サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
blog.goo.ne.jp/hannazackie
「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った」 5月27日は朝から夕方までテレビの前に座って、安全保障関連11法案を審議する衆院の特別委員会の中継を見ていた。 日本と密接な関係にある他国の政府の要請を忖度して、自衛隊が他の国の領域で武力行使ができるようにする体制づくりがこの法案の目的である。法案をこの夏までに成立させると密接な関係にある他国の議会で政権トップが約束してしまった以上、政権としては
第2次大戦後に、もの心のついた世代の多くは、歴史は暗黒世界から光明世界へと直進的に前進するのが当たり前だと思い込んでいる。 世界には暗黒と薄明の間を彷徨している国が多くある。軍出身の権力者を打倒したら、その権力の空白を宗教指導者が占め、それを嫌った軍部が指導者を排除して、再び軍を政治の前線に呼び戻す。 4月5日の日曜日、多摩の東京外国語大学・プロメテウスホールへ出かけて「シンポジウム・朝日新聞問題を通して考える――「慰安婦」問題と日本社会・メディア」を拝聴した。500人を収容できる大教室が満員になった。 議論は日本政府の、世界基準から外れてガラパゴス化された人権感覚、戦後例を見ない政治のメディア介入(安倍政権のNHKへのお友達の送り込み、自民党のテレビへの圧力)、秘密保護法、右派マスコミと政権による朝日新聞バッシングなど、予想されるトピックがとりあげられ、予想される観点から論じられた。 そ
問 700億円ともいわれる費用を投じて、この暮に総選挙を行う意義は何か。 答 首相は消費税10パーセントの実施を先延ばしすることについて国民に判断を問う、と言っている。国民の代表機関である国会では、一部の議員をのぞいて、増税先延ばしに強い反対論はない。一般の国民は、日本国の財政危機はともあれ、日々の支出増といういやなことが先送りされることを歓迎している。負担を強いる増税について民意を聞くのであればともかく、嫌なことの先送りについて国民の判断を問うというのは、ご念のいったことである。今回の総選挙の意義は、冗談半分で言えば、700億円を投じることによって、ささやかではあるが景気の浮揚を図るアベノなんとかの一助としての公共投資である。真面目に言えば、解散・総選挙を逆手にとって安保優先「面舵いっぱい」の安倍路線に反対の意思表示をしたい有権者を除けば、無用の解散・総選挙なのだ。 戦後これまで、衆議院
東日本大震災・津波・福島原発メルトダウン――その復旧・復興をめぐる政府・国会の不手際と怠慢、さらには復興担当大臣の被災地知事に対する暴言、混迷する経済の中で、アメリカ主導のTPPへの前のめり参加意思表示の韜晦、通称「永田町文学」の言語遊戯をめぐる国会の低級にして醜悪な質疑応答、日本の人々のこころが深く冷たい闇の中に沈んでいくさなか、ブータン国王夫妻が国賓として日本を訪問した。 比較的大柄な国王は比較的小柄な皇室の人々と握手を交わす際、腰を折って互いの目線が水平になるよう努力し、その両手で相手の手をしっかりと包み込んだ。 国王は日本国会でスピーチをした。一言でいえば、日本人と日本の再起への応援歌で、「このような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています」ということに尽きた。 何年か前にアメリカ大統領選挙でオバマ候補が Ye
ジェームズ・ワトソン(James Watson)の名前を久しぶりに新聞で見た。 フランシス・クリック(Francis Crick)と2人で1953年にDNAの構造が二重らせんであることを見つけ、1962年にノーベル生理学医学賞を共同受賞したアメリカの学者だ。 メディアが伝えるところによると、ワトソン君は近著 Avoid Boring People のイギリス版(Oxford University Press)が2007年10月22日から英国の店頭に並ぶのに先がけて、販売促進の目的でイギリスに渡った。 ワトソンの英国訪問に先立って、10月14日の『サンデー・タイムズ』がワトソンの紹介記事を掲載した。この記事の中で、ワトソンは、 「われわれの社会政策のすべては、彼ら(アフリカ人種)のインテリジェンスがわれわれ(ヨーロッパ白人種)のインテリジェンスと同じであるという事実に根拠をおいている。ところ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.goo.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く