舛添要一の怒り「池内紀『ヒトラーの時代』に罵声を浴びせる研究者たちへ言いたいこと」 | 文春オンライン

なぜ池内紀氏『ヒトラーの時代』が出版されたのか 先日、私は『ヒトラーの正体』（小学館新書）を上梓した。その2週間前、池内紀氏が中公新書から、『ヒトラーの時代』を出版している。同じタイミングでヒトラーに関する書籍が出版されたということに興味を持って、購入した。 池内氏の著書を読んでまず感じたのは、執筆した氏の立ち位置が私と同じだということである。氏はヒトラーやナチズムの専門研究者ではない。ドイツ文学が専門だ。ちなみに私は政界入りする前は、ヨーロッパ政治外交史を学んでいたが、専門を聞かれれば、フランス外交史と答えていた。 それだけにドイツについての知識は、私よりも遥かに抜きん出ている。そして、自分の専門を基礎にして、当時のドイツ人がなぜヒトラーを政権に押し上げたのかを考えている。行間からは、氏の現代社会に対する危機感が読み取れた。専門外分野での執筆は勇気がいることだが、この危機感がその原動力に

[filinion]

うーむ。昨今の政治情勢に鑑みて、「ナチスの時代について語っておかねば」という思いは大切だと思うのだけど、基本的な事実に誤りが多いと、歴史の流れの解説にも疑いの目が向けられるのは当然だと思うんだよな…。

[kori3110]

SNSでは批判がオーバーキルなレベルで盛り上がることがある、という問題と、細かい事が間違っててもいいじゃん的な方向の極に日本国紀みたいなのがあるんだから間違いは批判しないといかんという問題と

[damegano]

要するに「池内氏や自分は崇高な目的を持って書いているんだから、間違ってても気にするな」ということですね。どんな目的であろうと間違いは間違いです。訂正を受け入れられず自分への攻撃と見なすのは老害。

[daruyanagi]

それもそうやな。でも、間違いは間違いやしな

[yaneshin]

「ナチズムの『母胎にあたるものは、ごくふつうの人々だった』」

[paravola]

ヒトラーが政治活動を始めたミュンヘンで、私は若いころ研究生活を送ったが、そのミュンヘンの下宿屋の親父さんが、「人生を振り返ると、ヒトラー時代が最高だった」といつも私に語っていた

[bt-shouichi]

戦闘的予防線／「ドイツ文学者から見たヒトラー」みたいなのを今更出す意味あるんかいな…と思ったが、池内（や舛添）の専門外の著作に今も需要があるなら、意味はあるのだろう。だとしたらなおさら中身が（ループ

[hhasegawa]

「専門分野は、その道の専門家が書くべきだ、という風潮に流れるのだとしたら、それには断固として異議を唱えたい」これは正しい。今回のSNSの騒ぎは、専門家とそれに追随する素人の問題をあぶり出した感がある。

[kenchan3]

ふむ。間違いが直った数版後で読めばいいかね。

[frothmouth]

スティーヴン・キングみたいだ“「万年筆で書いているので今の編集者が判別できなくなった＋気力体力が落ちて推敲・校正が十分にできなくなっているなど、様々な原因が考えられます。」”

[asamaru]

アプローチがあって、データがあって、論証がある。モンテスキューなんて歴史家（データ）としては世界一叩かれてきたけど、いまだに偉大だとみなされてる。

[isrc]

日本や世界の危険な兆候に警鐘を鳴らす池内氏や私の取り組みを、ネットでの公開処刑によって、専門外の素人が書いた意味なきものとして腐す態度だけは、大いに反省するべきだ。

[ryokusai]

https://togetter.com/li/1380781