サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
arigaria58.hatenablog.jp
どうも、ケスイケリーガです 5つの文学賞を受賞した実力派の歴史小説、木下昌輝『宇喜多の捨て嫁』の紹介です デビュー作でありながら、文学賞5冠は衝撃ですね! 5冠を達成した歴史小説 文学賞の5冠ってのはちょっとすごいですよね 高校生が集い議論し今年の一冊を決める高校生直木賞、エンターテイメント小説といえばオール讀物新人賞、彦根市が主宰する文学賞である船橋聖一賞、大阪の創作芸術活動に送られる咲くやこの花賞、歴史時代小説を対象とした歴史時代作家クラブ賞の5つの賞で受賞している小説です しかも、木下昌輝さんのデビュー作。デビュー作でこの結果は正直すごすぎますね! ざっくりあらすじと感想 戦国時代に権謀術数の限りを尽くして活躍した宇喜多直家を主題に描く。 以下の6つの短編から構成されており、この6編のストーリーが読後に全て繋がり再読したくなる面白さ。構成に魅せられます 宇喜多の捨て嫁 無想の抜刀術
どうも、ケスイケリーガです いつも小説ばかり紹介していますが今回は小説の書き方を学ぶ本、根本昌夫『実践小説教室』を紹介します! 小説を書きたい人は必読の本ですね! 根本昌夫ってどんな人? 根本昌夫さんは文芸編集者であり有名大学の講師も務めている方です 『海燕』や『野性時代』といった文芸誌の編集長を務めた方でもあります 新人作家や小説になりたい人の育成に力を注いでおり、角田光代、よしもとばなな、島田雅彦、小川洋子などのデビューに立ち会っている、界隈ではちょっと有名な人。 この本はどんな人にオススメ? この『実践小説教室』は小説家になりたい人、小説を書いてみたい人はもちろん、うまく小説を読めるようになりたい人にもめちゃめちゃオススメできる一冊です。 というのも、うまく書ける人はうまく読める、うまく読める人はうまく書けると小説を読むことと書くことは表裏一体だと本書の中でしきりに主張されます その
どうも、ケスイケリーガです 16歳から21歳までに250万ドルを稼いだ20世紀最大の詐欺師フランク・アバネイルの自伝的小説『世界をだました男』の紹介です! フランク・アバネイルとは フランク・アバネイルって誰?と思う人がほとんどだろう 彼は20世紀最大の詐欺師といわれている人物だ なんと16歳から21歳の5年間で偽造小切手と身分詐称の手口で250万ドルを稼いだ男だ 全米50州に加え26カ国の警察から終われながら、世界をだまし続け自由に理想とする生活を送っていた 最終的に、逮捕されてしまうが、その後は詐欺対策コンサルタントとして名を馳せ、FBIとも長年の協力体制にある人物だ 邦題がいい! 完全に個人的な好みだがタイトルの邦訳がすごくいい 英文のタイトルは「Catch Me If You Can」。 直訳すると「俺を捕まえてみろよ、もしできるならな」といったところ このタイトルを「世界をだまし
どうも、ケスイケリーガです 私の大好きな作家の一人川上弘美さんの『蛇を踏む』の紹介です この本は「蛇を踏む」「消える」「惜夜記」の3作からなり、どれも川上弘美の世界観が色濃く出ている作品だといえますねー! 川上弘美さんってどんな人 川上弘美さんは僕の大好きな作家の一人です 『神様』という短編集で第一回パスカル短編文学新人賞を受賞したのを皮切りに、数多くの文学賞を受賞している方です 特に、芥川賞を受賞した『蛇を踏む』、谷崎潤一郎賞を受賞した『センセイの鞄』は代表作といえるんじゃないでしょうか 川上弘美さんの小説はよく動物が出てきます。 デビュー作の『神様』では熊が、この「蛇を踏む」ではもちろん蛇が。 しかも、この動物たちのセリフはいつも人間離れした品があり、同時にどこか儚さを持っているように感じます ”蛇を踏んでしまってから蛇に気づいた。秋の蛇なので動きが遅かったのか。普通の蛇なら踏まれまい
どうも、ケスイケリーガです この小説が1947年に書かれたと考えると凄いというか驚くしかないと思うばかりです 竹山道雄『ビルマの竪琴』の紹介です 時代背景に驚く この小説が書かれたのは1947年。 終戦が1945年ですから、戦後復興のまっただ中といえるでしょう 誰もが絶望や悲しみを経験し、その傷も浅い中、前を向いて生きていこうとしていた時代でしょう その時代に戦時中の日本兵が人種や国籍を超えた生きざまが描かれたこの小説は、おおくの日本人に誇りと勇気を与えたことは簡単に想像できます 小説の内容も現代に生きる僕らが読んでも素晴らしいと思うものの、当時を生きた人々はなおさら素晴らしいと思ったに違いありません 「日本人なら」という表現が適切かはわからないですが、是非とも一読したい小説です ざっくりあらすじ 戦争中、ビルマ(今のミャンマーですね)の地で活動していた日本軍の一隊の物語り 心身ともに憔悴
どうも、ケスイケリーガです わたくし、26歳独身男子が身に付けたい時計を一切現実を見ず欲望のみで選定します! 付ける腕時計にその人が映る! 僕は腕時計が大好きだ 街中でも、男性の腕時計には無意識で目がいってしまう 持ってるもの全てセンスがいい人はやっぱりいい時計してるなーと思う時が多い一方、カッコつけてジャラジャラしたもんがたくさんついてるイケてるにーちゃんの時計が白のアディダスとかだとうんざりする そういう意味では、男性がつけている腕時計って結構その人の内面やセンスを反映しているといえるんじゃないかと思っている そう判断されているかと思うと、腕時計を選ぶ・つけるも一苦労だ 付けたい時計はあっても、金銭的に現実的でないってこともある。 付けたい時計が付けられないので僕は腕時計を普段していない もし、付けたい時計が付けられるなら、僕はこんな時計をつけたいという欲望のみで選びます 独断と偏見と
どうも、ケスイケリーガです。 いま(というか、ここ2年くらい)買おうか悩んでいるSCOTCH GRAIN-スコッチグレイン-の「SPIDER」という靴に関するお話です SPIDERってどんな見た目してるん? 参照:http://www.scotchgrain.co.jp/shoes/index.html こんな感じ。これが素の状態ですね。正直これなら欲しくないんですが… モルトドレッシング(ウィスキーで革靴を磨いてあげること)をしてあげると表情がガラッと変わっちまうわけです ※モルトドレッシングについてはスコッチグレインHPに詳細が記載されています どん! 参照:http://www.scotchgrain.co.jp/blog/shop/keinenhenka/ 革靴の経年変化をテーマにしたページのスパイダーですが、いい味出してます 着る服や場所をかなり選ぶ感じはしますが、店頭で見た時に
今週のお題「読書の秋」 どうも、ケスイケリーガです! 149回直木賞受賞作、桜木紫乃『ホテルローヤル』を紹介します 『ホテルローヤル』という小説の背景 この『ホテルローヤル』はラブホテルを舞台にした小説です そして、第149回直木賞の受賞作でもあります。 その授賞式の記者会見で桜木紫乃さんの実家はラブホテルを経営していたそうで、ラブホテルが小さいころから身近な存在だったそうです 身近な存在だったゆえに小説の舞台として選択し、そこに関わる人々の描写が生き生きとしているのでしょう また、『ホテルローヤル』は「グランドホテル形式」という展開をする短編連作小説の形式を取っています。以前紹介した折原一『グランドマンション』も「グランドホテル形式」でしたね グランドホテル方式(グランドホテルほうしき)は、映画や小説、演劇における表現技法のことで、「ホテルのような一つの大きな場所に様々な人間模様を持った
今週のお題「読書の秋」 どうも、ケスイケリーガです。 原宏一『ヤッさん』の紹介です 原宏一さんの小説はとにかくキャラクターが濃い! キャラクターの勢いでストーリーがテンポよく進んでいき、とっても読みやすい小説ですね <原宏一さんの小説記事はこちらです!> 理不尽な社会の仕組みに巻き込まれるサラリーマンの物語『床下仙人』【読書屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 原宏一が生み出す強烈なキャラクターに魅せられる! 原宏一さんの小説にはどれも強烈なキャラクターが登場します ストーリーの設定にすこし無茶があったとしても、その無茶が登場人物のキャラとして描かれるんです! 読者はそのキャラクターにどんどん引き込まれ、ストーリーの設定の無茶さなんて気にならなくなってしまいます 今回紹介する『ヤッさん』も例に洩れず強烈な個性を物語の中に存分にまき散らしていきます。だって、誇り高きプロのホームレス
どうも、ケスイケリーガです。 書きたいことがたくさんある26歳独身男子ですが、今回は「結婚」と「焦り」についてです。 高校時代の親友から結婚すると報告を受けた5分後に勢いで書いています!! 高校の親友が結婚するってよ! いやー、久しぶりに「めでたい!」と叫んでしまいました。 高校時代の親友が結婚すると報告をくれました。 もちろん、知り合いで結婚している人はそこそこ増えてきましたが、とっても身近な友人の結婚は初めてで、なんか自分のことのように嬉しくて一人で興奮してます。僕にも可愛い彼女・婚約者・奥さんを恵んで欲しいです。 とってもめでたくて嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、どこかに「焦り」のような気持ちがあることも正直なところ 結婚はいつかしたいと思ってますが、特別に結婚願望が強いわけでないですし、今まで結婚に対する「焦り」なんて抱いたことがなかったんです それが、身近な友人の結婚報告を聞い
どうも、ケスイケリーガです。 僕は小さい頃から名前の由来とか漢字の由来とかに興味があって、知らない言葉を見つけるとよく由来まで調べてました。大人になってもその興味は変わらず。 最近はとにかく体の部位が気になるんです 名前の由来が気になるんです 「名前の由来が気になる」ってことに関して僕の一番古い記憶は小学2年生の時の国語の宿題だ なぜその宿題が出たかは覚えていないが、こんな宿題が出た 「自分の名前の由来をお父さんお母さんに聞いて、クラスのみんなに発表しましょう」 僕は宿題を聞いた瞬間に、早く家に帰って親に聞きたくて聞きたくてたまらなくなった 確かやっと自分の名前が漢字で書けるようになった頃だったと思うが、なぜ自分の名前はこれで、なぜ自分の名前の漢字はこれなのか。 自分の名前の由来を知った時の興奮にも似た喜び、クラスメートの名前の由来を知った時の驚き、当時かわいいなって思ってた子の名前の由来
どうも、ケスイケリーガです。 先週、ここ2年ほど使っていたドライヤーが壊れてしまいました。外傷はなく、外見は問題なさそうなのですが、内面に問題を抱えていたようで、温風が出なくなってしまったのです この1週間、僕の頭は寒かった ハゲたからではないです、まだ持ちこたえてます。 ドライヤーから突然、温風が出なくなったのです これには、やられました 夏が過ぎ気温がだんだん下がってくる中での、この仕打ちですからね たまったもんじゃないです 犯人はこいつです。 僕が一人暮らしを始めるのと同時に買った安物のドライヤーではありますが2年という月日を共に暮らしてきました mistyとかオシャレなフォントで書いてありますが、温風が出ません ドライヤーとしての役割を放棄し、無断で送風機にコンバートしたやつです。 正面から見てみましょう。どんな面してんだ、全く。 めっちゃ悪そうな顔してますやん! この顔で冷風しか
どうも,ケイスケリーガです。 僕の大好きな作家の一人、百田尚樹さんの小説を紹介します。 百田尚樹『幻庵』です! 百田尚樹さんの小説について 少し前に映画化され大人気だった「永遠のゼロ」や、年末年始に上映中だった「海賊と呼ばれた男」の原作者である百田尚樹さんの小説です。 百田尚樹さんの率直で豪快な言動には賛否両論さまざまな意見がありますが、この方の書く文章は本当に洗練されていてストーリーがめちゃくちゃ面白いです その洗練された素敵な文章に、膨大な取材に基づいた重厚なコンテンツが合わさり、読者の心をわしづかみにして、離してくれと叫んだって離してくれません。 私の大好きな作家のひとりです そんな百田尚樹さんの『幻庵』 いやー、やっぱりいいですよ、おすすめです。 あなたには「一生をかけて極めている事(極めようとしている事)」というものがあるでしょうか。 私は、数年間1つの目標に向かって努力を重ねた
どうも、ケスイケリーガです。 ロボアドバイザーTHEOで10万円を運用してます! 1ヶ月間でどうなったか報告しちゃいますよ〜 <ロボアドバイザーTHEOの過去記事はこちら!> 1. ロボアドバイザーによる資産運用「THEO(テオ)」に資産運用をお任せしてみる【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 2. ロボアドバイザーによる資産運用「THEO(テオ)」の登録方法まとめ!【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ ロボットに資産を預けて運用してもらっちゃおう さてさて、2017年8月21日から始めたロボアドバイザーTHEOですが、1ヶ月経過したので成績を公開しちゃいます! その前に… ロボアドバイザーってなに?って方はこちらを読んでもらうとよくわかると思いますが、体の18.25%は「親切」でできていますのでざっくり説明するよ ロボアドバイザーTHEOは各ユーザーごとの
どうも、ケスイケリーガです! 毎週水曜日に書いている「仮想通貨、半信半疑派。仮想通貨を買う。」シリーズです! 今週は購入した仮想通貨ちゃんたちがどうなっているかをご報告です! <「仮想通貨、半信半疑派。仮想通貨を買う」シリーズの記事はこちら!> 「仮想通貨、半信半疑派。仮想通貨を買う」準備編【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 「仮想通貨、半信半疑派。仮想通貨を買う」購入通貨決定編【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 「仮想通貨、半信半疑派。仮想通貨を買う」2017/9/20編【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 今週は買い増ししません! 僕は仮想通貨購入にあたって自分なりのルールを作っています こちらの記事にルールを細かく書いてありますのでお暇な方は読んでみてください 購入通貨選定時の涙あり笑いありのドラマが記載されています 仮想通貨購入に
どうも、ケスイケリーガです 世界の名作ですね、ウィリアム・ゴールディング『蠅の王』を紹介します。 読んだ背景と懺悔 まず、正直に言おう ロマンスカーで箱根へ行ってきた。 その旅行の道程の手持無沙汰を解消するために、下北沢駅近くの古本屋で手に取った本がこの『蝿の王』だ。 おうおう、旅のお供にしてはずいぶんずっしりくる本を選んでしまった もしあなたが旅先で読むための小説を探しているならやめておいたほうがいい 「旅先に持っていくべきでない小説10選!」みたいなブログ記事があれば、ぶっちぎりでランクインだ さらに正直にいうと、私の読解力では、この本について書くことはなかなか畏れ多い たぶん、この本の言わんとすることの半分もわかってないんじゃないだろうかと思っている。 それでも、読後に思った事を書くためのブログだし、なんとでもなれ ざっくりあらすじ さてさて、ウィリアム・ゴールディングは83年のノー
どうも、ケスイケリーガです。 前回紹介した『Tarzan』より今日から使えるタンパク質&プロテインの知識をまとめていくよ!これはもしかしたら永久保存版になるかもしれない! <カテゴリー「マッチョな読書家」の記事はこれ> 1. ケスイケリーガ、プロテイン始めます。筋肉&健康の一石二鳥!【マッチョな読書家!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 2. 9月28日号の『Tarzan』でプロテインを学ぶよ!【マッチョな読書家!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ タンパク質は1食あたり20gの摂取がベスト! らしいです! そもそもなんでタンパク質を摂らなくてはいけないか知っていますか 僕はよく知らなかったんですが、タンパク質って実はすごいやつなんです。 人間の体の皮膚や髪の毛、爪、筋肉、内臓、血管などなど、ありとあらゆるものがタンパク質から作られています その割合は約20%で、約10万種
どうも、ケスイケリーガです! 今回紹介するのは藤野可織『爪と目』!2013年の芥川賞受賞作品ですね。 油断禁物!めっちゃ怖いホラー小説! 作者も女性ですし、表紙も繊細な感じがするのでまさかこの作品がホラーなはずないでしょ~と油断して読み始めたのですが。この小説… めちゃめちゃ怖いじゃないですかぃっっっ!!!! と、いつもとは違うテンションでお送りしております(汗) まずもう二人称でストーリーが進んでいくんですけど、冒頭から気持ちよくないわけです。 三歳の女の子が父親の再婚相手を「あなた」と称して物語が進んでいく。 私たちが持つ子供像とはかけ離れていて、すがすがしさや純粋さ、きれいな感じが全くしない。終始、気味の悪さが一文一文、どのシーンでもベタッとまとわりついてくるんです。 "「あんたもちょっと目をつぶってみればいいんだ。かんたんなことさ。どんなひどいことも、すぐに消え失せるから。見えなけ
どうも、ケスイケリーガです。 プロテインを学ぶのに最高の雑誌がいいタイミングで出ていたので買っちゃいました! 9月28日号の『Tarzan』です。僕含めてプロテイン初心者にオススメです! 筋トレする人もしない人もプロテインのすすめ つい先日にプロテインデビューをしました ブログにもプロテインデビューについて書きましたが、このタイミングでこんな雑誌と出会えるなんてラッキーです! www.bookbank-58.com ちなみに、今回からカテゴリ名を「マッチョな読書家」としましたが、上の記事のブクマで「マッチョな読書家」とコメントをくれた方がいて、めっちゃ気に入っちゃいましたので使わせてもらってます! さてさて、この雑誌、「1食20gから始めるタンパク質マニュアル」とサブタイトルがついてるくらい、食事の中のタンパク質にフォーカスしてます 日々の食の中でも摂取できるタンパク質はもちろん、プロテイ
どうも!ケスイケリーガです! このミス大賞史上最大の問題作深町秋生『果てしなき渇き。』を紹介します! 2014年に「渇き。」として映画化された原作 2005年第3回「このミステリーがすごい!大賞」で大賞を受賞した小説です。また、2014年には役所広司さんが主演で映画化もしています。 当時は相当な話題作であったと記憶しています。とにかく怖いという印象で持ちきりでした。お化けとかホラーという意味での怖さではなく、人間の禍々しい部分が前面に押し出されているためです。 ドラッグやセックス、暴力など刺激的な要素を存分に詰め込んでいます。てか、かなり刺激が強いので、本を読む方も映画を見る方もぐっと力を入れて臨んでください。 ざっくりあらすじと感想 ある街で発生した殺人事件に遭遇した藤島という元刑事が主人公。 藤島には離婚した妻と加奈子という高校生の娘がいた。 ある日、離婚した妻から加奈子がいなくなった
今週のお題「読書の秋」 どうも、ケスイケリーガです。 名作中の名作、ヘミングウェイ『老人と海』を紹介します。 読んだきっかけと名作読書入門にはオススメ 西 加奈子『漁港の肉子ちゃん』の中で主人公が海に関わる本が読みたいなと言い、手に取ったのがこのヘミングウェイ『老人と海』だったわけです。 『漁港の肉子ちゃん』についてはこちらの記事で紹介してます! www.bookbank-58.com ヘミングウェイとか老人と海とか聞いたことはあったのですが、どんな話なのそれって感じでまだ読んでおらず これは読まずにはいられないと思い近所の古本屋にダッシュ! すると108円で売ってるではありませんか!神様仏様ブックオフ様〜 というわけでお買い上げ。この機会を逃すまいと読み始めることとしました。 すごくいい小説に触れることができたなぁというのが読後の感想です そりゃ、天下のヘミングウェイの作品ですから、当た
どうも、ケスイケリーガです。 女性にあてはまるかはよくわからないですが、男性にはわかってもらえるんじゃないかと思ってることがあるんです 昔から結構思ってたことなんですけど… あ、別に下ネタじゃないからね、期待した人…こんど話そう! それがなにかというと、髪の長さって仕事や勉強のパフォーマンスに比例しますよね?ってことなんです!これ、僕だけですかねー? つまり、自分のベスト髪の長さや量を超えたら超えるだけ集中力が落ちたり、頭が思うように回らなかったりするんですけど、こういうことってないですか 僕のベスト髪の長さは眉に前髪がかかるかかからないかくらいで、サイドも耳にかからないくらいスッキリさせておきたいわけです (どうでもいいけど、「かかるかかからないか」ってめっちゃ「か」使うね) そうなると美容室に行ってカットしてもらうのは月一回くらいの頻度がベストです よくをいえば3週間に1度のペースで行
今週のお題「読書の秋」 どうも、ケスイケリーガです。 突然ですが、猫って好きですか? 猫好きにはたまらない!そんな小説を紹介します 有川浩『旅猫リポート』です! 猫好きにはたまらないロード小説! 私自身は猫をめっちゃ好きー!って感じではなく、子猫とか見るとかわいいなーと思う程度ですが、この小説を読んで、猫と暮らしたいー!って思ってしまいました。 私ですらこう思うのだから、猫好きの人にはもうたまらないことは間違いなしです 猫嫌いの人も、猫っていいな!って思えるはずです 有川ファンの中でも今回紹介している有川浩『旅猫リポート』が特に好きって人もたくさんいるほど人気の作品でしょう 飼い主と猫が車に乗ってある目的のために旅に出ます。進めば進むほど猫と飼い主の絆が伝わってきて小説の中の世界にどんどん吸い込まれてしまいます ざっくりあらすじと感想 主人公はサトルとナナという猫。 ナナは元々、野良猫だっ
どうも、ケスイケリーガです! 古本屋でたまたま出会ったのを機に読んでみました森博嗣『すべてがFになる』 めっちゃ面白かったです。 『全てがFになる』の背景 かなり有名な小説ですし、読んだことはない人でも名前は聞いたことがあるって人は多いのではないでしょうか。 この本を読んでから森博嗣さんの小説を片っ端から読みまくりたい気持ちになっていました。 作者の森博嗣さんは名古屋大学の工学部の教授をされている方です。 研究論文という意味では幾つも著作があります。 そういう意味では文章を書くのは慣れているのでしょう。 小説出版という意味での一冊目である本作。 メフィスト賞という文学賞の第一回目の受賞作品です。 この賞は『すべてがFになる』に箔を付けるために、出版社側がメフィスト賞を創設したという逸話があります。 そのくらい、森博嗣さんの小説に期待が込められていたわけですね。 森博嗣さんが工学博士というこ
どうも、ケスイケリーガです。 俳句って言葉は知っているけど、俳句に触れたことってあまりないって人は多いんではないでしょうか。5・7・5の世界観を味わえます。小沢信男『俳句世がたり』を紹介します。 読んだきっかけ 日本語って本当に綺麗だなと思わされてしまうような文章に巡り合ったとき、私は一つの憧れや幸せのようなものを感じる。 巡り合ったことが幸運だなーという幸せと私もそんな文章が書けるようになりたいという憧れがある。 日本人に生まれ日本語を話し日本語を読む。 そうであるならばすこしでも多くの日本語の形に触れたい。 古くから多くの人の心を愉しませてきた俳句。 それが自分の肌に合うか否かは別としても、俳句に従事する人の文章を読んでみたいという好奇心はたっぷりある。 そういう心持ちで手に取ったのがこの『俳句世がたり』という本だ。 ざっくり感想 1927年生まれの筆者が2010年4月から2016年1
どうも、ケスイケリーガです。 ウイスキーを飲むならスコットランドのシングルモルト「CAOL ILA -カリラ-」と決めているのですが、いろいろなウイスキーに手を出したくなる小説を読んでしまいました。吉村喜彦『ウイスキーボーイ』を紹介します。 <吉村喜彦さんの小説記事はこちら!> 二子玉川のバーが舞台。かっこいいマスターに惚れる『バー・リバーサイド』【読書屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ 吉村喜彦さんの書く小説は酒が美味そうで美味そうで 作者の吉村喜彦さんは京都大学卒業後サントリーの宣伝部にお勤めの後、作家に転向している方です。 そのため、お酒業界に関する知識は本物でサントリー時代の経験が色濃く小説に描かれ、舞台設定や登場人物たちの個性や背景のリアリティが鮮明で彼の小説の中にぐいぐい引き込まれてしまいます。 特に、お酒の知識が半端じゃないわけです。 お酒の知識をとくとくと語るシ
どうも、ケスイケリーガです。 紙の本ばかり紹介してますが、ネット小説なんかもたまには読んでるんです。 年間100冊超の読書をするケスイケリーガが愛用しているネット小説サイト「ツギクル」を紹介します! ツギクルというネット小説投稿サイト ぶっちゃけ紙の本の方が好みなのですが、このサイトは面白い!と目を付けているサイトがあります。 それが「ツギクル」というネット小説投稿サイトだ。 www.tugikuru.jp ツギクル株式会社が提供しているサイトで、どうやらソフトバンクのグループ会社のよう。 ツギクルで投稿された小説がライトノベルとして出版されることもあるそうだ。事実、このサイトでランキング上位のものは実際の本として販売されている。 とはいえ、ソフトバンクと小説サイトはあまり結びつかないように思うが、そこには理由があるわけだ。 私がなぜツギクルに目をつけたか 実はこのツギクルはAI(人工知能
どうも、ケスイケリーガです。 一時期だいぶハマっていた米澤穂信『氷菓』をご紹介します。 米澤穂信のデビュー作であり古典部シリーズの1作目。 めっちゃ面白いです、彼のミステリー! 一気に読める面白さ!読書初心者にはオススメ 買ったその日の読み切ってしまいました。 仕事が早く終わった日 、面白い小説ないかなぁ~とフラッとはいった本屋で出会った一冊です。 仕事後に疲れていたはずなのに、その疲れを忘れてしまうくらい没頭して読み進めまちゃいました。 面白くってページが止まらない程いいリズムで読み切れてしまいました。 読書ビギナーにめっちゃオススメしたいですし、米澤穂信作品の最初の1冊に最適な小説です。 ガチガチのミステリー好きには物足りないかもしれませんが、自分で答えを推測するミステリーの醍醐味はちゃんと味わえますよ。 ざっくりあらすじと感想 姉の勧めで高校入学とともに廃部寸前の「古典部」に入った男
どうも、ケスイケリーガです! 前回の記事では、米国と日本の優良企業の株主に1,000円からなれるOne Tap BUYの紹介をしました。 今回は実際に投資してみたので報告するよ! One Tap BUYに10万円を入金したよ 前回登録を完了したOne Tap BUY。最初の一歩として10万円を入金してみました。 こちらも銀行振込で簡単に入金することができました。 振込をして翌営業日には反映されてたんで入金繁栄もスピーディです。 ロボアドバイザーTHEO(テオ)や仮想通貨は積立投資をしていく予定ですが、このOne Tap BUYは10万円を入金してしばらく様子見するつもりです。 デイトレードのような常に株価をチェックしているようなライフスタイルではないので、長期保有+定期的な成績チェックでポートフォリオを考えていきます。 まぁ、優良企業への投資がこのサービスのそもそもの趣旨なので短期的な株価
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『arigaria58.hatenablog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く