Microsoftに捧ぐ

理論的にはソフトウェアが壊れるということはない。長く使っているうちにビットがすり減ってしまうということはあり得ない。何かがうまく動かないのは、はじめから壊れていたのだ。それにも関わらず、世界中のプログラマが、ソフトウェアが壊れていくさまを目撃する。昨日までうまく動いていたものが、今日はコアを吐く。 バグを見つけたら修正しなければならない。しかし、そのバグフィックス自体が、新たなバグを持ち込む可能性がある。したがって、ソフトウェアにはメンテナンスが必要である。このメンテナンスには終わりはない。ソフトウェアは「リリースしたら終わり」の製品ではない。 ソフトウェアベンダーは植木屋と同じである。植木屋は、植木を「リリースしたら終わり」ではない。何十年、ときには何百年も成長し続けるという植物の性質上、植木にも終わりのないメンテナンスが必要である。この点では、日本の植木職人もヨーロッパの庭師も同じであ

[tzt]

芝生の上で寝っ転がってる人たちが怠惰でなかなかどいてくれないのでしかたなく手入れしてるというはなしもなきにしもあらず。

[zorio]

それだけサポートを続けてるのは尊敬する。

[dasman74]

表現うまい

[u4k]

“バグを見つけたら修正しなければならない。しかし、そのバグフィックス自体が、新たなバグを持ち込む可能性がある。したがって、ソフトウェアにはメンテナンスが必要である。” / “読むために生まれ: Microsoftに捧ぐ

[m_yanagisawa]

同意。Microsoft は偉大だと思う。でもハロウィーン文書の頃大嫌いだったので今でも妙なワダカマリを感じる。老害だな。

[ks1234_1234]

「よく手入れされた何の変哲もない芝生か、手入れのされていない茶色い枯れた芝生か」

[weekly_utaran]

"Microsoftこそ真の植木職人である。あるいは庭師である。来年には、Windows XPのサポートが終わる。Microsoftは、2001年発売のWindows XPを実に13年間メンテナンスし続けたことになる"

[arc_at_dmz]

いやまったく。

[airj12]

13年は凄いよなあ

[juner]

たいせつ。QT: 読むために生まれ: Microsoftに捧ぐ

[KoshianX]

これは同意せざるを得ない。しかしソフトウェアは切り花であるべきとも思うなあ

[Shingi]

“Microsoftこそ真の植木職人である。あるいは庭師である。来年には、Windows XPのサポートが終わる。Microsoftは、2001年発売のWindows XPを実に13年間メンテナンスし続けたことになる。”

[rgfx]

「Microsoftこそ真の植木職人である。あるいは庭師である。Appleは、花屋が切り花を売るのと同じである。切り花は、買ってから1週間はその美しさを楽しむことができる。」

[tanakh]

植木屋と花屋の比喩は興味深い

[ryskosn]

なるほど。確かに。