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「日本史はいかに物語られてきたか」書評 重なる「史観」の描写にマイッタ|好書好日
「日本史はいかに物語られてきたか」 [著]河野有理 「史観」で迫る面白い本が出た。章題に挙げられた... 「日本史はいかに物語られてきたか」 [著]河野有理 「史観」で迫る面白い本が出た。章題に挙げられた人物だけでも20人いる。それによって著者は、読者に対して「どうぞ自由自在に。ここに挙げた人物を好きなように選んでお読みください」と示唆しているのだ。 そこで勝手に自分の好みで「史観」の主をつないでみた。坂本多加雄―網野善彦―佐藤誠三郎―山口昌男―小松左京―山本七平―松本清張―(山崎正和)といった感じかな。私の1960年代末から折々に出会った「史観」の主だ。イデオロギーも何もまったく異なる人々じゃないか、と見られよう。いや、それこそが著者の意図なのだ。既成の枠をとりながら読んでいくと、ホラ、右と左というけれども、両者は「史観」においては意外と近いんじゃないの。いや、だからこういう方向に進んだんだよ。レッテルをとってみれば、そこに本当の「歴史物語」の魅力が出てくるわけ。 坂本多加雄の身近にいた経験



2026/07/06 リンク