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大谷翔平
shigotonomirai.com
ビジネスの世界では、よく、「気付きが大切」と言います。 気付きは「あっ!そうか!」という感覚です。今まで当たり前だと思っていたことに変化をもたらすことができますし、これをビジネスに活かせば、新商品や新サービスなどを作り出すきっかけになります。 また、気付きは、さまざまな思い込みや制限を手放すきっかけにもなります。今まで八方塞だった問題の解決や個人の成長にもつながります。それはまるで、今までモヤがかかっていたところに光が差し込んできたかのような、急に視界が開けたような感覚です。 ところで、そもそも「気付き」とは一体どのような状態のことを指すのでしょうか?どのようにしたら「気付き」を起こすことができるのでしょうか? 「気付き」とは、誰かから教えられたり、指示されたりすることなしに、自分の内面から生じる感覚的な「発見」や「ひらめき」、「解釈や理解の変化」のことです。 それは「AがBとなって、Cと
「自発的・自立的な人材を育てる」方法として、メンタリングやコーチングが注目を集めています。新入社員や若手社員を育てるために「メンター制度」を導入する企業もあります。 メンタリングもコーチングも、広義では、人材の育成、指導方法の一つです。支援者が対象者と信頼関係を構築し、指示や命令によらず、対話による気づきと助言によって自発的・自立的な成長を促します。 では、メンタリングコーチングは何が違うのでしょうか。それぞれの起源と共通点、違いについて見ていきます。 メンタリングとコーチングの起源 まず、メンタリングとコーチング起源について見てみましょう。 メンタリングの起源 「メンタリング」という言葉の起源は、ギリシャの詩人ホメロスの書いた叙事詩「オデュッセイア」に登場する「メントル(Mentor)」から来ています。メントルはオデュッセイアに登場する王の息子の指導者、助言者、支援者の役割を果たした老賢
ビジネスシーンではさまざまな問題が起こります。 対応マニュアルがあればそれに従えばいいですが、マニュアル化されていない問題は、その都度、解決策を考える必要がありますよね。 しかし、問題が複雑な場合、何がベストな解決策なのかを見出すのが難しい場合もあります。特に、近代のような複雑な社会では、「どちらかを立てれば、どちらかが立たない」という問題が山積みです(たとえば、原発問題がそうですよね)。明確な答えがないばかりか、対応を間違えればさらなる対立を招きかねません。 このような、複雑な問題を解決するために役立つのが、抽象的思考能力です。自分の頭で考える力をつけて、さまざまな問題を解決していきたいものですね。 一方、抽象的思考能力について調べてみると…… 一つ上の、大きな視点で捉えること 本質的なことを考えること 抽象的思考とは、メタ思考である 頭のいい人がする思考法 など、意味はなんとなく分かる
なぜなぜ分析とは? なぜなぜ分析は、ある現象や問題の原因を出すための手法として知られています。特に生産現場の問題解決手法として使われることが多いですね。「なぜ?」という問いを繰り返すことによって、「真の原因」を探るという方法です。 たとえば、パソコンの組み立てラインで、本来締められていなければならないねじが、設備の故障で締められていなかったという問題が発生したとします。 なぜなぜ分析を使って原因分析をすると 「なぜねじが締められていなかったのか」 → 「設備のねじが欠品していた」 「なぜ欠品しているのに設備が止まらなかったのか」 → 「センサーが壊れていた」 「なぜセンサーが壊れたのか」 → 「経時劣化のため」 「なぜ経時劣化が起こったことに気づかなかったのか」 → 「点検リストに入っていなかった」 「なぜ点検リストに入っていなかったのか」 → 「ダブルチェックの仕組みがなかった」 のよう
「仕事ができる人は具体的思考をする」「優秀な人は抽象的思考をする」――インターネットを検索すると、思考に関するこのような記事をみかけます。 具体的思考とは、「物事を詳細に、具体的に捉える」こと、抽象的思考とは、「物事を大枠で捉える」こと。具体的思考と抽象的思考の特徴やメリットは、具体的思考とは?抽象的思考とは?をご覧ください。 一方、思考に2つの種類があるものの、自分がどちらの傾向なのかを知らない人がほとんどでしょう。そのため、「具体的思考を身につけたい」「抽象的思考を身につけたい」と思っても、どのようにしたらいいかわからなくありませんか。 そこで、思考パターンの傾向を知り、どうしたらバランスよい思考ができるのかについてまとめました。 具体的か抽象的か―「思考パターン診断」 ここに、具体的思考が得意なタイプと、抽象的思考が得意なタイプの特徴を挙げました。まず、あなたがどちらの思考パターンの
コーチングやカウンセリングなど、コミュニケーションスキルを学ぶ場では、よく、「being(あり方)」や「doing(やり方)」といった言葉が出てきます。そして、「『やり方』より『あり方』の方が大事」といわれます。 「あり方」とは、ある物事の「当然こうでなければならない」状態や、物事の「正しい存在のしかた」のことです。そのため、「やり方」(スキルやテクニックなど)よりも、コーチやカウンセラーとしての「あり方」(どのような気持ちで関わるか)が大切なのだといわれます。 コーチやカウンセラーの「あり方」だけではありません。「こんな風に生きたいんだ」「こういうことた大切なんだ」という、相手の「あり方」と関わっていくのが大切だともいわれます。 もし、あなたがコーチングやカウンセリングなどのコミュニケーションスキルを学んでいたら、「相手の存在に寄り添ったコーチング(または、カウンセリング)ができるように
こんにちは、竹内義晴です。コミュニケーションや組織づくりの企業研修や講演に携わっています。 20代までは自動車やITなど「技術肌のエンジニア」でした。コミュニケーションやマネジメントにはまったく関心がなく、むしろ「めんどくさい」と思っていました。 しかし、30代になると「管理職をやれ」と言われるようになります。「マズイ。このままじゃ管理職にされてしまう」と思い、転職。しかし、転職先で配属されたのは、いわゆる「ストレスやプレッシャーをかけて人を動かすマネジメント」の職場でした。心身ともに疲弊し、心が折れかかった経験をしたとき、「職種は同じなのに、所属するチームで仕事が楽しくなくなっちゃうんだ」と感じました。 その後、結局管理職となり、私たちが受けてきた「旧来のマネジメント」と、目の前のチームとの間にギャップを抱えて苦悩。コミュニケーション力の必要性を痛感し、コミュニケーションや心理学を学びま
もし、あなたが管理職なら、部下に、「目的意識を持って欲しい」と思ったことがありませんか? 言ったことややるべき仕事はきちんとやってくれる。けれども、それ以上のことは自発的に考えてくれない部下に、「もっと目的意識を持ってくれたら」……と思いますね。 そこで、目的意識がない人に意識を持たせる方法について考察します。 目的意識とは? そもそも目的意識とは一体何なのでしょうか? 一言で表現すれば、「何のためにそれをするのか」が分かっていることですね。 つまり、目的意識を持っていないということは、「何のためにそれをするのか」が十分に分かっていない、または、意識がおよんでいない状態です。 目的意識がない人に言ってはいけない言葉 目的意識を持っていない人に、「もっと目的意識を持ちなさい」と、直接的に言わないことをおすすめします。 なぜなら、「目的意識を持ちなさい」ということは、暗に、「あなたには目的意識
「社会人にとって論理的思考(ロジカルシンキング)能力は必須である」――こんな言葉をどこかで見たり、聞いたりしたことはありませんか? 物事をわかりやすく伝えたり、考えたりする上で、論理的思考は社会人にとってとても大切な思考能力です。 また、論理的思考能力が身につくと、物事を広い視野で、多面的に、客観的に捉えられるようになるため、思考の幅と質がよくなります。 一方、論理的思考の意味はなんとなくわかるけれど、具体的にはどのような能力なのでしょうか。どのようにすれば論理的に考えられるのでしょうか。 筆者は、社会人になってからエンジニアとして、プログラマーとして、論理的な思考をする世界で働いてきました。また、現在はコミュニケーションの講師や、コーチング・カウンセリングなどを行っていますが、講師は、物事を論理的に、筋道を立てて話す必要がありますし、コーチングやカウンセリングも、その都度接し方が違うよう
ビジネスシーンでは、意見や考えをわかりやすく伝える論理的な話し方が大切ですよね。 なぜなら、相手が知りたいことの筋道を順序だてて説明できれば、「あっ、なるほどね!」と納得でき、信頼関係を築くことができるからです。 たとえば、顧客に対する商品提案のプレゼンで、「この商品のポイントは○○です。なぜなら、この商品は、お客さまがこれまでお困りだった○○を□□によって解決できるからです」のように、結論を端的に、加えて、その理由を論理的にわかりやすく説明できれば、顧客は「あっ、あるほどね!」と納得し、あなたに信頼感を抱くでしょう。 そこで、意見や考えをわかりやすく伝える、とてもカンタンでシンプルですが、非常に効果的な、論理的な話し方を2つご紹介しましょう。この方法を使うと、相手に結論を端的に示しながら論理的に伝えられるほか、話や文章の流れを組み立てる際に、考えをまとめやすくなります。 意見をわかりやす
筆者は以前、ブログに自発的な職場にならない7つの理由という記事を書いたことがあります。7つの理由とは、次のような内容でした。 どうすれば「自発的」になれるのか分からない 「気づこう」と思っても気づけない 自分だけでなく、まわりの人に自発的に行動して欲しくても、その方法が分からない 今まで、指示・命令ばかりされてきた 自発的に行動するメリットがない 自分から動くと、仕事を押し付けられる 自発的に行動して褒められたことがない 記事をご覧いただいた方より、「なぜ自主的に動くことが大切なのか、どうしたら自主的になれるのか」というコメントを受けました。 そこで、なぜ自発性が大切なのか、どうしたら自発的になれるのかを考えてみました。 ブログ記事は2010年に書いたものですが、当時だったら、「目的意識を持ったほうが内的な動機付けが起こる(モチベーションがあがる)から」、「自発的な人が多いと仕事がスムーズ
ビジネスシーンでは、「考える力が大事だ」とよく言いますよね。考える力とは、つまり、思考力のことです。 「思考力」というと、何か、難しく聞こえるかもしれませんが、「今日のお昼は何にしようかな?」と何気なく考えるように、私たちは何も意識しなくても、毎日、数千、数万回の思考を繰り返しています。 ですから、すべての人に思考力は備わっています。 一方、日常的に思考を繰り返している分、改めて、「考える力」と言われても、何をどうすればいいのか困ってしまうかもしれません。 そこで、この記事では、思考力の2つの種類と、その考え方についてお話したいと思います。これが分かると、バランスのよい思考ができるようになり、今まで気づかなかった新しいアイデアやヒントが分かり、動機付けにつながりやすくなります。 思考力2つの種類 思考力は、大きく分けると2つの種類があります。 具体的思考 抽象的思考 それぞれについて解説し
トライアングルコミュニケーションモデル(TCM)とは? トライアングルコミュニケーションモデル(TCM)は、優れたコンサルタントやコーチ、カウンセラーが、クライアントを「より、望ましい姿」に導く際に使う「考え方」や「言葉の使い方」を、誰もが簡単に使えるように体系化した思考モデルです。 優れたコミュニケーターは、相手の「本心」を引き出すのが上手です。なぜなら…… 「本当に困っていること」を引き出すことによって、最適な提案ができる「本当の問題」を引き出すことによって、真の問題解決ができる「本当にやりたいこと」を引き出すことによって、最短のコースで成果につなげることができる ことを知っているからです。彼らは「本心」を、「問いかけ」というコミュニケーションスキルを使って引き出します。そして、お互いが「本心」でつながりあうからこそ、問題が解決し、やりたいことが実現していくのです。 彼らが使うコミュニ
「楽しくはたらく」を実現するために 組織や会社として成果を出すために、また、一人ひとりが生きがい、働きがいをもって働くためには、多様な人たちが、それぞれの個性を活かしながら、楽しく仕事ができること。しごとのみらいでは、企業研修やコーチングなどを通じて、組織づくりや理想の働き方の実現に向けた支援しています。また、組織力やエンゲージメントを高めるワーケーションや、多様な働き方を実現する複業推進などにも取り組んでいます。
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