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円安とは
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邪馬台国はどこにあったのか――。古くから続けられてきた論争に決着が付かない理由は、『魏志』倭人伝に記された地理的情報にこだわっていたからだと、歴史学者・桃崎有一郎氏は指摘する。そして、あることに注目すると結論が見えてくるという。 ◆◆◆ いわゆる邪馬台国論争(邪馬台国はどこにあったのか、という議論)は、詰んでいる。 当時は文字があまり普及していなかったので、「ここが邪馬台国だ」と書かれた遺物が出土する可能性は期待できない。遺跡や遺物は、複数の解釈を許すものしか出土せず、最後は文献の裏づけを援用しなければならない。 ところが、その文献史料での議論が詰んでいる。3世紀に成立した根本史料の『魏志』倭人伝には、「どこから、どちらへ、どれだけ進めば邪馬台国へ着く」という行程記事が明記されている。その通りに進めば邪馬台国に着くはずなのだが、着かない。現在の地理や、後代の遺存地名や、ルートの合理性などを
それでも、この土地を売りさばかなくてはいけない理由があった。 40年前、そこは1000万円のきれいな別荘地だった 40年ほど前、両親が別荘地として約1000万円でこの土地を購入した。当時はきれいに整備された宅地造成地だったが、その後、立地の悪さがたたって荒れ放題に。今思えば、悪質な原野商法に騙されたと思われる。 我が家の不動産。現在ではどこから自分の土地なのか、登記所で公図を見ないと分からない そんな一銭の価値もない土地だったので、家族の中で「九十九里浜に別荘地がある」という認識は持っていたものの、誰一人近づこうとはしなかった。 土地の存在自体が記憶から消えかけていたコロナ禍のある日、とある事情から我が家の“負動産”に注目が集まった。
関連することとして、日本人は社会での行いのレベルが非常に高いです。たとえばゴミ出しに関して、とても複雑で外国人にとっては難解なほどのルールを徹底的に守ります。ジョージアのお客さんが日本に来たとき、みんな口を揃えて言います――「街の清潔なことに驚いた。どんな国に行ってもこんなのは見たことがない」。極め付けが私の妻の発言です。「日本ではゴミさえ抱きしめられるわ」。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、何かいろんなことを集約している気がします。 日本人はとにかく基本的なレベルが高い 日本人は「普通の人」が普通でないくらいにすごい。基本的なレベルが高い。このことについて、もっと自信を持っていいと思います。 なんでここまでするのか、さまざまな分析ができると思います。実際にこれを読んでいる人も、脳裏で自分なりにあれこれと巡らせながら考えているのではないでしょうか。
イカ釣り漁船より大きいイカキング(イカの駅つくモール) イカキングを「復興のシンボルに」 だが、能登町は能登半島地震で被災し、イカキングも津波に浸水した。 今、「イカキングを復興のシンボルにしよう」という声がある。ただ、地元の住民の反応は鈍い。なぜなのか――。 「能登町といったら、イカキングじゃないですか。やっぱり見ておきたいと思って」 関西から来た自治体職員が2人、スマートホンでイカキングを撮影していた。 イカキングは災害派遣職員にとって気になる存在だ(イカの駅つくモール) 2人は能登半島地震の災害支援業務のために到着したばかりで、翌日から能登町役場で仕事を始めるのだという。 「その前に、ちょっとでいいから、どうしても見ておきたかったのです。あれだけのニュースになったので、同じ自治体の職員としては非常に興味がありました」と話す。 「あれだけのニュース」とは、どういうことなのか。経緯をおさ
日本映画のスタジオシステムが崩壊して以降、映画会社の社員になって監督を目指す道は絶たれた。いま日本映画界を第一線で支える映画監督たちには、8ミリ映画を自主制作し、才能を見出され、商業映画にデビューした者たちが少なくない。 そんな日本映画の「青春時代」を自身も自主映画監督である小中和哉が聞き手として振り返る、映画ファン必読のインタビューシリーズ開幕! (全4回の1回目/2回目に続く) ◆◆◆ 8ミリ作家たちはどのように日本映画界を変えていったのか その昔映画監督になるためには、映画会社に就職して助監督になり何年も下積みをするしかなかった。8ミリや16ミリフィルムによる自主映画は作られていたが、その作家たちがプロの映画監督になることはなかった。 その壁を打ち破って『ハウス』(1977)で大林宣彦監督が商業映画デビューし、『オレンジロード急行』(1978)で大森一樹監督が続いた。そして80年代に
秋山 外で遊ぶのが好きで、髪は短かったですし少年でした(笑)。当時はJリーグが流行っていて、サッカー選手になりたくって。そんな時に今の事務所にスカウトされて「サッカーじゃなくていいや」と芸能界に入りました。人と違うことをやるのが好きで、中学でもみんなが紺のコートを着る中、一人だけ白のコートを着て、ピンクのマフラーをしてました。 ーー「仮面ライダーアギト」のヒロイン役に決まったのは中学3年生の頃ですね。 秋山 中学3年でそろそろ受験だからとこれを最後に一回仕事を休もうというタイミングで受けたのがアギトのオーディションでした。 オーディションの日は朝からモデルの仕事があったので変にテンションが高くて、オーディションでもとにかくしゃべり倒していて、幼馴染の恋愛事情までしゃべっていたのを覚えてます(笑)。後日、マネージャーさんから合格したと聞いて。それで受験前に仕事を辞めるという話はなくなり、仕事
富山は、路面電車の町だ。 東京から北陸新幹線に乗って、その路線名の通りの北陸の地にやってきて、最初に迎える県都のターミナルは富山駅である。最速達の「かがやき」ならば、長野駅の次が富山駅。そのあとは金沢駅で、今年3月に延伸した区間でも停車駅は福井、敦賀。だから、富山駅は押しも押されもせぬ北陸新幹線の主要ターミナルのひとつといっていい。 しかし、同じ北陸三県の県都、金沢や福井と比べてみると、どうだ。申し訳ないけれど、どことなく地味な印象が拭えない。もっといえば、金沢といったら加賀百万石に兼六園や21世紀美術館、福井ならば恐竜など、訪れたことがない人でもピンとくるものがある。
ついに貨物列車に乗る! 隅田川駅を見学した前日の11月12日月曜日。記者はJR貨物広報室長の山田哲也さんと土浦にいた。昼過ぎに着いて食事をしながら貨物鉄道を取り巻く社会状況を解説してもらい、駅の改札口で隅田川機関区副区長の堀田真樹さんと待ち合わせた。 堀田さんは柔道選手のような堂々たる恰幅で、頭には昔のSLの機関士のようなカッコイイ帽子を被っている。我々三人は、これから常磐線を走る貨物列車に添乗して隅田川駅に向かうのだ。 貨物列車には乗務員以外の人間は乗ることができない。よもやこの人生で乗れるとは思っていなかっただけに、喜びは大きい。恥ずかしい話だが、添乗が決まってからの一週間で、自分が貨物列車に乗っている夢を2度も見た。 JR東日本の土浦駅の東側に隣接してJR貨物の土浦駅がある。着発線と留置線が一本ずつあり、その間はコンテナホームが広がっている。宅配便や近くにある食品メーカーの商品などを
「お金をもらって仕事でやるのと同等のクオリティできっちり取り組み、睡眠を削ってまでやる。これは外国の人間からしたら、まったく信じられないことです」 駐日ジョージア大使で親日家のティムラズ・レジャバ氏が、テレビ番組『欽ちゃんの仮装大賞』を見て気づいた「日本人の素晴らしさ」とは? 新刊『日本再発見』(星海社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 『欽ちゃんの仮装大賞』はなぜ日本人にしかできない? ©時事通信社 『欽ちゃんの仮装大賞』のために努力できる日本人はすごい 私は年末年始のテレビ番組が好きなのですが、『欽ちゃんの仮装大賞』では芸人やタレントではない一般の素人の方々がとんでもない発想で力を合わせて出し物を披露しますよね。仮装を発表したあとのインタビューでは「会社が終わったあとに毎日みんなで練習して……良いものが作れたなって」などと言って声を詰まらせて涙を流したりします
逮捕されたアムウェイ会員は何がダメだった? 京都で2人の会員が特定商取引法違反で逮捕されたのだ。 逮捕された公務員の男は、マッチングアプリで知り合った女性に対してエステをしないかと持ちかけ、会員が借りていたと思われるマンションに誘導。施術後に化粧品の購入を勧め、「会員になれば安く買える」などと言って、アムウェイの会員になるように勧誘したという。 このケースでは、 ・勧誘の目的を告げずに勧誘を行う、いわゆる「ブラインド勧誘」 ・公衆の出入りのない場所での勧誘 を行ったことが禁止事項に当たったとみられる。 女性はその場で契約をさせられたが、翌日になって京都府警に相談に行った。府警には同様の相談が数十件寄せられていたことから、逮捕につながったのだ。
都会に住んでいる人の偏見をさらけ出すと、“村”というのは田舎に行けば行くほど多くなるものだと思っている。村のほとんどは一面の田園地帯か、それとも山奥か。ふだん、“村”に触れる機会がほとんどないのだから、そういうイメージを抱いても無理なかろう。 だから、たとえば北陸。金沢や富山といった大都市は馴染みがあるが、それ以外には小さな村がいくつもあるんじゃないか、などと思ってしまう。平成の大合併で多くの村が姿を消した、などと言われてもピンとこない。北陸の山間集落や広大な田園は、都会人の抱く“村”のイメージにピタリ合う。 ところが、調べてみると北陸三県、すなわち富山・石川・福井の中で、村はたったひとつだけだという。 北陸唯一の村は、富山県中新川郡舟橋村。地図で見ると、富山市街地から東にだいたい9kmくらい。富山平野の真ん中、西側に常願寺川が流れる田園地帯の村らしい。このあたりは、都会に居ながらにして思
「一般の人たちがこれほどまじめでなければ、日本の経済的な繁栄は成し得なかったでしょう。日本は根幹がしっかりしているのです」 駐日ジョージア大使で、日本企業にも務めたことがあるティムラズ・レジャバ氏が語る「日本人の素晴らしいところ」とは? 新刊『日本再発見』(星海社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 駐日ジョージア大使が驚いた「日本人の性質」とは? 写真はイメージ ©getty 「普通の人」のレベルが普通ではない国・日本 日本人は社会構造的に、富裕層でも貧困層でもない「中間層」が厚いと言われています。これは非常に立派なことです。もちろん日本の政治家もみなさん力を尽くしてがんばっておられますけれども、一生懸命に働いている、まじめでウソをつかず、プロフェッショナル精神を持つ中間層の人たちこそがもっとも尊い存在だと思います。 そういう人たちが「普通の人」として当たり前にい
40歳の主婦・茜はある日、中学時代の塾講師・今井が彫刻家になったことを知る。しかし彼が発表した上半身裸の少女の彫像が、同じ塾に通っていた親友・紫がモデルなことに気づいてしまう。26年前、14歳の紫と今井は「恋愛」をしていた――。 連載2周年を迎えた渡辺ペコさんの漫画『恋じゃねえから』は、「創作と加害」の問題をリアルに描き出して読者を毎月ザワつかせている。 読者の心を揺さぶるポイントの1つは、主人公が40歳で、14歳の時の後悔を取り戻そうとしているリアリティだ。著者の渡辺さんも「忘れられない後悔」があるという。そして渡辺さんがSNSをやめた理由も、そこからまっすぐ繋がっていた。 「恋じゃねえから」©渡辺ペコ/講談社(以下同) ◆ ◆ ◆ 「私は薄情なところがあるよなとずっと自分で感じていて」 ――「中二病」なんていう言葉があるくらい、10代前半というのは後から振り返ると後悔だらけの時期という
40歳の主婦・茜はある日、中学時代の塾講師・今井が彫刻家になったことを知る。しかし彼が発表した上半身裸の少女の彫像が、同じ塾に通っていた親友・紫がモデルなことに気づいてしまう。26年前、14歳の紫と今井は「恋愛」をしていた――。 連載2周年を迎えた渡辺ペコさんの漫画『恋じゃねえから』は、「創作と加害」の問題をリアルに描き出して読者を毎月ザワつかせている。 未成年との恋愛は成立する? 「推し」のスキャンダルにファンはどう向き合えばいい? クリエイターの才能と性加害の関係は? 自分が当事者ではない「誰かの問題」との距離感は? 『恋じゃねえから』©渡辺ペコ/講談社(以下同) 「恋愛は『興味を持つのが難しいもの』でした」 ――『恋じゃねえから』は、14歳の少女と成人男性の“恋愛のような”関係がスタートになっています。でもタイトルは、この関係が「恋愛」ではないと言っているようにも見えます。渡辺さんに
40歳の主婦・茜はある日、中学時代の塾講師・今井が彫刻家になったことを知る。しかし彼が発表した上半身裸の少女の彫像が、同じ塾に通っていた親友・紫がモデルなことに気づいてしまう。26年前、14歳の紫と今井は「恋愛」をしていた――。 現実世界と並行するような「創作と加害」の問題をリアルに描き出して読者を毎月ザワつかせている渡辺ペコさんの漫画『恋じゃねえから』の1話を紹介する。
1992年2月、福岡県飯塚市で登校中の小学1年生の女児2人が誘拐され、殺害・遺棄された「飯塚事件」。2年半後に逮捕された容疑者は、一貫して犯行を否認。しかし2006年に死刑判決が確定すると2年後に刑は執行された。 冤罪か真犯人か、今なおくすぶり続ける事件にNHK取材班が挑んだ話題作を、自身もNHK出身のジャーナリスト・相澤冬樹氏が絶賛する。 ◆◆◆ 死刑執行の寸前まで「自分はやってない」 正義の行方? そげんこと、わかりきっちょぉ。「オレはやっちょらせん」ち言い続けたとばい。ろくな証拠もなかったやろが。ばってん警察はいっちょん話を聞きゃせん。新聞も犯人扱いしよる。どげんもこげんもないと、裁判で死刑にされたとよ。この国の司法に“正義”やら、なかろう! 久間三千年(くま みちとし)さんが映画を観たら、さしずめこのように語るだろうか。1992年、福岡県飯塚市で小学1年の女児2人が誘拐され殺害され
発売中止から復活「トランスジェンダー本」 監訳者岩波明氏も驚く米国の「ジェンダー肯定ケア」 リベラルによるリベラル批判 第4回 アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏の “Irreversible Damage : The Transgender Craze Seducing our Daughters”の翻訳書が今月3日、『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇』のタイトルで、産経新聞出版から刊行された。昭和大学医学部の岩波明教授(精神医学、1959年生まれ)が監訳を担当している。 もともとはこの1月に、『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の邦題で、KADOKAWAが出版する予定だったが、予約注文の受付開始直後の昨年12月、発売中止に追い込まれていた。「トランス差別だ」と憤った活動家らの攻撃に屈した格
「ボロ家ハラスメント」や「猫ネグレクト」の問題に揺れる缶詰製造大手のいなば食品。同社の稲葉敦央社長(70)が、2022年7月に行われた参議院選挙の際、勤務時間中の社員に自らが支援する候補者の手伝いを“強要”していたことが「週刊文春」の取材で分かった。 いなば食品の激震が収まらない。小誌は4月11日発売号で静岡県での勤務を予定していた一般職新入社員が相次いで入社拒否をしていたこと、4月18日発売号では、社長夫人・稲葉優子会長(54)による会社の私物化の実情や、焼鳥缶を製造する工場で保健所の許可なく操業していた「食品衛生法違反」の疑いを報じた。
名前や形を変えながらも、確実に支持を広げて15年目を迎えたJRの「お子さま連れ車両」。 その人気の理由を、JR東海営業本部の冨永久子氏に聞いた。冨永氏は昨年から「お子さま連れ専用車両」を担当している。 東海旅客鉄道株式会社営業本部 需要創出グループ 冨永久子氏 「苦情が多かったわけではないですが、親としては萎縮しますよね」 「お客様アンケートを拝見しますと、やっぱり長時間移動するときに、お子さま連れ車両のおかげで移動自体にストレスがかからなくて、安心するというお声をたくさん頂いています。気兼ねなく乗れて嬉しいですという声が一番多いですね。お子さんがすごく騒いでしまわないか、他の人に迷惑をかけないかと、ずっと気にして乗っているそうです。 子どもがうるさいという苦情が多かったわけではないようですが、親としては萎縮しますよね。だから新幹線の旅を遠慮してしまう。そんな保護者が多かったと思います。フ
240分にわたってインタビューに応じた森元首相 🄫時事通信社 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰なんだ」 岸田首相は、これまでマスコミ各社の取材などに対し、森元首相には、裏金作りへの関与について、直接尋ねたと説明してきた。 しかし今回、森功氏が、「(岸田首相から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか」と確認すると、森元首相は「はい」と認め、上記のように詳しい内容に踏み込んだやり取りはなかったと答えた。 岸田首相としては気遣ったつもりかもしれないが、調べる立場の自民党総裁として事実関係をきっちり問いただすべきだろう。森元首相は次のように補足した。 「ただ岸田総理も、私の関与がなかったことについては、だいたい分かっているんです。電話があったのは訪米前が初めてではありません。私に聞けと野党が騒ぎ始める前から、総理
なぜ予想できないのか? それは豊島がスタイルを変えたからだ。豊島はコンピュータとの戦いを機に、対人の研究会をやめて独りでのAI研究に注力していた。それが対人の研究会を復活させ、NHK講師も務めるなど、人との接触を増やした。 それまでは藤井と同じく角換わり腰掛け銀を主軸に戦っていたが、戦型選択も変えた。昨年6月の本田奎六段との王座戦挑戦者決定トーナメントで、先手で三間飛車に振ったのが始まりだ。先手で石田流ではないノーマル三間飛車にしたのは、棋士になって17年で初めて。 居飛車でも、矢倉、相掛かり、さらには先手雁木と何でも採用した。角換わりでも、飛車先保留にする、あるいは早繰り銀にするなど何かしらの工夫を加え、通常の腰掛け銀を指さなくなった。後手でも、横歩取り、雁木、1手損角換わり、角交換振り飛車と、ありとあらゆる戦法を採用した。奨励会三段の将棋を参考にした斬新な囲いの四間飛車まで指した。 振
学校教育の公平性とは何かって永遠の課題だと思うんですよ。 貧しくても優秀な子どもには、良い学問・勉強の機会を得られる良い環境を与えるべきだという議論は正しいんですが、一方で、勉強することが苦手でまともに掛け算もできない人々には学習の機会を与えなくてもよいのでしょうか。国が憲法で定めている無条件の子どもの学習権は義務教育(小学校と中学校)までであって、高校無償化や大学授業料減免など高等教育に関する政策も、ある一面ではばら撒きと変わりありません。 それでも必要と国民が思うのは「老人に対する年金や健康保険で、国や国民が負担する税金や社会保険料が教育費とは比較にならないほど重い」ことと「伸びやかな子どもへの投資は社会にとって豊かさを実現してくれる確実な手段」だからでしょう。 そして、技術が高度になり技術分野も多岐に渡る複雑な経済や社会になってくると、大人になって社会で生きていくために必要とされる専
人目を気にして楽しむチャンスを失ってしまう、そんな人生はまっぴらゴメンだ! ありったけの「好き」を車で表現する、痛車オーナーたちの素顔とは? 今回は、「Yupiteru presentsお台場痛車天国2024」出展者のなかから、「ゆるキャン△」のラシーンを完全再現した「ヒッター」さんをご紹介。
米カリフォルニア州のコーチェラ・バレーで開催される「コーチェラ・ミュージックフェスティバル」は、その年の最もホットで影響力のあるアーティストが総出演する世界最大級の音楽フェスティバルだ。韓国では2019年にBLACKPINKがK-POPアーティストとして初めてコーチェラに出演し、世界的な人気獲得に至る大きなきっかけとなった。そのため、K-POPアーティストの間では“夢の舞台”と呼ばれている。 今年はデビューから2年にも満たないLE SSERAFIM(ルセラフィム)が“夢の舞台”に招待され、「K-POPアーティストの中でデビュー後最短期間でコーチェラ出演を果たす」と話題を集めていた。ただ韓国では、彼女たちのパフォーマンス後、歌唱力に対する批判がふくらみ、「早すぎる出演が、実力不足を決定づけるダメ押しとなった」という厳しい評価も聞こえている。
静岡県に本社を置く缶詰製造大手のいなば食品の稲葉敦央社長(70)とその妻・優子会長(54)が、自宅で飼育している数匹のペットに対して飼育放棄しており、ネグレクト状態であることが「週刊文春」の取材で分かった。 いなば食品の現役社員A氏が告発する。 「優子会長は“ペットフードモニター”と称して、これまで何匹もの猫を飼ってきましたが、ロクに世話ができません。飼育放棄のネグレクト状態に置かれた猫もおり、飼い主の資格があるとは思えません」 社内外で横暴な“女帝”稲葉優子会長 大きくなったり愛着を失ったペットは庭で放し飼い 現在、社長宅ではペットとして犬が2匹、猫が4匹飼育されている。元社員のB氏の話。 「エサやり、犬の散歩、フンの始末。ペットのお世話はいなば食品の社員に丸投げしており、飼い主である優子会長と敦央社長が自らやることはほとんどない」 優子会長には飽き性という悪癖がある。 「会長の好みは小
自ら裏金問題を暴露し、「安倍派を介錯する」とのたまった宮沢博行前防衛副大臣(49)。だが妻子を地元・静岡に残す彼はある時は28歳女性と都内で同棲、ある時は出会い系で処女探し、そして――。 4月19日夕方、西陽が差し込む静岡・掛川駅の新幹線ホーム。スーツに白いワイシャツ、赤いネクタイを締めた男が1人、颯爽とグリーン車から降りてきた。 ――議員、大事な話です。 「何? スキャンダル?」 ――心当たりがありますか。 「……こっち?」 そう言って、小指をピンと立てる。 自ら“女性問題”を意味するジェスチャーをしたのは、裏金事件に揺れた安倍派の衆院議員、宮沢博行前防衛副大臣(49)だ。
山上に“狂気の引き金”を引かせた母が、事件後初めて小誌記者の直撃取材に答えた。延べ100分に及んだ会話の中で、時に息子への想いを吐露する。信仰に話が及ぶと、「文鮮明先生はメシヤ」と饒舌に語り出した。 海自時代に射撃の名手として表彰された山上 奈良県内の閑静な住宅街にある築50年近いアパートの一室に、その人は一人で暮らしていた。昼過ぎになると電動自転車で外出し、夕方頃に帰宅する。 4月6日の夕刻、いつもと同じくアパート前の駐輪場に自転車を止めたところで声をかけた。 「文春さん? 何しに来はったんですか」 ――もうすぐ事件から2年。どう過ごしているのか。 「まぁ元気にしてますよ」 ――今の心境は? 「いらんこと書かれるから、何も言わんでおきます」 小誌記者の質問を淡々と受け流すのは、2022年7月8日に安倍晋三元首相に“狂気の引き金”を引いた山上徹也被告(43)の母・A子さん(71)である。
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