ウェブサイト活用にユーザビリティの向上が重要なのは理解していますが、具体的にターゲットユーザの心理状況を理解するためには何をすればよいのでしょうか? 先のコラム (「ユーザビリティ」ってなに?) では、ターゲットユーザー象を明確にし、そのターゲットユーザーの行動を正しく想定することの大切さをお話させていただきました。 今回は、そのために必要な「行動観察」について、触れてみたいと思います。 ターゲットユーザーがどんな人で、どんなことを考え、どんな行動をとるのか。これを知りたいと思ったとき、みなさんでしたらどうしますか? 恐らく多くの方は、ユーザー (顧客など) に実際に会って話を聞く、と考えるのではないでしょうか。実際に会って話を聞くことは、もちろんよいことです。ところが意外なことに、「意見」はあてにならないものであるということ、ご存知でしたでしょうか...? たとえば、毎朝寝坊しがちで、「