毎週70万部も発行されている『週刊ポスト』誌上で、「おひとりさま論争」がおきています。 といっても、週刊誌を読まない女性の皆さんはご存知ないかもしれませんね。 ことの発端は、内田樹氏が「週刊ポスト2010/5/7、14合併号」で、 上野千鶴子さんの著書『おひとりさまの老後』を名指しで批判したこと。 タイトルには、 「内田樹が上野千鶴子に大反論!」 「おひとりさまでは男も女も生きられない」という文字がドカンと出ています。 週刊ポスト2010/5/7、14合併号 この記事を読んで、あまりの酷い内容に、アゼンとしました。 わたしたちは、2000年から上野さんの著書の読書会を続けていて、 『おひとりさまの老後』も1年かけて読みました。 「大反論」と書いてあるけれど、上野さんは内田さんのことを論じていないので、反論とは疑問。 どこをどう読めば、こういう「批判」になるのか、ひょっとして内田氏は本を読ん