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大谷翔平
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今年、ワルシャワの出版社Hanamiから出版された『ポーランド料理道』。日本語では初となるポーランドの食の歴史、食材、レシピまで知ることができる唯一の本。全148ページがオンラインにて無料で公開されています。 ブロツワフの”Food Think Tank”でのプロジェクトのひとつ「森」をテーマにしたセッティング。photo by Tomasz Marcin Hartman 自然との繋がりが深く、自然と調和しながら暮らしてきたスラブ民族の食の歴史。8世紀に温暖化により農業が発展するところから、21世紀の現代のポーランド料理まで。歴史とともに移り変わるポーランドの伝統料理の真髄を美しい写真とともにあますところなく紹介しています。 ポーランドにとってパンは伝統的な食文化のひとつ。各地域によって独自のパンがある。photo by Magdalena Tomaszewska-Bolałek
過去・現在・未来へとつなぐ、写真考古学と現代アート「リビング・アーカイブス(Żywe archiwa)」 ポーランドの写真家、アーティストのコレクションの保管管理などを8年間続けている、写真考古学財団(Archaeology of Photography Foundation)によって開始された、写真の<アーカイブ>に焦点をあてたプロジェクト「Long Life for Photography」。ポーランドとノルウェーの写真の修復・復元や保存、アーキビスト、キュレーターやアーティストが集まり、過去の写真を維持しながら提示する新たなメソッドを模索し研究しています。 ヤコブと、パヴェウの作品は、アーカイブそのもののトピックに焦点をあて、ヤコブはノルウェーの都市、リレハンメルでのドキュメンタリー写真を含む3つの異なるコレクションを用いた。膨大な狂気ともいえる収集されたコレクションを目の前にして、
ポーランドのクリエイティブフード雑誌「マガジン ウスタ(Magazyn USTA)」を発行するFull Meal出版社から『花について / O KWIATACH』が発売されました。 著者はポズナンにある花屋「Kwiaty&Miut」を営むウカシュ( Łukasz Marcinkowski)とラデック(Radek Berent)。季節の花を草や木とともに自然に束ねたフラワーアレンジは、ここポーランドでも人気です。そんななか、ウカシュとラデックが奏でる花の世界は一貫したスタイルをもち、世代を問わずに人々を魅了しています。スタイリッシュでつんとしてない、でも、素朴すぎず、華があるのです。 ウカシュは高校生の頃からガーデニングを始めフローリストとして14年間活動、美術アカデミーではインテリアデザインを学び、店舗の家具もすべて自身がデザインしているという。また、ラデックは写真家、グラフィックデザイ
Agata Kus アガタ・クス:1987年、クロスノ生まれ。クラクフ在住。クラクフの美術アカデミーの絵画学科にて博士課程を卒業後、2010年から2014年までポーランドの現代美術家Paulina Ołowskaのプライベートスタジオにてアシスタントを務める。ペインティング、ドローイング、ビデオの分野で活動。2015年、ブロツワフの国際メディアアートビエンナーレにて最優秀賞を含めた数多くの賞を受賞。彼女の作品の一部はクラクフ現代美術館MOCAKや、個人のコレクションとして所蔵され、昨年はポーランド国内のみならず、フランス、オーストリアのギャラリーやアートフェアにて展示された。 PH.D. STUDENTS (DOKTORANTKI) / oil on canvas / 200 x 140 cm / 2015 / Private collection, Germany アガタ・クスの作品
Tu czy tam? /ここで本を読む/ I Read Hear. 14人のポーランドの絵本アーティスト 前回の記事「8 places to see art in Warsaw・2016春」でも紹介したザヘンタ国立ギャラリーで開催中の「I Read Here. Contemporary Polish Illustration for Children」。絵本の世界のみならず、イラストレーターやグラフィックデザイナーとして活躍する14人のポーランド人アーティストがセレクトされ、今のポーランドにおけるイラストやグラフィックの世界を垣間みることもでき、子供から大人まで楽しめる企画になっています。 I Read Here. Contemporary Polish Illustration for Children, opening of the exhibition, 20.02.2016, p
2016年3月31日にオープンしたばかりの銀座最大級の商業施設「東急プラザ銀座」。なかでも話題のファッションのセレクトストア「HINKA RINKA(ヒンカリンカ)」の3階に、ポーランドのブランドランジェリーを専門に取り扱う日本初となるショップ「kobieta(コビエタ)1号店がオープンしました。 ポーランドのランジェリー産業の聖地 ビャウィストク 実は、ポーランド東北部の都市ビャウィストクはポーランドのランジェリー産業の聖地とも言われています。そのビャウィストクにアトリエ兼ファクトリーを構え、「kobieta」で取り扱うポーランドのランジェリーブランドSawren(サブレン)は量より質を大切に、モノづくりへのこだわりを持つブランド。 Sawrenは1997年に創業。少人数のスタッフながらも、それぞれがその道のスペシャリスト、素材のセレクトからデザイン、縫製まで全ての工程を機械化やアウトソ
イースターも終わり、ポーランドもやっと春の陽気になってきました。夏時間に切り替わり、この1週間ほどで午後7時くらいまで明るくなり、街歩きが楽しくなるこの季節におすすめの展示会をセレクトしました。旅をしたら、その土地のギャラリーや美術館にぜひ訪れてみて。アートにふれるだけでなく、その場所に行くまでの道のり、風景、そして建物や展示されている空間も楽しめます。初めて出会ったアーティストとの出会いがあなたの生活の特別なエッセンスになりますように。 01 ワルシャワ近代美術館 Museum of Modern Art in Warsaw Making Use: Life in Postartistic Times ワルシャワ中央駅から徒歩でいける、ワルシャワ近代美術館。現在3つの展覧会、「Making Use. Life in Postartisti」「WHY WE HAVE WARS」「Bread
カリーナ クロラック(Karina Krølak)のジュエリーを身につけると気持ちが浮き立つ。単にユニーク・キッチュといったカテゴリに収まらない存在感は、まるで身につけるアート。彼女自身のパーソナルな魅力と相まって、彼女のジュエリーにはハッピーになる不思議な軽やかさがあるのです。 6年前、第2の故郷ともいえるデンマークでアイデアが生まれたというカリーナ定番のパスタリング。季節に合わせてカラーを楽しみたい。 今から14年ほど前に気がついたら独学でジュエリーを作っていたという彼女は、オリジナルのスタイルで活動。そして今現在のコレクションはすべて彼女自身によって手作業で行われています。ガラス玉・ビーズ・半貴石・プレシャスストーン・プラスチック・ゴム・リボン・フェルト…身近な素材から宝石まで、あらゆる素材を使い、アイデアとツールを組み合わせていきます。 面白いのは、彼女は変化することを恐れないとい
アレクサンドラ・ヴァリシェフスカ Aleksandra Waliszewska :1976年、ポーランド・ワルシャワ生まれ :絵画・デッサン・版画・イラストレーション :可憐な少女、不気味な少女、野生の動物や悪魔のような生き物。幻想的なファンタジーとホラーコミック。性犯罪への嫌悪も感じる。ポーランド国内だけでなくヨーロッパでも多く評価されカルト的人気をもつアーティスト。 >>> waliszewska
ポーランド・クラクフ出身の若手アーティストのダヴィッド・プラネタ(Dawid Planeta)。クラクフのアカデミーで工業デザインを学んだが、アートや写真に傾倒しながらも彼は心理学、神話、潜在意識の神秘的な世界を探求していく。 続きを読む →
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