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脆弱性の報告の中で、常に一定の割合を占める脆弱性に「クロスサイトスクリプティング」があります。この脆弱性を悪用されると、利用者のWebブラウザ上でスクリプトを実行され、例えば悪意のあるWebサイトに誘導されてしまいます。その結果、利用者の個人情報などが盗まれてしまう可能性があります。ここでは、クロスサイトスクリプティングとは何なのか、どのような対策をすればいいのかを説明していきます。 1:クロスサイトスクリプティングとは クロスサイトスクリプティング(Cross Site Scripting:CSSはCascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シートと混同する可能性があるため、XSSと呼ばれる。)は、利用者のWebブラウザ上で、本来は実行されるはずのないスクリプトが実行されてしまう脆弱性です。この脆弱性が悪用されると、利用者のWebブラウザ上で任意のスクリプト
セキュリティ用語 2016.3.1 更新日:2018.3.9 セキュリティに対する重要性は理解したけれど、用語が難しくてという声を聞くことがよくあります。そんな方にセキュリティの頻出用語を解説する「今だから学ぶ!」シリーズを一覧としてご用意しました。 第1回:今だから学ぶ! セキュリティの頻出用語 : 標的型攻撃とは? 標的型攻撃とは、明確な意志と目的を持った人間が、特定の組織や人に対して行うサイバー攻撃の一種です。昨今のセキュリティに関するニュースで、目にすることが多くなったこの攻撃について、何を狙ってどう実行されるか、その手口を紹介します。 第2回:今だから学ぶ! セキュリティの頻出用語 : APTとは? APTとは、Advanced Persistent Threatを略したものです。用語としては、2006年に登場しましたが、知名度が高まったのは2010年に、イランの核施設を標的にし
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