マツが逝ってしまってから一ヵ月、サッカー界にまた悲しい報せが届いた。 真田雅則さんが逝ってしまった。 彼らの分まで前を向いて生きたいと思う。。 真田雅則さんは私にとって、頼もしい兄貴のような存在だった。 鹿島からレンタル移籍で清水に行き、周りを見る余裕もない自分を、 食事に誘ってくれたのは真田さんだった。 ピッチの上でも、どんな時でもいつも後ろから、背中を押してくれる、 励ましてくれる、自信を持たせてくれる、そんな声をかけてくれた。 「モリ、慌てるな、大丈夫!」 「モリ、ナイス!」 いつもそこには真田さんの声があった。 ただ指示を出すだけでなく、いかにどんな声をかけるか、 コーチングの大切さを教えてもらい、手本とさせていただいた。 選手時代に私がいつも心がけていたこと。 見ている人に安心感を与える存在になりたい、 後ろにいてくれるだけで安心感がある、 真田さんはまさに、そんな素晴らしいゴー