インフレ期待は最近のレンジの上限、警戒必要＝米リッチモンド連銀総裁 | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

［アーリントン（米バージニア州） １０日 ロイター］ 米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は１０日、金融市場が織り込んでいるインフレ期待について、最近の傾向レンジの上限にあると指摘し、当局者は警戒する必要があるとの見方を示した。 総裁は講演後、記者団に対し「失業率が高くてもインフレは加速し得る」と述べた。 また「（インフレ期待が）レンジの上限に達した場合、懸念を強める必要がある。レンジを超えた場合、実に懸念すべきだと思う」とし、「現在はまさにレンジの上限部分にある」との見方を示した。

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インフレ期待は最近のレンジの上限、警戒必要＝米リッチモンド連銀総裁