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「フランケンシュタイン、日本到来」書評 「怪物」から見えてくる社会変化|好書好日
フランケンシュタイン、日本到来: 明治期日本初訳の謎 著者:中川僚子 出版社:大修館書店 ジャンル:文... フランケンシュタイン、日本到来: 明治期日本初訳の謎 著者:中川僚子 出版社:大修館書店 ジャンル:文学・評論 「フランケンシュタイン、日本到来」 [著]中川僚子 明治期の日本における翻訳は、言葉や思想など、あらゆる面で試行錯誤が繰り返されたがゆえに、実に豊かなエピソードに満ちている。そこにまたひとつ、本書によって、魅力的なエピソードが加わった。 メアリ・シェリーによる名作小説『フランケンシュタイン』は、怪物の象徴性や物語の意味などをめぐって、さまざまな批評を刺激し続け、常に新たな読者を獲得している。だが、その日本語への初訳が「新造物者(あたらしきぞうぶつしゃ)」と題されて明治中期に発表されていたことは、あまり知られてはいない。しかも、「瓠瓢舎主人(ひさごのやしゅじん)」を名乗る翻訳者が誰なのかは不明のままだった。その翻訳者は何者だったのか。『国の基(もとい)』という雑誌に発表された「新造





2026/05/30 リンク