投資信託を始める前に、証券会社・銀行で専用の口座を開設します。その際、必ず聞かれるのが、「特定口座にしますか? それとも一般口座にしますか?」という質問。じつはこれ、大変重要な選択になるのです。「特定口座」と「一般口座」の違いは? どちらの口座を選べばよい? いっしょに見ていきましょう。 特定口座と一般口座の違いは「税金の納め方」 特定口座と一般口座の違いをお話しする前に、まず「投資信託の税金」について知っておく必要があります。 投資信託を売って利益が出たとき、その利益の20.315%(=所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が課税されます。 例えば、20万円で買った投資信託を30万円で売ったとき、その利益は10万円ですが、そのうち10万円×20.315%=20,315円が税金として差し引かれるので、実際に受け取れる額は10万円-20,315円=79,685円となります。