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大谷翔平
www.sportsfromusa.com
こちらに若者のデジタル端末所有率の国際比較がとても詳しく書かれています。私はノートパソコンやタブレットの所有率が高い米国に住んでいます。 http://tmaita77.blogspot.com/2015/02/blog-post_25.html データえっせい: パソコンを持たない若者 家には公立校に通う小学生と中学生の子どもがおります。米国ではなぜ、ノートパソコンやタブレット所有率が高いのか。 ひとことで言うと、宿題で必要です。 パソコンやネット環境がない家庭はどうなるのか。という問題はあるのですが、 公共図書館に数十台のパソコンが並んでいて、ネットにもつながっており、図書館カードで1時間使用できるので、これによって一応、宿題できる状況は保障されているわけです。 逆に言えば、この表にあるような、パソコンを所有していない十数パーセントの人たちは宿題もやりづらい環境であるともいえるのではな
ツイッターで日本の学校部活動で指導にあたっていらっしゃる学校の先生方の負担の大きさが話題になっています。 内田良先生はヤフーにこのような記事を出していらっしゃいます。 部活動 先生も生徒も 本音は「休みたい」――「みんなやりたいと思っている」勘違い(内田良) - 個人 - Yahoo!ニュース 部活動は週に何日ぐらいが適切なのか。 部活動は中高生が課外で行うもので、放課後に部活動をしていても正規の授業を受けるのに必要な宿題をする時間などが確保できるよう、学業に支障のでない範囲でなければいけません(という大義名分) 私は、運動部活動の種目によっても適切な練習時間や練習量は異なると思います。 種目だけでなく、小学生、中学生、高校生、それぞれの年代によってふさわしい練習量、練習内容は大きくちがってくるはずです。 学校教育の場合は、文部科学省がそれぞれの学年に応じた学習指導要領が定めていて、各学校
私はこれまで「女子マネ」にはあまり関心がありませんでした。 今年(も)、日本で「女子マネ」の美談報道があり、それが問題視され…ということがあったようです。いつもならスルーするところだったんですが、ちょっと検索してみると、アメリカにも女子のマネジャーたちが練習の準備をしたり、飲料水を用意したりすることを取り上げた報道があり、しかも、美談風にまとめられているものを見つけたのです。私自身もアメリカに(うちの近所の高校に)「女子のマネージャー」がいるというのは実際に見てはいたのですが、このアメリカの記事には驚きました。 その日、書いたブログはこちらです。 アメリカの高校スポーツにも女子マネジャーはいる。メイド? - 『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』 (谷口輝世子・生活書院) それから気になりまして。 そこで、『女子マネージャーの誕生とメディアーースポーツ文化におけるジェンダー形成』(高井昌
今朝、ツイッターを見ていたら、高校野球の女子マネジャーが話題になっていた。 甲子園出場校の女子マネジャーが選手のために、これまで2万個のおにぎりを作ってきたと。そのおにぎりづくりのためにあえて学力の高い生徒のためのコースに入らなかったとか。 それが美談のように記事になっていたことから、 伝統的な男性に尽くす女性、内助の功のようなものが、高校生の美しい話として捉えられているのはよくないんじゃないか。というのが話題の中心のようだった。 成績がよいのに、学力の高いコースに入らなかったのは、もったいないんじゃないかとか。 私は高校野球には美談がつきものというアキラメもあるので、この記事に関しては性役割がどうのというのもアキラメて、あんまり気にならず。 成績がよいのに…というのは、本人が決めることなので、それを外からいうことはおかしいと思う。(あたしは職人の娘なので、成績が悪いから下請けでモノ作って
数日前、ウォルストリートジャーナル紙に、研究調査の結果として、親が子どものスポーツに多額のお金をつぎ込むと、子どもがスポーツをして感じる楽しみややる気がそがれるようだという記事が掲載されました。 The Problem for Sports Parents: Overspending - WSJ.com 調査を行ったのは、ユタ大学のスポーツ心理学の先生で、元フットボール選手の Dr. Dorsch。 この記事のなかにもあるように、今では子どもがスポーツしようとすれば、(レクリエーションや学校の活動の範囲であれ)親が参加費を支払わなければなりません。 ですから、親が子どものスポーツに1銭も、1セントも支払わないという姿勢であれば、子どもは、ほとんどのチームや団体に所属することができません。最低限、親がお金の支援をすることは必要だと思われます。 ただし、親が子どものスポーツに多額のお金をつぎ込
メジャーリーグ傘下にはマイナーリーグがあり、それぞれ独立採算で経営を行っていることはよく知られていると思う。 マイナーリーグだけでルーキーリーグ、1A,2A,3A(3Aが最もメジャーに近い)などとに分かれていて、総チーム数は200を超える。 マイナーリーグ球団はごく一部をのぞいては、メジャーリーグの所有球団ではなく独立した球団。 メジャーリーグ球団とは選手育成契約を結んでいる。この業務提携期間満了すると、他のメジャーリーグ球団傘下になることも珍しくない。 選手育成契約により、マイナーリーガーとコーチ、監督の給料はすべてメジャーリーグ持ち。(といってもルーキーだと月に1000ドル、メジャーリーグ40人枠に入っていても、年俸6万ドル程度) だから、マイナーリーグ球団は入場料やスポンサー料などで、球団と試合の運営費(球場のリース代なども)さえ稼ぐことができれば黒字経営になる。 メジャーリーグ球団
なぜ、アメリカには塾があまりないのか。 日本に里帰りすると、新聞の折込広告のなかに、大量の学習塾のチラシが入っています。小学校中学年から上の学年を対象にした進学塾から、幼稚園児を対象とした大手の塾など様々です。 私が住んでいるところには、学習塾があまりありません。日本から入ってきた「KUMON」の看板が目立つくらいです。 なぜ、小中学生向けの塾がないのか。 ①高校受験がない。 私の住んでいるところは、公立高校へ入るのに試験がありません。世帯の居住地に基づいて、近くの高校へ進学します。 ただし、大学に入る準備をする塾のようなものはあるようです。 ②家庭教師を雇う 学習塾はあまり見かけませんが、子どもがものすごく出来のよい場合、子どもが学校の授業から遅れている場合は、そして、親がなんとかしたいと思うときは、家庭教師を雇うことが多いようです。 1時間30ドルとか50ドルとか、60ドルとかが相場の
公教育と子どものスポーツ 昨日、アメリカでスポーツをしていると、やたら「楽しむ」という言葉を耳にするという話を書きました。 しかし、その一方で、アメリカでも子どもの組織だったスポーツでは「人格形成」という目標を掲げているところが多いようです。 米国のベースボールと、日本の野球の違いのひとつに、その発生や定着の仕方に違いがあると、ずいぶん前にどこかで読みました。 参考文献が今、見当たらないので、もしかしたら不正確かもしれませんが、ベースボールは、大人たちが親睦や体力強化のためにクラブチームを作っていたものが始まり。要するに大人の「娯楽」「楽しみ」として始まったのです。 日本の野球は、米国から帰国した日本人によって伝えられたことと、米国人教師が学生に教えたのが始まり。そのため「教育」色が出たというような内容だったと思います。 しかし、子どものスポーツに限っては、アメリカでも、昔から、教育と深い
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