サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.jfmusicwritterclass.com
2021年に突如解散を発表し、世界中の音楽ファンに大きな衝撃を与えたDaft Punk(ダフト・パンク)。今年は1997年にリリースされたフレンチ・ハウスの名盤として知られるデビューアルバム『Homework』がリリースから25周年を迎え、本人たちは表に出てこないものの、それに関連した企画として『Homework』25周年盤がデジタルリリースされたほか、今年4月にはそのアナログ盤と1997年のライブアルバム『Alive 1997』のアナログ盤がリリースされました。 Daft Punk『Homework』25th Annivesary Edition また『Homework』25周年を祝すべく、海外音楽メディアでは『Homework』収録曲「Teachers」になぞらえたDaft Punkに影響を与えた”先生”たちを紹介する特集や、『Homework』で使用された機材やソフトシンセとDAWで
昨年頃からポップカルチャーの分野において、2000年代前後の流行が再解釈され、その人気が復権する「Y2Kリバイバル」という現象が見られるようになってきましたが、2023年はその傾向がさらに加速している印象を受けます。 音楽シーンでもその傾向は目立ち始めており、今年3月に東京を拠点に活動するアーティスト/クリエイターによるコレクティブ・balaがY2K期に流行したフィルターハウス要素を取り入れた楽曲「barla」をリリースして注目を集めるなど、ここ日本の音楽シーンにおいても“Y2Kリバイバル”はトレンドのキーワードになりつつあるように感じます。 このようなY2K、もしくは00年代に流行した音楽性を取り入れた音楽は2020年代頃からメインストリームの音楽シーンでも徐々に見られるようになりました。その代表的な例として挙げられるのが、“2000年代風の80sリバイバル”を思わせるDua Lipa
2022年はヒップホップ/R&Bシーンを代表するドレイクやビヨンセが新作アルバムでハウスを取り入れたことが大きな話題になりました。 その影響によりハウスとラップの融合という大きな流れが生まれたことで、同年はラッパーとハウスDJのコラボも増加。ケイトラナダ、カルヴィン・ハリス、フレッド・アゲインなど有名なハウス系プロデューサーたちもラッパーとのコラボ曲を発表しています。 そのようなトレンドが生まれる中で、2022年秋には人気ラッパーのリル・ウジー・ヴァートがアメリカのローカルなダンスミュージックのジャンル「ジャージークラブ」の要素を取り入れた楽曲「Just Wanna Rock」を発表。同曲はSNSでの公開後、すぐに大きなバズを呼ぶことになり、このジャンルはアメリカ国内外で音楽トレンドとして、注目を集めるようになりました。 Just Wanna Rock リル・ウージー・ヴァート ヒップホッ
ロンドンの某駅に近くにある有名な某博物館に住んでいるなど、数々の都市伝説を持つ、"テクノ界のモーツァルト"ことAphex Twin(エイフェックス・ツイン)。 今では度々、世界各地に現れる謎のロゴですっかりおなじみのAphex Twinですが、今年に入ってからもSoundCloudの匿名アカウントでも未発表音源を発表したほか、盟友wiredcoreとのNFTアート作品を発表するなど、現在も一時期に比べて、コンスタントに活動を続けている印象があります。 soundcloud.com そんなAphex Twinのウソかホントかわからない話シリーズに新たなネタが追加。そのネタとは、姉が政治家という話なのですが、実はこれ、ホントの話。BBCの記事によると、ウェールズ政府の気候変動大臣を務めるJulie James大臣が彼の実妹とのことです。 www.bbc.com Julie James大臣は、1
ちょっと前の話になりますが、以前は、「Night Slugs」の設立者の1人で以前はL-Vis 1990名義で活動していたDance Systemが、BBC Radio 1のAnnie Macの番組でDaft PunkトリビュートDJ Mixを披露しました。 このDJ Mixは、先月突如発表されたDaft Punkの解散を受けてのもので、Mix中にプレイされたDaft Punkの「Teachers」にあわせて、彼らに影響を与えたDJ Deeon、Todd Edwards、K Alexi、DJ Tonka、Dave ClarkeなどDaft Punkの師匠筋にあたるプロデューサーたちからの音声メッセージが加えられていたことが非常に印象的でした。 Annie Macは番組でDance SystemをDaft Punkをトリビュートするにふさわしい人物として紹介していましたが、それは本当にそのと
日本のエンタメ業界におけるスーパースターの1人、堂本剛による音楽プロジェクトENDRECHERI。その音源が今月半ば、ついにサブスク解禁。現在は、『HYBRID FUNK』、『on e more purple funk… -硬命 katana-』、『NARALIEN』の過去3作品がSpotify、Apple musicなんかで聴けるようになっているわけですが、これが全部予想以上にカッコ良くてやばい。 というわけで解禁以来、虜になっているわけですが、中でも1番ヤバいのが2018年リリースのアルバム『HYBRID FUNK』に収録されたオープナー「END RE CHERI」が異次元のヤバカッコ良さで、そのヤバさを書き記しておこうと改めて思った次第です。 サブスク解禁された堂本剛のENDRECHERIでもっとも聴くべき曲は「END RE CHERI」 “改めて”というとなぜ、改めてなのか? とい
Gabber Modus Operandiは、インドネシア・バリ島を拠点に活動するIcan HaramとDJ Kasimynによるユニット。2018年から活動を開始し、現在までに『Puxxximaxxx』(2018年)、『HOXXXYA』(2019年)の2枚のアルバムをリリースしています。 メンバーのIcan Haramは、インドネシアの実験音楽シーンやブラックメタルシーン、DJ Kasimynはバリ島のパンクシーンで活動してきたという経歴の持ち主で、その2人がそれぞれのルーツとなる音楽と儀式音楽であるガムランや1970年代頃に生まれたインドネシア大衆音楽のダンドゥットなどのインドネシア音楽にガバ、トランス、フットワークといった欧米のダンスミュージックの要素を組み合わせて生み出されたのが「Gabber Modus Operandi」の音楽です。 open.spotify.com 彼らの音楽
アメリカの国立図書館がサンプリング用の音素材を無償提供するプロジェクト「Citizen DJ」のウェブサイトを公開。実際に使ってみたところ、予想以上に楽しいサイトだったので、今回はそれについて書いてみたいと思います。 ヒップホップ黄金期に影響を受けた無料サンプリングネタサイト 「Citizen DJ」は、図書館の”Innovators in Residence”メンバーのBrian Fooが、ヒップホップ黄金期にインスパイアされて開発したもの。その目的は図書館所蔵の録音物をプロデューサーやミュージシャンに無料で解放し、それを新しい音楽にすることで普通なら聴かれることがないであろう素材や文化、音楽の歴史と一般リスナーをつなげることだといいます。 なかなか壮大な感じがしますが、これまでにもアカデミックな分野とヒップホップが結びつく実例があるアメリカらしいプロジェクトではないでしょうか? サンプ
新型コロナウイルス禍で需要が高まるライブ配信。現在、有名音楽プラットフォームが著名アーティストを集結させた音型配信イベントをチャリティーを目的に毎週末行なっており、そういった配信イベントのことを海外音楽メディアでは最近”バーチャル・レイヴ”と形容するようになってきました。 音源のライセンス問題をクリアしたライブ配信プラットフォーム「Mixcloud Live」 また先述のような著名DJでなくともローカルDJやお宅DJたちも連日、自宅から自身のDJセット配信を行う機会が増えており、それに伴い、その”手引き書”のような記事もよく見かけるようになってきました。 このようにアマチュアDJたちのライブ配信DJセットが増えるにつれ、トラブルになってきそうなのが著作権が原因でのBAN。FacebookやらPeriscopeのような有名プラットフォームだと音源のライセンスに引っかかりBANされることも決し
おそらく多くの音楽制作機材好きが「そのうちきっと…」と思っていたであろう機材がついに市場に姿を現すことに! 近年はクローンシンセシーンの台風の目、漫画「ONEPICE」風にいえば、「クローンシンセ王に俺はなる!」と言わんばかりの勢いで中古市場で高値を付ける類のハード機材の名機クローンを発表しまくっているBehringer(べリンガー)がついにやってくれました。 なんとRoland(ローランド)が誇るベースマシーンの名機「TB-303」をクローン化した「TD-3」がこの世に降臨するというから驚きです。 Behringerが「そこ、いっちゃいます!?」的なTB-303クローンをガチ発表 ただ、”驚き”の部分でというと、先述のとおり「そのうちTB-303のクローン化はするだろう」という、機材好きからしたらある程度は頭にあったというか結構なレベルで「そこは押さえておくべきところでしょう!」なところ
近年、インターネットを通じて海外で行われる日本の音楽の再評価。一説にはYouTubeなど音楽ストリーミングサービスのアルゴリズムがそれを後押ししていると言われています。 その結果、日本の80sシティ・ポップ/AORやアンビエントは、今やトレンディな音楽として、海外の愛好家を増やしているわけですが、そのネットを通じた”再評価”という流れは、何気にテン年代の音楽業界に起きた大きな出来事のひとつだったのではないか? そう、私は最近思い、次は原田知世”再評価”がくるはずという世迷言的な夢を今日の今日まで抱いてきました。 片瀬那奈はネット音楽の世界における"ポスト竹内まりや"説を唱えてみたい しかし、今、次に再評価されてほしいアーティストをついに発見。それは近年はバイプレイヤー的立ち位置で映画やドラマで活躍する女優、テレビ番組の司会者として知られる片瀬那奈。 今の若い方はご存知でない人も多いかと思い
普段あまりドラマを観ない私ですが、最近、知人に勧められてHuluの見逃し配信のおかで「獣になれない私たち」を結構欠かさず視聴しています。リアルタイムは無理でも先述のHuluやTVer、ほか各局が配信している見逃し配信用? のアプリを駆使すれば、けっこう観れたりするもんだな〜と文明の利器、人類の叡智の決勝に感動しているわけですが、その「けものになれない私たち」のヒロインであるガッキーのことをググると皆さん、結構彼女の身長の高さが気になっておられるんですね。 その証拠に”ガッキー、身長”と入れればすぐになんらかの彼女の身長に関するウェブ記事が出てきます。ちなみにガッキーの身長は公称169cmとのことで、正直、身長が高くない私にとっては羨ましい限りですが、実際は175cmはあるという噂も実しやかに囁かれているようです。これについて彼女の場合は映像作品での相手役俳優とのバランスもあり、あまり明らか
事実は小説より奇なり…。そんな風に思える話が、イギリスを代表するフェスのグラストンベリーフェスで起こりましたね。という話です。 今年のグラストンベリーフェスを最も盛り上げたのは飛びりした素人少年ラッパー 今年のグラストンベリーのハイライトをあげるとすれば、イギリス黒人ラッパー(グライムMC)としては初のヘッドライナーの一角を務めたStormzy(ストームジー)が、これまでのシーンを牽引してきたラッパー、グライムMCの名前を65名分シャウトアウトするシーンや、 .@stormzy's not forgetting anyone that's paved the way for him and those making the scene so great right now 🔥 A shoutout to 65 artists in total 🙌 #Glastonburyfestiva
私はどちらかといえば、暗い音楽が好きで近年はアンビエントとかWaveと呼ばれるネット発でイギリスを中心ににわかに人気を博している音楽をよく聴いているため、恥ずかしながらあまりK-POPは聴いたことがありませんでした。 ですので、BTSとかBLACKPINKとかはよく名前を聞くし、YouTube再生回数の記録的な数字とか、BTSがイギリスの音楽の聖地、ウェンブリー・スタジアムでライブをやって大成功したとか、その程度のネットニュースくらいは知ってはいたものの、どんな曲が人気なのかとかまでは正直なところ把握していないという、もろK-POP初心者です。(ウェンブリー・スタジアムに関しては、何かで昔読んだOasisが同会場でライブをやった時にギャラガー兄弟のどっちか忘れたけど、俺たちはクソッタレの神より偉大だったぜ! と感極まって口にしたというエピソードが好きです) Can you break do
電気グルーヴメンバーで近年は俳優としての評価も高かったピエール瀧。その薬物スキャンダルは、予定されていた電気グルーヴ30周年ツアーの中止や作品の販売、配信停止から、人気ゲーム『JUDGE EYES 死神の遺言』aka “キムタクが如く”の販売停止、テレビ番組『ピエール瀧のしょんないTV』打ち切りなど、日本のエンタメ業界に様々な影響を与えました。 そんな中で映画『麻雀放浪記2020』は、”犯罪に関わるスキャンダルを起こした人物が出演する作品をどのように扱うのか?” というスキャンダル発覚後から議論されていたことに対して、ノーカット上映を決定。これまでにも散々行われてきたこういった議論に対して、新しい姿勢を打ち出しました。 「DJ Plays "電気グルーヴ" ONLY!!」配信をふりかえる前に 電気グルーヴとして日本に数多存在するサブカルファンからの支持を集めるサブカルセレブでありながら、先
The Prodigy(プロディジー)のKeith Flint(キース・フリント)が死去したことが明らかになりました。なんて日だ…。実は個人的にも喪に服すようなことがつい先日あっただけに悲しみがとめどなく溢れてきています…。享年49歳だったそうで、その早すぎる死を悼むばかり…。 The ProdigyのフロントマンKeith Flintが死去、享年49歳 逆モヒカン、アイシャドウメイクがトレードマークだったKeith Flintの訃報については、BBCなど複数のイギリスメディアが報じていますが、いくつか目を通してみたところ、The Guardianが詳しく報じている印象です。それによるとKeith Flintは、現地時間3/4(月)の朝8時10分頃に、彼の親類からイギリス・エセックス(Essex)のダンモウ(Dunmow)のイーストエンド地区にあるブルックヒルの自宅で死去していると地元警察
今年の春頃から、今や世界屈指のクラブミュージック系プラットフォームとしてその名を馳せるBoiler Room(ボイラー・ルーム)がスタートした新たな映像コレクティヴメディアサイト「4:3」のことをご存知でしょうか? アングラ版Netflixこと映像コレクティヴメディアサイト「4:3」 これに関して私は長らく、というか今でも読み方がわからないので友人に話す時なんかは、「ボイラーの4:3(よんたいさん)」と呼称しているため、いまいちそのサイトの話題だということがうまく伝わらず、”何それ美味しいの?”状態になることがたまにあったりするのですが、この「4:3」は、マジでマニアック。良い意味でクソドープです。(URLでは”fourthree”となっているので、読み方は”フォースリー”なのかもしれませんが、まあそこは一旦置いといて)。 そんな「4:3」、スタート前には確か、海外の音楽サイトでは「Net
ディーン・フジオカさんご出演のお正月特番ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』をまだ観られていないまま放送日から数日経過…。TVerかFODオンディマンドの見逃し配信まだやっているかなぁと思いつつもそれすらチェックできていないためファン失格状態なのですが、本日、そのディーン・フジオカさんが、なんともレアで刺激強すぎな動画をTwitterでご紹介されていました。 「この世で一番飛べるのはディーンフジオカのダブステップ」というパワーワード その動画は、日本のロックバンドのどついたるねん(阪本順治監督作品で赤井英和の出世作映画『どついたるねん」ではないですよ)が、持ち曲の「人生の選択」の中の歌詞を「この世で一番飛べるのはディーンフジオカのダブステップ」というワードに置き換えて連呼するライヴの様子をおさめたもの。 人生の選択 どついたるねん J-Pop ¥250 provided courtes
本日、宇多田ヒカルの国内ツアー“Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018”スタートを記念し、サプライズリリースされた「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」。 同曲は、今年6月にリリースされた最新アルバム『初恋』に収録されたUKのアップカミングなラッパーのJevonをフィーチャーした「Too Proud featuring Jevon」のリミックス曲となるのですが、そのリミックスには、アジア出身のラッパーが3組フィーチャーされていることや、宇多田ヒカルにとって、日本以外のアジアのアーティストとコラボするのは初めてとのことで話題になっています。 youtu.be Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix) - Single 宇多田ヒカル J-Po
頭に咄嗟に浮かんだドイツ語が”バームクーヘン”だったというのは、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公碇シンジですが、私も知っているドイツ語は? と尋ねられたらおそらく咄嗟に”イッヒ・リーベ・リッヒ”か、”ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)*厳密にはアメリカのアイスクリームブランド”と答えてしまうこと間違いなしなレベルです。その程度のドイツ語リテラシーの低さなのですが、そんな私も過去ベルリンには、幸運にも2度DJで呼んで頂き、プライベートでの旅行を含め3度訪れたことがあります。 ドイツ語が話せない外国人にも優しいベルリナーとTR-808路面電車 そんな私のベルリンの感想は、端的に言って人間が優しい。ベルリナー(ベルリンっ子)は基本親切。これはもちろん人によるかと思いますが、私が旅の間に出会った人はみんな優しく親切。みんな、先述の私程度のドイツ語会話力レベルでも、恐らくドイツ語を流暢に話せ
東京では本日、台風24号の影響により山手線やその他諸々の電車の運行が休止、運行見合わせ状態で世間では台風や沖縄県知事選挙の行方などに注目が集まっているかと思いますが、9/30は、今月NHKの京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』(渡辺あや脚本)が、再放送され、話題になった京都大学の学生自治寮「吉田寮」に住まう学生の退去期限日となります。 京大吉田寮退去問題 普段、音楽のことをアレコレ好き勝手に書かせて頂いているこのWebzineで、何を今更社会派ぶって! 迷走か? と思う方もおられるかもしれませんが、実は、私にとって京大吉田寮とは、非常に大きな存在で、ヘタしたらその存在を知らなければ、現在のようなコラム二スト活動もしていなかったのでは? というくらい人生に影響を与えていたりするので、ちょっと自分なりに吉田寮にとって書いてみたいなと思い、今回筆を取らせて頂いた次第です。 とはいえ、別に私は京大
9/17に東京・お台場で行われたEDMフェス「ULTRA JAPAN」内のRESISTANCEステージにて大トリを務めたロシアが産んだ美しき世界No.1フィメールDJのNina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)が、9/18にDommune「трип Records Presents NINA KRAVIZ」に出演していました。 Nina Kravizによる「シガレッツ・アンド・アルフォート」 今回の来日では先述のとおり、「ULTRA JAPAN」のための来日となりましたが、Nina Kravizにとっても、今や世界各地で行われているULTRAブランドのフェス全てを通しても初の出演となったのが、今回の「ULTRA JAPAN」というわけで、EDMファン以外からもその出演には注目が集まっていたかと思います。 そんなNina Kravizが、今回出演したDommuneでは、ヴァイナルジャンキ
8/31にサプライズリリースされたEminem(エミネム)の新作アルバム『Kamikaze』。同アルバムではサプライズリリースされたということや、Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)『License To Ill』のアルバムジャケオマージュも当初から話題になりましたが、最近ではその”全方位型ディス”とも言える内容が物議を醸していたり、収録曲で、日本の曲がサンプリングされたことも話題になるなど、とにかく未だ日々、色々と注目を集めまくっているということから2018年最大級の問題作であり、話題作になったという印象を受けます。 Kamikaze エミネム ヒップホップ/ラップ ¥1900 『Kamikaze』という名の全方位型ディスアルバム その中でもやはり特に注目を集めているのが、先述の”全方位型ディス”。これは、昨年、彼がリリースしたアルバム『Revival』に対して低評価を下した
今週、危篤と報じられていたソウルの女王Aretha Franklin(アレサ・フランクリン)。昨年、新作アルバム『A Brand New Me』リリース時に引退を発表し、その後闘病生活に入っていた彼女ですが、先述の報道で世界中がその動向に注目。 A Brand New Me: Aretha Franklin (with the Royal Philharmonic Orchestra) アレサ・フランクリン R&B/ソウル ¥1600 危篤と報じられたアレサ・フランクリンが峠は越えた模様 私も少なからず彼女の音楽から影響を受けていたので「逝かないでアレサ」状態で無事を祈っていましたが、Peopleによりますと、現在はどうやら峠は越え、帰宅し自宅でのホスピス治療中とのこと。 The many friends and fans of Aretha Franklin are sending he
名ドラムマシーンを使う教授の姿 80年代に坂本龍一がRolandの名ドラムマシーン・TR-808を使っている様子が確認できる写真が最近Twitter上で話題になっていました。 写真では坂本龍一が椅子に腰掛けてTR-808を使い、ヘッドフォンでモニタリングしていますが、なごむのが、一緒に写っている子供の姿。これはもしかして坂本美雨なのか? というちょっとした疑問も湧きますが、まあとにかくなごみます。 写真は音楽メディアのFactやレーベルのGhostly InternationalのTwitterで公開されていましたが、元々はカナダのレーベル兼レコードショップ、サウンドシステムのInvisible Cityが公開したもののようです。それにしてもどうやって手に入れたんだ…。 At home with the Sakamotos pic.twitter.com/wmnOBs9wP7 — Ghos
昨今の4つ打ちダンスミュージックシーンで、注目を集めているジャンルといえば、Lo-Fiハウス。そのLo-Fiハウスの代表するアンセムの1つがDJ Boringによるハリウッド女優のウィノナ・ライダーのインタビューをサンプリングしてLo-Fiな質感のディープハウスに付け加えたのが「Winona」だというわけなのですが最近、その作り手であるDJ Boringが自ら同曲の制作秘話を語るというインタビュー動画が公開されていました。 DJ Boring語るLo-Fiハウス名曲「Winona」制作秘話動画 Lo-Fiハウスシーンにおける最大級のヒット曲 「Winona」なんですが、この曲は冒頭でお伝えしたとおり、女優ウィノナ・ライダーの声をサンプリングした奇妙な90s回帰的キャッチさーがウケて、人気YouTubeチャンネル「Slav」などを通じてネットを中心にカルトヒット。 特にSlavで公開された動
2018年6月に起きた「This is Japan」という名の狂騒劇 ええ、時刻は現在6/6の午前1時15分を回ったあたり、これから出来ることならサクッと6/5、朝からネットで大注目というか大炎上したドナルド・グロヴァーことChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)の衝撃作MV「This is America」のパロディー作「This is Japan」が期せずして巻き起こしてしまった狂騒劇を振り返ってみたいなと思います。 Childish Gambinoによる本家「This is America」とパロディー作 まず、本家の「This is America」がアメリカにおける黒人社会の無残とも言える現状を「ブラック・ライヴズ・マター (Black Lives Matter)」運動なる社会的なムーブメントを絡めて表現したことで、当事国のアメリカは元より、Childi
4月にリリースされたおそらく日本初のWaveをモチーフにしたJ-POP、ディーン・フジオカの新曲「Echo」。 ディーン・フジオカ x 最上もが、耽美すぎるWaveyなMV公開 以前から当Webzineではお伝えしていますが、同曲は完全にロンドンを中心とした本場やその周辺の海外の作品ともリンクするクオリティーでして、自称Wave愛好家の私としては、こんな挑戦的な音楽が日本の市場にしかもメジャーリリースかつ日本人ならおそらく誰でも知っている、最低でも1回くらいは名前を聞いたことがあるレベルの人物によって世に送り出されたという事実は衝撃的でしたし、なんかマニアックな海外の音楽とかずっと好きで良かったな〜。と勝手に報われた気持ちになっていたのですが、そんな「Echo」ついに待望という言葉が相応しすぎるMVが公開されました。 youtu.be お二人がただただお美しい… 早速、拝見させていただきま
今月、俳優兼ラッパーのドナルド・グロヴァーことChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)が公開した衝撃のMV「This is America」。そのBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)を下敷きにした現代のアメリカにおける黒人社会の実情を浮き彫りにしたリアルな内容は、世界中で話題になり、様々な考察が議論されるなど、大きなバズを生んだことは記憶に新しいのですが、今週、もしかしたらインパクトという面ではその本家以上かもしれないさらにリアルでゲトーな内容を訴えるカバー曲「This is Nigeria」というMVが公開されました。 「This is America」の最狂で最恐なカバー「This is Nigeria」 まず「This is America」ですが、とにかくバズりまくったため、シリアスな考察以外にもMV中で印象的だったChild
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『letter music』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く