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猫
bunshun.jp
40歳の主婦・茜はある日、中学時代の塾講師・今井が彫刻家になったことを知る。しかし彼が発表した上半身裸の少女の彫像が、同じ塾に通っていた親友・紫がモデルなことに気づいてしまう。26年前、14歳の紫と今井は「恋愛」をしていた――。 現実世界と並行するような「創作と加害」の問題をリアルに描き出して読者を毎月ザワつかせている渡辺ペコさんの漫画『恋じゃねえから』の1話を紹介する。
新入社員へのボロ家ハラスメントや工場の食品衛生法違反、社長による猫ネグレクトなど次から次へと問題が噴出する、缶詰製造大手のいなば食品。「週刊文春」編集部には、電子版で第1弾の記事を配信した4月10日以…
発売中止から復活「トランスジェンダー本」 監訳者岩波明氏も驚く米国の「ジェンダー肯定ケア」 リベラルによるリベラル批判 第4回 アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏の “Irreversible Damage : The Transgender Craze Seducing our Daughters”の翻訳書が今月3日、『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇』のタイトルで、産経新聞出版から刊行された。昭和大学医学部の岩波明教授(精神医学、1959年生まれ)が監訳を担当している。 もともとはこの1月に、『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の邦題で、KADOKAWAが出版する予定だったが、予約注文の受付開始直後の昨年12月、発売中止に追い込まれていた。「トランス差別だ」と憤った活動家らの攻撃に屈した格
「ボロ家ハラスメント」や「猫ネグレクト」の問題に揺れる缶詰製造大手のいなば食品。同社の稲葉敦央社長(70)が、2022年7月に行われた参議院選挙の際、勤務時間中の社員に自らが支援する候補者の手伝いを“強要”していたことが「週刊文春」の取材で分かった。 いなば食品の激震が収まらない。小誌は4月11日発売号で静岡県での勤務を予定していた一般職新入社員が相次いで入社拒否をしていたこと、4月18日発売号では、社長夫人・稲葉優子会長(54)による会社の私物化の実情や、焼鳥缶を製造する工場で保健所の許可なく操業していた「食品衛生法違反」の疑いを報じた。
240分にわたってインタビューに応じた森元首相 🄫時事通信社 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰なんだ」 岸田首相は、これまでマスコミ各社の取材などに対し、森元首相には、裏金作りへの関与について、直接尋ねたと説明してきた。 しかし今回、森功氏が、「(岸田首相から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか」と確認すると、森元首相は「はい」と認め、上記のように詳しい内容に踏み込んだやり取りはなかったと答えた。 岸田首相としては気遣ったつもりかもしれないが、調べる立場の自民党総裁として事実関係をきっちり問いただすべきだろう。森元首相は次のように補足した。 「ただ岸田総理も、私の関与がなかったことについては、だいたい分かっているんです。電話があったのは訪米前が初めてではありません。私に聞けと野党が騒ぎ始める前から、総理
なぜ予想できないのか? それは豊島がスタイルを変えたからだ。豊島はコンピュータとの戦いを機に、対人の研究会をやめて独りでのAI研究に注力していた。それが対人の研究会を復活させ、NHK講師も務めるなど、人との接触を増やした。 それまでは藤井と同じく角換わり腰掛け銀を主軸に戦っていたが、戦型選択も変えた。昨年6月の本田奎六段との王座戦挑戦者決定トーナメントで、先手で三間飛車に振ったのが始まりだ。先手で石田流ではないノーマル三間飛車にしたのは、棋士になって17年で初めて。 居飛車でも、矢倉、相掛かり、さらには先手雁木と何でも採用した。角換わりでも、飛車先保留にする、あるいは早繰り銀にするなど何かしらの工夫を加え、通常の腰掛け銀を指さなくなった。後手でも、横歩取り、雁木、1手損角換わり、角交換振り飛車と、ありとあらゆる戦法を採用した。奨励会三段の将棋を参考にした斬新な囲いの四間飛車まで指した。 振
学校教育の公平性とは何かって永遠の課題だと思うんですよ。 貧しくても優秀な子どもには、良い学問・勉強の機会を得られる良い環境を与えるべきだという議論は正しいんですが、一方で、勉強することが苦手でまともに掛け算もできない人々には学習の機会を与えなくてもよいのでしょうか。国が憲法で定めている無条件の子どもの学習権は義務教育(小学校と中学校)までであって、高校無償化や大学授業料減免など高等教育に関する政策も、ある一面ではばら撒きと変わりありません。 それでも必要と国民が思うのは「老人に対する年金や健康保険で、国や国民が負担する税金や社会保険料が教育費とは比較にならないほど重い」ことと「伸びやかな子どもへの投資は社会にとって豊かさを実現してくれる確実な手段」だからでしょう。 そして、技術が高度になり技術分野も多岐に渡る複雑な経済や社会になってくると、大人になって社会で生きていくために必要とされる専
人目を気にして楽しむチャンスを失ってしまう、そんな人生はまっぴらゴメンだ! ありったけの「好き」を車で表現する、痛車オーナーたちの素顔とは? 今回は、「Yupiteru presentsお台場痛車天国2024」出展者のなかから、「ゆるキャン△」のラシーンを完全再現した「ヒッター」さんをご紹介。
米カリフォルニア州のコーチェラ・バレーで開催される「コーチェラ・ミュージックフェスティバル」は、その年の最もホットで影響力のあるアーティストが総出演する世界最大級の音楽フェスティバルだ。韓国では2019年にBLACKPINKがK-POPアーティストとして初めてコーチェラに出演し、世界的な人気獲得に至る大きなきっかけとなった。そのため、K-POPアーティストの間では“夢の舞台”と呼ばれている。 今年はデビューから2年にも満たないLE SSERAFIM(ルセラフィム)が“夢の舞台”に招待され、「K-POPアーティストの中でデビュー後最短期間でコーチェラ出演を果たす」と話題を集めていた。ただ韓国では、彼女たちのパフォーマンス後、歌唱力に対する批判がふくらみ、「早すぎる出演が、実力不足を決定づけるダメ押しとなった」という厳しい評価も聞こえている。
静岡県に本社を置く缶詰製造大手のいなば食品の稲葉敦央社長(70)とその妻・優子会長(54)が、自宅で飼育している数匹のペットに対して飼育放棄しており、ネグレクト状態であることが「週刊文春」の取材で分かった。 いなば食品の現役社員A氏が告発する。 「優子会長は“ペットフードモニター”と称して、これまで何匹もの猫を飼ってきましたが、ロクに世話ができません。飼育放棄のネグレクト状態に置かれた猫もおり、飼い主の資格があるとは思えません」 社内外で横暴な“女帝”稲葉優子会長 大きくなったり愛着を失ったペットは庭で放し飼い 現在、社長宅ではペットとして犬が2匹、猫が4匹飼育されている。元社員のB氏の話。 「エサやり、犬の散歩、フンの始末。ペットのお世話はいなば食品の社員に丸投げしており、飼い主である優子会長と敦央社長が自らやることはほとんどない」 優子会長には飽き性という悪癖がある。 「会長の好みは小
自ら裏金問題を暴露し、「安倍派を介錯する」とのたまった宮沢博行前防衛副大臣(49)。だが妻子を地元・静岡に残す彼はある時は28歳女性と都内で同棲、ある時は出会い系で処女探し、そして――。 4月19日夕方、西陽が差し込む静岡・掛川駅の新幹線ホーム。スーツに白いワイシャツ、赤いネクタイを締めた男が1人、颯爽とグリーン車から降りてきた。 ――議員、大事な話です。 「何? スキャンダル?」 ――心当たりがありますか。 「……こっち?」 そう言って、小指をピンと立てる。 自ら“女性問題”を意味するジェスチャーをしたのは、裏金事件に揺れた安倍派の衆院議員、宮沢博行前防衛副大臣(49)だ。
山上に“狂気の引き金”を引かせた母が、事件後初めて小誌記者の直撃取材に答えた。延べ100分に及んだ会話の中で、時に息子への想いを吐露する。信仰に話が及ぶと、「文鮮明先生はメシヤ」と饒舌に語り出した。 海自時代に射撃の名手として表彰された山上 奈良県内の閑静な住宅街にある築50年近いアパートの一室に、その人は一人で暮らしていた。昼過ぎになると電動自転車で外出し、夕方頃に帰宅する。 4月6日の夕刻、いつもと同じくアパート前の駐輪場に自転車を止めたところで声をかけた。 「文春さん? 何しに来はったんですか」 ――もうすぐ事件から2年。どう過ごしているのか。 「まぁ元気にしてますよ」 ――今の心境は? 「いらんこと書かれるから、何も言わんでおきます」 小誌記者の質問を淡々と受け流すのは、2022年7月8日に安倍晋三元首相に“狂気の引き金”を引いた山上徹也被告(43)の母・A子さん(71)である。
自民党の宮沢博行前防衛副大臣(49)が2021年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、妻ではない当時28歳の女性と金銭的な援助を伴う同棲生活を送っていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。宮沢氏は事実関係を認め、4月23日、一身上の都合を理由に議員辞職願を提出した。 昨年9月に防衛副大臣に起用 静岡県出身の宮沢氏は東京大学法学部を卒業後、磐田市議(3期)を経て、2012年の衆院選で国政初当選を果たした。現在4期目(比例復活)。プライベートでは妻、長男、長女、次女の5人家族。以前はSNSで子煩悩ぶりも見せていた。
「相合い傘で自宅マンションへ…」内田理央(32)と人気YouTuberヒカル(32)の寿司デート&お泊まり愛“スクープ撮”《元キスマイ北山、マイファスHiroにつづき》
岡山県津山市出身で、中高時代の友人だった河本と井口浩之(40)の2名で2008年に結成されたウエストランド。井口の歯に衣着せぬ芸風が話題となり、22年のМ-1グランプリでは、「〇〇にはあるけど、××にはない」という「あるなしクイズ」ネタで優勝。その後も勢いは衰えず、テレビやラジオに数多く出演している。 タクシーを突然蹴り上げ… 「ボソッと河本が一言つぶやくと、井口がマシンガントークで突っ込むのが彼らのスタイル。M-1王者になる前から井口はピンで番組に出演しており、河本は“じゃない方”芸人の筆頭格でした。バラエティ番組では井口が、圧倒的に口数の少ない河本に対し、『ちょっとは仕事しろ』と怒鳴りつけ、河本がうまく返せないというやり取りがお約束となっています」(芸能記者)
京成線堀切菖蒲園駅から歩いてすぐのところに、立ち食いそば屋「米十」が2024年4月初旬にオープンした。長野県松本市里山辺にある手打ちそば屋「そば庵 米十(よねじゅう)」の系列店である。 老舗そば屋とゆかりがある立ち食いそば屋は過去にもあった。人形町にある人気立ち食いそば屋「福そば」もそうであった。神田須田町にあるあの老舗「神田まつや」もかつて立ち食いそば屋を経営したことがあった。今回はどんな経緯でオープンしたのか取材してみることにした。
小池氏の大学卒業を認めるカイロ大学長名の2020年の声明文を巡り、知事の元側近の小島敏郎氏が、声明文は知事側で作成した可能性があると告発。小島氏は知事から相談を受け「カイロ大学から、声明文を出してもらえばいいのではないですか」と対策を提案したという(※詳しい内容は「文藝春秋」、または「文春オンライン」の記事で読んでください)。 テレビ・新聞が報じない理由 大変なものを読んでしまった、大騒ぎになると私は感じたが、テレビや新聞ではほぼ報じられなかった。これはなぜなのか。すると次の記事を見つけた。 『元側近の「爆弾告発」 主要メディア黙殺のナゼ』(日刊ゲンダイ4月16日付) この中で「民放の報道番組スタッフ」がコメントしている。 「小島氏の手記を一読した時は『小池知事はここまでやるのか』と驚きました。しかし誰が文案を作成したにせよ、知事の卒業を今もエジプト大使館とカイロ大が認めている以上、疑義を
「ネパール人経営のインドカレー店」が今や日本全国、津々浦々で大増殖している。日本人のエスニックファンの間で「インネパ」とも呼ばれるようになった彼らは、なぜここまで増えたのか? そしてその背後にあることは……。『カレー移民の謎』(集英社新書)より一部抜粋し、その理由と搾取に苦しむネパール人労働者の実態に迫った。(全2回の前編/続きを読む) ◇◇◇ 家や土地を売り、足りなければ借金してまでカネを作るネパール人たち コックが独立開業してオーナーになり、母国から新しくコックを呼び、そのコックも独立し……という暖簾分け的なシステムのもとに「インネパ」が広がっていった経緯を見てきたが、ここまで爆発的に増殖した理由はほかにもある。そのひとつが「コックのブローカー化」だ。 「外国人が会社をつくるには500万円の出資が必要じゃないですか。ネパール人にはすごく大きなお金です。家族や親戚や銀行から借りる人もいま
「ネパール人経営のインドカレー店」が増えた今、問題になっているのは彼らの就労環境や教育環境である。中にはドロップアウトし犯罪に手を染めるものも……。ここでは『カレー移民の謎』(集英社新書)より一部抜粋。2020年ごろ東京・新大久保でケンカを繰り返していたネパール人半グレ集団「東京ブラザーズ」の実態に迫る。(全2回の後編/前編を読む) ◇◇◇ ネパール人半グレ集団「東京ブラザーズ」の正体 「危険きわまりないネパールマフィア」「薬物を扱う半グレ集団」なんてハデなタイトルとともにあやしげな記事が躍るようになったのは2020年ごろのことだろうか。また外国人犯罪かとマユをひそめる人々や、この手のダークなネタが好きな人々によってSNSで拡散され、いっとき話題になった。 しかし、僕が話を聞いた多くのネパール人はみな、首をひねるのである。 「あいつら、ただのガキだったよ。とにかくケンカばかりしていたけど、
東京都心から約360km離れた絶海の孤島・青ヶ島。2024年1月1日時点の人口は156人という「日本一人口の少ない村」だ。 青ヶ島に行くには、八丈島から1日1便9席しかないヘリコプターか、週に5回運行している連絡船を利用する必要がある。連絡船は、流れの早い黒潮の影響で予定どおり運航するとは限らない。黒潮に加えて強い西風が吹く冬場の就航率は、5割を切ることも多い。 今回は、前編に引き続き特に上陸しづらい「冬の青ヶ島」に1週間滞在して、現地を取材した様子をお伝えする。島の物流の要である連絡船が、8日ぶりに運航することになった。久しぶりの船の到着に、島はどんな変化が起こるのだろうか。(全3回の2回目/3回目に続く) 絶海の孤島・青ヶ島 ◆◆◆ 荷物を積んだ連絡船「あおがしま丸」が港に到着 2023年12月19日、島しょ地域のブランド化を推進する「東京宝島アクセラレーションプログラム」が支援する、
都内から車で3時間ほど、栃木県那須町の山林。昼なお暗い茂みを流れる川の近くに、異様な臭いと黒煙が立ち込めたのは4月16日早朝のことだった。 全国紙社会部記者の解説。 「マネキンのようなものが燃えている」 「通報内容は『マネキンのようなものが燃えている』でしたが、地元警察署員が確認すると2体の遺体でした。焼損が酷く、当初は性別も分からなかったが、手を結束バンドで縛られていて、顔は粘着テープでぐるぐる巻きにされていた。栃木県警は死体遺棄事件として捜査本部を設置し、殺人容疑を視野に捜査を進めています」 遺体が発見された那須町の山林 ©文藝春秋 亡くなったうちの1人は、東京都台東区に本籍を置く宝島龍太郎さん(55)と判明。 「宝島さんは、東京・上野で居酒屋や焼肉店など十数店舗を経営していました。特に御徒町駅に近い一角は系列店だらけで、近隣から『宝島ロード』と呼ばれていた」(近隣店舗のスタッフ) た
みなさんは「青ヶ島」を知っているだろうか。東京都心から約360km離れ、2024年1月1日時点の人口は156人という「日本一人口の少ない村」だ。 青ヶ島に行くには、八丈島から1日1便9席しかないヘリコプターか、週に5回運航している連絡船を利用する必要がある。その連絡船は、流れの早い黒潮の影響で予定どおりに運航するとは限らない。黒潮に加えて強い西風が吹く冬場の就航率は、5割を切ることも多い。 ただでさえ交通手段が限られているのに、予定通りたどり着ける保証もない。その行きづらさから、青ヶ島は「絶海の孤島」と呼ばれている。 絶海の孤島・青ヶ島(写真=佐々木加絵さん提供) ◆◆◆ 歴史を遡るほど“神秘さ”が増す青ヶ島 「黒潮のまんなかにぽつりと浮かぶこの島が、いつあらわれ人が住むようになったのか、はっきりしたことは分からない」 青ヶ島村の公式ホームページに掲載されている島の歴史は、こんな一文から始
マザーグースの詩を唱えるようにテレビの前で震えながら、真実を知りたくてもがき涙したことをよく覚えています。 時は流れ、ようやく今。「悪かったのは自分かもしれない」と言いながら鈴木おさむさんが本書を手渡してくれたように思いました。 『もう明日が待っている』は、20年以上SMAPに伴走してきた放送作家である鈴木さんが、彼らの魅力の開花から終幕まで、表からは見えなかった風景をつまびらかにしてくれた“小説”です。 “小説”と銘打ってはあるけれど、綴られた物語はすべて本当のことだろうと、私は受け止めました。 「19歳の自分には、もはやアイドルという存在が滑稽にすら見えた」 鈴木さんが初めて“彼ら”を知ったのは1991年。 バンドブームの最中にアイドルとしてデビューした彼らを見て、「19歳の自分には、もはやアイドルという存在が滑稽にすら見えた」「自分と同じ年で「アイドル」をやっていることを、可哀そうと
30~40代の若い人が多い青ヶ島 ――加絵さんは、YouTube以外にもいろんなお仕事をされているそうですね。 佐々木加絵さん(以下、加絵) はい。配達業、コワーキングスペースの運営、デザイナー、青ヶ島の観光ガイド、あとは実家が「かいゆう丸」という民宿を営んでいるので、その手伝いもしています。青ヶ島は人口156人(2024年1月1日時点)の島だから、1つの仕事だけでまとまった収入を得るのが難しく、私のように複数の仕事を掛け持ちしている人が多いんですよ。例えば私の弟は、建設業と漁業をしながら、村会議員としても活動しています。 ――たくさんの仕事を掛け持ちしていると、みなさんかなり忙しいのでは? 加絵 そうですね。青ヶ島出身と言うと、「のんびりした人が多そう」という印象を持たれることが多いのですが、実際にはせっかちな人が多いかもしれません。村の飲み会などがあると、集合時間の30分前には来て、準
「CIAOちゅ~る」「ライトツナ」などで知られる缶詰製造大手の「いなば食品」に注目が集まっている。 きっかけは、4月11日発売の「週刊文春」の記事だった。今春、同社に入社予定だった一般職採用の新入社員19名のうち9割が“入社拒否”。その背景に“ボロ家ハラスメント”があったと報じたのだ。 いなば食品の工場 現役社員などから告発が殺到している 「社宅として会社に案内されたのは古い一軒家ばかり。そこに新入社員同士2~4人に分かれて、共同生活をしろというのです」(入社を辞退した女性) 新入社員が入居を指示されたボロ家 さらに4月18日発売号の記事では、同社の静岡県内の工場で2023年の一時期、食品衛生法に違反した状態で缶詰を製造していたこと、市中に出回った缶詰は回収されなかったことなどを報じた。 第1弾の記事の配信後、「週刊文春」編集部には同社に関する情報提供が殺到。現在も、情報提供フォーム「文春
1978年に『勝手なやつら』でデビュー以来、つねに漫画界の最前線をひた走ってきた高橋留美子。46年におよぶその軌跡をまとめた『高橋留美子原画集 COLORS 1978-2024』が2024年3月29日に発売された。 「るーみっく」ファンの熱烈な支持を集め、発売から1週間で売上1万部を突破。それを記念して、好きなキャラを高橋留美子が直筆で描きおろすサイン色紙キャンペーンも開催される(2024年4月30日まで)など、勢いは増す一方だ。 「週刊文春」2024年4月18日号(4月11日発売)では、この貴重な原画集から選り抜いたカットと担当編集者3名のインタビューを掲載。 「高橋先生の“生の筆致と言葉”を届けたい」――その一心で原画集を作り上げた編集者・森脇健人さん、有藤智文さん、岡本吏莉さんが明かす、制作秘話とは。高橋留美子本人と幾度も議論を重ね、時に埼玉の倉庫まで奔走したという知られざる舞台裏を
1978年に『勝手なやつら』でデビュー以来、つねに漫画界の最前線をひた走ってきた高橋留美子。46年におよぶその軌跡をまとめた『高橋留美子原画集 COLORS 1978-2024』が2024年3月29日に発売された。 「るーみっく」ファンの熱烈な支持を集め、発売から1週間で売上1万部を突破。それを記念して、好きなキャラを高橋留美子が直筆で描きおろすサイン色紙キャンペーンも開催される(2024年4月30日まで)など、勢いは増す一方だ。 「週刊文春」2024年4月18日号(4月11日発売)では、この貴重な原画集から選り抜いたカットと担当編集者3名のインタビューを掲載。「文春オンライン」ではその特別版を公開する。 後編では、高橋留美子の歴代担当編集者である森脇健人さん、有藤智文さん、岡本吏莉さんに、それぞれが関わった作品の制作秘話をインタビュー。『うる星』と『めぞん』掛け持ち連載時の列伝や飽くなき
約52万件に及ぶ個人情報の漏洩で、総務省から韓国NAVERとの資本関係の見直しを迫る行政指導を受けたLINEヤフー。更に同省は、携帯大手ソフトバンクの宮川潤一社長(58)に対しても、資本的関与を強めるよう口頭で要請している。 その宮川氏が4月7日、「週刊文春」の取材に応じ、NAVERとの交渉の内幕や、LINEヤフーの今後について明かした。 異色の経歴を持つ宮川社長 ©時事通信社 実質的な親会社であるソフトバンクの対応が注目されている LINEヤフーを巡っては、松本剛明総務相が4月16日、NAVERとの関係見直しなどを盛り込んだ報告書について不十分と判断し、2度目の行政指導を行うと発表した。7月1日までに、改めてより具体的な再発防止策などに関して報告を求めるという。 総務省から異例の行政指導 ©時事通信社 「そうした中、注目されるのは、実質的な親会社であるソフトバンクの対応です。LINEヤフ
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