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大谷翔平
ameblo.jp/nsdr-rookie
重症者数が500を超えたのは12月の頭の頃ですが、それ以降増加ペースは穏やかになり、 10日程度かけて554人というのが現在の重症者数です。 この推移をみる限り、今後2000人、3000人と増加する可能性は極めて低く、 しばらく低緯度地域への寒波の波及と共に順次南の地域に重症者が増える地域が出てくることでなだらかな上昇を続けるか、 もしくは本当に500-600程度をピークとして下落に転じるかのいずれかという印象です。 この冬に関しても、やはり日本では西欧諸国のような劇的な感染者死者の増加は起きないと考えてよさそうです。 アメリカでの1日の新型コロナ死者数は確認されているもので9日時点で3000人を超えており、 日本の実に100倍程度です。人口は3‐4倍程度ですから、いかに桁の違う状況が欧米では続いているかが分かります。 これだけの規模の死者が出ているということは当然、重症者数についても2桁
ある脳外科医のぼやき脳や脳外科にまつわる話や、内側から見た日本の医療の現状をぼやきます。独断と偏見に満ちているかもしれませんが、病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、ここに書いてある知識が多少なりと参考になればと思います。 *旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」 前回に引き続いて心臓が止まったときの話をつづけます。 前回は、カーラーの生存曲線によると、 心停止から5分経過してしまうと、 救命は絶望的という事を書きました。 3分経過で50%程度です。 1分ごとに刻一刻と救命率は下がっていくのです。 そして、 こんなにも厳しい時間制限がある原因は、脳であると書きました。 今日はその続きから書きたいと思います。 心停止で血流がとまってしまうと、 脳はすぐにやられてしまうのです。 そういう意味で、 体の中でも脳はもっともヤワなんですね。 その理由はどこにあるのでしょうか? それは、 脳が
ある脳外科医のぼやき脳や脳外科にまつわる話や、内側から見た日本の医療の現状をぼやきます。独断と偏見に満ちているかもしれませんが、病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、ここに書いてある知識が多少なりと参考になればと思います。 *旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」 首都圏はすごい雪ですね! 交通に影響が出たり怪我人が増えるのは問題ですが、 雪自体は新鮮に感じてしまいます。 さて、 今回は血液脳関門について書きます。 血液脳関門は英語ではblood brain barrierと書くので、 BBBと略されます。 19世紀にエールリッヒというドイツ人がマウスの血管に色素を注入したときに、 全身の組織は色素で染まるのにかかわらず、脳だけは染まらなかったことから、 脳と血管の間になにかバリアーがあるだろうと考えたことが発見の由来です。 この血液脳関門は脳の中にある血管の内側を覆う血管内皮細胞
ある脳外科医のぼやき脳や脳外科にまつわる話や、内側から見た日本の医療の現状をぼやきます。独断と偏見に満ちているかもしれませんが、病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、ここに書いてある知識が多少なりと参考になればと思います。 *旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」 ついに緊急事態宣言が首都圏で発令されましたが、今年もよろしくお願いいたします。 現在東京では陽性者数が連日増加し、それに比べると重症者数は少しずつ増加という状況が続いていますが、 まずは私の知り得る範囲で医療の状況をお伝えします。 現時点、首都圏を中心に10か所以上の総合病院で勤務する友人医師らと連絡を取っておりますが、 年末から現時点で特筆すべき大きな変化はありません。つまり、外来も救急も手術もほとんどの病院で通常稼働しています。 ただし、クラスターが発生したために診療規模を縮小している病院が周辺地域に散発しているとい
ある脳外科医のぼやき脳や脳外科にまつわる話や、内側から見た日本の医療の現状をぼやきます。独断と偏見に満ちているかもしれませんが、病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、ここに書いてある知識が多少なりと参考になればと思います。 *旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」
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