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猛暑に注意を
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4階第3展示室で多くの方が関心を示すのが、江戸時代の離縁状「三行半(みくだりはん)」です。隣に展示してある八代将軍徳川吉宗公のお礼状が高価な檀紙(厚さ約0.45mm)を横二つ折にした"折紙(おりがみ)"に書かれているのに対し、こちらは手紙、包み紙、こよりなど、日用品として使っている薄い半紙(厚さ約0.10mm)に、さらっと書かれています。しかし、当時庶民の間でも普及していた印鑑は押されていません。三行半に大変詳しい高木氏(専修大学教授・日本法制史)の分析によると2割は捺印などが無いとのこと(捺印40%、爪印33%、無20%、花押・拇印6%)。 お志可さん宛てに書かれたこの離縁状の内容はとても簡潔です。 この度、あなたと離縁いたしますので、あなたはどなたと再縁されても全く異存はありません。これを離縁状といたします。 安政3年(1856)4月 源治郎事 治兵衛 当時、離婚率(※)の統計はありま
2012年09月15日(土)~2012年11月25日(日) 月曜日(9/17、10/8は開館)、9/18(火)、9/25(火)、10/9(火)、11/6(火) 展示概要 関義城氏(1892~1979)は、三菱製紙株式会社入社後、同社役員や紙パルプ技術協会などの要職に就き、紙パルプ技術の向上と製紙業の発展に尽力された人物です。紙の博物館との関わりも深く、館設立当初には副理事長、その後名誉顧問を務められました。 関氏は長く洋紙業に従事しながら、和洋問わず、広く紙関連資料の収集と研究に情熱を注ぎ、とりわけ和紙に関する膨大なコレクションといくつもの著作を遺しました。 そのコレクションは、数多くの紙関連の図書をはじめ、古文書や記録類、現在では製造されていない貴重な和紙・洋紙、染紙や千代紙、金唐革紙などの加工紙、紙漉き図などの浮世絵、紙問屋等の広告類や商標、各種見本帳、製紙機械のカタログや図面、製紙原
「おもちゃ絵」とは、見て楽しむだけでなく、工作したり遊ぶために、さらに遊びながら学べるように作られた実用の浮世絵版画です。絵を切り抜いて、貼ったり組み立てて立体に仕上げる、現在のペーパークラフトのような「立版古(たてばんこ)」、なぞなぞ遊びの「判じ絵」、図鑑のような「もの尽くし絵」、折りたたんだりめくったりして絵が変わる「変わり絵」、その他「着せ替え絵」、上下絵など、バラエティーに富んでいます。子どもだけでなく、立版古など複雑なものは、大人も楽しんだことでしょう。 おもちゃ絵は実際に遊ぶという性質上、消耗品として捨てられてしまう運命にあり、現存しているものは大変貴重です。限られた紙面の中に、素晴らしい構図で当時の風俗や流行などが凝縮された、ワクワクするような魅力あふれるおもちゃ絵の世界をご紹介します。 主な展示資料 ・「組上三枚つづき 頼朝公放生会の図」 芳藤画 ・「大ポンプの組立」 春暁
紙の博物館 > 紙と神展 企画展 『紙と神』 会 期 12月6日(土)~2009年3月8日(日) 休館日 月曜日[ただし2009年1/12は開館] 12/24(水)、12/28(日)~2009年1/5(月)、1/13(火)、2/12(木) 会 場 紙の博物館 4階 企画展示室 日本の生活文化において、紙はさまざまな役割を果たしてきました。薄くて強く、独特の風合いと光沢を持つ和紙は、単に書写材料にとどまらず、建具、容器、雨具、衣類などの日用品のほか、信仰に関わるものにも多用されています。木の皮の繊維を用いて、清らかな水で漉き上げる真っ白な紙は、神聖なもの、清浄なものとして、紙=神(カミ)に通じるものともされてきました。祭祀や冠婚葬祭、年中行事など、人が神仏と通じようとするいろいろな場面には、多くの紙が登場します。お正月や神楽の中で、神を迎えるための聖
HOME> 紙の講座 紙の講座 ※写真や図が不鮮明なところがあります。 「わかりやすい紙の知識」で訂正・加筆されていますのでご参照下さい。 第1回 紙はどこから生まれたのか・ 紙の歴史 第2回 紙は繊維からできている 第3回 紙の漉き方 ・ 作り方 第4回 機械で紙をつくる方法 第5回 繊維の取出し方と繊維の性質 第6回 紙の目 表と裏 第7回 紙の強さ 第8回 紙の種類 第9回 和紙と洋紙の違い 第10回 和紙の歴史 第11回 紙のリサイクル (2005.9 修正) 第12回 日本の製紙産業の状況(2005.9修正) 特別講座 和紙の歴史と用途(pdfファイル)(2005年1月の講演の要旨) この講座は「月刊おりがみ」日本折紙協会発行 に連載されたものを元にしています。 日本折紙協会では現在会員募集中です。 子供ページトップへ戻る 紙の博物館 トップへ戻る
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