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大谷翔平
zigzagmax.hatenablog.com
筆者は、伝統的な中国における王朝と人民の関係、官僚制度の在り方について、以下のように述べる(以下、数か所を引用)。 財政のありようから見てとれるのは、中国では歴史的に、政府権力が必ずしも民間社会のすべてを掌握しておらず、必然的に権力のかかわる社会とそうでない社会とに分かれてしまう、ということである。(P.65-66) われわれは普通に「国民」という。それは「国」と「民」が一体化したnationの謂であり、その翻訳語である。欧米や日本の近代国家はそれが基本構造をなしているのに対し、中国は歴史的に「国」と「民」が一体にならなかった。(略)「国民国家」といい、国家と国民が曲がりなりにも一つの共同体をなすのが、日本・欧米だとすれば、少なくとも史上の中国は、両者一体とならない二元的・重層的な社会構成であった。それは、日本や欧米と較べて、権力エリートと一般人民のはるかに遠く、隔たっていたということを意
ネットで調べものをしていて、晩年の蔡龍雲が套路運動について語った動画を見つけた。2014年10月、上海体育学院における講座らしい。ということは、お亡くなりになる約1年前だと思われるけれど、ときどき立ちあがって実演してみせる動作や、ウィットに富んだ語り口 からは、この1年後に亡くなられるとはとても想像できない。 ○動画リンクはこのメモの最後にまとめて掲載。以下は、講演当時の記事。 www.tjqtn.com ---------- この動画よりも前に行われた、同じく上海体育学院の戴国斌による2009年のインタビューで、蔡龍雲は、 ・伝統的な套路はすべて実用的かといえば、必ずしもそうではない。 ・実用的な動作と実用的な動作をつなぎ合わせただけでは套路にならない。そこにはなにか修飾的な要素があると考えられる。 ・実用的な動作を取り除いたときに何が残るかを検討することで、武術の套路を成り立たせている
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