役立つ情報を発信しています。 新聞業界の置かれる状況は、インターネットやSNSの普及によるライフスタイルの変化を始めとした様々な要因により年々厳しいものとなっており、我々自身も外部環境の変化に合わせ柔軟に変革していく必要があります。新聞社を創業事業とする会社として「価値ある情報をもって世の中を良い方向に変えていく」という理念はこれからも大事にしながらも、様々なことにチャレンジし、地域・水産事業者を始めとしたステークホルダーの皆様に真に必要とされる企業・共に成長できる企業を目指します。 みなと新聞について みなと新聞は、みなと山口合同新聞社が刊行する
山口県は4日、7月中旬の大雨で鉄橋が流失するなど被災し全線で不通となっているJR美祢線について、JR西日本と調整中の復旧工事について、県議会の土木建築委員会と地域商工委員会へ示した。土木建築部によると、被害が大きかった美祢市内の第3厚狭川橋は再発防止などを考慮し、これまで河川内に2基あった橋脚を設置しない工法で架け替えるようJR西日本と協議している。 県は美祢線の早期完全復旧を目指し、はんらんした厚狭川の河川改修を行い、改修に伴う橋の架け替え費用の一部をJRに負担するため、災害復旧費として来年度までの2年間に約5億3千万円をあてる。本年度は2億8千万円を今議会に提案した本年度一般会計補正予算案に計上している。 土木建築部によると、第3厚狭川橋は約63メートル。流出した旧橋に2基あった橋脚を設置しない工法で架け替えると費用が割高になるため、その分を他県の災害事例や国土交通省の要綱を踏まえJR
山口県水産研究センター(山口市)が、海の富栄養化で発生した赤潮でアサリを育成する研究開発に取り組んでいる。漁業被害を誘発する赤潮や干潟の有機物などを補食し海辺を浄化するアサリの食性を利用して、資源の増殖につなごうという“逆転の発想”だ。 同センター内海研究部は昨年秋、山口市秋穂二島の実験場で赤潮の一種、ヘテロシグマ・アカシオをアサリ稚貝の餌として与え、従来の微細藻類系飼料の使用時より早く成長させることに成功した。今年は技術開発を一歩前進させ、種苗生産や活貝出荷水槽など現場で安全に使える粉末飼料の開発に向けて、濃縮赤潮の大量培養技術の確立を目指している。 研究開発のきっかけは毎年5~7月ごろ、徳山湾など県瀬戸内海域で頻発するヘテロシグマ。この種の赤潮プランクトンは「魚類に多大な被害を及ぼすが、アサリなど二枚貝には無害と見られ、むしろ赤潮発生時の貝はよく肥えているともいわれている」と多賀茂専門
下関市細江町の市立中央図書館が小学生以下に無料で発行している「読書通帳」が人気を集めている。貸出履歴を記録する“通帳”で、全国初の取り組み。3月20日の開館以来、約2千人が利用している。 読書通帳は、金融機関の預金通帳と同じ形状。書籍を借りた後、館内に設置されている専用の機械に通帳を差し入れると、貸出日や書籍名が印字される。通帳1冊で書籍216冊分を記帳できる。 好評を受けて、同館は2冊目も無料で発行することを決定。要望に応えて、8月からは中学生への無料配布も始めた。9月以降は高校生以上の大人に有料で発行することも検討している。
瀬戸内海の豊かな海に反射する陽光をイメージした濃黄色に車体を塗り替えた電車=20日午前10時20分ごろ、下関市幡生宮の下のJR幡生駅 下関市幡生宮の下町のJR幡生駅に20日、車体を濃黄色一色に衣替えした電車が登場した。JR西日本広島支社が地域を表現した塗色へ変更する電車の第1号で、隣接する下関総合車両所で塗り替えと整備を終え姿を現した。 同支社によると、濃黄色は瀬戸内海の豊かな海に反射する陽光をイメージ。山口県内の山陽線や宇部線、小野田線などを走る保有するすべての電車を8年ほどかけ濃黄色に塗り替える。 車両所から幡生駅構内に姿を現した黄色い電車は、列車を待つ人たちの注目の的に。携帯電話のカメラで物珍しそうに写真を撮る人も見られた。 この日は同駅と小野田駅間で試運転を行い、営業運転に備え足慣らし。21日午後5時49分に下関を発車する広島行き普通列車を皮切りに営業運転を始める。 黄色い電車の2
にわか雨が毎日続くねと友人と喫茶店で話していたら、隣にいた3人連れの女子高生が「にわか雨って、どんな雨のことですか」と聞いてきた。瞬間、何を聞かれているのか分からなかった ▼高校生にもなって、にわか雨を知らぬはずがない。けげんな顔を向けたら「私たちの知っている”にわか“は知ったかぶりという意味。雨とつながらなくて」と言う ▼オジサンどもはそれこそ、にわかに興味津々。聞くと、ネット上でのやりとりで、「あいつはにわか」というのは、知ったかぶりの人を指すという ▼にわかの意味などを説明しながら、そういえばにわか勉強、にわか仕込みといった言葉もあるし、知ったかぶりも、当たらずとも遠からずかと妙に感心していたら、「〈フロリダする〉って知らないでしょ」 ▼ネット上でのやりとりで使うらしく、意味は「風呂に入るので(会話から)離脱する」。うまい。省略語に感服していると、友人が「ニューヨークに行くと一緒だな
▲ 最新ニュース 政治・行政 企業 魚種 漁業・養殖 食品 市場・商社・問屋 小売・外食 貿易 統計 コラム・連載 トップニュース ランキング マイニュース さかなの動き一覧を表示 >> 記事一覧一覧を表示 >> ニュースリリース 一覧を表示 >> もっと見る >> デジタルサービス・書籍 相場情報・レポート 水産物の相場情報、主要魚種のレポートをnoteで販売しています オンラインセミナー 水産をはじめ、各分野のプロからお話をうかがいます。過去の回も紹介しています 刊行物案内 みなと新間が刊行する書藉をご案内 電子版のコンテンツ 水産機器・資材ガイド 水産加工機器・資材のポータルサイトです。無料でどなたでもご利用いただけます POSデータ 水産加工品などの販売データです。毎月、どんな商品が売れたかが分かります 卸売市場カレンダー 主な中央卸売市場の年間休開市日を確認できます 今月の行事予
阿東町嘉年地区で開かれている第15回嘉年かかし祭りの優秀作品が決まった。来場者の人気投票の結果、優勝に当たる「かかし大賞」は、地元の土居集落が制作した「We ラブ マイケル・ジャクソン」に決まった。 今年は22団体が22作品を出品。7月26日から今月12日までに、前年より87人多い来場者956人から投票があった。優秀賞には八反田集落の「世界への挑戦」と大迫集落の「吸収合併…どねぇなるん嘉年ぇー」が選ばれた。 大賞作品は、今年6月に急逝したマイケルさんの代表作「Thriller」からヒントを得たという。土居集落自治会長の三家本利夫さん(62)は「住民15人で力を合わせて作った。写真を並べて研究した表情やポーズを楽しんでもらえれば」と話した。 かかしは31日まで、同町嘉年下の嘉年基幹集落センター横の広場で楽しめる。
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