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缶詰大手のいなば食品が、今春、同社の入社を辞退した内定者の出身大学である京都大学に秘密裡に手紙を送っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 いなば食品の稲葉敦央社長 ©時事通信社 入社辞退の理由は優子会長の“不適切言動” 入社を辞退したのは京都大学出身の女性Xさん。 「Xさんは総合職採用で東京に配属予定でした。稲葉優子会長(55)みずからが、社宅を案内したのですが、どの物件もXさんの希望に叶わなかった。その際に、激昂した優子会長がXさんに不適切な言動をしたようなのです」(いなば食品現役社員) 女帝と呼ばれる稲葉優子会長 ショックを受けたXさんは、いなば食品に内定を辞退する旨の文書を提出。このことを京都大学や厚生労働省に報告すると書き添えられていたという。 「文書を受け取った稲葉敦央社長(70)は、すぐさま京都大学の学生課に電話をかけ、Xさんが内定辞退に至った経緯について申し開きをしまし
バスケットボール男子の元日本代表でBリーグ「川崎ブレイブサンダース」の副キャプテン藤井祐眞(32)とグラビアアイドルの村島未悠(むらしまみゆ)が不倫関係にあることがわかった。「週刊文春」が2人の密会現場をキャッチした。 川崎ブレイブサンダースは藤井の不倫について、「選手のプライベートについて所属クラブは答える立場にありません」。村島の所属事務所からは期日までに回答がなかった。 ◇ ◇ ◇
先週、「週刊文春」が報じたMr.Childrenコンサートの4億円にのぼる裏金疑惑。所属事務所「エンジン」の代表取締役の谷口和弘氏と、コンサートの制作責任者だった松尾貴志氏が、2018年と19年のコンサートツアーで制作費の水増し請求などを行なっていた事実が明らかになった。 そして今回、ミスチルのコンサートの制作責任者が裏金の捻出後に約2億円でマンション6部屋を購入していたことが「週刊文春」の取材で新たに判明した。 ボーカルの桜井和寿 ©文藝春秋 都心のワンルームマンションを次々と購入 〈本記事で書かれているような、コンサート収益についての不正行為は一切ございません〉 ミスチルとエンジンの声明(公式HPより) だが、社会部記者は「なぜ今さら裏金作りを否定したのか」と首を傾げる。 「谷口氏らは上場企業『プロルート丸光』(以下、プロ社)の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に絡んだとして、
2022年3月18日、大阪府泉南市内の当時中学校1年生だった松波翔さん(享年13)が自宅近くで自殺した。小学校時代に同級生や上級生によるいじめが始まり、学校や市教委に相談したものの悲劇を防ぐことはできなかった。 亡くなった松波翔さん 後に調査委員会が出した報告書や母親の証言によると、翔さんがいじめを受けるようになったのは3年生の頃だったという。 上級生の男子児童たちに「アホ」「死ね」「カス」「ちび」と継続的に罵倒される、クラスで新聞作りをしている時に翔さんの言葉使いをからかわれるなどの状態が続いていた。翔さんは精神的に追い詰められ、学校の池に飛び込むなどの問題が起きていた。 同じクラスで暴言を投げかけた児童は謝罪したが、6年生男子は特定されることはなかった。家庭訪問の際に教員が6年生の写真を見せて「いじめた人がこの中にいる?」と聞いたが、翔さんは「いない」と答えていた。 見かねた母親は翔さ
以前、FIREって流行ったじゃないですか。FIRE。 現役時代に一生懸命働いて、おカネ貯めて、会社辞めてから貯めたおカネの運用益を得て働かず暮らすってやつ。 私の身の回りでも、30代猛烈に働いた外資系金融お勤めの人や弁護士、上場企業の創業役員などなど、ガッツリ億単位のおカネを貯めて引退した人たちがおるわけなんですが…なぜか、皆さん離婚したり、破産したり、精神疾患で望まぬ入院したりされている。 宝くじで大金が当たったり、仮想通貨で大儲けしたりといった、一見羨ましいと思うような幸運をつかんだはずの人が、その後の人生を踏み外して転落しているのをみると、人間社会の侘び寂びのようなものを感じるんですよ。 有能な人物が突然、陰謀論サイトにハマり…どうしてこうなった? また、人生の大先輩で、私のようなのと20年以上ご親交くださった会社役員の方が、最近連絡取れないなと思ったら、奥さんから連絡あって「退職後
今度の都知事選、現職の小池百合子氏が出馬するなら3期目を狙う立場になる。 ではこれまでの小池都政のレガシーとは何だろう? 本人は6月7日の会見で、 《2期目のレガシー(遺産)は何かと問われ、18歳以下の都民に月5000円を給付する事業「018サポート」や高校授業料の実質無償化について所得制限を設けなかったことを挙げ、「これらの所得制限を外すことは私のレガシーの一つだ」と述べた。》(毎日新聞6月8日) 小池都政の「負の遺産」 一方で、明治神宮外苑の再開発が「負の遺産」ではないかという質問に対しては「認識の差だと思う」と答えた。これらの質問は「報道特集」(TBS系)の日下部正樹キャスターが質問したものだ(8日の放送で流していた)。質問はまだあった。小池知事が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、なぜ追悼文を送らないのか? である。追悼文は就任翌年の2017年から7年連続で送っていない。 私はこれ
2024年4月12日、冷泉家に代々伝えられながらも、約130年ものあいだ、開けられていなかった「箱」が開けられた。縦約35センチ、横約50センチ、高さ約55センチの木箱である。 箱からは、『新古今和歌集』の選者であり「歌聖」と仰がれる藤原定家(1162~1241)直筆の書物『顕注密勘』が発見された。『顕注密勘』は日本最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の注釈書で、いくつもの写本が伝わっているものの原本は長く失われたとされてきた。
『生命活動として極めて正常』(八潮久道 著)KADOKAWA 日々ものすごい数の本をひたすら読み続けている人もいれば、ふだんは全く読まないという人もいる。 あんまり本を読まない人にはわかりにくい話であっても、息をするように本を読んでいる人にとっては、とってもよく見る話だった、ということは珍しくない。 両者が楽しく読める本というのはなかなかない。本書は、そのとても稀な例である。みじかく言うなら、激推しぽよ。 ふつう、本の紹介欄に、激推しぽよ、とは書かない。その語尾は一体どこからきたのか。でも、そうせよと迫る何かがある。 表題作を含む七篇をおさめる。とても不穏な書名であって、えっ、となる。日本語として不思議なところは全くないのに、どこか奇妙な手触りがある。SFか? という気持ちが湧き、いや、ホラーかもしれない、という想像が浮かぶ。もしかすると医療ものなのかもしれない。 そのどれもが半ばあたりで
「本当に殺してしまうなんて……」 こう重い口を開いたのは、19歳の交際相手を殺害したとして、5月18日に殺人容疑で逮捕された兵庫県明石市の無職・西光(にしみつ)勝容疑者(26)の知人だ。 「18日に大阪府枚方市の集合住宅の部屋で大学2年生の渡邉華蓮さんが死亡しているのが見つかった。死因は首を刃物で刺されたことによる失血死で、刺し傷や擦り傷が計50カ所以上。警察は西光が強い殺意を持っていたとみて捜査しています」(社会部記者) 前出の知人は、3月下旬に西光からある“相談”を受けたという。
稲田俊輔(稲田) 僕は豆腐メンタルなので、SNSで炎上するのが怖いんです。だから料理の蘊蓄や、食材の美味しい食べ方を紹介する時も炎上しないように気をつけていて、ニックネームもその1つです。何を言っても「変態なら仕方ない」と思ってもらえそうじゃないですか。 ――あれは炎上対策だったのですね! 稲田 そうなんです。ただ同時に、僕には「炎上ギリギリを狙ってしまう」という悪いクセもあって(笑)。誰の心にも引っかかりを残さないことは言っても仕方ないというか、それなら自分の心の中に留めておけばいいと思ってしまって、ついギリギリを攻めてしまうことが多々あります。 ©三宅史郎/文藝春秋 ――以前、ワインが苦手だという相談に「フレンチレストランでは、ワインを飲まないとお店の世界観を尊重しないお客さんと疑われる可能性がある」とお返事されていた時は踏み込んだ発言だなぁと思いました。 稲田 もちろんマイルドにする
「仏像の格好良さ」にやられた少年時代 ――中野さんは、Xで空也上人や耳なし芳一の画像が度々話題になっていますよね。そもそも空也上人や耳なし芳一って、対象をよく知らなくても絶対にみんなわかるようなアイコニックな題材で、それを選ぶセンスがいいなと思います。なんでコスプレしようと思ったんですか? 中野 空也上人はもともと好きだったんですよ。出身が大阪なのですが大阪の子どもって、遠足などで奈良の大仏を見るんです。そうするとクラスに1人か2人ぐらい、少なくとも2クラスに1人ぐらいの割合で大仏とか仏像好きの子どもになるんです。 ――男の子って一回は電車が好きな時期が来るけど、そうした「電車」「車」などに加えて「仏像」が入ってくるみたいな? 中野 電車や車に比べるとずいぶん少ないだろうとは思いますけど、何人かのうち1人は仏像好きになりますね。真面目な人ならそこで仏教を学び始めるんでしょうけど、僕は幼少期
「血液が両手の指の間から大量に溢れ出してくる状態でした。大量の血液で、付近のアスファルトの色が暗い色にだんだん変わっていくのがわかりました。普段講習でやっている人形とは全然違う感覚で、今でも手のひらにあの感覚が鮮明に残っています」 16年前の2008年6月8日、加藤智大は東京・秋葉原の交差点に2トントラックで突っ込んで通行人5人をはね、降車した後に通行人ら17人を用意していたダガーナイフで刺した「秋葉原通り魔事件」。7人が死亡し、10人が重軽傷を負った。2015年に死刑が確定し、22年に死刑が執行されている。
「16年経った今でもPTSDの治療を受けています。普段から体の倦怠感がありますし、気圧の変動などで体調を崩します。一度崩れると1カ月以上不調が続くので、作業や仕事に差し支える状態です。特に電車の中で小さい子が突然騒ぎ出したり、不意打ちで大きい衝撃があったときにフラッシュバックの症状が出て、救急搬送されることもありました。 1年に1回くらいの頻度で救急搬送されていて、事件後から今までに19回ありました。最近は減って来たのですが、まだ完全にはコントロールできていません。救急搬送までいかなくても発作は日常的にあり、そのときのために薬を持ち歩いています」 通り魔事件当日の秋葉原。日曜日の朗らかな空気が一瞬で地獄絵図に変わった ©時事通信社 「救急の仕事にはつけないから諦めなさい」と両親に言われたが… 西村さんが救急医療に興味を持ったのは、テレビ番組がきっかけだったという。 「5歳くらいの頃に、『世
東大の女子学生が増えない。約8割を占める男子入学生の多くは私立・国立の男子中高一貫校出身者で、彼らが学内のホモソーシャル(女性や同性愛を蔑視することで維持される、男性同士の癒着的人間関係)なムードをつくっているとたびたび指摘されている。そこから導き出されるのが、以下の識者の見解だ。 「彼ら(東大生)の多くは中高一貫私立男子校出身者。(中略)女に対する妄想と偏見をいっぱい溜め込んでる」 「諸悪の根源だと思うので。やっぱり男子校はないほうがいいかなって気はします。よっぽどそこでジェンダー教育をちゃんとやらない限り」
ステージ上での濃厚キス、尻丸出しのパフォーマンス、エッチな歌詞。すべては“恥ずかしがり屋”の裏返しだった…『プリンス ビューティフル・ストレンジ』 相澤冬樹のドキュメンタリー・シアター
漫画家の山本さほさんが、厄介な人たちを引き寄せるトラブル続きな日々をつづります。今回は、山手線でたまたま耳にした女子中学生のお話です。まんがのキャラみたいなお嬢様2人の会話を聞いていると……。
今月1日、東京23区の住民の生活に密接する、ある「値上げ」が実施されたのをご存じだろうか。火葬料である。誰もがいつかは迎える「死」をめぐり今、異変が起きている。 値上げを行ったのは民間の火葬事業者「東京博善」。1921年に設立され、町屋(荒川区)、桐ヶ谷(品川区)など都内6カ所の斎場を運営し、東京23区内の死者の約70%の火葬を担う。 「4年前まで、東京博善の一般的な火葬料金は59000円でした。それが6月1日からは、90000円と改定されたのです。例えば江戸川区の公営斎場『瑞江葬儀所』では、都民の火葬料は59600円。同じ23区内でも斎場によって30000円以上の差が生じてしまうことになる。加えて、横浜市だと市民の火葬料は一律12000円。東京博善の90000円がいかに高いかが分かります」(経済誌記者) 当然、公営と民営という違いはあるだろう。ただ、東京博善は2021年以降、火葬料の値上
ドクターヘリとは、医師や看護師を乗せて傷病者のもとへ向かう救急医療用ヘリコプターのことである。 小池都知事は2020年の2度目の出馬の際に政策集「東京大改革2・0」を発表。そのなかで、街づくりの一環として「ドクターヘリの強化」を明記したのだ。 「かねてからドクターヘリ事業については都議会公明党が推進を働きかけてきました。小池氏は2期目の出馬に際し、公明党案を丸呑みし、自らの肝煎り政策として掲げるようになった。都のドクターヘリ事業は、杏林大学医学部付属病院が医師・看護師を派遣する『基地病院』となり、ヘリの運航は入札の結果、学校法人ヒラタ学園に委託された。現在は多摩地区などの西東京エリアのみで運航されています」(都政関係者) 大阪堺市にあるヒラタ学園 ©文藝春秋 ドクターヘリの就航から2年。都内の医療関係者は「小池政策は穴だらけ。このままでは救える命も救えなくなるのではないか」と危機感を募らせ
これまで数多くのヒット曲を世に送り出し、CD累計6000万枚以上を売り上げたMr.Childrenは今年、結成35年を迎えた。メンバー全員が50代を迎えた現在も精力的な活動を続け、今年7月からは全国11カ所でのアリーナツアーも予定される。そんなミスチルが2018年、2019年に開いた2つのコンサートツアーで約4億円の裏金が作られていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 金融商品取引法違反の捜査で明らかになった裏金問題 ボーカルをつとめる桜井和寿 不正の舞台となったのはミスチルの所属事務所「エンジン」と、関係会社でミスチルのコンサート制作を行う「クラッチ」という2つの会社だ。 エンジン社の社長である谷口和弘氏(47)は、昨年11月、東京地検特捜部に金融商品取引法違反で在宅起訴されている。 「谷口氏と部下の松尾貴志氏は、衣料品を扱う上場企業の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に関わっ
缶詰製造大手「いなば食品」の稲葉敦央社長(70)が昨年9月24日、全社員に向けて〈マイナビ社より内々に当社社員3名が登録していることが判明した、との話があったそうです〉などと転職希望者を恫喝するような内容のメールを送信していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
「これから蓮舫さんは、政策発表をして、夢を語るようになるんでしょうけども、蓮舫さんの魅力は、きょうの会見でもよく表れているんですが、攻撃性なんですね。攻撃性に対して、東京都民がどう判断するか。ちょっと引いちゃう人もいるかもしれないですね」 これは読売テレビ特別編集委員の高岡達之氏による「批判票だけで、蓮舫さんは勝ち目があるんでしょうか?」との質問に対する答えだ。 蓮舫氏の「攻撃性」とは、会見で述べた「裏金事件、『政治とカネ』の自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする」という言葉を指す。つまり田崎氏らの言葉には「都知事選なのに自民党の批判ばかりでいいのか?」という意味も含まれている。 別の番組ではタレントの真鍋かをり氏が『蓮舫氏による都知事選での自民党批判に「ウンザリ」発言連発』(中日スポーツ6月2日)。 小池劇場を忘れちゃったの? これらのコメンテーターの言葉を聞き、人間とは忘れや
「何とお詫びをすればいいか」――突如、力道山の自宅に現れた“血を流した若い男”。彼はなぜ力道山に土下座しなければいけなかったのか? そして、力道山が公にしたくなかった、ある事件とは? 妻として国民的ヒーロー・力道山を支えた田中敬子さんを追った、ノンフィクション作家・細田昌志氏の新刊『力道山未亡人』(小学館)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 空白の七時間 午後六時、「千代新で呑み直すぞ」と力道山が叫んだ。 「千代新」とは赤坂の有名料亭である。永田町から程近く「長谷川」「金龍」と並んで、大物政治家の密談の場としても知られていた。 この日は午後九時から、TBSラジオ『朝丘雪路ショー』の収録に臨むことになっていた。リキアパートから千代新まで徒歩十分、千代新からTBSの社屋は五分ほどで着く。 猪木の肩を借りなければ歩けないほど酩酊していた力道山は「お前も来るか」と敬子に言っ
日本を代表するファミリーレストラン「サイゼリヤ」。イタリア料理の精神に沿った、素材を活かしたおいしい料理が、ごくリーズナブルに食べられるのが大きな魅力の同店。しかし、サイゼリヤのメニュー価格には“値付けの根拠”がないのだという。いったいどういうことなのか。 サイゼリヤ元社長である堀埜一成氏の著書『サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/続きを読む) ◆◆◆ 値づけの根拠がない サイゼリヤは「日々の価値ある食事の提案と挑戦」を経営理念に掲げています。サイゼリヤが毎日でも利用できるレストランであるためには、「お財布にやさしい=リーズナブルな価格」というのは絶対に外せないポイントのひとつです。 そのため、商品の価格設定は、経営におけるきわめて重要な意思決定となっています。 具体的には、創業オーナーである正垣会
漫画家の山本さほさんが、厄介な人たちを引き寄せるトラブル続きな日々をつづります。今回は、友人である作家・万城目学さんについて。賞へのノミネートが続いたなかで、このたび直木賞を受賞! そのお祝いパーティ会場での珍エピソードです。 万城目さんの受賞シリーズ第2弾『六月のぶりぶりぎっちょう』(6月24日発売)もぜひ! 『きょうも厄日です』第3巻が発売中。ちょっぴり怖い話に驚きの展開、笑うしかない話まで……。山本さんの旅行友達・こうのさんとの「今だから話せるナイショの話」を描きおろし!!
死亡者は7人…2008年、秋葉原で平成最悪の通り魔事件を起こした加藤智大。死刑を言い渡され、それを待つ間に加藤に起きた「目に見える異変」とは? 理髪係として複数回、加藤と相対したガリ氏による初の著書『死刑囚の理髪係』(彩図社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 加藤は2回目の理髪まではマネキン人形状態だったが、3回目以降は多少人間味のあるような行動もとるようになった。いくらかは私のことを信用してくれるようになったのかもしれない。 ある日の理髪作業中、加藤はか細い声で私にこう尋ねてきた。 「髪が薄くなっていませんか?」 加藤は始めと終わりの挨拶以外に余計なことを口にするタイプではなかったので、私は驚きを隠せなかった。 正直言って、少し前から加藤の頭髪が異常をきたしていることには気づいていた。100円玉サイズの円形脱毛が、後頭部に目立つようになっていたのだ。最初は数箇所
佐川さん、お元気そうで何よりです。森友学園との土地取引で「記録はない」と国会答弁する姿が全国にテレビ放映されました。あの頃とご様子はあまり変わらないようですね。せっかくつかんだ国税庁長官の地位を、公文書改ざんの発覚で手放す羽目になって6年。さっぱりお見かけしなくなって、どこに雲隠れされたかと思っていました。それがまさか銀座にいらっしゃっていたとは。しかも、『週刊文春』の編集部員に目撃されるとは。天(てん)網(もう)恢(かい)恢(かい)疎にして漏らさず、とは大げさですかね? ◇ 森友事件。世間を大いに騒がせたが、発覚からもう7年がたったので経緯をお忘れの方もいらっしゃるかもしれない。
森友学園への国有地売却を巡り、財務省が決裁文書から、安倍晋三首相(当時)の妻・昭恵氏の名前などを削除していた問題。近畿財務局職員だった赤木俊夫さんは現場で改ざんを命じられ、2018年3月7日、自ら命を絶った。佐川氏はその2日後の3月9日に、国税庁長官を引責辞任。3月27日の証人喚問では、刑事訴追の恐れがあるとして「答弁は差し控える」などと繰り返した。財務省はこの年の6月に公表した調査報告書で、「佐川氏が改ざんの方向性を決定づけた」と結論づけている。 佐川さんですよね? 「知らないです」 それから6年余り。「週刊文春」は5月16日夕方、銀座の街角を歩く佐川氏に声を掛けた。青いワイシャツにスラックス姿。マスクは胸ポケットに入れており、顔を隠しているような様子はない。
「原稿から顔を上げて最初に頭をよぎったのは『これはすでに発表されている作品を持ち込んできたのではないか』という疑念でした。それほど、完成度が高すぎたのです」 当時29歳の編集者が驚いた、心を揺さぶる小説の持ち込み原稿。「これはすでに発表されている作品を持ち込んできたのではないか」と疑ってしまうほどの小説を送ってきた人物とは……? 講談社の人気小説を数多く手掛けた編集者の唐木厚氏による初の著書『小説編集者の仕事とはなにか?』(星海社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 編集者人生を変える、運命の電話 忘れもしない1994年、僕が29歳のゴールデンウィークのことです。連休の狭間の平日、社内にもさほど人がいない中、暦どおりに出社していると、編集部に電話がかかってきました。 相手の問いは「いまでも出版界には持ち込みという制度は残っているんでしょうか?」というもの。Y
「はい~!」というクセのある返事と、「自衛隊あるある」のフリップ芸で知られる芸人やす子(本名・安井かのん)(25)。昨年、芸歴4年目にしてオリコンニュース主催の「上半期ブレイク芸人ランキング」でトップに輝き、多くのCMにも出演するなど、大ブレイクを果たしている。 「芸人としての活動の傍ら、災害など有事の際に即応予備自衛官としても活動しています。1月の能登半島地震の際には、自身のXにて災害時の寒さ対策や、自家用車で支援に行くことの危険性などを投稿。自衛官の経験を活かした発信は反響も大きかった」(芸能記者)
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