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大谷翔平
blog.goo.ne.jp/cheapdust
「早くやめたいんだ。」 とずっと言い続けて一年が経とうとしています。 いつだって、やめてよかった。 そんなにイヤイヤなら、やめりゃいいんだ。 そう思っていたけれど、無理してでも続けなくちゃいけない雰囲気になってしまった。 「もう、引っ込みつかないんだ。ははは。」 と大将と話したこともあった。 実際、次の週の家の人がこういう風に困っているという話はずっと聞きたくなかったなぁ。 元々、人助けには無縁でした。 と公言し、取材を受けたって「ボランティアとかはしたことありませんでした。」と言っていた。 昨日で、毎週末の活動というものは終わり、俺達は少しずつ前のように土日を過ごせるように努力をします。 まだ胸がザワつくし、dogwoodのことも、Smile for birthdayの事もあります。 会社でもなんでもそうだけど【目的】が変わって来ているように思えて、少し嫌だった。 今後はね、要望があれば
忙しすぎるのう・・・。 サイボーグに見える時がある。ケルヒャーの時とか特にね。 と言われた。 本当にそうなら素敵だね。 泣かなくて済むし、少々のことではヘコタレナイだろうし。 でも、人として生きているので頑張ります。 俺一人の命で、世の中が元に戻るならきっと俺は真剣に考える。 けど、そんなことしたって無駄死にだから俺は俺の出来ることをする。 お家の方を悲しませるような取材クルーはノーサンキューね。 どうか宜しく。 目立ちたい訳でも有名になりたい訳でもない。 花火が終わったら、誰も見向きもしないくらいで丁度いいんじゃ。 だから取材の人は、その辺りを真剣に考えて下さい。お願いします。 リンちゃんを肩車する俺。 先週の稽古の時の写真だね。 毎日、これでいい。 こんな毎日だけでいいのだ。俺は。 さて、土曜日の報告じゃ。 「おはようございます!今日は二軒じゃよ。必要なものはないって。多分、そんなこと
なんだかクタクタ。 今日は山下第二小学校の校長先生とPTAの会長さんとお話をしてきた。 要件は、卒業式について。 要望として、 「卒業式を山下第二小学校であげたいんだ。」 という話をトシユキから聞いていたから。 避難指定区域内の学校だから物理的に無理だと聞いていた。 横断幕、電源、ピアノ、音響、照明・・・。 なんにもねぇんだって。 「そんなもん、なんとでもなるじゃねぇか!」 とトシユキに俺が言う。 「いやぁ、そうなんすよね。了さん、やってあげたい?」 「当たり前だろう。本人達がやりてぇっつってんなら。」 「色々、問題もありそうだから、調べてからにしましょう。」 「そうじゃの。」 「電源は?」 「ある。」 「ピアノは?」 「なんとでもなる。何なら弾こうか?」 「横断幕は?」 「俺の母校に土下座。」 「照明は?」 「工事用のでも何でもあろうよ。」 「音響は?」 「俺、バンドマンだから、大丈夫。
スコップ団は、この鎮魂花火の打上げを最後に一時活動を休止します。 避難所から初老の女性を車に乗せて、私たちの倉庫にお連れした時の話です。 「主人とはケンカなんてしたことなかったの。」 「そうなんですか~。仲良しですね。」 「うん。本当の意味でのケンカはありますよ?議論みたいな。ちょっとした。それがなくなったら人はお終いでしょ?」 「はぁ。」 「でも、その日は、本当にくだらないことで意味のない感情上のケンカをしてしまったの。初めて。」 「はぁ。」 「彼は車で、すごいスピードで出て行っちゃって「行ってらっしゃい」も言わなかったし、行ってきますもなかった。そのままぶつかって死んじまえ!って思っちゃったの。」 「・・・。」 「そのまま、あの人は、津波で死んでしまったの。だからね、私の一番の後悔は、食料や水を蓄えておかなかったことじゃないの。懐中電灯もなにもいらない。もし運命で彼が死んでしまう事が避
おつこ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っぷ!!!! 写真が多い。 まずは土曜日から。 まだこうじゃい!! 土曜日は2軒やった訳ですが、これは一軒目。 「さぁやるぞう!!」 「おう!」 バサバサ~。 これを見て、大変だなぁスコップ団って思うでしょ? そうでもないよ。 だから手伝ってよ。 空がきれいね。 作業中は気付かないけどね。 これは2軒目。 1軒目に大半を残して、俺率いる5名で望んでみる。 「あ。誰か一軒目からスコップとか持ってきた?」 「あ。持って来てねぇ。」 「ま、いいか。素手団だ。」 「おう。」 素手団!団員募集中!! ナイスデ! 「いやぁ、バールとかスコップ欲しいでしょ。」 その頃、こちらは一軒目。 床が見えてきたようじゃのう。 あ、まだまだか。 2軒目に応援が到着。 半袖二人。 大丈夫か?素手団?? 危うし、素手団!! だめかも素手団!! 「りょうく~ん、人数少ないって言
おはようございます。 知らないうちに寝てしまっていて、夢を見て起きちゃった。 もう眠れない。 報告すらしていない。 仕事もしないとね。 おはようございます。 今日は石巻。 スコップ団として行くのは、久しぶりになる。 Smile for birthdayでは何度も。 それと、dogwoodとしても何度も。 朝のセブンイレブン。 おでん食べたい。 少ない人数の頃を、グッと支えた人達がほぼ全員いた。 満潮になると冠水してしまう。 そんな場所です。 朝はなんとか平気。 朝一で、家主のお父さんから、 「危ないし、臭いから、無理しないでダメだと思ったらやめていいから。キレイにしてもらわなくても壊すから大丈夫ですし。」 とネガティブなオーダー。 分かるけど、俺は諦めたくないんだね。 二階に上がると、お母さんの服がたくさんあった。 踏まないと進めない。 でも踏みたくない。 「踏んでもいいですか?」 「はい
おつコップ。 今日の報告をするでがす。 アストモスガス。 夜霧よ、今夜もありがとう。 間違った! ヨコシン、写真をありがとう。 今日は2軒。 手付かずのままの2軒。 気温は寒かったけど、ガンガン動けば暑くなる。 そんな日でした。 どっさり来ました。 ありがとコップ。 楽です。 今日の雄大。 「ほへ~。一カ所で黙々って嫌なんだよね~。」 へっぴり腰もいるね。 はっは~ん。 これをどうしろと? 何故、我々が?? 毎回、思うけど、俺達だからやるんだよ。 そう言い聞かせてます。 悲しくなるから。 「どこかに位牌があるんだって。」 「イハイな所から出てきたりしてね!」 「はい?」 「なんでもないです。すみません。歌います。」 「お願いします。」 「聞いてください。ハイハイ位牌と雨模様。」 「はい?」 「なんでもないです。」 今日一日、ギャグが冴えなくてね。 寝坊したから。 もう嫌でおじゃる。 それで
我妻、タケチン、雄大、かつやと話をした。 遠慮や手加減なしで、行くところまで行ってやろうと。 ガンガンぶっ放そう。 「3000発位か?」 「いや、もっとだ。」 「どのぐれぇだよ?」 「2万発。」 「マジか?」 「マジだ。」 「よし。楽勝。」 「色々、文句言ってくる奴もいると思う。ただでさえ訳わかんねぇからな。」 「余裕。任せろ。」 「上等。」 「よし、天国にぶっ放そう。」 「オーケー。了ちゃん。」 以上が会議の全てです。 皆、よろしくお願いします。 俺達が、生きて、楽しんでるってことを。 あの人達が生きたかった今日を、俺達は生きてるってことを。 線香も大事だし、墓参りもいいけど。 もし天国が空にあるならば。 空に、ぶっ放してやろう。 「俺達は、元気ですよ!」 と、安心させてやろう。 ここら辺で一番高い場所から。 何もなかった3月10日に。 明日、死ぬなんて誰も思ってなかった3月10日に。
今日はdogwoodとしてのお願いをする。します。 俺達の今回の活動は、3人そこそこで始まった。 電気もねぇ。 テレビもねぇ。 ガソリンねぇ。 ラジオはある。 そんな吉幾三の歌みたいな状況で、 「仲間を増やす。」 そこから始まって、人のしないことをするぞ。 と決めて動いた。 ドッグフードを届けたりする意味は、買い物規制のあるコンビニやスーパーで、 人のモノも並んで「お一人様3点」として、やっとこさ買う、という時期にペットフードも「1点」でした。 より効率よく買い物をする為には、正直ペットフードを買うという事自体が、周囲からは白い目で見られたり、 「余裕があるのね。」 なんて、嫌味を言われたり。 そうじゃないんだ。 彼らも家族の一員で、心の支え。 保険会社の方と話をしていて、非常に興味深い話を聞いた。 「ペットを飼っている方は、自殺しない。」 と。 「自分が死んだら、この子たちはどうなるんだ
【smile for birthday】の企画の件です。 避難所や被災地にいる子ども達に、「生デコレーションケーキ」を無償で届けるというものです。 仕事への不安や、生活の不安がある中で、またケーキ屋さんも復活していない状況下で、 誕生日ケーキを諦めてしまっていた女の子がいました。 その子が切欠で、前々から温めていたこの企画をやってしまえという運びです。 下記は、添付写真の言葉です。 僕たちは、笑顔を諦めない。 【東日本大震災】 このことにより、私達は本当にたくさんの失ってはいけないものを失いました。 なんでもない日々が特別な遠い記憶のようです。 何気ないやりとり。 「ただいま!」 「おかえり!」 「早く食べなさい。」 「宿題は?」 家族揃っての夕食の時間。 朝ごはんの慌しい時間。 それら全てが感謝すべき日々でした。 被災地では、【僕らの未来そのもの】である子ども達が、健気に頑張って【我慢】
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