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大谷翔平
yokoishikura.com
ブログでもご紹介していましたが、昨晩(6月3日)、六本木アカデミーヒルズにおいて、グローバル・アジェンダ・シリーズ「東日本大震災:海外報道の舞台裏」というセミナーが、ジャパン・タイムスのエリック・ジョンストン氏をお招きして開かれました。For English=> 予想を大幅に上回る200名近くの方が出席され、私がモデレーターをしました。 まず参加者の方々に、何を期待してこのセミナーに参加されたのか、を伺いました。これはどんなイベントやプログラムをするにしても、参加者の期待にどうこたえるか、が大切だと痛感しているからです。特にこれだけ大人数でしたし、年齢も幅広く、職業も多様な方々のようだったので、まずその質問から始めました。1)なぜ外国メディアは過激な報道をした(という話を聞くので)のか、2)世界から見た日本を外国メディアはどう考えているのか、3)震災時、力を発揮したソーシャルメディアの役割
Twitterで書くことへの質問をいただきましたし、グローバル・アジェンダ・セミナーも最終レポートが10日以下に迫ってきたので、書くことについて、私が用いている方法をご紹介します。 ブログでも何度か書いていますが、私は書くことが得意ではありません。(だからブログを書いているともいえますが。。) しかし職業が学者なので、書くことが仕事の大きな部分をしめますし、最近では、原稿などを依頼されることが良くあります。 自分の原稿の場合は、書きたいことが決まり、言いたいことがあることがほとんどです。(雑誌や新聞の企画で、xxというテーマで書いてほしい、といわれても、書く材料やいいたいことがない場合は、一番困ります。「私は適任ではないので、他の方にお願いする」ことが多いですが。。) といっても書くことが得意ではないので、かなり苦労します。原稿の長さによっても違いますが、1000字程度の場合は、いいたいこ
かなり前にいただいていた「ウェブで学ぶ」を良く読み、出ているウェブサイトのほとんども見てみたので、やっと「ウェブで学ぶ」そして「オープン・エデュケーション」について書こうという気になりました。最初にこのご本を読んだ時、とても興奮してしまい、しばしいろいろなことが手につかなくなってしまいました。それは、私がここ数年やりたいといってきたこと、初歩的ではありますが、いろいろ試してきたことが出ていて、それをはるかに超えた各種の試みが世界では(そして日本でも)すばらしい勢いで進んでいることを垣間見ることができたからです。読んでいる途中に感激してしまったことも何度かありました。 すべての人がどこでもいつでも知と情報を得られるようにすること、そしてウェブを使って世界のどこにいる誰とでもともに学ぶことができること、そして飯吉さんの言葉を借りれば、「無限の可能性を信じること」が「教育」の原点だと私は思ってい
「グローバル人材」の話が出ると、とかく「英語さえできれば・・・」のようなコメントが出て、議論が堂々巡り(のように見える)することが時々あります。私は、言葉は道具だと思うので、道具はなるべく簡単に気軽に使えた方が良いと思っています。そして言葉を学ぶためにはごく基礎のルールを学ぶこと(高校位の教科書)と頻度が鍵だと思いますし、外国に行かねばならない、とは全然思っていません。 外国に長い間住んでいる人でコミュニケーションができない人もいますし、外国にいったことがなくてもできる人はたくさんいますから。。要するにその気になってやるか、ではないかと思います。 海外の会議に行くと、ボランティアをしている学生が良く話しかけてきて、何しろ積極的です。日本でもずっと以前、アメリカの中年の女性数人と一緒にいたら、なぜか、小学生がたくさんよってきて周りを囲み、いろいろ話しかけてきたことがあります。 ”This i
石倉洋子 一橋大学名誉教授 専門は、経営戦略、競争力、グローバル人材 バージニア大学大学院経営学修士(MBA)、ハーバード大学大学院 経営学博士(DBA)修了。マッキンゼー社でマネジャー。青山学院大学国際政治経済学部教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 株式会社資生堂、積水化学の社外取締役、Avatarin 株式会社アドバイザー、永守文化記念財団 評議員、世界経済フォーラム Member of Expert Network これまで、日清食品ホールディングス、双日株式会社、ライフネット生命保険株式会社、富士通株式会社、株式会社商船三井社外取締役、郵政公社社外理事、総合科学技術会議非常勤議員、日本学術会議副会長、その他 行政改革本部規制改革委員会委員、文部科学省中央教育審議会委員、産業クラスター研究会副座長、公正取引委員会独禁法懇話会委員
梅田望夫さんの新しいご本「シリコンバレーから将棋を観る」を読みました。=>For English 梅田さんのブログやご本、将棋の羽生さん佐藤さんなどを少し存じ上げていること、将棋(できないのですが)自体に何となく心ひかれていることなどから、このご本はとても楽しみにしていました。 とてもInsightful でInspiringな本だと思いました。(私の語彙が貧しいので、もっとぴったりした言葉が探せたら良いのですが)。これまで、将棋の観戦記やタイトル戦のライブのブログ(最近はタイトル戦によっては、いろいろ書いてあって、将棋ができなくても楽しいものー前夜祭、昼食、おやつから、終わった後のコメントなど、ごく最近はビデオで見られるものーがたくさんあります)など、かなり読んでいたので、そういえばこのコメント(おもに棋士の人たちのコメント)は前に読んだなあと思い出したものもありましたが、新たに次の言
JPTA講演からの3つの言葉 2009.03.25 yishikura フラット化する世界, プロフェッショナル JPTA講演からの3つの言葉 はコメントを受け付けていません 久しぶりに梅田望夫さんのブログが書いてあったので、みてみました。(以前から梅田さんのご本もブログもいつも楽しみに読んでいたのですが、ここ1年、梅田さんはサバティカルなので、ほとんどブログも書いておられなかったのです。) 渡辺千賀さんのブログにも、毎年3月にやっているシリコンバレー・ツアーJTPAの予定が出ていたので、今年はどんなだろうか、と思っていたのです。ちょうどそこに、梅田さんが数日前にされた講演の内容がポストされていました。 「自分の力、時代の力」は、ご自分の経験(20代のころ何を考えていたか、なぜシリコンバレーに来たか、そのプロセスはどうだったかなど)からのお話なのでとても興味深いものでした。特に私の印象に残
週刊ダイヤモンドの記事―後日談 2008.11.30 yishikura フラット化する世界, プロフェッショナル, 自分を外から見る?, 記事・コラム・インタビュー 週刊ダイヤモンドの記事―後日談 はコメントを受け付けていません 先日ご紹介した、「週刊ダイヤモンド2008年11月29日特大号」の特集「最強のレバレッジ勉強法:国際派教授とプロ経営者に学ぶ自己開拓型キャリアのつくり方」はこちらです。=>diamond-career.pdf この話には後日談があります。この記事では、私のことを、「いつも前向き」「疲れを知らない」「常に元気!」という感じで書いていただいています。この取材をしていただいた時は、前の日遅くドバイから帰ってきたにもかかわらず実際元気だったのですが、この週はそれから活動がたてこんでしまい、「嵐のような1週間」になってしまいました。週末もいろいろ約束してあった活動をして、
連休を活用して、以前、梅田望夫さんが斉藤孝さんに聞いて試してみたという「集中してその活動だけする」という試みをしてみようと思いつきました。梅田さんは歯を抜いたあと(だったと記憶しています)の1週間、何も予定をしていなかったので、将棋だけのために1週間使って勉強した結果、1週間でもかなりのことができることがわかったといっていました。 私は「時間」に関することに興味がありますし、何とか時間の使い方を改善したいと考えているので、このブログを見た時、ぜひやってみよう、このやり方を試してみようと思っていました。なかなかそれが実現できず、「何も他に予定がない1週間」を「厳密」にしようとするとほとんど不可能なのですが(計画していなかったので)、ここ数週間次から次へと仕事に追われていたのに比べると、コースも落ち着いてきましたし、連休は次から次へと予定を立てていなかったので、これはチャンス!と思ったわけです
この本を読み終わった後、なぜかはっきりとした理由がわからないまま、ただただ涙が流れるという時間が数分続きました。感動と呆然(呆然と言う言葉が適当かわかりませんが)が一緒になったようでした。 それは、第5定理の「大人の流儀」が直接の原因です。苦しい時こそ「大人」が皆を励ます。若い人のやり方を尊重する。そして「大人」が自ら、自分の好きなことを徹底的に全うしようとしていると書いてあったからです。私自身、明るく前向き、どんな時でも良い面を探す、少しでも前向きにやろうとしている人には限りない応援をする、アメリカ(ある程度の期間住んでいた外国はアメリカなので)の心を実際体験し、多くの局面でそれに助けられて、立ち直ることができた経験があるので、こうした「大人」のいるシリコンバレーのすばらしさを実感できたからです。 Steve Jobsのスピーチは本当にすばらしく、私自身、何度も読み、引用していますが、他
今年の1月から総合科学技術会議の非常勤メンバーになっているのですが(写真はこちらからどうぞcstp-1.pdf cstp-2.pdf)、1月30日に本会議が開かれました。その時の議事録がポストされています。私にとっては初めての本会議だったので、もちろん緊張しましたが(外からはそう見えていなかったかもしれません!)議員の発言の要約も出ています。 私がいいたかったメッセージは、以下の3つです。(特に福田総理はダボスに出席なさったし、私もダボスでいろいろ考えることがあったので、そのContextを活用しました。-Contextについては英語版のJoseph Nye教授の講演の話をご覧ください。私は、Contextの意味をここでは広くとらえています) 1) 世界は、官民などの従来の境界を超えて、協働・競争がオープン・システムとして進んでいる。日本の科学技術政策の課題も、世界からの視点で考
ダボス会議も今日で4日目となり、主なイベントは終わりに近づいて来ました。私の仕事は2日目にしたGlobal Competitiveness 2015というかなり大きなグループのDiscussion Leaderで終ったので、ほっとしています。2日目の夜開かれたJapan Receptionにも出ましたが、これはなかなか盛況でした。 3日目は、役目がなかったので(16時間の日が続き、珍しいことに熱が出たこともあって、ホテルで半分寝ながら)、気楽にセッションを聞いていましたが、繰り返し登場したテーマはCollaboration, Innovation, Globalな課題を解決する上でのBusinessとGovernmentとNGOの協力の必要性と実際の活動についてでした。 特に、Plenary Sessionで行われた21世紀のCorporate Global Citizenshipというパ
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