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こんにちは。AIやっていきチームの加瀬(@Kesin11)です。 先日開催されたVSCode Dev Days Tokyoにて「Issue, Pull-request, GitHub Copilotによる『普通』の一人チーム開発」というタイトルで発表させて頂きました。 vscode.connpass.com この発表ではGitHub Copilotと共同で機能設計の壁打ち、タスク分解、実装、コードレビュー、という開発プロセスを使い慣れたGitHubで行う方法を紹介しました。 現地の発表ではスライドをほとんど用意せず、最初から最後まで実際のデモを行いながら説明するという一発勝負スタイルでしたので、発表スライドの代わりにデモの台本をこちらで紹介することにしました。 当日のデモでは時間の都合上、かなりの駆け足でしたし、実は泣く泣く省略した内容もたくさんありました。そのため、この台本は当日に参加さ
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 本記事の狙い こんにちは、iOSエンジニアの内田です。 みなさんは自信を持って意思決定を行えていますか? 「なぜこの決定をしたのか、あとからわからない」 「チームメンバーに意思決定を説明しても、うまく伝わらない」 このような悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。 そんな方にお勧めしたいのがADR(Architectural Decision Record)です。 社内にADRを運用しているチームがあります。僕はそこに加わり、「良いADRとは何なのか」がわからない状態から始まりましたが、試行錯誤を重ね、今では自分でも実践し運用できるようになりました。 その過程で思ったよりもハマりがちなアンチパターンがあることに気づいたり、質の高いADRを書く技術を身につけることで意思決定の質を向上させるだけでなく、技
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 こんにちは!サイボウズでデザインテクノロジストをしている saku (@sakupi01) です。 はじめに 数ヶ月前に、個人ブログにて以下のエントリを投稿しました。 blog.sakupi01.com このエントリの執筆背景には、プロダクトに導入する Web 標準の機能について、社内で導入基準を策定していたことがありました。 そこから数ヶ月が経った現在、kintone というプロダクトのフロントエンドでは、この基準に「Baseline Widely Available」を採用し、運用を開始しています。 本エントリでは、Baseline を採用するまでの背景、運用に至るまでに考慮したこと、kintone での活用方法について紹介します。 前置き 新しい Web 標準の機能をプロダクトに入れても、ユーザがサポートさ
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 こんにちは、kintone開発組織でエンジニアリングマネージャーをしている上岡(@ueokande)です。 少し前の話ですが、グローバル市場向けkintone1(以下kintone.com)において、2023年12月にSOC2 Type 1、2024年8月にSOC2 Type2の保証報告書を受領しました。以降も毎年報告書の更新をするために、継続的な評価および運用改善に取り組んでいます。 サイボウズはこれまで、ISMSやISMAPなどのセキュリティ認証や評価を取得してきました。 しかし、グローバル市場ではSOC2の認知度が圧倒的に高く、kintone.comのグローバル展開において重要な役割を果たします。 SOCはより厳格なセキュリティ基準が求められ、取得までおよそ2年もの期間を要しました。 この記事では、kint
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25 の記事です。 こんにちは、新卒フロントエンドエンジニアの mehm8128(めふも) です。 今回は、サイボウズのフロントエンドエンジニアが普段どのような探究活動をしているか、まとめてみました。 本記事は以下の 3 部構成になっています。 Frontend Weekly フロントエンド探求共有会 探究活動についてインタビュー結果 それでは 1 つずつ紹介していきます。 Frontend Weekly まずは毎週おなじみ Cybozu Frontend Weekly です。 zenn.dev 僕も内定者アルバイト期間に 3 回ほど書かせてもらい、正社員として入社後も定期的に書いています。 毎回記事の最初に書いている通り、毎週火曜日に「一週間の間にあった(実は少し前のものでも可)フロントエンドニュースを共有する会」を 1 時間行
サイボウズでデザインテクノロジストをしている @saku です。 サイボウズ株式会社は、2025 年 4 月 1 日より Web 技術の標準化と推進を目的とした国際的なコンソーシアムである「W3C」のメンバーに加入しました。 サイボウズにとって、今回の加入にはどのような意図があるのか。また、W3C はサイボウズの加入をどのように捉えているのか。 W3C の加入を決断したサイボウズ開発本部長の佐藤鉄平(@teppeis)さんと、W3C の日本ディレクターの吉澤直美さんに、お話を伺いました。 サイボウズは W3C に加入しました Q: まずは簡単なプロフィールをお願いします teppeis(T): サイボウズには 2007 年に入社して、ずっと Web プロダクトを作る、Web のエンジニアとして活動をしてきてます。 特にフロントエンド系の技術に興味があって、自分でも調べたり執筆したりしていた
こんにちは!People Experienceという「サイボウズの開発本部における、ファン・採用候補者・従業員の体験向上を目指すチーム」で主に社内施策を担当しているのhokatomo(@tomoko_and)です。福岡在住です! サイボウズでは毎年夏と冬に年2回、製品開発・運用に関わるメンバーが東京日本橋のオフィスで、一堂に会する社内テックカンファレンス「開運まつり」を開催しています。 同イベントを7月に開催したのでその開催報告ブログです。ちなみに私はこのイベントの実行委員長を担当しています! サイボウズ社内テックカンファレンス「開運夏まつり」とは イベントの背景や目的 参加対象 開催体制 開催形式 なぜ「開運まつり」? どんなコンテンツがあるの? 全体のコンテンツ 認知活動の一つとして、学生の皆さんをご招待 開催して 各コンテンツの紹介 大LT大会 Open Space Technolo
こんにちは。DBRE チーム の飯塚です。 cybozu.com では kintone や Garoon をはじめとする様々なクラウドサービスを提供しており、その多くで MySQL をプライマリデータストアとして利用しています。お客様に安定したサービスを提供するためには、この基盤となるデータベースの設計と運用が非常に重要です。本記事ではサイボウズのプライベートクラウドにおける MySQL の利用形態、マルチテナント SaaS のデータベースとして利用するための付加機能、そして安定稼働のための工夫について紹介します。 サイボウズのプライベートクラウドにおける MySQL の利用形態 マルチテナント SaaS のための付加機能 マルチテナント対応のプロビジョニングサービス テナントごとのリソース使用量に着目したテレメトリ 障害告知システムと連携したモニタリング 安定稼働のための工夫 定期的なリ
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 こんにちは。kintone開発チームでスクラムマスターをしている大石です。 スクラムマスターの役割といえば、ファシリテーションやチームビルディングの実施を思い浮かべる方が多いかもしれません。 それらも大事な役割ではありますが、スクラムマスターが新しいチームに入ったときにまず最初にやることは「観察」です。 今回は、その「観察」について、私がどのように取り組んでいるか、どんな気づきが得られたかを紹介したいと思います。 最初にやることは「観察」 スクラムマスターとして新しいチームに加わるとき、私が最初に取り組むのは「観察」です。 チームの雰囲気やコミュニケーションのスタイル、スクラムイベントの進め方、メンバー間の関係性などを丁寧に見ていきます。 今年の4月にkintoneのモバイルアプリ開発チームに参加した際も、最初の
はじめに こんにちは、クラウド基盤本部の伴野です。「【連載】Cybozu.comクラウド基盤の全貌」では、私たちが運用しているクラウド基盤を連載形式で紹介しています。今回の記事では、インフラ基盤 Neco のストレージについて説明します。Neco では様々なアプリケーションや、それらを支えるミドルウェアが動いています。この記事では、それぞれのソフトウェアの要件に合わせ、特性が異なる複数のストレージを Neco で提供していることを紹介します。 Kubernetes 上のストレージ Neco のストレージについて説明する前に、そもそも Kubernetes においてどのようにストレージがサポートされているのかについて簡単に説明します。Kubernetes では、ファイルシステムやブロックストレージは主に PV(PersistentVolume)というリソースで表現されます。PV はクラスタ上
AI ツール導入を担当している AI やっていきチームの @naotama です。今回は、サイボウズで利用できる AI コーディングツールをご紹介します。 はじめに サイボウズでは、社員からの要望や AI やっていきチーム主導で、セキュリティポリシー・データ保持ポリシーを確認したうえで複数の AI コーディングツールを導入・運用しています。 利用可能なツール GitHub Copilot Business 利用開始: 2023/05 URL: GitHub Copilot Business AI コーディングツールの先駆けとして導入されました。 kintone アプリを利用した申請フローでサクッと利用開始できます。現在は 300 アカウント以上利用中です。 Devin 利用開始: 2025/04 URL: Devin 現在は限定的なチームでトライアル中ですが、要望があればどのチームでも利用
この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 目次 はじめに kintoneの自動テストが抱える課題 チーム内でのテスト改善への取り組み テストピラミッドによるテスト戦略の策定 ガイドラインに基づくテスト設計と実装 ガイドライン策定後の変化 今後の課題 終わりに はじめに こんにちは、kintone開発の堀越です。システム管理画面や外部連携の機能開発を担当しています。 kintone開発チームでは担当する機能毎にサブチームを作り、それぞれ独自で新規機能開発や改善活動を行っています。 この記事では、私たちのサブチームで取り組んだテストガイドライン作成と、実際の改善効果についてご紹介します。 kintoneの自動テストが抱える課題 kintoneチームでは、リリース当初より機能開発時に自動化されたリグレッションテストを追加しています。 これまで、Selenium
CYBOZU SUMMER BLOG FES '25 開催のお知らせ こんにちは、フロントエンドエンジニアのおぐえもん(@oguemon_com)です。 まだ多くの地方が梅雨真っ只中ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。サイボウズでは、ジメジメする空気をぶっ飛ばし、猛暑が見込まれるこの夏をさらに熱くする祭「CYBOZU SUMMER BLOG FES '25」(通称ブログフェス)を2025年7月14日(月)から開催します! 昨年開催したブログフェス「CYBOZU SUMMER BLOG FES '24」では、総勢88名が104本の技術記事を投稿する盛大な祭りとなりました。今も全ての記事が公開中なので、ぜひお読みください! 今年は昨年のブログフェスからさらにパワーアップして、より盛大になります!この記事では、今年のブログフェスの概要とポイントをご紹介します。 なお、詳細は特設サイトで公開し
開発本部 People Experienceチーム オンボーディング担当の久宗(@tignyax)です。 2025年もエンジニア新人研修を行いましたので、研修の概要と、講義資料および一部講義動画を公開いたします。 2025年のエンジニア研修について 新卒メンバーの研修の流れとしては、「人事全体研修→エンジニア研修→職能受入研修→配属先チーム研修」と進んでいきます。 エンジニア研修としては、4/21(月)~5/23(金)の期間で「講義実習」と「実践演習」の2フェーズで行われました。 本記事では、研修の概要と社外公開可能な資料および動画を紹介いたします。 コンセプト 今年のエンジニア研修のコンセプトは以下です。 エンジニアリング組織の新卒メンバーが エンジニアリング組織で仕事をする土台となる知識を学び、実践することができた エンジニアリング組織がどういう組織で、どんなチームがあるのかわかった
クラウド基盤本部 Network&DCチームの尾崎です。Network&DCチームは、cybozu.com が稼働するデータセンターの契約や、データセンターネットワークの設計・構築・運用を行っています。 前2回の記事では、Neco の Kubernetes 基盤について解説しました。今回は、cybozu.com のネットワークとデータセンターについて紹介します。 【連載】Cybozu.comクラウド基盤の全貌 第2回 サイボウズのKubernetes基盤「Neco」の紹介 - Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ 【連載】Cybozu.comクラウド基盤の全貌 第3回 Neco のネットワーク - Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ Cybozu.com が稼働するデータセンター サイボウズは国内にある複数のデータセンターに
はじめに こんにちは、PSIRTの田口です。 今回は、自動脆弱性診断ツール「AeyeScan」の導入とそれを活用するための取り組みによってサイボウズの脆弱性診断がどのように変わったのかをご紹介します。 背景となる課題、導入に向けた検討、そして実際の運用に至るまでの取り組みををまとめました。 サイボウズの脆弱性検出 まず、サイボウズが日頃どのように脆弱性検出に取り組んでいるかをご紹介します。 サイボウズが開発・提供する各製品に対して、PSIRTのテスターが製品ごとの特性に応じた脆弱性診断を内製で実施しています。 診断の実施タイミングや規模は製品ごとに異なりますが、各製品の開発体制やリリースプロセスに応じて柔軟に方針を定め、開発チームと連携しながら対応しています。 また、外部ベンダーによる脆弱性診断も定期的に実施しており、内製できていない領域も含め幅広い対象で診断を実施しています。 他にもサイ
こんにちは! kintone 開発の生成 AI チームで EM をしている立山です。 今回は、4/15 にリリースした kintone AI ラボの設計・運用の工夫についてお話しします。 はじめに kintone AI ラボでは、専門知識がなくても誰でも活用できる AI をコンセプトに、 kintone 内のデータ活用を促進する AI 機能や、kintone の利用者の裾野を広げる AI 機能を中心に提供しています。 現在は、以下の 2 つの生成 AI 機能を提供しています: 検索 AI:kintone 内のデータで簡単に RAG(Retrieval-Augmented Generation)を構築可能 アプリ作成 AI:チャット形式でユーザーの業務に適したアプリを自動作成 これらの生成 AI 機能は 2025 年 3 月までは、一部のお客様のみにベータ提供していましたが、kintone
はじめに クラウド基盤本部でサイボウズの Kubernetes 基盤である Neco の開発・運用を担当している杉浦です。 前回の記事では Neco について、サーバ管理の方法や自社製の Kubernetes エンジンである CKE を紹介しました。今回は Neco のネットワークに注目して、CKE によって構築した Kubernetes クラスタがどのようにしてクラスタ内外と通信しているかを紹介します。 Kubernetes クラスタのネットワークについて Neco のネットワークについて紹介する前に、まず一般的な Kubernetes におけるネットワークについて紹介します。Kubernetes クラスタのネットワークを構築するにあたって、考慮すべき主な点はクラスタ内の通信とクラスタ外との通信の 2 つです。 クラスタ内の通信 クラスタ内の通信では Pod への IP アドレスの割り当
こんにちは!kintoneのAndroidエンジニア、トニオ(@tonionagauzzi)です。 今回は、先日開催したMCP(Model Context Protocol)に関する勉強会のレポートをお届けします! 先日、私たちはプロダクト横断で「MCPやっていき!!」という勉強会を開催しました。この勉強会では、MCPについて参加者全員が理解を深め、業務効率向上などの良い効果を得られることを目的としました。講師は、Androidエンジニアの宮﨑(@Tirobou999)が担当しました。 先日、MCPに関する以下の記事も出ましたので、あわせて読んでいただけたらと思います。 blog.cybozu.io MCPとは? MCPはModel Context Protocolの略で、LLM(大規模言語モデル)とデータソースを接続するための標準化された仕様のことをいいます。 MCPサーバーを構築するこ
サイボウズ・ラボの中谷です。サイボウズの「AIやっていき」というチームにも所属しています。このチームは、サイボウズ社内にAIの新技術を紹介したり、AIに関するPoCを作って導入のイメージを共有したりと、チーム横断的に活動しています。4月15日に発表されたばかりのkintone AIラボにも協力しています。 さて、最近AI界隈では MCP(Model Context Protocol)がとても話題になっていますね。 github.com これは Anthropic 社が提案している AI(大規模言語モデル)と AI 以外のリソース(データやサービス)を接続するベンダー非依存の通信規格(プロトコル)です。お互いが MCP を話すことで、任意の AI ツール(MCP クライアント/ホスト)と外部リソース(MCP サーバ)を接続して賢い処理ができるようになります。 こうした相互接続を目的としたプロ
はじめに クラウド基盤本部で、インフラ基盤「Neco」の開発と運用を担当している三村と竹村です。 サイボウズでは、Kubernetesを用いたオンプレミスのインフラ基盤「Neco」の開発・運用をしています。 Necoは、kintoneやGraoon、サイボウズOfficeなど、サイボウズの製品を提供するための基盤で、旧基盤からの移行が進み本格的な稼働を行っています。 2025年4月現在でサーバー数千台規模のKubernetesクラスタとなっています。 今回と次回の2記事に渡って、「Neco」について紹介していきます。 1つ目の記事(この記事)では、Necoの概要と、運用自動化の取り組みについて紹介します。 2つ目の記事では、Necoのネットワーク周りの構成について紹介します。 Necoの概要 以下にNecoのKubernetesクラスタの概要を示します。 NecoはオンプレミスのKuber
こんにちは。開発本部内でセキュリティ活動を行っているPSIRTです。PSIRTで初の社内CTF(Capture The Flag)を開催したので、本記事ではその開催準備の様子や開催中の様子を紹介します。 開催背景 2025年2月4日から6日にかけて、開発・運用系のメンバーが一同に集まる「開運冬まつり」が開催されました。このイベントは、部門やチーム、職能を超えて社員同士が交流し、新たな視点や刺激を得ることを目的としています。 昨年の開運冬まつりの様子は以下のブログを御覧ください。 blog.cybozu.io このイベントのコンテンツとして、PSIRT有志のメンバーで初の社内CTFを開催することにしました。 CTF開催のねらいは二つありました。 セキュリティを難しく遠い存在と感じているメンバーに、セキュリティを楽しみながら身近に感じてもらいたい CTFを通じて普段の開発や運用の中でもセキュリ
イントロダクション クラウド基盤本部の吉川拓哉です。「Cybozu.comクラウド基盤の全貌」と題して私たちが運用している基盤を連載形式で紹介することになりました。第1回となる本記事はイントロを兼ねたサイボウズのクラウド基盤の概要説明です。 サイボウズのクラウド サイボウズが自社クラウド「cybozu.com」でサービス提供を開始したのは2011年。パッケージ提供していたグループウェア製品であるOfficeやGaroon、メールワイズをクラウド版として移植し、業務アプリケーションを手軽に開発できるkintoneをクラウド製品として新たに開発するなど、クラウドを通じてより多くのユーザーにサービスを届けられるよう努めてきました。 その土台となる基盤を構築しているのがクラウド基盤本部のエンジニアであり、サービスを24/365で安定稼働させつつ、ビジネス成長に合わせてアーキテクチャレベルでの基盤刷
こんにちは!kintone 開発チームの Android エンジニア、トニオ(@tonionagauzzi)です。 本日は、私たちがモブプログラミング(以下、モブ)を活用して Android アプリの品質向上に取り組んだ話をします。 目次 はじめに 1. 共同モブの実践例 共同モブの進め方 実装プランニング タスク分割 実装、テスト仕様書作成 コードレビュー、テスト仕様書レビュー 品質保証(テスト実施と修正) マージ 共同モブを始めたきっかけ 開発者のスイッチングコスト QAから見た不透明さ バグの優先度が不明 2. 共同モブで得た成果 シフトレフトテスト レビューコストの削減 探索型テストの増加 バグ対応コストの削減 シフトライトテストも可能に 定期的なリリース リリース後の対応の強化 数字で見る実際の効果 2022年6月〜2022年12月(共同モブ未導入) 2024年6月〜2024年1
こんにちは、サイボウズでQAエンジニアをしている仙波です!みなさんのチームでは、アクセシビリティテスト、やっていますか? 最近、私が所属しているkintoneの開発チームでは、QAがアクセシビリティテストを担当するようになりました。今回はその経験について記事を書いたので、これからアクセシビリティテストを導入しようと思っている、または既にやっているけど他社はどうやっているのか気になる、という方の参考になれば幸いです! 背景と経緯 今までは? きっかけ 担当することが決まってから テストする観点 実際にやってみて難しかったところ スクリーンリーダーの使い方 「モノクロ表示で情報が伝わるか」の判断 まとめ 背景と経緯 今までは? 「担当するように」と書きましたが、今まで全くアクセシビリティテストをしていなかったわけではありません。サイボウズには、kintone Design System(以下「
はじめに Cloud Platform部のpddgです。2024年もサマーインターンシップを開催し、プラットフォーム(自社基盤)コースとして2名の方を受け入れました。 昨年の様子は以下からご覧いただけます。興味があれば是非ご覧下さい。 blog.cybozu.io 今回は受け入れたお二方のうち藤本陽人さん(static-fuji)に担当していただいた検証の中で発見したやや直感的でない挙動について、藤本さんによる検証結果を社員がまとめたものになります。 この記事内での検証のほとんどはインターン生である藤本さんによって実施されたものですが、一部社員がインターンシップ完了後にこの記事の執筆のために生成した図等も含まれます。 また、もう一人のインターン生の方にはRustでロードバランサを書くという課題に挑戦していただきました。こちらもインターン生の方に大活躍していただいています。是非ご覧下さい。
こんにちは。クラウド基盤本部の野島です。 今年のインターンシップでは、プラットフォーム(自社基盤)コースとして2名の方を受け入れ、それぞれ異なる課題をやってもらいました。 そのうちの一つは Pingora に関する課題で、覚道さんに取り組んでいただきました。(もう一つの課題は nginx のキャッシュの性能に関するもので、これについては昨日の記事をご参照ください) Pingora は Cloudflare が開発したロードバランサのためのフレームワークであり、Rust を使って好きなロジックを組み込んだロードバランサを書くことができます。 今回のインターンでは Pingora を使って TLS のクライアント証明書を使った認証プロキシを作ってもらいました。 そこで、この開発の中で得られた Pingora や OpenSSL に関する知見を共有しようと思います。 この記事は覚道さんのインター
こんにちは。クラウド基盤本部、PDX(Platform Developer eXperience)所属のびきニキです。 突然ですがみなさん、以下の記事は読まれましたか? developer.hatenastaff.com Hatena Developer Blogの連載企画「卒業生訪問インタビュー」では、創業からはてなの開発に関わってきた取締役の id:onishi、CTOの id:motemen、エンジニアリングマネージャーの id:onkが、いま会いたい元はてなスタッフを訪問してお話を伺っていきます。 id:motemenが担当する第11回のゲストは、サイボウズ株式会社でソフトウェアエンジニアとして活躍しているid:itchynyさんこと、濱田健さんです。 こちらのブログは「弊社の良さ」と「はてなさんの良さ」が詰め込まれていて非常に素敵なブログだなと思っており、弊社社員の中でもたくさん
こんにちは。テクニカルライターチームのpiyo(@_chick_p)です。 このブログは、テクニカルライター/ローカライズ リレーブログの3本目の記事(後編)です。 前編の記事では、多言語展開のために製品の画面文言を改善した話を紹介しました。 スペイン語対応でわかった、語順が変わる問題に取り組んだ話 - Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ 後編では、ヘルプサイトに機械翻訳のサービスを導入する際にわかった、機械翻訳でのハマりどころとその解決策を紹介します。 機械翻訳のハマりどころ ヘルプサイトでは、元々の4言語に加え、スペイン語のコンテンツも提供しています。 スペイン語のコンテンツの提供には、機械翻訳サービスのWOVNを利用しています。 限られた人的リソースの中で、素早くスペイン語対応を実現するためです。 ヘルプのコンテンツを機械翻訳するにあたって、これまで
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