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大谷翔平
www.orientp.com
「すべての作品には元ネタがある。その元ネタにもまた、元ネタがある」 ── Orient R.Minesky このテーマで記事を書いておこうと思った矢先、こんな記事が出回っていた。 ゴジラの音楽の原曲に見つかる!昭和23年の映画の音楽と類似? 1948年の松竹映画「社長と女店員」をゴジラの原曲とするこの記事は、間違っている。 ▲第1作「ゴジラ」(1954年、東宝)メインタイトル。 ▲「社長と女店員」メインタイトル。 「ドシラ、ドシラ」と繰り返す所謂「ゴジラのテーマ」、第1作「ゴジラ」では実は防衛隊のテーマとして扱われた楽曲であるが、伊福部はこの「ダダダ、ダダダ」と下降音型を繰り返すモチーフを実に様々な映画で使用した。「ゴジラのテーマ」とまったく同じ音型のものを「社長と女店員」や「炎の城」(1960年、東映)に、やや形の異なるものを「蜘蛛の街」(1950年、大映)や「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」(
四半世紀近くゴジラファンをやっていて12年ぶりの和製ゴジラ「シン・ゴジラ」公開に狂喜しているオリエントです。 公開前は不安ばかり募っていたのですが、蓋を開けてみるととても面白く仕上がっていて、いろいろと語りたくなってしまう作品になっていました。大好きです(変な映画だけど)。で、そろそろ感想でも書きたいなと思っていたのですが、どうしても自分の職業と絡めて書かざるを得ないので、非常に書きにくいです。 なので、音楽について書きます。作品や楽曲の分析ではありません。この映画で「伊福部昭」という作曲家を知った方・思い出した方・「伊福部昭はいいぞ」と感じた方向けの内容です。ネタバレを含みます。 さて、現時点で「シン・ゴジラ」を6回ほど観ているのですが、印象的だったのが、6分以上もある長いエンドクレジット(スタッフロール)を最後まで見届ける人の多さでした。8月9日の品川のIMAX夜の回では、ほぼ満席にか
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