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松尾のバス停から道なりに3分ほど歩き、三ツ沢の分岐で道なりのつるつる温泉方面から左へ熊野神社方面へ、平井川の源流滝本川に沿って進みます。一番奥の蔵のある民家の付近で登山道は平井川の源流まで舗装された「新道コース」と、尾根上を行く「旧道コース」に分かれます。ここは快適な杉木立の中、時折のぞかせる展望が楽しめる「旧道コース」を行くことにしましょう。つづら折れの登りが終わる頃、日本武尊（ヤマトタケルノミコト）が顎をかけて関東平野を見渡したと云う「顎掛岩」を経て、麻生山方面と都心の眺望がすばらしい「クロモ岩」を過ぎれば山頂はもうすぐです。山頂付近は山城のような石組みで急勾配の階段になります。山頂からは都心や関東平野が一望でき、澄んだ日にはスカイツリーも確認できます。南方面には丹沢山系が、西方面には御岳山の神社や宿坊が望めます。帰りは登ってきた「旧道」を下るか、「平井川源流の碑」がある「新道」を下り