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かつて東京にあった「山谷(さんや)」という地名を知っているだろうか。 1962年に施行された住居表示の実施によって、地図上から消えてしまったそのエリアは、現在の台東区清川、日本堤、橋場と、荒川区南千住にまたがって存在していた。 花街である吉原に隣接し、江戸時代には木賃宿(客が自炊し、燃料代のみ支払えば宿泊できる宿)が多かった背景から、戦後復興期以降は日雇い労働者の集まる簡易宿泊所街(通称:ドヤ街)となった。今、私たちが目にしている東京の高層ビルの多くは、ここで暮らした人々の労働力に支えられ、建設されたのだ。 その一方で山谷では、貧困問題や労働問題が浮き彫りになりやすく、1960年代には数千人規模の暴動も起こっている。 現在はこの街に生きた元労働者も高齢化。簡易宿泊所で暮らす人々の約9割は生活保護受給者といわれている。漫画『あしたのジョー』の舞台としても知られる賑わいのあった通りは、今やシャ
経営者の孤独/クラシコム・青木耕平「正気でいながら狂うこと。 信用せずに信頼すること」 2018.08.17 仕事論 生き方 経営者の孤独 たったひとりでリスクをとり、責任をとり、決断をし続ける人々、「経営者」。 彼らを見ているうちにふと気づいたことがある。 それは、わたしの中にも小さな「経営者」がいるということだ。わたしたちはみんな多かれ少なかれ、自分自身の経営者であり、自分の人生という事業を営んでいる。 世の経営者が会社から逃げられないように、わたしたちもまた、自分の人生からは逃げられない。鎧をかぶってこの平坦な戦場を生きぬかないといけない。わたしが経営者に惹かれるのは、きっとそれが拡大化・社会化された存在だからなのだと思う。 街路樹の続く国立の街に、青木さんのオフィスはある。 エレベータに乗り、フロアに降り立った瞬間、「あっ」と声が出た。 オフィスの中は真っ白で、窓から光が柔らかく差
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