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大谷翔平
www.rezavoircats.com
いつか見ておかなければ…と思っているうちに『ソハの地下水道』を先に見てしまった。1944年のドイツ軍侵攻により、退路を立たれたポーランド市街。ランニングタイムの7割以上、ずっと地下水道の中を、出口も分からず彷徨っている。光も無く、悪臭が立ち込められ、早くここから出たいという思いで行き詰まるほど。これほど閉塞的で絶望的な環境でもって、戦争の抑圧を見事に表現した作品は無いかもしれない。「光が見えた」と希望を抱きようやく辿り着いたそこが閉鎖されていた。この虚無感たるや。すっかり脱力して、ただ見ているだけなのにとてつもない疲弊感に襲われた。『世代』とこの作品、『灰とダイアモンド』の3作が抵抗三部作。 ’56年、ポーランド 原題:Canal 監督:アンジェイ・ワイダ 原作・脚色:イェジー・ステファン・スタウィニュスキー 撮影:イェジー・リップマン 音楽:ヤン・クレンズ キャスト:テレサ・イゼウスカ(
右傾エンタメ 『永遠の0』 【文科省特別選定映画】 言いたいことが巧妙に隠された物語 泣いた泣いたと世間では大絶賛のこの映画。私は全く楽しめなかったので記事を書くことにしました。 東宝のドでかい資本で作られた映画で、主演ジャニーズ。配給アミューズ、CGはROBOT。400万部の大ヒットの原作に、興行成績もV6達成!…ところが原作者が相当アレな人で、かなり右寄りの発言をする人。さらにNHK経営委員と来た上に、この作品はなんと、文科省推薦だと言うんですね。メッセージは分かりやすく「戦没者の慰霊」で、靖国問題が浮上したちょうどその時期に合わせた、業界最大手シネコン公開。これだけで話が通じる人には、この作品を見ていない人が多いんですよね(苦笑)。 かなり長い文を書いてしまったので、面倒臭い人のために、ここで簡単にまとめますね。私はまず、この映画を出来が悪い!と思いました。でも個人の好みもあるでしょ
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