サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Google I/O
issa310.seesaa.net
私は以前、自分が途轍もなく落ち込んだとき、山崎ハコの「織江の唄」をよく聞く習慣があると、このブログに書き込んだことがある。 実は、それとは別にもう一つ、懲りずに何度も叶えられぬ恋をして、諦めらめなければならない状況に追い込まれたとき、私には人知れず聴く唄があった。 それは、同じ、山崎ハコが歌った「きょうだい心中」という唄である。 この唄は、もともと滋賀県に伝わる伝承歌だということだが、唄のテーマは、私が育った時代には、タブーとして口に出すことさえ憚れる「兄妹相姦」である。 私がこの種の唄を好きだというと、自分がどこか精神的にバランスを欠いていると思わぬレッテルを貼られるのが嫌で、私は今まで人に話したことさえなかった。だが、この唄の怨念の凄さは、私には半端な言葉では表現できないほど強烈で、30年経った今でも、胸に迫りくるものがある。 この唄の歌詞は作者不詳で、曲は山崎ハコが付けた。歌詞を一度
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ヒカレものの呟き』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く