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大谷翔平
zakkuri.hatenablog.com
媒体を運営している人間だったら、情報化社会における「情報とは何か?」という考察をするのに、マーシャル・マクルーハンの論や梅棹忠夫の「情報の文明学」ぐらいはかじっていて欲しいんですけど、ここで「メディア論」について語るのはアホらしいので、割愛します。どっかで飲みながら話しましょう。 さて、昨日何気なく暇な時間にツイッターを見ていたら、なんだか「コンテンツと広告の融合」とか、もうなんだか「媒体」なんて金儲けのための「使い捨てのもの」としてしか考えていない人間がWEB上でのさばって来ているのね・・・とちょっと悲しい気分になったので、ここでダラダラと愚痴をこぼしている次第です。 言うまでもないですが、媒体と言うのは読者がいるからこそ成り立つのであって、読者に対して損害を与えたり、騙したりするようなものは、媒体とは呼べません。何ゆえ「ステマ」があれだけ問題になったのか?そういうことをきちんと肝に銘じ
「ネイティブアド」という広告形態が、ウェブ媒体社を中心に去年末ぐらいから注目されてきているらしいですね。 個人的には、この広告なんだか記事なんだかわからない「あやふやな概念」の広告形態が顕在化してきたことは、テキトーな人間がテキトーなことを流布するようになっちゃうと、またしてもウェブ媒体の「信頼性」「信憑性」といった価値を揺るがしかねないなあと懸念しています。 「ネイティブアド」の概念の中に、恐らく含まれるであろう「記事体広告」は、それこそ「雑誌タイアップ」から「新聞の記事広告」などの形態を含み、その歴史は長いと思います。これまでとの変化と言えば、広告が掲載されるプラットフォームとしての媒体の種類(量)が増し、競合媒体が増えたがために、注目率向上への施策が多様化してきたということでしょうか。 こうした中で、 「消費者がどういった(広告)情報であれば信用して接触してくれる」 ⇒よく読みこんで
お久しぶりです。 先週非常に関心を持ったニュースがありました。デジタルメディアの新商品のリリースではありますが、今のネット広告業界、特にデジタル専業の広告に携わる会社がメディアと言うものをどのように捉えているかを知るのに、非常に興味深い案件です。 cci、「ザ・ハフィントン・ポスト」日本版で「Category Sponsored」広告を提供開始 http://www.cci.co.jp/news/release/2013_09_17/02.html 「カテゴリースポンサード広告」と定義しているものの、どのような形で露出するのかは、2013年9月24日の段階では分かりません。ただリリースを読むとこんな文章があり、少し気になりました。以下の文章です。 「Category Sponsoredとは特定のテーマに沿ってカテゴリーを設置し、記事と広告が一体となったコンテンツを作成する取り組み。今回は「
Omfさんにエントリーしていただいたので、それへのレスポンス的に。 とても大切な指摘をしていただいたと思っています。 Omfさんより 「この人の中で行動ターゲティングとかリターゲティングが気持ち悪いと言われている理由がよくわかんない。」 確かにその通りでした。ご指摘感謝します。ちょっと今日はそこについて書き足そうと思います。 ■誰のための行動ターゲティング?リターゲティング? 広告効果の向上、CVRの効率的なアップの施策として、インターネットユーザの検索履歴や訪問履歴を基にした広告配信というのは、それ自体として否定されるべきものではないですし、あって便利なことも多いと思います。 ただ、以前のエントリーにも記述したのですが、そのステートメントの発表やオプトアウトについての説明が、あまりに不親切に過ぎないでしょうか? ある人にとっては便利、ある人にとっては不愉快。 そういうことが想定されるので
デジタル周りの広告を見ていると、そしてメディアをきちんと売ることが出来ない代理店を見ていると、もはや広告ってオワコンなんじゃないかと不安な気持ちで一杯になります。 デジタル周りで切り取ってみても、そもそも広告に「テクノロジーだ」「マーケティングだ」「ビッグデータだ」と言ってますが、果たしてここ数年どんな成果がありましたか? 実際に世の中に出てきたものを見ると、「行動ターゲティング広告」「リターゲティング広告」というユーザーにとっては目障りで鬱陶しいものばかり。 「マーケティング」にしたって、未だにSUICAデータの不正(←敢えて言う)利用であったり、人間の心の中を覗くような「ニューロマーケティング」、個人情報、いや人間として知られたくないようなプライバシー侵害すれすれのマーケティングで、不快感を増すようなことばかりしている。 「ビッグデータ」にしたって、統計学的にあらゆる巨大に蓄積された生
2013-08-01 メディアと広告とを憂う 先日、とあるクライアントさんと「最近PRというものが分かっていない広告代理店、特にネット系の広告代理店が多いですねえ」という嘆きのような怒りのような、そんなお話を1時間ほどずっとお伺いするという機会がありました。 立場は違えど、ワタシ自身も広告代理店の担当者が果たして「PR」と「広告(宣伝)」とがきちんと分かっているんだろうか?ということを疑問に思っていた折だったので、「うんうん」とうなずくことが多かったのですが、最近特にネットとかデジタル界隈の業界でこのあたりがぐちゃぐちゃになっている人が多いのではないでしょうか? そもそもメディアというのは、読者だったり視聴者だったりに支えられているものです。もちろんその運営に当たってはテレビ局であればスポンサー収入、新聞であれば広告収入と販売収入の2本柱。まあマスコミであれば事業外収入や興行収入、不動産収
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