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『48景 水道橋駿河台』
大きなこいのぼりを不自然なくらい真ん中に配置し、背景に江戸の街並みが広がり、一見するとこれは何だ... 大きなこいのぼりを不自然なくらい真ん中に配置し、背景に江戸の街並みが広がり、一見するとこれは何だと思わせ、よく見ると幟の上から見た構図なんだとわかる。広重得意の近像型構図の典型的な例である。 明治三年生まれの江戸考証家三田村鳶魚によると、こいのぼりは江戸の発祥で、文化年間までは上方になかったということだ(釣魚をめぐる博物誌)。江戸時代の江戸と上方の文化の差は、圧倒的に上方有利で、酒、呉服、タバコ、陶器など下り物が高級とされ、江戸の物は下らない物(現在の「くだらない」の語源)とされた。 そんな中でも上方より優れたものに、「江戸紫」と「紫鯉」がある。江戸紫は江戸の水でしか独特の色が出ないとされ、またその水を飲んでいる鯉の唇がほのかに紫かかり、味も上々とされていた。江戸のこいのぼりは、その紫鯉にちなんで、口の横に小さく藍を施している(川柳江戸名所図絵 底本は三田村鳶魚)。 この絵では残念ながら、
2023/05/06 リンク